図書館協力

柏崎市立図書館(新潟県)、柏崎高等学校図書館と連携し同校生徒による図書館蔵書活用の促進等を意図した取り組みを開始

2020年9月2日、新潟県の柏崎市立図書館(ソフィアセンター)は、新潟県立柏崎高等学校の学校図書館と連携し、同校生徒の課題研究や読書において、ソフィアセンターの蔵書活用を促進する取り組みを開始したことを発表しました。

ソフィアセンターは連携の背景として、高校生は学習・読書室の利用が多く、蔵書の活用は小中学生と比べると非常に少ない状況にあることなどを挙げ、同校との連携をきっかけに、市内の他の高校生の利用促進とレファレンスサービスの活用を働きかけていく、としています。

ソフィアセンターは同校図書館との連携事業の概要として、「課題解決支援」と「課題図書の簡単予約」を挙げています。「課題解決支援」は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された同校1学年・2学年の生徒が探究活動として取り組む「柏崎サイエンスプロジェクト(KSP)」の課題研究テーマを両館で共有し、ソフィアセンターの蔵書とレファレンスサービスによって、生徒の課題解決を支援するものです。「課題図書の簡単予約」は同校1学年の生徒の課題図書300冊のうち、ソフィアセンターが所蔵する図書約200冊のリストをホームページに掲載し、簡単に検索や利用状況の確認・予約を可能とするものです。

E2245 - 愛媛県議会における議会図書室機能強化の取組について

愛媛県議会では,超党派の議員で構成する議会改革検討協議会(議長の非公的諮問機関)で議会改革の検討に取り組んでおり,2017年度に議会図書室の機能強化について検討を行った。これは当時,利用が減少傾向にあった図書室が,2018年に1948年の設置から70年の節目を迎えることから,愛媛県議会基本条例の「議会は,議員の調査研究に資するため,議会図書室を適正に管理し,及び運営するとともに,その機能の強化に努めるものとする」という規定を踏まえ,検討を進めたものである。

E2244 - 情報ナビゲーター交流会:第8回開催までの歩み

2011年11月11日,東京タワーの正面に立つ機械振興会館(東京都港区)において,「第1回産学官民!!情報ナビゲーター交流会」が開催された(第5回からの名称は「情報ナビゲーター交流会」)。当日は,予定の定員を遥かに超える105人の参加があり,この企画に対する関心の高さを示した。情報ナビゲーター交流会とは,ビジネス支援図書館推進協議会(2000年12月設立)と一般財団法人機械振興協会経済研究所が主催する,全国の公共図書館員と主に都市部の専門図書館員の館種を超えた交流会(名刺交換会)である。2020年6月13日には第9回の開催を予定している。本稿は,この情報ナビゲーター交流会の目的と概要を報告するものである。

茨城県立図書館、インターネット予約により同館所蔵資料が県内の市町村立図書館等で受取可能になるサービス「遠隔地貸出サービス(ぶっくびん)」を開始

2020年1月31日、茨城県立図書館は、県内の市町村立の図書館等の協力を得て「遠隔地貸出サービス(ぶっくびん)」を開始したことを発表しました。

新サービス「ぶっくびん」は、利用者が茨城県立図書館ホームページで予約した同館の所蔵資料を茨城県内37市町村(50館)の市町村立図書館等で受取可能になるサービスです。予約可能な点数は一般書・児童書あわせて20点まで、貸出可能な点数は同館での通常貸出とあわせて、一般図書・雑誌が10点、児童書・児童雑誌・紙芝居が10点までとなっています。大型絵本・大型紙芝居・視聴覚資料はこのサービスの対象外です。

重要なお知らせ(茨城県立図書館)
https://www.lib.pref.ibaraki.jp/index.html
※2020年1月31日欄に「インターネット予約による遠隔地貸出サービス(ぶっくびん)を始めました。」とあります

宇都宮市立東図書館(栃木県)、栃木県立図書館「滝澤コレクション」を用いたジャズレコードコンサートを開催

2020年2月16日、栃木県の宇都宮市立東図書館が、「ジャズのまち宇都宮」にちなんでジャズレコードコンサートを開催します。

宇都宮市内の病院院長から栃木県立図書館が寄贈を受けた、1万4,483枚のレコードからなる「滝澤コレクション」(館内利用のみ)のなかから、渡辺貞夫氏の作品や、県立図書館でコンサートを開催した際のリクエストを基に選定して実施するとしています。

「滝澤コレクション」は、国内盤が少なかった時期に蒐集した米国からの輸入盤等の国内外のジャズの名盤がコレクションの中核をなしており、現在廃盤となって入手困難な貴重盤も数多く含まれるとのことです。

定員は先着50人(中学生以上)です。

東図書館 ジャズレコードコンサートを開催します(宇都宮市立図書館)
https://www.lib-utsunomiya.jp/viewer/info.html?id=743

英国図書館(BL)ビジネス・知財センター(BIPC)の国内ネットワーク拠点の2020年の計画

2020年1月24日、英国図書館(BL)が、ビジネス・知財センター(Business & IP Centre:BIPC)の国内ネットワークの各拠点の2020年の計画を紹介しています。2019年にはロンドン以外の各拠点で、3,700以上の活動が行なわれたことも紹介しています。

国内の各拠点における以下等の計画が紹介されています。

・バーミンガム 
英・バーミンガム大学のビジネススクールと連携したワークショップの実施

・ブライトン・アンド・ホヴ
2019年に開設されたパイロットセンターの正式公開

・ケンブリッジ・ピーターバラ
参加者同士が交流しBIPCが提供可能なものを探求するCoffee Morningsの定期開催

・グラスゴー
Experts in Residenceプログラム実施拡大のための連携の拡充
マイクロビジネスのためのデジタルワーキングプロジェクトの開始

・ハル
市の最も貧しい地域をターゲットにビジネス支援を提供するコミュニティ主導型地域開発プロジェクトの継続等

・リーズ
ビジネスプランや銀行取引に関する1対1での相談会の実施

韓国・国立子ども青少年図書館、アセアン加盟国の図書館と共同で「黄色のエプロンハッシュタグチャレンジ」を実施中:黄色のエプロンを着用して図書館で行なっている読み聞かせの様子をハッシュタグをつけてInstagramに投稿

韓国国立中央図書館(NLK)の国立子ども青少年図書館が、2020年1月15日から4月2日まで、東南アジア諸国連合(アセアン)加盟国のうち9か国(カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・シンガポール・タイ・ベトナム)の図書館と共同で、4月23日の「世界本の日」を記念した「黄色のエプロンハッシュタグチャレンジ」を実施しています。

「黄色のエプロンハッシュタグチャレンジ」は、韓国とアセアン加盟国における「読み聞かせ活動」の楽しさを共有するためのSNSを用いた読書キャンペーンで、「韓国・アセアン読書文化共同事業」のブランドでもある黄色のエプロンを着用して図書館で行なっている読み聞かせの様子の写真や映像をハッシュタグを着けてInstagramに投稿するものです。

同館では、国別の投稿数に基づいて優勝国を選ぶとともに、6月に開催する国際シンポジウムにて事例を共有する予定です。

同取組は、2019年11月に開催された「韓国・アセアン子ども青少年サービス代表会議」で合意された「韓国・アセアン子ども・青少年読書文化共同事業」のフォローアップの一環として、韓国・オセアニア加盟国の読書文化発展のための実践的・具体的な活動として位置づけられています。

岐阜県図書館と岐阜女子大学附属図書館が子どもの読書活動の推進を中心とした相互協力に関する協定を締結

岐阜県図書館と岐阜女子大学附属図書館が子どもの読書活動の推進を中心とした相互協力に関する協定を締結すると発表されています。

締結式は2020年3月3日に行われます。

同日、協定締結を記念して、岐阜女子大学副学長・同大学附属図書館長の木俣正剛氏による講演会「95%は裏話 私の文春戦記」が岐阜県図書館で開催されます。

岐阜県図書館・岐阜女子大学附属図書館協定締結式及び記念講演会を開催します(岐阜県)
https://www.pref.gifu.lg.jp/event-calendar/c_27205/gijodai_library.html

「岐阜県図書館・岐阜女子大学附属図書館協定締結記念講演会」を開催 (岐阜県図書館)
https://www.library.pref.gifu.lg.jp/info-events/2020/01/post-75.html

長野県塩尻市、神奈川県大和市と岐阜県岐阜市が締結している「図書館の連携・協力に関する同盟」に参加

2019年12月23日付けの中日新聞の記事で、神奈川県大和市と岐阜県岐阜市が締結している「図書館の連携・協力に関する同盟」に、長野県塩尻市が参加したことが報じられています。

大和市が岐阜市と同盟を締結した際の発表では、同盟の目的として、大和市文化創造拠点シリウス(大和市)、みんなの森ぎふメディアコスモス(岐阜市)という、図書館を中心とした複合施設を展開する自治体同士で、お互いに連携・協力を行うことを挙げています。今回同盟に参加した塩尻市も複合施設「えんぱーく」を展開しています。

塩尻市教育委員会の「令和元年11月定例教育委員会会議録」に掲載されている塩尻市立図書館副館長の発言によれば、同盟による今後の連携・協力内容として、図書館間での情報交換、テーマ展示の同時開催、複合施設としての課題解決に向けた調査、研究や職員の資質向上のための交流等を予定しているとあります。

図書館の連携協力で県外2市と同盟締結 塩尻市(47NEWS(中日新聞), 2019/12/23)
https://www.47news.jp/localnews/4347694.html

E2199 - 都道府県立図書館サミット2019<報告>

2019年8月25日,県立長野図書館にて都道府県立図書館サミット2019を開催した。このサミットは2016(E1828参照)に続き2回目の開催である。テーマを「都道府県と基礎自治体の関係-『協力』のスタンダードを築く」とし,都道府県立図書館は域内の図書館にどのように関与し,その図書館行政に貢献していくのか,現場での取り組みをもとに学び合い考える場とした。なお,サミットは県立長野図書館が継続的に開催している「信州発・これからの図書館フォーラム」にも位置付けられている。

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