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2019年9月16日から20日はPeer Review Week 2019 今年のテーマは”Quality in Peer Review”

2019年9月16日から20日にかけ、ピアレビューに対する評価を高め、祝福するイベント”Peer Review Week 2019”が開催されています。

2019年で5度目となる同イベントの今年のテーマは”Quality in Peer Review”です。ソーシャルメディア上で関連する投稿をする際に推奨されているハッシュタグは”#PeerRevWk19”および”#QualityinPeerReview”とされています。

Peer Review Week 2019
https://peerreviewweek.wordpress.com/peer-review-2019/

参考
2017年のPeer Review Weekは9月11日から17日:今年のテーマは“Transparency in Review”
Posted 2017年5月10日
http://current.ndl.go.jp/node/33971

【イベント】公開シンポジウム 「社会調査のオープンサイエンス化へ向けての課題」(10/19・東京)

2019年10月19日、首都大学東京秋葉原サテライトキャンパスにおいて、日本学術会議社会学委員会社会統計調査アーカイヴ分科会主催の公開シンポジウム「社会調査のオープンサイエンス化へ向けての課題」が開催されます。

開催案内によれば、同シンポジウムではオープンサイエンスを大きなテーマとして、日本および諸外国のデータアーカイヴの現状と課題、ビッグデータの取得と共有、官庁統計、個人情報保護とデータ利用の法的整備について、社会統計調査アーカイヴ分科会の議論の成果を、一般市民向けに発信するとのことです。

参加費は無料で、事前申し込みは不要です。

公開シンポジウム 「社会調査のオープンサイエンス化へ向けての課題」(日本学術会議)
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/280-s-1019.pdf

【イベント】公益財団法人生協総合研究所公開研究会「大学生の読書を考える」(10/12・名古屋)

2019年10月12日、愛知県名古屋市のウインクあいちにおいて、公益財団法人生協総合研究所主催の公開研究会「大学生の読書を考える」が開催されます。

生協総合研究所は『生活協同組合研究』2018年5月号で大学生の読書問題を取り上げ、2018年11月の公開研究会でも大学生の読書問題を扱いました。今回の研究会では引き続き大学生の読書に関し、学生の自立・成長との関係にとどまらず、大学の教育・研究の動向、「知」の状況などの関わり、大学生協の役割について、議論を深めていくことを目的とするとのことです。

当日は京都大学名誉教授・横田冬彦氏による講演「江戸時代の読者―本を読むとはどういうことか―」のほか、「大学生の読書を考える研究会」委員による研究報告、参加者からの実践報告・討論などが行われるとのことです。

参加には事前申し込みが必要で、参加費は生協総合研究所会員は無料、一般は1,000円です。

【10/12開催】公益財団法人生協総合研究所公開研究会 大学生の読書を考える(生協総合研究所)
http://ccij.jp/activity/annai190806_01.html

米国国立公文書館(NARA)、電子的な記録管理への移行に備え“Digital Preservation Framework”を公開しパブリックコメントを募集

2019年9月16日、米国国立公文書館(NARA)が“Digital Preservation Framework”をGitHubで公開し、11月1日までパブリックコメントを求めています。

2022年12月31日における電子的な記録管理への移行に備え、デジタルファイルにおけるリスクの特定やその対応の優先順位をまとめ、多様なファイルフォーマットを保存するための計画を作成したものです。

寄せられた意見を受けて更新された後、正式版が公開されます。

今後もリスクの変化、新しい技術やフォーマットの登場に合わせて継続的に更新するとしています。

National Archives Releases Digital Preservation Framework for Public Comment(NARA,2019/9/16)
https://www.archives.gov/press/press-releases/2019/nr19-77

【イベント】シンポジウム「デジタル知識基盤におけるパブリックドメイン資料の利用条件をめぐって」(10/12・東京)

2019年10月12日、東京都千代田区の都市センターホテルにおいて、科学研究費基盤研究(A)「仏教学デジタル知識基盤の継承と発展」の基盤構築班主催によるシンポジウム「デジタル知識基盤におけるパブリックドメイン資料の利用条件をめぐって」が開催されます。

近年、文化資料をデジタル公開するにあたって、著作権保護期間満了(著作権切れ)の資料のデジタル画像の利用条件について、利用実績取得等を目的として「CC BY」相当の条件、RightsStatements.orgの「No Copyright - Contractual Restrictions」の採用など、独自の工夫を行う機関が現れています。しかし、デジタルアーカイブの有機的なデータ連携を目指す取り組みにおいて、利用条件はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス等の共通ライセンス表示を機械的に取得されるものとして展開されており、独自の取り組みを講じることは有効ではないという課題が持ち上がっています。

シンポジウムでは、このような課題に関心を持つ人々や関連機関が議論を深めることを目的として、講演・各組織のデジタル化資料の利用条件に関するショートプレゼンテーション・全体ディスカッション等が実施されます。

参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

ドイツデジタル図書館(DDB)、システム更新により約3,000万件のレコードが検索可能になる

2019年9月13日、ドイツデジタル図書館(DDB)はシステム更新により約3,000万件のレコードが検索可能になったことを発表しました。

2019年の春に、DDBは2014年以来運用しているデジタルネットワーク基盤の大幅改良を実施しました。DDBのベースシステムについて全く新しい基盤が開発された結果、従来は最低2か月を要していた1,000万件規模のレコード投入が2日で実施可能になるなど、短期間で大量のデータ更新・作成が可能になっています。

現在DDBで検索可能な約3,000万件のレコードのうち、1,000万件以上のレコードについてDDBのウェブサイトでデジタル化された複製物の利用が可能です。

学会・専門協会出版協会(ALPSP)、学会系出版社の即時オープンアクセス転換とPlan S原則に準拠した「転換契約」締結を支援するプロジェクトの成果物として報告書とツールキットを公開

2019年9月12日、学会・専門協会出版協会(ALPSP)は、学会系出版社の即時オープンアクセス(OA)転換とPlan S原則に準拠した「転換契約(Transformative Agreement)」締結を支援するプロジェクト“Society Publishers Accelerating Open access and Plan S (SPA-OPS)”の成果物として、報告書とツールキットを公開したことを発表しました。

このプロジェクトは学会系の出版社がPlan S原則に準拠しながら首尾よくOAへ転換できるための道筋の特定を目的としたものです。ALPSP、及び英国に拠点を置くcOAlition S加盟機関であるウェルカム・トラスト、UK Research and Innovation(UKRI)が、研究情報に関するコンサルタント会社Information Power Ltdへ委託し実施されました。

公開された報告書では、OAへの転換のため出版社が展開可能な27のビジネスモデルと戦略に関する学会系出版社へのアンケート調査等から、「転換契約」は予測可能で安定した資金の流れを提供できる点で最も成功の見込みが高いアプローチである、という提言等が示されています。

シネマテーク・スイス(Cinémathèque suisse)、研究所兼アーカイブ施設を開設

2019年9月6日、シネマテーク・スイス(Cinémathèque suisse)が、スイス・ヴォー州のパンタに、研究所兼アーカイブ施設を開設しました。

スイス公共放送協会の国際部による“swissinfo.ch”によると、同施設には、70万点のフィルムのリール、250万枚の写真、50万点のポスター、2万6千冊の図書、希少なカメラ2,000点などが保管されているとのことです。また、映画館(40席)、展示場、会議場なども備えられており、フィルムの修復家やIT専門家など約50人が雇用されていると紹介されてます。

政府に対して映画フィルムのデジタル化のための資金を提供するよう説得するために、施設の計画から完成までに約20年かかったとしています。

Portes ouvertes à Penthaz(Cinémathèque suisse,2019/9/3)
https://www.cinematheque.ch/f/actualites/article/portes-ouvertes-a-penthaz/

【イベント】日本文化とAIシンポジウム2019 ~AIがくずし字を読む時代がやってきた~(11/11・東京)

2019年11月11日、東京都千代田区の一橋講堂において、「日本文化とAIシンポジウム2019 ~AIがくずし字を読む時代がやってきた~」が開催されます。

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、国立情報学研究所(NII)、国文学研究資料館の共催によるものです。

人工知能(AI)を活用してくずし字を読み解く研究の、過去・現在から未来までを議論し、世界に広がるくずし字研究の最前線を紹介するシンポジウムです。

参加費は無料で、参加には事前の申し込みが必要です。

内容は以下の通りです。

〇開会挨拶
 北本 朝展氏(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター/国立情報学研究所)

〇セッション1-日本の文字文化とAI
・木簡情報のオープンデータ化と文字画像DB連携の強化
 馬場 基氏(奈良文化財研究所)

・東京大学史料編纂所における字形データの蓄積経緯と花押データへの展開
 井上 聡氏(東京大学史料編纂所)

・新たな検索機能提供のための調査研究活動―次世代デジタルライブラリーを中心とした近年の取組紹介―
 青池 亨氏(国立国会図書館電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研究室)

神奈川県博物館協会、台風15号関連の加盟館園情報をTwitterで発信中

神奈川県博物館協会は、台風15号関連の加盟館園情報をTwitterで発信しています。

9月13日に実施した幹事会議において台風15号の被害状況について情報共有されたとのことで、博物館資料に直接かかわる被害は今のところ確認されていないものの、屋外の館園では倒木等による一部封鎖の対応がなされている館園もあるとしています。

@KNGW_kenpakukyo(Twitter,2019/9/13)
https://twitter.com/KNGW_kenpakukyo/status/1172428752971649026

@KNGW_kenpakukyo
https://twitter.com/KNGW_kenpakukyo

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