図書館サービス

名取市図書館(宮城県)、カフェコーナーでモーニングセット等を食べながら映画鑑賞をする「モーニングムービー」を開始

宮城県の名取市図書館が、2020年2月8日から、カフェコーナーでコーヒーを飲んだり、朝食を食べながら映画鑑賞をする「モーニングムービー」を開始すると発表しています。

開始時間は午前8時30分で、2月はドキュメンタリー映画を上映しますが、今後も、親子で楽しめる映画や趣味の映画など、色々なテーマの作品を上映する予定としています。

【図書館】モーニングムービーを始めます!!(名取市, 2020/1/23)
https://www.city.natori.miyagi.jp/news/node_65169

参考:
新・名取市図書館(宮城県)がオープン
Posted 2018年12月19日
https://current.ndl.go.jp/node/37261

韓国・ソウル特別市教育庁、電子書籍等の閲覧や各種講座を受講できる電子図書館サービスのオンライン登録・認証での利用を可能にすると発表:図書館等での利用者登録が不要に

2019年12月24日、韓国・ソウル特別市教育庁が、同庁が運営する電子図書館サービスを、オンライン登録・認証のみで利用可能としたと発表していました。

これまで同サービスを利用するには、同庁が運営する図書館もしくは生涯学習館を訪れて会員登録する必要がありましたが、今後は、利用者の同意のもと、行政情報部の行政情報共同利用システムを利用して利用申請資格を確認します。

ソウル市教育庁の電子図書館では、1万6,000冊の電子書籍・オーディオブックのほか、国内外の電子ジャーナルの利用や各種講座の受講が可能です。

서울시교육청 전자도서관 비대면 자격확인 서비스구축(ソウル市教育庁電子図書館非対面資格確認サービス構築)(ソウル特別市教育庁, 2019/12/24)
http://enews.sen.go.kr/news/view.do?bbsSn=166372&step1=3&step2=1

韓国国立中央図書館(NLK)、展示解説・施設案内・質問への回答・推薦図書や人気貸出図書情報の提供を行う「QIロボット」を設置

韓国国立中央図書館(NLK)が、2020年1月から、本館2階の「文化の間」において、「QIロボット」による展示解説及び案内サービスを開始すると発表しました。

韓国文化情報院の支援事業をうけて導入されるもので、科学技術情報通信部が推進する「ICT基盤公共サービス促進事業」の一環としても位置付けられています。

同ロボットは、自律走行と韓・英・中・日の各言語による案内、音声によるチャットが可能な案内員ロボットで、「文化の間」の常設展示「時間の記録を引き継ぐ」を詳細に案内します。

また、図書館施設やお知らせの案内、司書が推薦する図書といった情報や、図書館ビックデータの分析に基づく全国の図書館の人気貸出図書情報も紹介します。さらに、登録されている質問に回答するだけでなく、学習を通して利用者の質問を理解し必要な情報を提供することもできます。

和歌山市民図書館の新館が一部業務を開始:グランドオープンは2020年4月下旬を予定

2019年12月19日、和歌山市民図書館は、南海和歌山市駅直結の商業施設「キーノ和歌山」内で開館予定の同館新館2階エントランスにおいて、先行して一部業務を開始したことを発表しました。

利用できるサービスは次の3点であり、館内での滞在は不可となっています。

(1)新刊本を中心とした図書資料の貸出・返却
(2)予約本の貸出
(3)図書館利用者登録

なお、同館はカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が指定管理者となっており、全面開館は商業施設のグランドオープンとあわせ2020年4月下旬に行われる予定です。

お知らせ(和歌山市民図書館)
https://wakayama.civic-library.jp/info_list
※2019年12月19日付けのお知らせに「新和歌山市民図書館の一部業務開始について」とあります。

青山学院大学シンギュラリティ研究所、富士通マーケティングと「AIを活用した学びの支援」に関する共同研究開始:図書館を中核とした新しい学習支援の創出を目指す

2019年12月12日、青山学院大学は、同大学シンギュラリティ研究所が株式会社富士通マーケティングとともに、「AIを活用した学びの支援」に関するプロジェクトを立ち上げ、図書館を中核とした新しい学習支援の創出を目指す共同研究を開始したことを発表しました。

図書館員に要求される知識・技術の多様化・高度化により、レファレンスサービス等を通した利用者の学びの効果的・効率的支援には、適切なテクノロジーの活用が有効であるという問題意識の下、AIを用いた図書館サービスの最適化の実現、近未来の図書館において想定される課題分析、AIを活用した支援のありかたなどについて共同研究を進めることが発表されています。2019年度に実施される第一次共同研究では中核となる要素技術の検討が行われます。2020年度以降の第二次共同研究では、具体的なモデル構築やプロトタイプ作成、実証実験などを経て、新しい学びを支える図書館について次世代型サービスのモデルを提示すること、その成果を全国の学校図書館や公共図書館に広くサービス提供することが目標とされています。

フィンランド・ヘルシンキ中央図書館(Oodi)、ベビーカー置き場を2倍に拡大

フィンランド・ヘルシンキ中央図書館(Oodi)が、2019年11月18日から、1階の遊び場を、暖かく居心地が良い3階の子ども用スペースのバルコニーに移転させるとともに、1階のベビーカー置き場を2倍に拡大させています。

これまでのベビーカー置き場が狭いと感じているオンライン調査の結果に基づき、ベビーカーで来館する利用者へのサービスを改善する事が目的です。

ベビーカー置き場はカーペット敷きで、子どもに服を着せるための座席も備え付けられています。また、年末に向けてベビーカーを固定できるスタンドを整備する計画があるほか、図書館の利用者カードを用いて操作できる施錠可能なロッカー(子どもの冬服や小さなかばんの保管を想定)も2020年春の設置が予定されています。

また、遊び場を3階に移転させたことで、子ども連れの家族を対象としたサービスが近接することになり、図書館員と遊び場の職員が一緒に仕事ができるようになるとしています。

スコットランド国立図書館(NLS)、2020年から2025年までの戦略案を公開し、意見を募集

2019年12月2日、スコットランド国立図書館(NLS)が、2020年から2025年までの戦略の草案を公開し、意見募集を開始しました。

戦略では、新しい利用者を獲得する方法、ニーズを満たすデジタルサービスを構築する方法、コレクションを同館が所在するエジンバラやグラスゴーを超えて届ける方法などについて計画されています。

また、エジンバラのジョージ4世ブリッジビルを、研究のための場所を維持しつつ、あらゆる来館者にとってより快適で元気づける場所とするための改修も計画されています。

締切は2020年1月27日です。

Views sought on draft National Library strategy(NLS, 2019/12/2)
https://www.nls.uk/news/archive/2019/12/draft-strategy-consultation

独・ベルリン中央州立図書館、デジタル情報へのアクセス提供による刑務所受刑者の社会復帰支援試験プロジェクトに参加し同館電子リソースの受刑者向け配信を開始

2019年11月29日、独・ベルリン中央州立図書館(ZLB)は、ベルリン州司法・消費者保護・反差別省(Berliner Senatsverwaltung für Justiz, Verbraucherschutz und Antidiskriminierung)のデジタル情報へのアクセス提供による刑務所受刑者の社会復帰支援試験プロジェクト“Resozialisierung durch Digitalisierung”に参加したことを発表しました。

静岡県、新県立中央図書館を中心とする「文化力の拠点」事業について民間提案の整備は白紙に 県立中央図書館などの機能に限って先行整備

静岡県が進めてきた、新県立中央図書館等を中心とする「文化力の拠点」形成事業について、民間提案による整備は見送られたと静岡新聞が報じています。

「文化力の拠点」形成事業は東静岡駅南口の県有地に、静岡県の高い文化力の発信や、学び、にぎわいの場を生む「文化力の拠点」を形成するというものです。公的機能の中心として新県立中央図書館が設置されるほかに、民間活力を活用し、にぎわいと魅力ある拠点形成を目指すとされてきました。

2018年には民間事業等から活用アイディアの提案を受け付けるためにサウンディング型市場調査も行われ、2019年3月から事業計画案の公募も開始されました。

しかし報道によれば、4事業者から参加申し込みがあったものの、最終的に静岡県の想定と折り合わなかったとのことです。その結果、県立中央図書館を中心とし、大学コンソーシアム拠点などを導入した公的機能を「1期整備」として先行整備する方針に転換したとされています。中央図書館の移転や集客によって投資意欲を高め、民間による「2期整備」につなげたい考えであるとのことです。

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