障害者

【イベント】公開シンポジウム「日本におけるユニバーサル・ミュージアムの現状と課題――2020オリパラを迎える前に」(11/3-4・吹田)

2019年11月3日と11月4日に、大阪府吹田市の国立民族学博物館において、公開シンポジウム「日本におけるユニバーサル・ミュージアムの現状と課題――2020オリパラを迎える前に」が開催されます。

同館における、過去10年余の、視覚優位・視覚偏重の博物館・美術館の常識を改変するユニバーサル・ミュージアム研究の総括、及び、2020年の秋に予定されている同館の特別展「ユニバーサル・ミュージアム-『未開の知』への旅」(仮題)のプレイベントと位置付けられています。

参加には事前の申し込みが必要です。

主な内容は以下の通りです。

11月3日
・開会挨拶 吉田憲司氏(国立民族学博物館)

・趣旨説明 広瀬浩二郎氏(国立民族学博物館)

・講演「『未開の知』に触れる―ユニバーサル・ミュージアム研究の回顧と展望」 小山修三氏(国立民族学博物館)

・セッション Ⅰ:「彫刻を超克する―制作と鑑賞の新たな地平」
コーディネーター:篠原聰氏(東海大学)
パネリスト:冨長敦也氏(彫刻家)・北川太郎氏(彫刻家)・片山博詞氏(彫刻家)・高見直宏氏(彫刻家)

文部科学省、デジタル教科書の無償貸与による学習上の困難の低減効果の検証への参加校を募集

文部科学省の初等中等教育局教科書課が、デジタル教科書の無償貸与による効果検証への参加校を募集すると発表しています。募集期間は2019年8月6日から8月27日までです。

2019年度使用教科書として採択している教科書と同じ発行者の学習者用デジタル教科書または教科書に準拠したデジタル教材(副教材)を試行的に導入して、学習上の困難の低減の効果について検証することが目的です。

視覚障害や発達障害等の障害、日本語指導が必要(日本語に通じない)、これらに準ずるもの(色覚特性や化学物質過敏症等)により紙の教科書を使用することが困難な児童生徒が対象で、市区町村の教育委員会または学校単位で応募可能です。

ICT機器については、教育委員会または学校で用意する必要があります。

デジタル教科書の無償貸与による効果検証への参加校募集について(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/digital/1419752.htm

北米研究図書館協会(ARL)と米・バージニア大学(UVA)図書館、公民権法と著作権法の調和の下でのアクセシブルなテキスト提供方法を検討したホワイトペーパーを公開

2019年7月22日、北米研究図書館協会(ARL)と米・バージニア大学(UVA)図書館はホワイトペーパー“The Law and Accessible Texts: Reconciling Civil Rights and Copyrights”の公開を発表しました。

このホワイトペーパーはアンドリュー・W・メロン財団から助成を受けたプロジェクトの一環として作成されたものです。障害者の公民権保護のために、研究・学習教材へのアクセスを確保することが不可欠であるという背景から、高等教育研究機関が現在の法的枠組みの中でいかに全ての学生に情報への公平なアクセス機会を提供するという使命を果たしているかが分析されています。

特に高等教育研究機関によるアクセシブルなテキスト制作と配布を求める公民権法としばしば公平なアクセス提供の障壁とみなされる著作権法に焦点が当てられており、著作権法の制限と例外を利用して、アクセシブルなテキストを制作・配布して障害者の権利に関する法律を順守し、研究・学習教材への公平なアクセスを提供するという組織の使命を支援する方法に関する議論が展開されています。

文部科学省、「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律の施行について(通知)」を発出

文部科学省が、2019年7月8日付けで、各都道府県知事、各指定都市市長等宛てに、「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律の施行について(通知)」を発出しています。

新着情報(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※令和元年07月09日欄に「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律の施行について(通知)」とあります。

視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律の施行について(通知)(文部科学省, 2019/7/8)
http://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/1418383.htm

読書バリアフリー法が成立:視覚障害者等の読書環境整備に関する国・自治体の責務を明記

2019年6月21日、視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(読書バリアフリー法)が衆議院本会議において可決され、成立しました。視覚障害者等の読書環境の整備推進に関し、国や自治体が果たすべき責務などを明記しています。

同法の成立を受けて、日本盲人会連合、DPI日本会議、全国盲ろう者協会、弱視者問題研究会が「読書バリアフリー法成立における関係4団体声明」(2019年6月21日付け)を発表し、同法成立を歓迎するとともに、同法の理念を推進し具体的に実現していくために、関係者の連携協力が今後求められることを強調しています。

読書バリアフリー法が成立 点字や音声読み上げ、国の責務(47NEWS, 2019/6/21)
https://www.47news.jp/news/3694142.html

【イベント】「語り合おう!読書バリアフリーのこれから ~障害のある子どもと本をつなぐ~」(7/14・東京)

2019年7月14日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、国立青少年教育振興機構主催、公益財団法人文字・活字文化推進機構主管のイベント「語り合おう!読書バリアフリーのこれから ~障害のある子どもと本をつなぐ~」が開催されます。同イベントは2019年度7月、10月、12月の3回にかけて開催される「広げよう!子どもの読書応援隊」フォーラムの一部として行われるものです。

今回のイベントでは岐阜市立鶉小学校主幹教諭で、自身も読字障害を持つ神山忠氏による講演「読むことに困難を抱える子どもたちのために」に加え、神山氏も含めたパネリストらによるディスカッション「すべての子どもたちの“読みたい!”を支援する―障害当事者の視点から―」が行われます。また、会場にはバリアフリー図書の展示コーナーも設けられるとのことです。

語り合おう!読書バリアフリーのこれから ~障害のある子どもと本をつなぐ~(文字・活字文化振興機構、2019/5/27付け)
http://www.mojikatsuji.or.jp/news/2019/05/27/3256/

米・バージニア大学、障害のある学生へのアクセシブルな資料提供のためのリポジトリ構築プロジェクトを実施

米・バージニア大学が、障害のある学生へのアクセシブルな資料提供のためのリポジトリ構築を行う2年間の試験プロジェクト“Federating Repositories of Accessible Materials for Higher Education”を実施することを発表しています。

同プロジェクトには、米国の7大学が参加しており、リポジトリの構築によって参加館同士でのアクセシブルな資料作成にかかる作業の重複の解消を図る予定です。リポジトリでは、参加館が作成したテキストのアップロードパスの提供や、認証、コンテンツの検索や選択、ダウンロードが可能になるとしています。

同プロジェクトはアンドリュー・W・メロン財団から100万ドルの助成を受けており、Internet Archive(IA)、HathiTrustやBookshareがリポジトリの構築に協力するとしています。IAのブログ記事によると、リポジトリ機能の提供のほかに、アクセシブルな資料作成のためにIAのコンテンツを提供すると述べています。

E2091 - あらゆる人が集う場所に:英・公共図書館建築の優良事例から

英国では,ユニバーサルデザインの考えが重視され,公共図書館(以下「図書館」)においても,「認知症にやさしい」「自閉症にやさしい」施設となるための職員向け研修の実施や,自閉症を抱える住民とその保護者等向けの図書館利用ガイドの作成(スコットランド),認知症を含めたメンタルヘルスの不調を抱える住民を対象とした読書療法の取組“Books on Prescription”への政府助成の開始(ウェールズ)等,数多くの施策が実施されている。

【イベント】立命館大学生存学研究センター、公開シンポジウム第1回「マイノリティ・アーカイブズの構築・研究・発信」を開催(12/1・京都)

2018年12月1日、立命館大学衣笠キャンパス(京都市)で、同大学生存学研究センターが主催する公開シンポジウム第1回「マイノリティ・アーカイブズの構築・研究・発信」が開催されます。

同センターは、「障老病異」を基軸として当事者の活動に関する資料のアーカイブ化と研究交流・社会連携活動を実施してきたとし、シンポジウムでは、アーカイブをめぐる技術や著作権法の問題から立場性・倫理の問題までを議論するとしています。

参加費は無料です。当日参加可能ですが、可能な限り事前に同センター事務局のメールアドレス宛てに参加者の名前と人数を連絡することが求められています。

以下のシンポジストを迎え、講演・総合討論や、書庫内覧、ポスターセッションが行われます。

米国議会図書館(LC)、2018年の“Library of Congress Literacy Awards”受賞団体を発表

2018年8月31日、米国議会図書館(LC)が、2018年の“Library of Congress Literacy Awards”の各賞の受賞団体を発表しました。

・David M. Rubenstein Prize :Reading Is Fundamental(米・ワシントン,D.C.)
1966年に創設された子どものリテラシー向上に焦点を当てた活動を行っている非営利団体。

・American Prize:イーストサイドコミュニティスクール(米・ニューヨーク州・ニューヨーク市)
年平均40冊以上の図書を読み、リテラシー技術を改善させ、文学を通した、生徒の社会・情緒的、政治的ニーズに対処し、読書好きになる読書プログラムを独自に実施。

・International Prize:Instituto Pedagogico para Problemas del Lenguaje(メキシコ・メキシコシティ))
教育プログラムや放課後支援を通した、主に貧困家庭の、聴覚に障害がある児童や言語障害や学習障害のある児童のリテラシー向上を支援する非営利団体。

その他、ベストプラクティスとして選ばれた15団体も表彰されています。

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