地図資料

米・スタンフォード大学図書館、デジタル化した地図へのリンク機能を持つ索引図をオンラインで公開:最初の対象コレクションに外邦図

2016年9月27日、米・スタンフォード大学図書館が、デジタル化した同館の地図コレクションへのリンク機能を持つ索引図をオンラインで公開しました。

対象となった最初のコレクションに、同館が所蔵する、旧日本陸軍の陸地測量部が1940年から1944年の間に作成した中国北部の要図(1:100,000)が含まれると紹介されています。

Index Maps in EarthWorks(Stanford University Library,2016/9/27)
http://library.stanford.edu/blogs/digital-library-blog/2016/09/index-maps-earthworks

米国議会図書館、アメリカ地理学会(AAG)のアーカイブを取得

2016年7月14日、米国議会図書館(LC)は、アメリカ地理学会(American Association of Geographers: AAG)のアーカイブを取得したと発表しています。

同会は、1904年に設立された地理学及び関連分野の学会・教育組織で、世界の60以上の国から会員として参加しています。

取得したアーカイブには、書籍、ブックレット、会員の論文、理事長や理事等の書簡、会議録等が含まれ、LCの地理地図部で管理されます。

Library of Congress Acquires Archives of the American Association of Geographers(LC,2016/7/14)
http://www.loc.gov/today/pr/2016/16-114.html

Geography & Map Reading Room(LC)
https://www.loc.gov/rr/geogmap/

横浜市立大学、「横浜市立大学所蔵の古地図データベース」を公開

2016年6月23日、横浜市立大学は、所蔵する江戸時代~明治時代の古地図コレクションをデータベース化した「横浜市立大学所蔵の古地図データベース」を公開しました。

同学の第3代図書館長であった地理学者の鮎澤信太郎氏が収集した古地図282点の画像及び書誌情報が公開されています。

横浜市立大学所蔵の古地図データベース
http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~ycu-rare/

江戸時代の地図をデータ化!! ~横浜市立大学所蔵の古地図データベースを公開します~(横浜市立大学, 2016/6/22付)
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/pdf/20160622.pdf

【イベント】シンポジウム「高精細デジタルアーカイブと文化遺産の未来」(6/2・京都)

2016年6月2日、京都文化博物館別館ホール(京都市中京区)で、シンポジウム「高精細デジタルアーカイブと文化遺産の未来」が開催されます。

大日本印刷株式会社(DNP)がフランス国立図書館(BnF)と共催で、東京都品川区のDNP五反田ビルにおいて開催している「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」の関連企画となります。

BnFの地図部門副部長であるフランソワ・ナウロキ氏の講演も予定されています。

定員は200名で、参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

Globes in Motion フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展
http://www.museumlab.jp/bnf/exhibition/artwork03.html

別館ホール(京都文化博物館)
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_gallery_hall/exhi_hall/
※「6月の催事案内」に、「高精細デジタルアーカイブと文化遺産の未来」とあります。

参考:
大日本印刷とフランス国立図書館(BnF)、「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」を開催(2/19-5/22、6/3-9/4・東京)
Posted 2016年1月29日
http://current.ndl.go.jp/node/30573

秋田大学附属図書館、「秋田大学鉱山絵図・絵巻デジタルギャラリー」を公開

2016年3月28日、秋田大学附属図書館は、「秋田大学鉱山絵図・絵巻デジタルギャラリー」を公開しました。

附属図書館所有の13点の絵図と8点の絵巻、秋田大学の鉱業博物館が所有する2点の絵図をデジタル化し、 解説文や翻刻画像と共に公開しており、高精細な画像が表示されるほか、原資料にある文字がメタデータとして登録されており、図に重ね合わせて翻刻画像も表示する機能もあります。

公益財団法人図書館振興財団の助成を受けて作成されたものとのことです。

4月20日から6月20日まで、秋田大学の鉱業博物館で、秋田大学附属図書館との共催により、デジタルギャラリーの公開を記念した企画展「デジタル画像による鉱山再発見」も開催され、5月13日には、公開記念講演会とギャラリートークが開催されます。

秋田大学鉱山絵図・絵巻デジタルギャラリー
https://archive.keiyou.jp/CustomPages/akitaunivda/index.html

秋田大学附属図書館ホームページ
http://www.lib.akita-u.ac.jp/
http://www.lib.akita-u.ac.jp/dghp.pdf
※「秋田大学 鉱山絵図・絵巻デジタルギャラリー 平成28年3月28日公開」とあります。2つ目のリンクは、企画展や講演会のポスターです。

【イベント】「伊能図講演会 伊能忠敬と沿海地図・官板実測日本地図-徳島大学附属図書館所蔵伊能図の学術調査報告-」(徳島・3/5)

2016年3月5日、徳島大学附属図書館は、同館が所蔵する「伊能図」に関し、同館が実施してきた非破壊調査について、その調査成果を報告する、「伊能図講演会 伊能忠敬と沿海地図・官板実測日本地図-徳島大学附属図書館所蔵伊能図の学術調査報告-」を徳島大学地域連携プラザ(徳島市)で開催します。

入場料は無料で、事前申込は不要です。

【イベント】岡山大学附属図書館「池田家文庫こども向け岡山後楽園発見ワークショップ」(2/27・岡山)

2016年2月27日、岡山大学附属図書館は、教育学部との共催で、「池田家文庫こども向け岡山後楽園発見ワークショップ」を開催するとのことです。

岡山大学の学生と一緒に後楽園を探検したり、巨大絵図(複製)の上を歩いたりして、後楽園の今と昔を発見するイベントで、以下のようなことを実施するとのことです。

ステップ1 巨大絵図を観察
ステップ2 後楽園を探検して探検帳を作成
ステップ3 探検で発見したことを発表するワークショップを実施

対象は概ね小学4年生以上の小学生(保護者同伴)・中学生で、定員は25名、事前の申し込みが必要とのことです。

「池田家文庫こども向け岡山後楽園発見ワークショップ」開催について(H28.2.27)(岡山大学附属図書館,2016/2/3)
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/news/news_id5409.html

国土地理院、外国人向けの地図における英語表記ルールや地図記号に関する検討結果などをまとめた「外国人にわかりやすい地図表現検討会報告書」を公開

2016年1月6日、国土地理院は、「外国人にわかりやすい地図表現検討会報告書」を公開しました。

国土地理院が2014年度に設置した、日本地図学会会長でもある法政大学デザイン工学部の森田教授を座長とする「外国人にわかりやすい地図表現検討会」の成果をまとめた資料となっています。

これまで外国人向けの地図における多言語による地名表記や地図記号に関する標準的なガイドライン類は存在しなかったとのことで、今回公開された資料は、地名及び施設名の英語表記ルール、外国人にわかりやすい地図記号、今後の課題の3つから構成されています。

●英語表記ルール
ローマ字表記から英語表記に変換するに当たり、

・置換方式(例)筑波山:Mt. Tsukuba 利根川:Tone River

・追加方式(例)月山:Mt. Gassan (置換方式は適用不能) 荒川:Arakawa River

の2つの方式のうち、置換方式を基本とすることや、置換方式とすることが難しい場合を明示し、地名を

・単体自然地名(山、川など)
・広域自然地名(山脈、山地など)
・居住地名(都道府県、市区町村、大字・字など)
・施設名(道路、橋、駅、神社仏閣、公園など)

とわけ、どの場合に追加方式を採用するか、などを示しています。

【イベント】徳島大学附属図書館伊能図検証プロジェクトシンポジウム「伊能図を科学する-徳島大学附属図書館所蔵伊能図の学術調査報告-」が東京文化財研究所で開催(2016/1/20・東京)

2016年1月20日、徳島大学附属図書館は、国立文化財機構東京文化財研究所で「伊能図検証プロジェクトシンポジウム」を開催します。

徳島大学附属図書館が、東京大学、東京文化財研究所、伊能忠敬記念館の専門家と連携・協力し、所蔵する10鋪の「伊能図」について実施してきた調査の成果を報告するものとのことです。

入場料は無料で、参加には申込みが必要なようです。

伊能図検証プロジェクトシンポジウム(東京開催)のお知らせ(徳島大学附属図書館)
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news15/inou.html

ウェールズ国立図書館、同館が所蔵する古地図資料をオンラインで公開

2015年10月22日、ウェールズ国立図書館が、同館が所蔵しているいくつかの最も重要な古地図がデジタルされ、オンラインで公開されたと発表しています。

そのなかにはプトレマイオス2世時代のブリテンの地図の複製本など、同館のコレクションの中でも古い地図が含まれ、また、ウェールズを独立した地域として示す地図として最初に印刷されたハンフリー・ルウィドによる“Cambriae Typus”や、クリストファー・サクストンによる地図、ウェールズの1610年からの出版されていない地図の校正焼、16世紀と17世紀のウェールズの州の地図を見ることができるとのことです。

40枚近いコレクションは、“Peoples Collection Wales”と、同館のウィキペディアン・イン・レジデンスによってウィキメディアコモンズで公開されるとのことです。

これらの地図の公開は、このような方法での資料の公開の影響を観察する試験的なもので、画像の使われ方を観察し、画像の再利用やよりよりデータの作成についてどのように実施するか、また、そのような資料を教育等で如何に利用するかについて検討するとのことです。

Old maps, new content.(The National Library of Wales,2015/10/22)

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