図書館事情

【イベント】Re:Publicの逆襲−映画「パブリック 図書館の奇跡」鑑賞&座談会−(10/18・長野、塩尻)

2020年10月18日、県立長野図書館および塩尻市立図書館で、映画「パブリック 図書館の奇跡」の長野県内での公開に合わせ、座談会「Re:Publicの逆襲」が同時開催されます。

座談会は、平賀研也氏(前・県立長野図書館長)と西山卓郎氏(株式会社バリューブックス)が進行役となって「公共」について語り合うものであり、前半は各会場で、後半は両会場をオンラインでつなぐ形で行われます。

また、同イベントは、県立長野図書館、塩尻市立図書館、株式会社バリューブックスの主催で開催され、「ブックフェスタ・ジャパン2020」と「図書館職員人材育成研修会」を兼ねています。

定員は各会場20人で、参加費は無料(要事前申込)です。座談会の様子は、県立長野図書館のYouTubeで一部ライブ配信が行われます。

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、2019/2020年の年報を公開

2020年9月17日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、2019/2020年の年報を公開しました。

“Working Today to Preserve Our Tomorrow”をテーマに、同年度に行われた様々な活動に加え、今後数年間にこれらの活動をどのよう構築するかを示しています。

・Leslie Weir氏の館長就任
・LACとオタワ公共図書館(OPL)の共同施設の設計案の公表
・炭素排出量実質ゼロの新たな保存センターの建設開始
・先住民の文化遺産を保存しアクセス可能とするための計画“Indigenous Heritage Action Plan”の策定
・DigiLabやCo-Lab等のクラウドソーシングプログラムの最新情報
・収集、保存、デジタル化に関する取組
・展示やツアー等のイベント
・現在進行中、または、新たな連携
・ソーシャルメディアでの活動

等に触れられています。

E2304 - フランスの図書館ではどのような本が読まれているのか?

2020年6月5日,フランス文化省は2019年版の“ Baromètre des prêts et des acquisitions dans les bibliothèques de lecture publique”を発表した。これは,公共図書館における資料の貸出・購入実績の年次動向調査の報告書であり,2014年に開始された同調査の6回目にあたる。なお,本稿では「公読書のための図書館(les bibliothèques de lecture publique)」を便宜上「公共図書館」と意訳した。「公読書(lecture publique)」とは,市民の読書の機会保障を国や自治体の責務として位置づけるフランス行政独自の概念であり,その主な担い手は公共図書館である。

新型コロナウイルス感染症拡大下の図書館ネコ(米国・アイルランド)(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)によるアドヴォカシーのためのイニシアチブ“ilovelibraries”の2020年8月24日付の記事で、新型コロナウイルス感染症拡大下の図書館ネコ(Library Cat)の様子が紹介されています。

同記事は米国・アイルランドの図書館に住み着いている4匹の図書館ネコを取り上げて、新型コロナウイルス感染症の拡大下にこれらのネコ達のライフスタイルがどのように変化したのかを紹介するものです。

米テキサス州ホワイトセトルメント公共図書館の図書館ネコBrowserについては、同館スタッフのコメントとして、感染症に伴う閉館により人恋しくなったBrowserが、常に人の近くにいたがるようになり、スタッフの膝の上やスタッフが事務スペース内で使う端末のキーボードの上で寝そべる姿をよく見かけることなどのエピソードが紹介されています。

米・ワシントン州ワラワラ公共図書館の館内フロア改修作業中にミステリー小説コーナーの書架から約30年前の缶ビールとチューイングガムが発見される(記事紹介)

米国ワシントン州ワラワラ(Walla Walla)郡のニュースを伝える日刊紙“Walla Walla Union-Bulletin”の2020年8月13日付の記事など複数のメディアで、同州ワラワラ公共図書館のミステリー小説コーナーの書架で缶ビールとチューイングガムが発見されたニュースが報じられています。

ワラワラ公共図書館は新型コロナウイルス感染症の影響による休館を利用して、館内フロアの大規模な改修作業を行っています。改修作業中に同館の職員が館内のミステリー小説コーナーの書架のパネルを取り外したところ、未開封の缶ビール5缶と開封済のチューイングガムの入った袋が発見されました。発見されたガムの生産時期が1980年代後半であることや、1988年11月に義務付けられたアルコール容器への健康に関する警告ラベルが缶ビールに貼られていないことから、30年以上前から同館の書架に存在していたことが推定されています。

米・カリフォルニア大学サンディエゴ校図書館、Geisel図書館の開館50周年を記念して2020年9月から1年間祝賀イベントを開催

2020年8月6日、米・カリフォルニア大学サンディエゴ校図書館は、同校のGeisel図書館の開館50周年を記念して、2020年9月から1年間祝賀イベントを開催することを発表しました。

Geisel図書館は、1970年9月に大学構成員と一般市民向けに開館したかつての同校の中央図書館であり、現在も同校の知的生産の中心地に位置づけられる図書館です。サンディエゴ校図書館は、同校を代表する象徴的な建築でも知られるGeisel図書館の遺産としての重要性を改めて認識する目的で、1年間にわたる祝賀イベントを開催する、としています。

2020年度から2021年度にかけての学事暦中には、ウェストオーバー(Tara Westover)氏ら米国の著名な作家による講演会など様々な催しが計画されています。また、Geisel図書館の建築デザイン、キャンパス内での重要性、Geisel図書館の歴史を追った年表、ポップカルチャーにおけるこれまでの言及などを解説した特設ウェブサイトが立ち上げられています。

新型コロナウイルス感染症の流行期間に中国の図書館が行ったサービス(記事紹介)

中国・上海図書館の「中国図書館だより」において、新型コロナウイルス感染症の流行期間に中国の図書館が行ったサービスを紹介する記事が2020年7月20日付けで掲載されています。「中国図書館だより」は、日本語で中国の図書館事情を紹介するコーナーです。

2020年7月に中国の学術誌『晋図学刊』に発表された論文の内容を紹介する記事であり、デジタル資源サービス、ボランティア活動、オンラインイベント、「読書療法」サービス、広報、情報リテラシーの分野における取組例が紹介されています。

中国図書館だより(上海図書館)
http://www.library.sh.cn/Web/www/shtsg/Tyuugoku/index.html
※2020年7月20日付けの記事に「「新型コロナウイルス肺炎」抑制期間における中国の図書館臨時サービス調査」とあります。

米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、公共図書館の概況調査の2017年度版のレポートを公開

2020年7月16日、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、公共図書館の概況調査の2017年会計年度版のレポートを公開しました。

1988年から開始された同調査は、全米の1万7,000を超す図書館、分館、自動車図書館で構成される約9,000の図書館機構(public library system)における図書館利用、経営状態、職員数、資料に関する統計を分析したものです。

今回の報告書の結果が以下のように紹介されています。

・公共図書館がサービスを提供している地域に住む3億1,200万人の55パーセントにあたる1億7,200万人を超す登録利用者が、2017年に13億2,000万回公共図書館を訪れた(平均年4回訪問)

・公共図書館では2017年に、2016年より20万件多い560万件のプログラムを提供し、2016年より500万人多い1億1,800万人以上が参加した。子どもおよびヤングアダルト向けのプログラムが大部分を占めている。

・オーディオ、ビデオ、電子書籍といった公共図書館で利用できる電子資料の数が2017年も引き続き増加しており、4億6,350万回以上貸し出されている。

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