図書館事情

E394 - チュニジアの図書館事情と知的自由

2005年11月に2回目の国連世界情報社会サミット(WSIS;E159参照)がチュニジアで開かれる。これに先立ち,国際図書館連盟(IFLA)の情報へのアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)委員がチュニジアを訪れ,現地の図書館事情と知的自由に関するレポートを9月23日に発表した。それによると…

CA1007 - 電子出版物の法定納本化:世界の動向 / 春山明哲

電子出版とグローバル・ネットワークの時代の到来とともに,出版物の法定納本制度とこの制度を担ってきた国立図書館の役割とが,今,根源的に問い直されている。世界の国立図書館は,1980年代後半から「電子出版に対応した法定納本制度のあり方」について検討を開始し,調査研究を重ねて…

CA983 - パソコン通信を活用した図書館事業 / 兎内勇津流

1994年の9月20日,大手の商用パソコン通信サービスNifty-Serveの生涯学習フォーラム(FLREAN)内に,「フォーラムinフォーラム」として,図書館フォーラムが開設された。「フォーラム」というのは,共通の関心を持つNifty-Serveの会員が,グループ活動を展開できる公開の場の名前である。それぞれの…

CA981 - ドイツ統一と公共図書館 / 戸田典子

1989年11月9日の劇的なベルリンの壁開放から5年が経過したが,社会のあらゆる領域でドイツ統一の激動は続いている。図書館界も例外ではない。1989年には東ドイツには合計13,545館の公共図書館(「国立一般図書館」が正式名称。この数字は組織体ではなくサービスポイントの数)があった。この…

CA977 - ミニテルとフランスの図書館 / 河野麗子

フランスのミニテルは,世界でも最も成功したビデオテックス・システムだと言われている。最初ミニテルは,電子電話帳サービスとして始まったが,現在では様々なサービスが提供されている。利用者は,各家庭で端末をたたいて時報・天気予報はもちろん,ショッピング・旅行情報・名所の…

CA969 - 日本の学校図書館をめぐる最近の動き / 江澤和雄

文部省の「読書に関する調査」('94.3現在)は中学生の44%,高校生の40%が月に1冊も本を読まないなど,中・高校生の活字離れの実態を改めて浮彫りにした。毎日新聞と全国学校図書館協議会(全国SLA)が毎年行っている「学校読書調査」でも,特に中・高校生の読書離れの進行が報告され…

CA968 - 東欧・中欧への学術雑誌寄贈運動 / 山岡公一

約45年間続いたソビエト連邦の東欧及び中欧の支配は,経済,市民社会を破壊し,人権侵害を引き起こした。国立図書館や大学図書館においては,西欧の学術書や専門雑誌に対するアクセスがほとんど否定された。そして,ソビエト国家の崩壊に及んでも,事態は改善されず,経済的貧困から,…

CA952 - ライブラリー・ショップ:図書館のセールス・ポイント / 河合美穂

最近の博物館において,ミュージアム・ショップの占める位置は決して小さくない。人々は今見てきたばかりの展示品の写真やレプリカを買い求めることによって,博物館が伝達しようと意図した情報をしっかり受けとめ確認する。博物館訪問の記念品として,その人の心の中に大きな印象を後…

CA951 - スラブ・東欧関係資料の滞貨をどう減らすか / 兎内勇津流

「スラブ・東欧諸語や旧ソ連邦の非スラブ系諸語で書かれた資料の整理滞貨は,死や税金と同じく避けられない」という,インディアナ大学図書館でスラブ資料の目録を担当するジャックリーン・バード(J. Byrd)女史の見解は,われわれ日本の図書館員を安心させてくれる。ロシア語資料の持つ…

CA934 - ロサンゼルス公共図書館中央館の改修なる / 清水悦子

暴動や自然災害に打ちのめされてきたロサンゼルス市で,多くの人が「希望のしるし」と認める出来事があった。1993年10月3日,ロサンゼルス公共図書館中央館(LAPLC)が修復・拡張されて再オープンしたのである。古かった施設を新しく広くし,かつ1986年の放火によるダメージから立直るのに要…

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