図書館事情

CA977 - ミニテルとフランスの図書館 / 河野麗子

フランスのミニテルは,世界でも最も成功したビデオテックス・システムだと言われている。最初ミニテルは,電子電話帳サービスとして始まったが,現在では様々なサービスが提供されている。利用者は,各家庭で端末をたたいて時報・天気予報はもちろん,ショッピング・旅行情報・名所の…

CA969 - 日本の学校図書館をめぐる最近の動き / 江澤和雄

文部省の「読書に関する調査」('94.3現在)は中学生の44%,高校生の40%が月に1冊も本を読まないなど,中・高校生の活字離れの実態を改めて浮彫りにした。毎日新聞と全国学校図書館協議会(全国SLA)が毎年行っている「学校読書調査」でも,特に中・高校生の読書離れの進行が報告され…

CA968 - 東欧・中欧への学術雑誌寄贈運動 / 山岡公一

約45年間続いたソビエト連邦の東欧及び中欧の支配は,経済,市民社会を破壊し,人権侵害を引き起こした。国立図書館や大学図書館においては,西欧の学術書や専門雑誌に対するアクセスがほとんど否定された。そして,ソビエト国家の崩壊に及んでも,事態は改善されず,経済的貧困から,…

CA952 - ライブラリー・ショップ:図書館のセールス・ポイント / 河合美穂

最近の博物館において,ミュージアム・ショップの占める位置は決して小さくない。人々は今見てきたばかりの展示品の写真やレプリカを買い求めることによって,博物館が伝達しようと意図した情報をしっかり受けとめ確認する。博物館訪問の記念品として,その人の心の中に大きな印象を後…

CA951 - スラブ・東欧関係資料の滞貨をどう減らすか / 兎内勇津流

「スラブ・東欧諸語や旧ソ連邦の非スラブ系諸語で書かれた資料の整理滞貨は,死や税金と同じく避けられない」という,インディアナ大学図書館でスラブ資料の目録を担当するジャックリーン・バード(J. Byrd)女史の見解は,われわれ日本の図書館員を安心させてくれる。ロシア語資料の持つ…

CA934 - ロサンゼルス公共図書館中央館の改修なる / 清水悦子

暴動や自然災害に打ちのめされてきたロサンゼルス市で,多くの人が「希望のしるし」と認める出来事があった。1993年10月3日,ロサンゼルス公共図書館中央館(LAPLC)が修復・拡張されて再オープンしたのである。古かった施設を新しく広くし,かつ1986年の放火によるダメージから立直るのに要…

CA917 - 主要国における国立図書館の将来構想:調査研究プロジェクト活動報告(5) / 村山隆雄

国立国会図書館の図書館研究所は,すでに3つの調査研究プロジェクトを発足させているが(CA836,CA844,CA856,CA873参照),本年8月,新たに「主要国における国立図書館の将来構想」の調査プロジェクトを発足させた。プロジェクトの目的は,各国の国立図書館の「戦略計画書」等を調査・分析し…

CA907 - 「電子図書館研究班」が発足

国立国会図書館では,電子技術を中心とするニューテクノロジーの活用方法に関する総合的な調査研究を実施するため,この8月に業務機械化室に「電子図書館研究班」を設置した。今年度のテーマは 1)漢字OCRによるデータ入力,2)図書館資料のメディア変換,3)フルテキスト・データベース…

E295 - 2004年の米図書館界の10大ニュース

(1) シアトル公共図書館等の新館開館(E207参照)(2) 開館時間短縮,解雇,閉鎖(E276参照)(3) 愛国者法のプライバシー侵害(E254参照)(4) 音楽CD騒動(E227参照)(5) CIPAの悪影響(E246参照)(6) 次世代リーダー像をめぐる議論(7) RFIDタグ導入とプライバシー問題(E140参照)(8) クラーク・アトラ…

CA903 - 返還を控えた香港の図書館事情 / 塚田洋

香港の図書館界はこの20年余りの間に急成長をとげ,現在,公共図書館50館,大学図書館7館を中心に優れたサービスを提供している。教育文化施設の整備が叫ばれ始めた1950年代から,そうした声に応え図書館活動を支援してきたのは香港図書館協会(以下,協会)である。協会は図書館員の組織…

ページ