図書館事情

CA1069 - カンボジアの図書館の現状 / 宮島安世

歴史的な不幸と東南アジア共通の自然の悪条件の中で多くのダメージを受けてきたカンボジアの図書館は,様々な問題をかかえながらも,今復興の道を歩んでいる。カンボジアには,約50の図書館と記録センターがある(基本図書をわずかに備えているだけの学校図書館は除く)。国立図書館,…

E446 - ソウル市の公共図書館拡充計画

ソウル市には2006年1月現在,国立1館,市立22館,区立25館,私立15館,一般開放されている学校図書館11館の合計74館,一般利用可能な図書館が存在する。ところが2004年の統計によると,韓国の公共図書館1館あたりのサービス対象人口は約10万人,中でもソウル市は約13万9千人と,他のOECD加盟国の…

E441 - アロヨ大統領,組み立て式図書館建設を指令(フィリピン)

2005年10月24日,フィリピンのアロヨ大統領が「組み立て式図書館計画」を発表し,3億5,800万フィリピンペソ(約8億円)の予算で全国に組み立て式図書館を1,000館作るよう,公共事業道路省に指令を出した。フィリピンでは児童・生徒数の増加に教育施設が追いついておらず,またそのための予算…

E440 - 2005年の韓国図書館界の10大ニュース

2005年12月23日,韓国図書館協会(KLA)のウェブサイトで,インターネットで行ったアンケート結果を元にした2005年の韓国図書館界の10大ニュース(順不同)が発表された。(1) 図書館法全面改正の推進(E376,CA1578参照)(2) 2006年IFLAソウル大会の準備,本格始動(3) 図書館における個人情報・人権保…

E439 - 2005年の米国図書館界の10大ニュース

American Libraries 2005年12月号に,2005年における米国図書館界10大ニュースが掲載されている。(1) 図書館を襲ったハリケーン(E369,E396参照)(2) Googleが全てを変える(E392,E403参照)(3) 予算不足に悩む公共図書館(E370参照)(4) 愛国者法延長問題(E371,E428参照)(5) 厳しい批判にさらされるE-Rate(6) 学…

E394 - チュニジアの図書館事情と知的自由

2005年11月に2回目の国連世界情報社会サミット(WSIS;E159参照)がチュニジアで開かれる。これに先立ち,国際図書館連盟(IFLA)の情報へのアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)委員がチュニジアを訪れ,現地の図書館事情と知的自由に関するレポートを9月23日に発表した。それによると…

CA1007 - 電子出版物の法定納本化:世界の動向 / 春山明哲

電子出版とグローバル・ネットワークの時代の到来とともに,出版物の法定納本制度とこの制度を担ってきた国立図書館の役割とが,今,根源的に問い直されている。世界の国立図書館は,1980年代後半から「電子出版に対応した法定納本制度のあり方」について検討を開始し,調査研究を重ねて…

CA983 - パソコン通信を活用した図書館事業 / 兎内勇津流

1994年の9月20日,大手の商用パソコン通信サービスNifty-Serveの生涯学習フォーラム(FLREAN)内に,「フォーラムinフォーラム」として,図書館フォーラムが開設された。「フォーラム」というのは,共通の関心を持つNifty-Serveの会員が,グループ活動を展開できる公開の場の名前である。それぞれの…

CA981 - ドイツ統一と公共図書館 / 戸田典子

1989年11月9日の劇的なベルリンの壁開放から5年が経過したが,社会のあらゆる領域でドイツ統一の激動は続いている。図書館界も例外ではない。1989年には東ドイツには合計13,545館の公共図書館(「国立一般図書館」が正式名称。この数字は組織体ではなくサービスポイントの数)があった。この…

CA977 - ミニテルとフランスの図書館 / 河野麗子

フランスのミニテルは,世界でも最も成功したビデオテックス・システムだと言われている。最初ミニテルは,電子電話帳サービスとして始まったが,現在では様々なサービスが提供されている。利用者は,各家庭で端末をたたいて時報・天気予報はもちろん,ショッピング・旅行情報・名所の…

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