図書館システム

早稲田大学図書館、館報「ふみくら」98号を公開:システム共同運用記念シンポジウム「早慶図書館の挑戦」の開催報告等を掲載

2020年11月10日、早稲田大学図書館は、館報「ふみくら」98号の刊行を発表しました。早稲田大学リポジトリ上で電子版が公開されています。

同号には、2020年2月25日に開催されたシステム共同運用記念シンポジウム「早慶図書館の挑戦」の開催報告等、同大学と慶應義塾大学のコンソーシアムによる図書館システム共同運用に関する記事や、同大学と英・ケンブリッジ大学出版局とのRead & Publish 契約締結に関する記事等が掲載されています。

「ふみくら」98号が刊行されました(早稲田大学図書館, 2020/11/10)
https://www.waseda.jp/library/news/2020/11/10/8998/

砺波市立図書館(富山県)、スマートフォンでの貸出が可能に

2020年11月1日に新しい砺波市立砺波図書館が開館した、富山県の砺波市立図書館が、同館の利用カードをスマートフォンに表示して使うことができるようになったと発表しています。

【図書館を楽しもう♪】デジタルカードが利用できるようになります!(砺波立図書館,2020/10/28)
https://www.city.tonami.toyama.jp/blog/group/toshi/detail.jsp?id=5403

砺波図書館オープン!ご来館ありがとうございました(砺波立図書館,2020/11/1)
https://www.city.tonami.toyama.jp/blog/group/toshi/detail.jsp?id=5430

米・ミシガン州立大学図書館、オープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOを導入へ

2020年10月28日、EBSCO社は、同社がホスティングサービスを提供するオープンソースの図書館サービスプラットフォーム(LSP)FOLIOについて、米・ミシガン州立大学図書館がFOLIOへの移行を行い、2021年には完全導入の予定であることを発表しました。

同館では、FOLIO導入に当たってEBSCO社のホスティングサービスを利用する予定であること、FOLIOのほかにウェブスケールディスカバリサービスのEBSCO Discovery Service(EDS)、シングルサインオン(SSO)認証環境構築のためのID管理サービスOpenAthensも利用する予定であることが紹介されています。

Project Next-LとカーリルがWeb-OPAC(蔵書検索システム)の評価手法を検討するワーキンググループの立ち上げを発表

2020年10月29日、Project Next-Lとカーリルが、Web-OPAC(蔵書検索システム)の評価手法を検討するワーキンググループの立ち上げを発表しました。

立ち上げの背景として、各図書館が提供しているWeb-OPACの品質について客観的評価が難しい現状があること、ミドルウェアのアップデートによる内部仕様変更に伴う運用障害が散見されることを挙げています。

同ワーキンググループでは、図書館向け検索システムの評価手法について実践的な検討と可視化ツールの開発が行われ、長期的には、プロジェクトの成果がシステム調達時の性能評価の指標として活用されることに期待するとしています。当面の取組として、Project Next-Lが開発する「Next-L Enju」と、カーリルが開発する「COVID-19 : 学校図書館支援プログラム」向けの検索システムの検索結果を用いた評価ツール設計が進められる予定となっています。

同ワーキンググループは、オープンソースプロジェクトとして進められるため誰でも参加可能とあり、システム開発企業や図書館関係者に対し開発への参加を呼び掛けています。

株式会社カーリル、蔵書検索システム「こうとけんさく」の運用を開始:埼玉県高等学校図書館研究会との連携の成果

2020年10月22日、株式会社カーリルが、蔵書検索システム「こうとけんさく」の正式運用を開始したことを発表しました。

同システムは、埼玉県内の高等学校や特別支援学校の教職員や学校司書で構成される「埼玉県高等学校図書館研究会」と同社の連携により開発されました。インターネットで同県内の高等学校141校の学校図書館蔵書310万冊以上(発表時点)を横断的に検索できます。

発表の中では、同システムは公開されませんが、サービスの運用で得られた知見や効率的な運用方法等については公開していくとされています。また、同社が提供する横断検索API“Unitrad API”と、「COVID-19 : 学校図書館支援プログラム」でも活用されている簡易的な蔵書検索技術を組み合わせて構築されていること等が紹介されています。

「こうとけんさく」の運用を開始しました(カーリルのブログ, 2020/10/22)
https://blog.calil.jp/2020/10/kouto.html

Internet Archive(IA)、図書館の所蔵資料共有のためのオープンソースソフトウェアのプラットフォーム構築を目指すプロジェクトReShareに参加

2020年10月13日、Internet Archive(IA)が、図書館の所蔵資料共有のためのオープンソースソフトウェアのプラットフォーム構築を目指すプロジェクトReShareへの参加を発表しました。

IAは、ReShareの会員として、資料共有のためのネットワークの価値や影響力の向上、および、それらを支援するために使用するツールの改善のため、図書館等と連携するとしています。

Internet Archive Joins Project ReShare(IA,2020/10/13)
http://blog.archive.org/2020/10/13/internet-archive-joins-project-reshare/

ReShare
https://projectreshare.org/

鹿児島工業高等専門学校、日本電気株式会社(NEC)と教育現場におけるデジタル化加速に向けた包括連携協定を締結:図書館への入館時に顔認証技術を導入等

2020年10月8日、鹿児島工業高等専門学校が、日本電気株式会社(NEC)と、学校教育におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)や地域振興等の活動を通じた新たな社会価値の創造を目的に、包括連携協定を締結したと発表しています。

DXに触れる場作りとして、人工知能(AI)やサイバーセキュリティ、顔認証等の技術を活用した研究や実証実験を共に行うことで、将来を担うエンジニア人材教育やDXによる地域課題の解決と地域共創の実現を目指すとしています。

包括連携協定を通じた取り組みとして、図書館での顔認証技術の導入があげられており、入館時に未登録者アラームを出すことで不正侵入を検知し、セキュリティ強化につなげるとしています。

鹿児島高専とNEC、教育現場におけるデジタル化加速に向けた包括連携協定を締結(鹿児島工業高等専門学校)
https://www.kagoshima-ct.ac.jp/news/15286/

イタリア・フィレンツェ国立中央図書館(BNCF)、オープンソースの図書館サービスプラットフォームFOLIOを導入

2020年10月8日、EBSCO社は、同社がホスティングサービスを提供するオープンソースの図書館サービスプラットフォーム(LSP)FOLIOについて、イタリア・フィレンツェ国立中央図書館(BNCF)が導入したことを発表しました。

BNCFでは、利用者・貸出情報の管理、目録作成の前工程(pre-cataloging activities)でFOLIOを使用しており、公共の国立図書館(national public library)としては初のFOLIO導入であるとしています。

国立大学図書館協会、「令和元年度図書館システム及び関連システムに関するアンケート集計報告」を公開

2020年10月6日、国立大学図書館協会の学術情報システム委員会と、これからの学術情報システム構築検討委員会が、「令和元年度図書館システム及び関連システムに関するアンケート集計報告」を公開したことを発表しました。

アンケート調査は、同協会会員館92館を対象に、2020年1月21日から2月21日にかけて行われ、回答数は67でした。報告書の「まとめ」では、国立大学図書館が導入している周辺システムや業務体制については各館の事情によって多様であること等が述べられています。

お知らせ(国立大学図書館協会)
https://www.janul.jp/ja/news
※2020年10月6日付で、「「令和元年度図書館システム及び関連システムに関するアンケート集計報告」(学術情報システム委員会)を公表しました」とあります。

E2302 - 2019年から2020年の図書館システムの市場動向は?

図書館システムコンサルタントであるブリーディング(Marshall Breeding)氏による2つのレポートが公開されている。1つは氏の運営するウェブサイト“Library Technology Guides”上で2020年3月に公開された“Library Perceptions 2020: Results of the 13th International Survey of Library Automation”,もう1つは米国図書館協会(ALA)の刊行するAmerican Libraries誌2020年5月号掲載の“2020 Library Systems Report : Fresh opportunities amid consolidation”である。ともに継続的に発行されているもので,図書館システムの動向に関するマイルストーンとなっている(E1563ほか参照)。本稿ではこの2つの内容を概観する。

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