地域資料

千葉大学附属図書館、学生サークルによる約40年前の民話の聞き取り調査報告書のデジタル覆刻版を機関リポジトリで追加公開:福島・長野・山梨の民話を集録した4冊

2020年3月25日、千葉大学附属図書館が、『千葉大学日本文化研究会 民俗調査報告書 リポジトリ用覆刻版』4冊を、「千葉大学学術成果リポジトリ CURATOR」で公開したと発表しています。

公開されたのは、同大学の学生サークル「千葉大学日本文化研究会」(1996年春に廃部)が、故川端豊彦千葉大学名誉教授の指導を受けて、1973年から1993年にかけて、東北地方・関東地方・中部地方を中心に、民話や習俗などの聞き取り調査を行って刊行した『民俗調査報告書』35冊のうち4冊(福島県・長野県・山梨県)です。

「千葉大学日本文化研究会」の初代会長をはじめとする千葉大学卒業生らが2014年から進めてきたデジタル覆刻作業の成果であり、今回の公開分を含め、これまで15冊がリポジトリ上で公開されています。

約40年前に聞き取り調査で集めた民話を学術成果リポジトリから公開しました(第3弾)(千葉大学附属図書館, 2020/3/5)
https://www.ll.chiba-u.jp/topics/2019/topics_20200325_curator.html

北海道立図書館北方資料室、2020年4月から北海道立文書館に移転

2020年3月19日、北海道立図書館は、同館の北方資料室が、2020年4月から北海道立文書館に移転すると発表しました。

道立文書館が、札幌市内の赤れんが庁舎から江別市内にある同館の敷地内に移転開館するにあたり、北方資料室との複合施設としてオープンすることによるものです。文書館と北方資料室の窓口や閲覧室は同じフロアにあり、北方地域に関する両館の資料を1か所で利用できるようになります。

連絡通路により、同館の一般資料閲覧室と文書館及び北方資料室の閲覧室とは行き来できるようになっていると紹介されています。

文書館の新施設での窓口業務は、4月18日開始予定です。

令和2年4月、北方資料室は道立文書館に移転します(北海道立図書館, 2020/3/19)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/hoppo/news/vmlvna0000006ynt.html

ウェブサイト「津軽デジタル風土記」が公開:津軽の古典籍・歴史資料のデジタル化に関する「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクトの成果

2020年3月16日、弘前大学(青森県)は、弘前大学・国文学研究資料館共同研究成果報告書『津軽デジタル風土記資料集』の刊行とともに、ウェブサイト「津軽デジタル風土記」の公開を発表しました。同ウェブサイトでは、津軽地方の絵図や歴史資料を中心とした文献資料の画像が公開されています。

弘前大学及び国文学研究資料館等が覚書を締結し推進してきた、津軽の古典籍・歴史資料のデジタル化に関する「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクトの成果として、刊行及びウェブサイト公開が行われたものです。

「津軽デジタル風土記の構築」プロジェクト、資料集刊行、HP開設のお知らせ(弘前大学, 2020/3/16)
https://www.hirosaki-u.ac.jp/47426.html

津軽デジタル風土記
https://tsugaru-fudoki.jp/

韓国国立中央図書館(NLK)、忠清南道地域の住民を対象とした古文献の出張相談会を国立世宗図書館で開催

2020年3月19日、韓国国立中央図書館(NLK)が、4月22日に、国立世宗図書館を会場に、世宗特別自治市・大田広域市・忠清南道地域の住民を対象とした、古文献の出張相談会を開催すると発表しています。

NLKでは、古文献の無料相談を行ってきましたが、今回初めて、多くの国民が利用できるよう、出張での相談会を開催するものです。

事前の申請者が、当日、国立世宗図書館に資料を持って訪問することで、専門の学芸員4人(書誌学・古文書学・地理学など)に、作成時期・作成者・歴史的な価値といった資料の相談を行なうことができます。ただし、価格評価は行いません。

申請期間は3月16日から4月10日までです。

山口県立山口図書館、ウェブページ「国立国会図書館デジタルコレクション・青空文庫で読む「ふるさとの文学者13人」」を公開:インターネット上で利用できる著作のリストを掲載

2020年3月12日、山口県立山口図書館は、ウェブページ「国立国会図書館デジタルコレクション・青空文庫で読む「ふるさとの文学者13人」」を公開しました。

やまぐち文学回廊構想推進協議会が平成9年に選定した「ふるさとの文学者13人」の著書のうち、国立国会図書館デジタルコレクション、青空文庫で公開されている作品など、インターネット上で利用できるものをリスト形式で紹介しています。

国立国会図書館デジタルコレクション・青空文庫で読む「ふるさとの文学者13人」(山口県立山口図書館, 2020/3/12)
https://library.pref.yamaguchi.lg.jp/ybungaku-NDL

三重県、「三重県文化財保存活用大綱」中間案に対する意見を募集

2020年3月17日、三重県が、「三重県文化財保存活用大綱」中間案に対する意見を募集すると発表しました。募集期間は3月18日から4月17日までです。

「三重県文化財保存活用大綱」中間案に対するご意見を募集します(三重県, 2020/3/17)
https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0046300158.htm

参考:
新潟県、「新潟県文化財保存活用大綱(案)」に関する意見を募集
Posted 2020年1月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39949

神奈川県、「神奈川県文化財保存活用大綱(素案)」に関する意見を募集
Posted 2019年7月12日
https://current.ndl.go.jp/node/38582

習志野市立図書館(千葉県)、デジタルアーカイブ「昔の写真で見る習志野の歴史」を公開

2020年3月5日、千葉県の習志野市立図書館が、デジタルアーカイブ「昔の写真で見る習志野の歴史」を公開しました。

習志野市所蔵の古写真や絵葉書(明治から昭和40年代)329点をデジタル化し公開したものです。

習志野市立図書館デジタルアーカイブ「昔の写真で見る習志野の歴史」の公開を開始しました(習志野市立図書館, 2020/3/5)
https://www.narashino-lib.jp/TOSHOW/html/oshirase/2020/oshirase20200305_34.html

デジタルアーカイブ「昔の写真で見る習志野の歴史」
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1221605100

E2237 - 第28回京都図書館大会<報告>

2019年12月2日,市民交流プラザふくちやま(京都府福知山市)で第28回京都図書館大会(E2061ほか参照)が開催された。本大会は館種を越えて図書館関係者の連携と理解を深め,研鑽を積むことを目的として1992年から開催されている。第28回大会では,全国で地震,台風,豪雨等,災害が続く中,有効な対応策を考えるため「災害等の諸課題に立ち向かう図書館」と題し,講演,事例発表等が行われた。

Internet Archive、博物館・図書館サービス機構(IMLS)からの追加の助成金を得て、地域の歴史のウェブアーカイブ構築のための公共図書館を対象とした継続教育プログラム“Community Webs”を継続

2020年3月10日、Internet Archive(IA)は、博物館・図書館サービス機構(IMLS)からの追加の助成金を得て、地域の歴史のウェブアーカイブ構築のための公共図書館を対象とした継続教育プログラム“Community Webs”を継続すると発表しました。

同プログラムはウェブ上で公開された歴史的価値がある資料のコレクションを構築する能力を身につけるための研修やインフラを提供するもので、2017年にIMLSからの2年間の助成金とIAの内部資金を用いて、16州の28館を対象に開始されました。

岐阜県図書館、デジタルコレクションを拡充:「明智軍記」等貴重資料80タイトル(244冊)の公開等

2020年2月27日、岐阜県図書館が、同館ウェブサイトで公開しているデジタルコレクションの大幅な拡充を2月29日に実施すると発表しました。

明智光秀を主人公にした軍記物語「明智軍記」、明治時代の鵜飼の様子を描いた「美濃奇観」といった同県に関係の深い貴重資料80タイトル(244冊)を新たに公開するほか、美濃和紙作製の様子を描いた「美濃紙抄製図説」など、すでに公開しているもののうち7タイトル(8冊)については再撮影し、より高精細な画像で公開するとしています。

デジタルコレクションの拡充 (岐阜県図書館, 2020/2/27)
https://www.library.pref.gifu.lg.jp/info-notice/2020/02/post-30.html

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