HathiTrust

E1406 - “new stage”へ向かうHathiTrust: 2012年活動報告書より

E1406 - “new stage”へ向かうHathiTrust: 2012年活動報告書より

2013年1月29日,HathiTrustが2012年活動報告書をウェブサイトで発表した。HathiTrustは,米国の大学図書館等が共同で運営しているデジタル化資料のリポジトリで,そのコンテンツの大半はGoogleブックスプロジェクトによりデジタル化された参加機関の蔵書である。一方で,従来図書館が保持してきた資料保存・品質・プライバシー・アクセス等の価値を重要視している「図書館による図書館のための電子図書館」であることが特徴として挙げられる(CA1760参照)。...

米国出版社協会(AAP)等4団体がHathiTrust訴訟に対する意見書を提出

このたび、Authors Guild等によるHathiTrustへの著作権侵害訴訟に関して、4件の意見書(amicus brief)が提出されたようです。意見書を出したのは、米国出版社協会(AAP)、AP通信、米国映画協会(MPAA)、米国ジャーナリスト・作家協会です。なお、先日、原告のAuthors Guildから控訴趣意書(opening brief)が出されています。

AAP, MPAA and Others File Amicus Briefs in Authors Guild v. HathiTrust Appeal(LJ INFOdocket 2013/3/5付け記事)
http://www.infodocket.com/2013/03/05/aap-mpaa-and-others-file-amicus-briefs-in-authors-guild-v-hathitrust-appeal/

Authors Guild Files Opening Brief in HathiTrust Appeal(LJ INFOdocket 2013/2/27付け記事)
http://www.infodocket.com/2013/02/27/authors-guild-files-opening-brief-in-hathitrust-appeal/

HathiTrustが2012年の活動報告を公表

2013年1月29日、HathiTrustが、2012年の活動報告をウェブサイトで公開しました。2012年はHathiTrustにとって、助成を受けて活動していた5年間の立ち上げ期の最後の一年でした。参加機関は66から78に増加し、搭載コンテンツは1,060万点に達しました(うち31%がパブリックドメイン)。また、Authors Guild訴訟においてはフェアユースが認められるなどの前進があったということです。その他、様々な取り組みやプロジェクトの進行状況、アクセスランキングなどについて報告されています。

HathiTrust Year in Review 2012
http://www.hathitrust.org/updates_review2012

参考:
CA1760 - デジタル化資料の共同リポジトリHathiTrust―図書館による協同の取り組み/ 田中 敏
http://current.ndl.go.jp/ca1760

E1389 - 講演会「HathiTrustの挑戦」<報告>

E1389 - 講演会「HathiTrustの挑戦」<報告>

2012年12月18日,国立国会図書館(NDL)東京本館で,講演会「HathiTrustの挑戦:デジタル化資料の共有における『いま』と『これから』」が開催され,合計188名が参加した。...

将来の研究者のニーズは? 欧州図書館(TEL)主催会議の講演資料が公開

2012年12月3日・4日に、スペインのマドリードで、欧州図書館(The European Library:TEL)の主催による会議“The Researcher of Tomorrow”が開催されました。将来の研究者のニーズに対して研究図書館はどのように応えることができるかという課題をテーマとしたものです。講演資料がウェブサイトで公開されており、それによると、オープンアクセス、今後の研究者のニーズ、Horizon 2020(EUの助成プログラム)、HathiTrust、Impact Centre of Competence、Europeana Cloudなどについて話題になったようです。また、会議レポートがResearch Informationに掲載されています。

The Researcher of Tomorrow - December 3rd and 4th – Universidad Complutense de Madrid, Spain(The European Library)
http://www.theeuropeanlibrary.org/confluence/pages/viewpage.action?pageId=12910596

HathiTrust訴訟、Authors Guildが異議申し立て、対してLibrary Copyright Allianceから遺憾の意

HathiTrustに対する著作権侵害訴訟について2012年10月10日に裁判所によって下された判断に対して、原告のAuthors Guildが11月8日に意義申し立てを行なったということです。翌11月9日、Library Copyright Alliance(LCA)がそれに対して遺憾の意を表明しています。なお、LCAは、米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、大学・研究図書館協会(ACRL)から構成される団体です。

LCA Issues Statement on Authors Guild’s Appeal of HathiTrust Decision(ARL 2012/11/9付けプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/hathitrust-appealstatement-09nov12.shtml

Authors Guild Appeals HathiTrust Decision, Library Copyright Alliance Issues Statement(INFOdocket 2012/11/9付け記事)

【イベント】HathiTrustの挑戦:デジタル化資料の共有における「いま」と「これから」 (12/18・NDL東京本館)

延期となっていたイベント「HathiTrustの挑戦:デジタル化資料の共有における「いま」と「これから」 」につきまして、2012年12月18日に開催することとなりました。

改めて申込を受け付けており、締切は12月17日となっています。
Ref.
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20121218lecture.html

【2012年7月31日のお知らせ】
★延期★2012年6月20日に掲載した本イベントは、講演を予定していたジョン・ウィルキン氏(HathiTrust事務局長、ミシガン大学図書館副館長)が急遽来日できないこととなり、延期となりました。
Ref.
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/20120801lecture.html

【2012年6月20日の記事】
2012年8月1日、国立国会図書館(NDL)東京本館において、米国の大学の共同運営によるデジタルリポジトリ“HathiTrust”事務局長のジョン・ウィルキン(John Wilkin)氏を迎えた講演会を開催します。

HathiTrust、米国連邦政府文書の網羅的なレジストリを開発するプロジェクトを開始

HathiTrustが、2012年9月の活動報告(10月12日付け公開)のなかで、米国連邦政府文書の網羅的なレジストリ“Registry of US Federal Government Documents”を開発するプロジェクトを開始したとしています。プロジェクト期間は当面2年間と想定されています。

Creating a Registry of US Federal Government Documents
http://www.hathitrust.org/usgovdocs_registry

Update on September 2012 Activities
http://www.hathitrust.org/updates_september2012

HathiTrust Begins Project to Build Comprehensive U.S. Government Documents Registry & Other HT News(LJ INFOdocket 2012/10/12付け記事)

Googleブックス関連訴訟の流れを一枚にまとめた図(資料紹介)

米Library Copyright Allianceが2012年10月11日付けでGoogleブックス関連訴訟に関する流れをコンパクトにまとめた一枚ものの資料を公開しました。2004年のGoogleブックスプロジェクト発表から、先日のGoogle社と米国出版社協会(AAP)との和解や、HathiTrustのデジタル化に対するフェアユース判断まで含まれています。

Google Books Litigation Family Tree(PDF:1ページ)
http://www.librarycopyrightalliance.org/bm~doc/googlebookslitigation-familytree.pdf

Library Copyright Alliance(2012/10/11付けニュースで“Google Books Litigation Family Tree by Jonathan Band”とあります)
http://www.librarycopyrightalliance.org/

参考:
「HathiTrustのデジタル化はフェアユース」 米著作者団体らによる著作権侵害訴訟問題で連邦区裁判所判事が意見書提出
http://current.ndl.go.jp/node/22052

【イベント】Japanese Association for Digital Humanities 2012(9/15-17・東京)

2012年9月15-17日、東京大学において、Japanese Association for Digital Humanities 2012が開催されます。これは、2011年に結成されたJapanese Association for Digital Humanitiesの2回目の年次大会です。

9月15日には、イリノイ大学アーバナシャンペーン校のJ. Stephen Downie氏による講演“HathiTrust Research Center: Pushing the Frontiers of Large Scale Text Analytics”等が開催されます(参加無料)。

また、9月16日、17日は、国内外の研究者によるデジタル人文学に関係した様々な講演や研究報告が行われます(16-17日の大会参加にあたっては参加費が必要)。Japanese Association for Digital Humanities 2012の大会ウェブサイトには、報告のアブストラクトが掲載されています。

Japanese Association for Digital Humanities 2012
http://www.jadh.org/jadh2012

JADH2012のアブストラクト (PDF)

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