NLM(米国国立医学図書館)

PubMedのリニューアル版“New PubMed”が利用可能になる:基本システムとしての稼働開始は2020年春を予定

2019年11月18日、米国国立医学図書館(NLM)は、PubMedのリニューアル版“New PubMed”が利用可能になったことを発表しました。New PubMedは2020年春に現行のPubMed(Legacy PubMed)に置き換わり基本システムとして稼働する予定です。

NLMはリニューアルされたNew PubMedの特徴として、レスポンシブデザインの採用、機械学習アルゴリズムの活用による関連度の高い文献の優先表示機能の向上、検索結果の絞り込み・共有・保存等の機能の実装などを挙げています。New PubMedへは現行のPubMedのトップページに表示される青いバナーをクリックすることでもアクセスが可能です。

The New PubMed is Here. NLM Tech Bull. 2019 Nov-Dec;(431):e3.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/nd19/nd19_pubmed_new.html

米国国立医学図書館(NLM)、“PubMed Labs”で公開中のPubMed更新版への機能追加を発表:検索結果のCSV形式による保存等が可能に

2019年10月8日、米国国立医学図書館(NLM)が、“PubMed Labs”で試験公開中のPubMed更新版へ機能追加を行ったことを発表しています。

今回の機能追加により、検索結果のCSV形式による保存、My NCBIアカウントで設定したフィルターの利用、検索結果の保存先に“Collections”と“My Bibliography”を追加したことによるMy NCBIアカウント上での文献管理機能の強化、My NCBIアカウント上での検索式アラート機能の設定等が可能になっています。

また、NLM提供の他のデータベースとの統合により、PubMed更新版の検索結果から書誌・所蔵データベースNLM CatalogやMeSH(医学件名標目表)検索データベースMeSH Databaseへ遷移することが可能になっています。

その他、トップページにFAQやユーザーガイド、Advanced Search Builder、MeSH Databaseなどよく使われるページへのリンクが追加されています。

米国国立医学図書館(NLM)、2019年9月に開催したPubMed更新版に関するウェビナーの要点等を同館ウェブサイトに掲載:PubMedリニューアルは2020年初頭に実施予定

米国国立医学図書館(NLM)が、2019年9月に開催したPubMed更新版に関するウェビナー“A New PubMed: Highlights for Information Professionals”について、要点・Q&A等を同館のウェブサイトに掲載しています。

NLMが掲載した同ウェビナーに関する要点では、リニューアル予定のPubMed更新版について、主として次のことが示されています。

・“PubMed Labs”上でPubMed更新版のテストが可能である
・PubMed更新版は、現在Advanced Search Builder、検索履歴(History)・検索詳細(Search Details)の参照機能、フィルターによる絞り込み、My NCBIアカウントの利用等の機能を備えている
・2020年初頭にPubMed更新版が基本システムになる予定である
・PubMed更新版が基本システムになった後、現行のPubMedへの全てのリンクがリダイレクトされる
・現行のPubMedはリニューアル後も数か月間は利用可能になる予定である

また、PubMed更新版の主な検索の仕様として次のことを挙げ、現行のPubMedと同等の機能が利用可能であることを案内しています。

米国国立医学図書館(NLM)、MEDLINE未収録文献を含む索引誌3誌のデジタル化を完了

2019年9月4日、米国国立医学図書館(NLM)は、索引誌“Hospital and health administration index”、“Hospital literature index”、“Cumulative index of hospital literature”のデジタル化を完了し、同館がデジタル化資料を公開するウェブサイト“Digital Collections”へ追加したことを発表しました。

今回デジタル化された索引誌3誌は、NLMが提供する医学学術文献データベースMEDLINEに未収録の学位論文や視聴覚資料に関する文献情報を含むため、各図書館の冊子体除籍が進まない状況が続いていましたが、今回のデジタル化完了により冊子体の除籍を望む館は安心して実施できるようになった、としています。

PubMedの収録文献数が3,000万件を突破

2019年8月15日、米国国立医学図書館(NLM)は、生物医学文献の無料データベースPubMedについて、2019年8月8日に収録文献数が3,000万件に到達したことを発表しました。

PubMed Milestone - 30 Millionth Journal Citation Added. NLM Tech Bull. 2019 Jul-Aug;(429):b8.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ja19/brief/ja19_pubmed_30_million.html

参考:
米国国立医学図書館(NLM)、2019年の米国医学図書館協会(MLA)年次大会での発表資料を公表
Posted 2019年5月29日
http://current.ndl.go.jp/node/38254

“PubMed Labs”で公開中のPubMed更新版にフィルター機能が追加される

2019年8月5日、米国国立医学図書館(NLM)が、“PubMed Labs”で試験公開中のPubMed更新版に、フィルター機能を追加したと発表しています。

この更新により、文献の種類・本文の利用可否・出版年月日・種・言語・性別等のフィルターによって、PubMed更新版の検索結果を絞り込むことが可能になっています。よく使われるフィルターはサイドバーに含まれています。

フィルターの適用は検索の実行後、フィルター名の隣にあるチェックボックスへチェックを入れることで行われます。“Additional filters”のボタンを押すとフィルターの項目を追加することが可能です。

PubMed Labs Update: Using Filters. NLM Tech Bull. 2019 Jul-Aug;(429):e2.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ja19/ja19_pubmed_filters.html

PubMed Central(PMC)、“PubMed Central Tagging Guidelines”を更新し査読レポート等へのXMLによるタグ付けルールを追加

2019年7月31日、米国国立医学図書館(NLM)の運営するPubMed Central(PMC)は、PMCへのジャーナル記事投稿時のXMLによるタグ付けの推奨スタイルを示した“PubMed Central Tagging Guidelines”の更新を行い、査読レポート等の査読に関わる文書へのタグ付けルールを追加したことを発表しました。

査読レポートや編集者のDecision Letterなど査読に関わる文書が論文とともに公表される動きが高まっていることを受けて、こうした動きを支援する目的で、査読に関わる文書へのタグ付けルールを含めて“PubMed Central Tagging Guidelines”を更新した、としています。NLMはPMCに参加する出版社・ジャーナル・データ提供者に対して“PubMed Central Tagging Guidelines”の見直しを推奨しています。

“PubMed Labs”で公開中のPubMed の更新版にAdvanced Search Builder、検索履歴・検索詳細参照機能が追加される

2019年3月29日、米国国立医学図書館(NLM)が、“PubMed Labs”で試験公開中の PubMedの更新版に、Advanced Search Builder、及び、検索履歴(History)・検索詳細(Search Details)の参照機能を追加したと発表しています。

この更新により、PubMed Labs上でも、フィールドを指定した検索、演算子を用いた組み合わせ検索、入力語のPubMed上での変換状況の確認、過去の検索履歴の確認と検索件数比較が可能になっています。

NLMでは、検索結果のMy NCBIアカウントへの保存など、さらなる機能充実を目指して、今後もPubMed Labsの更新を継続していく予定です。

米国国立医学図書館(NLM)、PubMedの更新版を“PubMed Labs”で公開

2019年3月4日、米国国立医学図書館(NLM)が、生物医学分野の文献の増大に対応するための検索品質等の向上を目指して作業中のPubMedの更新版を“PubMed Labs”のプラットフォーム上で公開したと発表しています。

機械学習アルゴリズムに基づく新しいソート機能“Best Match”、検索結果画面におけるスニペット表示、レスポンシブデザインの採用、Solr・MongoDB・Djangoといった技術の採用、利用者主導型の開発、といった特徴が紹介されています。

An Updated PubMed Is on Its Way. NLM Tech Bull. 2019 Mar-Apr;(427):e1.
https://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/ma19/ma19_pubmed_update.html

米国国立医学図書館(NLM)、同館所蔵の医学映像を研究者のエッセイとともに提供するウェブサイト“Medicine on Screen: Films and Essays from NLM”を公開

2019年2月21日、米国国立医学図書館(NLM)が、ウェブサイト“Medicine on Screen: Films and Essays from NLM”の公開を発表しました。

2013年に公開した“Medical Movies”を新たなデザインのもと拡充させたもので、 同館の4万点を超す映像コレクションのなかから歴史・健康の文脈において選択されたタイトルと、それらタイトルに関する研究者のエッセーが搭載されています。

同館がデジタル化映像も公開している“NLM Digital Collections”や同館医学史課のYouTubeチャンネルを補完するものと位置づけられています。

NLM Launches Medicine on Screen(NLM,2019/2/21)
https://www.nlm.nih.gov/news/NLMLaunchesMedicineOnScreen.html

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