文書館

デジタルコレクションのウェブ公開用オープンソースソフトウェア“Omeka S”のバージョン2がリリース

2019年8月8日、米国ジョージ・メイソン大学のロイ・ローゼンツヴァイク・歴史・ニューメディアセンター(RRCHNM)は、Omeka Sのバージョン2.0.0の公開を発表しました。Omeka Sは、同センターが開発に携わっているデジタルコレクションのウェブ公開用オープンソースソフトウェアOmekaの機関向けバージョンです。

今回のリリースでは、検索性能の向上、コンテンツのタイトルや説明文の表示に関する機能の改善等が行われており、あわせてOmekaチームが開発した全モジュール及びテーマの更新も行ったとあります。なお、バージョン2.0.0公開後もバグ修正等の改善が行われており、2019年8月20日時点の最新版はバージョン2.0.2となっています。

Omeka S v2.0.0 Now Available!(RRCHNM, 2019/8/8)
https://omeka.org/news/2019/08/08/omeka-s-v2-released/

【イベント】郡上市歴史資料館(岐阜県)開館1周年記念フォーラム(8/25・郡上):展示「大災害を乗り越えて~北町大火100年・伊勢湾台風60年~」も開催中

2019年8月25日、郡上市総合文化センター(岐阜県)で、郡上市合併・市制施行15周年記念事業として、郡上市歴史資料館開館1周年記念フォーラム「あなたにも救えるふるさとの歴史~これからも“ずっと郡上”を守り伝えるために~」が開催されます。

2019年は郡上における過去の大災害(1919年の北町大火、1959年の伊勢湾台風、1969年の奥美濃地震など)からの節目の年にあたること、また2018年には全国各地で様々な大災害が発生し、地域の文化財や個人の保管資料も被災したことから、全国で被災した地域資料に対して取られてきた対策や措置の実態と取組事例を学ぶために開催されるものです。会場では、岐阜県博物館協会の協力により、被災資料レスキューに使用した道具なども紹介されます。

入場は無料で、事前申込みも不要です。フォーラムの内容は次のとおりです。

講演「大規模自然災害から水濡れ歴史資料を救う」
講師:神戸大学地域連携推進室・松下正和特命准教授

事例報告
1.平成30年7月豪雨関市上之保地区の汚損写真洗浄作業の取組み
関市文化財保護センター・森島一貴氏
2.郡上市における地域資料の実態-過去の災害と資料の保存状況-
郡上市歴史資料館職員

オーストラリア図書館協会(ALIA)、美術館・図書館・文書館・博物館等における労働人口の多様性に関する調査報告を公開

2019年8月7日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、オーストラリアの美術館・図書館・文書館・博物館等(GLAMR;Galleries, Libraries, Archives, Museums, Records)における労働人口の多様性に関する調査報告書として、“Australian Library and Information Association Galleries Libraries Archives Museums and Records Workforce Diversity Trend Report 2019”を公開したことを発表しました。

この調査報告書はオーストラリア統計局による2006年、2011年、2016年の国勢調査のデータに基づいて作成されており、労働人口の多様性に関して是正に向けて取り組むべき課題として、以下の5点を指摘しています。

【イベント】国立国会図書館(NDL)、ジャパンサーチ試験版公開記念「GLAMデータを使い尽くそうハッカソン」を開催(9/14-15・東京)

国立国会図書館(NDL)は、2019年9月14日と15日に、NDL東京本館でジャパンサーチ試験版公開記念「GLAMデータを使い尽くそうハッカソン」を開催します。

2019年2月に試験版が公開されたジャパンサーチは、美術館、図書館、文書館、博物館分野のコンテンツ及びメタデータ(GLAMデータ)を集約し、提供しています。ハッカソンでは、このようなGLAMデータの活用法についてアイデアを練り、アプリケーションやツールを試作する作業を、2日間かけて、参加者がチームに分かれて行います。

参加費は無料です。定員は20人程度で、事前の申込みが必要です。

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)に加盟

2019年7月17日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)に機関会員(77機関目)として加盟したと発表しています。

LACは、2018年4月にCRKNと合併したCanadiana.orgの会員であり、2019年1月には、CRKNの会員と連携し、Canadiana Collectionsの無料公開にも貢献してきました。

また、CRKNは、Canadiana.orgと合併する前も、LACと直接連携し、Canadiana.orgとLACが共同でLACの最も使用頻度の高いアーカイブコレクションのマイクロフィルムをデジタル化する作業に資金を提供してきました。

News(LAC)
http://www.bac-lac.gc.ca/eng/news/Pages/default.aspx
※「Library and Archives Canada Joins the Canadian Research Knowledge Network as Institutional Member July 17, 2019」とあります。

ジャパンサーチ(試験版)、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)の古典籍ポータルデータベースと連携し古典籍資料約16万点が検索可能になる

ジャパンサーチ(試験版)は、2019年7月9日付のTwitterにおいて、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)の「ARC古典籍ポータルデータベース」と連携したことを発表しました。

この連携により、ジャパンサーチ(試験版)では、海外機関の所蔵資料も含め約16万点のウェブ上で公開された古典籍資料が検索可能になっています。

@jpsearch_go(Twitter,2019/7/9)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1148529708167917569

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年7月9日付けのお知らせに「「ARC古典籍ポータルデータベース」と連携しました」とあります。

熊本市歴史文書資料室、『新熊本市史』史料編 第1巻から第5巻の目次を公開

2019年7月1日、熊本市歴史文書資料室が、『新熊本市史』史料編の第1巻から第5巻の目次を公開しました。

熊本市歴史文書資料室 更新情報
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=3436&pg=1&nw_id=1&type=new
※7月1日欄に「新熊本市史(各巻の内容紹介:史料編 第1巻~第5巻 目次 追加)」とあります。

書陵部所蔵資料目録・画像公開システム、宮内庁書陵部の展示会で配布されていた「展示目録」の一覧ページと10回分の「展示目録」のPDFファイルも公開:今後も順次公開予定

2019年6月21日、宮内庁の「書陵部所蔵資料目録・画像公開システム」において、宮内庁書陵部が2011年まで実施していた展示会において配布されていた「展示目録」(展示品目録・解説)の一覧ページが公開されました。

展示会10回分の「展示目録」のPDFファイルもあわせて公開されており、今後も、順次PDFの公開を進める予定としています。

書陵部所蔵資料目録・画像公開システム お知らせ
https://shoryobu.kunaicho.go.jp/
※R01.06.21欄に「 「展示目録」の一覧及び下記のPDFを公開しました。」とあります。

発行物一覧(書陵部所蔵資料目録・画像公開システム)
https://shoryobu.kunaicho.go.jp/Publication
※「展示目録」の (▼ 一覧を表示 )をクリックすると一覧することができます。

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)、「山形県沖地震 資料保存利用機関等被災状況」を発表

2019年6月20日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が、「山形県沖地震 資料保存利用機関等被災状況」を発表しました。

19日時点で、新潟県立文書館、新潟市文化観光・スポーツ部歴史文化課歴史資料整備室、長岡市立中央図書館文書資料室、秋田県公文書館、大仙市アーカイブズ、山形県公文書センターに目立った被害はないとされています。

全史料協
http://www.jsai.jp/
※2019. 6. 20欄に「報告 山形県沖地震 資料保存利用機関等被災状況」とあります。

山形県沖地震 資料保存利用機関等被災状況(令和元年6月19日時点)
http://jsai.jp/ibbs/b20190620.pdf

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、同館の新しい保存センターの設計計画を発表:炭素排出量実質ゼロ

2019年6月18日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)と、同館の第二の保存センターの建設を担当するPlenary Properties Gatineauコンソーシアムが、同建物の設計計画を発表しました。

カナダ政府のグリーン戦略を満たす同国初の建物、また、ネットゼロカーボン(炭素排出量実質ゼロ)な施設として、ケベック州ガティノー市にある現在の保存センターの後ろに建設されます。

新しいセンターは、

・建設デザインや効率化によるエネルギー消費での炭素排出の最小化
・無炭素燃料によるエネルギー需要への対応
・建築素材に含まれる炭素の最小化

といった特徴を持つほか、先端技術を用いて自動化された書庫や検索システムを備える保存施設となる予定です。

建設は2019年に始まり、2022年のオープンが予定されています。

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