地図資料

国立国会図書館、『びぶろす』誌で「地図を読む」を特集

国立国会図書館(NDL)の刊行する『びぶろす』誌(行政・司法各部門の支部図書館と専門図書館の連絡情報誌)の70号(2015年10月)で、「地図を読む)」をテーマとする特集が掲載されました。

特集では以下の記事が掲載されています。

・国立国会図書館地図室について~地図室所管資料の概要、保管及び利用について~
(国立国会図書館 利用者サービス部人文課)
・都市圏活断層図の紹介 ~知ることから防災・減災へ~
(国土交通省国土地理院応用地理部 三谷麻衣)
・海図について ~安全な航海のための必須アイテム~
(海上保安庁海洋情報部航海情報課)
・東京都立中央図書館所蔵江戸図のご紹介
(東京都立中央図書館サービス部情報サービス課 西田美奈子)

びぶろす- Biblos
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/biblos/index.html

国土地理院、国内の調べたい地点の浸水リスクがわかる「浸水ナビ」(地点別浸水シミュレーション検索システム)を公開

2015年7月31日、国土地理院は、国内の調べたい地点の浸水リスクがわかる「浸水ナビ」(地点別浸水シミュレーション検索システム)を公開しました。

この「浸水ナビ」は、
(1)どの河川が氾濫した場合に浸水するか
(2)河川の決壊後、どれくらいの時間で氾濫水が到達するか
(3)どれくらいの時間、浸水した状態が継続するか
などの浸水リスクを簡単に把握できるものとのことで、利用者が調べたい地点の浸水リスク等をアニメーションやグラフで表示させることができます。

7月29日現在、119河川に関する洪水浸水想定区域図(河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域及びその区域が浸水した場合に想定される水深等を示した図で、国土交通省または都道府県が作成するもの)の検索が可能とのことで、今後データは追加されるとのことです。

従来、河川ごとに公表された図面を見る必要があったものが、このシステムによって、地点から検索することが可能となるなど、図面での課題のいくつかが解消されるようです。

地点別浸水シミュレーション検索システム
http://suiboumap.gsi.go.jp/ShinsuiMap/Map/

フランス国立図書館(BnF)と大日本印刷、BnF所蔵の地球儀・天球儀の3Dデジタル化プロジェクトで連携、“Gallica”での公開も予定

2015年7月7日、大日本印刷株式会社は、フランス国立図書館(BnF)が所蔵する地球儀・天球儀の3Dデジタル化プロジェクトと、その普及推進に関する契約を、BnFと締結したと発表しました。今回のプロジェクトでデジタル化の対象となる55点の地球儀の撮影は既に終えていて、フランス、ドイツ等の欧州やアラブ諸国で11世紀から19世紀に製作された地球儀・天球儀の中から、最も貴重なものが選ばれたとのことです。

大日本印刷によれば、BnFは2015年末までに電子図書館Gallicaにおいてデジタル化された地球儀・天球儀を公開する予定とのことで、資料保全の観点から公開の難しかったこれらの資料が閲覧可能になるようです。また、大日本印刷は文化遺産や美術作品のデジタル化に関する技術をBnFに提供し、閲覧のための独自の専用ツールの開発を行う予定とのことです。

なお、2016年には大日本印刷の施設やBnFでの展覧会などのイベントや、BnFやGallicaのウェブサイト上で本プロジェクトを紹介するオンライン展覧会を開催する予定があるとのことです。

大日本印刷 フランス国立図書館 同館所蔵の歴史的に貴重な地球儀・天球儀の3D(三次元)デジタル化プロジェクトで連携(大日本印刷, 2015/7/8)
http://www.dnp.co.jp/news/10112422_2482.html

おおぶ文化交流の杜図書館、「大府市郷土資料デジタルアーカイブ」をADEACで公開

2015年6月18日、おおぶ文化交流の杜図書館(愛知県大府市)は、同館の所蔵する『大府市誌 近世村絵図集』(1982年刊行)をデジタル化し、歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で公開しました。

市内の地域を地図から探すことができ、地図の一覧もサムネイル付きで掲載されています。

『大府市郷土資料デジタルアーカイブ』
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/2322305100

ADEAC(※2015/6/18付で、「お知らせ/Information」欄に、「『大府市郷土資料デジタルアーカイブ』を公開しました。」とあります。)
https://trc-adeac.trc.co.jp

大府市誌 近世村絵図をデジタル化しました(おおぶ文化交流の杜図書館, 2015/6/18)
https://library.allobu.jp/csp/c1/OPW/OPWNEWS.CSP?SID=LvOQpJ3y6r_0U7cSYhm26_650QenrHtJkVU8c1Ljo235&PID=OPWNEWSLIST&DB=LIB&MODE=1&LIB=&TKAN=ALL&CLASS=ALL&IDNO=100113

国土地理院、「地理院地図(電子国土Web)」に「世界衛星モザイク画像」と「全国ランドサットモザイク画像」を追加

2015年5月14日、国土地理院のウェブ地図「地理院地図(電子国土Web)」に、「世界衛星モザイク画像」と「全国ランドサットモザイク画像」が追加されました。

「世界衛星モザイク画像」は灰色で表示される欠損域を除けば世界全域のデータが公開されているようです。、また、「全国ランドサットモザイク画像」については、米国国立航空宇宙局(NASA)、米国地質調査所(USGS)による地球観測衛星“Landsat8”による画像が用いられており、東海大学との共同研究によって作成されたそうです。

国土地理院のウェブ地図「地理院地図」に衛星画像を追加しました。(国土地理院, 2015/5/14)
http://www.gsi.go.jp/johofukyu/johofukyu40046.html
http://maps.gsi.go.jp/?ll=35.746512,138.867188&z=4&base=std&ls=modis&vs=c1j0l0u0&d=v
http://maps.gsi.go.jp/?ll=35.746512,138.867188&z=5&base=std&ls=lndst&vs=c1j0l0u0&d=v
※2つ目のリンクは「地理院地図(電子国土Web)」の「世界衛星モザイク画像」への、3つ目のリンクは「全国ランドサットモザイク画像」へのリンクです。

立命館大学の研究グループ、日本最古の火災保険図である「京都市明細図」の原図を発見

2015年4月24日、立命館大学アート・リサーチセンターは、同学文学部の矢野桂司教授らの研究グループが、京都市の長谷川歴史・文化・交流の家において、日本最古の火災保険図である「京都市明細図」の原図を発見したと発表しました。

今回、発見された原図は、2010年に京都府立総合資料館で存在が初めて確認された「京都市明細図」の原図に当たるとのことです。正確な発行年は不明であるものの、地図に描かれた内容から、1926年7月以降の発行と推察されるとのことです。

今回発見された図と京都府立総合資料館の所蔵する図とを比較すれば、大正末から戦後までの京都の町中の変化を精確にとらえることができると期待されており、今後、長谷川歴史・文化・交流の家と共同して、当該図をWebで公開することも計画されているようです。

アート・リサーチセンター・矢野教授ら研究グループ 日本最古の火災保険図「京都市明細図」の原図を発見(立命館大学, 2015/4/24)
http://www.ritsumei.jp/news/detail_j/topics/?news_id=13182&year=2015&publish

石川県立図書館がデジタル版『石川県史』について、大型絵図48点を追加公開

2015年4月2日、石川県立図書館は歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”を用いて公開しているデジタル版の『石川県史第二編』および『第三編』(日置謙が編纂)について、48点の大型絵図資料を追加公開したことを発表しました。

追加された48点の資料は、江戸時代の加賀藩で作成された絵図であるとのことで、同藩が測量・作成した、国絵図、町絵図、境絵図、城絵図が高精細の画像で提供されているようです。

石川県立図書館 (2015/4/2付けのお知らせに「『石川県史』(デジタル版)に、新たに大型絵図48点が加わりました。」とあります)
http://www.library.pref.ishikawa.jp/

ADEAC(アデアック):歴史資料検索閲覧システム(2015/4/1付けのお知らせに「『石川県立図書館/大型絵図・石川県史』に史資料を追加しました。」とあります。)
https://trc-adeac.trc.co.jp

株式会社ゼンリン、「ゼンリンバーチャルミュージアム」を公開

2014年11月4日、株式会社ゼンリンが「ゼンリンバーチャルミュージアム」を公開しました。「ゼンリン地図の資料館」(福岡県)の所蔵史料約8,000点の中から、220点を閲覧することができるとのことです。企画展示や、東京・御茶ノ水周辺、北九州・小倉の現在と過去の住宅地図を比較できる「住宅地図で時の旅」等も公開されています。

ZENRIN Virtual Museum
http://www.zenrin.co.jp/zvm/

「ゼンリンバーチャルミュージアム」をオープン (ゼンリン, 2014/11/4)
http://www.zenrin.co.jp/news/141104.html

「ゼンリンバーチャルミュージアム」をオープン (ゼンリンのプレスリリース, 2014/11/4)(PDF)
http://www.zenrin.co.jp/news/pdf/141104.pdf

米国地質調査所とesri社、米国の地図178,000点にアクセスできるアプリケーションを公開

米国地質調査所(USGS)とGISデータを手掛ける米国のesri社が協力し、1884年から2006年までの米国の地図178,000点にアクセスできるアプリケーション“USGS Historical Topographic Map Explorer”を公開しました。年表から高解像度の地図画像を選択し、表示できるとのことです。

New York to LA: History of America’s Maps in One App (esri, 2014/7/1)
http://www.esri.com/esri-news/releases/14-3qtr/new-york-to-la-history-of-americas-maps-in-one-app

USGS Historical Topographic Map Explorer
http://historicalmaps.arcgis.com/usgs/

Historical Topographic Maps - Preserving the Past(USGS)
http://nationalmap.gov/historical/index.html

参考:

FIFAワールドカップのデータを地図で

GISデータを手掛ける米国のesri社が、1930年から今回までの FIFAワールドカップの結果が閲覧できるWorld Cup History Mapや、2014年大会の参加チームの情報や試合結果がわかるWorld Cup Dashboard等、FIFAワールドカップにに関わるデータを掲載した様々な地図を公開しています。

2014 World Cup Maps(esri)
http://www.esri.com/esri-news/maps/2014/world-cup-maps

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