美術館

フェルメールの全作品がGoogle Arts & Cultureで公開

2018年12月3日、オランダのマウリッツハイス美術館は、同館等が所蔵するオランダの画家フェルメールの全36作品がGoogle Arts & Cultureで公開されたことを発表しました。

また、新たに公開された“Pocket Gallery”は、AR(拡張現実)技術を用いた仮想展示であり、フェルメールの全作品を実物大で鑑賞することができます。

Google Arts & Culture: Meet Vermeer - The first virtual museum to show all of Johannes Vermeer’s paintings(マウリッツハイス美術館, 2018/12/3)
https://www.mauritshuis.nl/en/press/persarchief/2018/meet-vermeer/

チェスター・ビーティー・ライブラリー、所蔵資料のオンライン公開を発表

アイルランドのチェスター・ビーティー・ライブラリーは、2018年12月5日付けのTwitterにおいて、同日に新しいウェブサイトを公開し、あわせて2,000近い所蔵資料をオンライン公開すると発表しています。

アイルランド政府のニュースサービス “MerrionStreet”の12月5日付け記事では、所蔵資料のデジタル化プロジェクトは現在も進行中であり、随時画像が追加される予定であること、非商用利用のための画像の無料ダウンロード機能を提供していること等が紹介されています。

チェスター・ビーティー・ライブラリーはアジアの美術品を多く所蔵しており、日本の美術品もオンライン公開されています。

@CBL_Dublin (Twitter,2018/12/5)
https://twitter.com/CBL_Dublin/status/1070261426332291072

愛知県美術館、1,200件を超すパブリックドメインのコレクション画像を自由に使えるようにしたと発表

2018年11月26日、愛知県美術館が、「コレクション検索」において、国内外の20世紀美術や木村定三・藤井達吉両コレクションの情報を追加したほか、1,200件を超すパブリックドメインのコレクション画像を自由に使えるようにしたと発表しています。

「公開画像利用時のお願い」として「所蔵者名の表記」「トリミング・改変の表記」 「第三者の権利の許諾」があげられているほか、同館コレクションの画像を掲載した出版物等の成果物の1部送付をお願いしています。

その他、美術館のウェブサイトも全面リニューアルされており、展覧会・イベントごとのURLの固定化や、過去ログのアーカイブが行われています。

@apmoa(Twitter,2018/11/26)
https://twitter.com/apmoa/status/1066939776601796608

コレクション検索(愛知県美術館)
https://jmapps.ne.jp/apmoa/

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)、2018年度の業績報告書を公開

2018年11月16日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、2018年度(2017年10月1日から2018年9月30日まで)の業績報告書(Performance and Accountability Report)を公開しました。

2018年から2022年までのIMLSの戦略計画“Transforming Communities”の策定(2018年1月)、政府からの助成金予算の増加、州図書館行政機関による“Transforming Communities”における市民参加(civic engagement)の優先度の増大の指摘、小規模な地方の図書館・博物館を支援する助成事業の開始、“ African American History and Culture grant”の助成数の増加、“Native American Library Services Basic grants”の増額、博物館・図書館がコミュニティに対して社会福祉で貢献するための条件を理解するための調査の開始(2018年8月)、オピオイド危機に対応するための図書館のコミュニティとの協力方法を調査する米国公共図書館協会(PLA)との共同調査に対してOCLCへ資金提供を実施、といった点が掲載されています。

川崎市市民ミュージアム、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムが寄贈したテレビ・ラジオ番組の脚本・台本約8,000冊を追加公開

2018年11月7日、川崎市市民ミュージアム(神奈川県)は、テレビ・ラジオ番組の脚本・台本約 8,000 冊について、同日から館内のミュージアムライブラリーで追加公開することを発表しました。

これらは、一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムが過去に収集した脚本約 80,000 冊のうち、1981 年以降から現在までにテレビ・ラジオで放送された脚本等であり、過去の寄贈分に加えて同ミュージアムに新たに寄贈したものです。

E2070 - 平成30年台風第21号による図書館等への影響

2018年9月4日に徳島県南部に上陸し,近畿地方を縦断した平成30年台風第21号により,広い範囲で様々な被害が生じた。本稿では,2018年11月2日までの情報を基に,台風の影響を受けた図書館等の状況を中心に紹介する。

E2071 - 平成30年北海道胆振東部地震による図書館等への影響

2018年9月6日未明に北海道胆振地方を震源とする地震が発生し,様々な被害が生じた。本稿では,2018年11月2日までの情報を基に,地震の影響を受けた図書館等の状況を中心に紹介する。

京都国立近代美術館・国立国際美術館、蔵書検索(OPAC)を公開:国立美術館全6館のデータベースを横断検索する「国立美術館総合検索(仮称)」も準備中

京都国立近代美術館と国立国際美術館が、2018年11月から、所蔵する図書資料の公開を発表しました。

京都国立近代美術館では、11月から、主に研究者を対象として、同館所蔵の展覧会カタログ約1万3,000冊を公開します。事前申し込み制での閲覧サービスです。

国立国際美術館では、11月3日から、こちらも、主に研究者を対象とした事前予約制でサービスを開始しています。

両館ともサービス開始にあわせてOPACを公開しています。

独立行政法人国立美術館では、現在国立美術館全6館が持つ作品・図書・資料等の各種データベースを横断検索する「国立美術館総合検索(仮称)」の始動に向けて準備中と発表しています。

京都国立近代美術館 図書資料公開のおしらせ(京都国立近代美術館,2018/11/2)
http://www.momak.go.jp/Japanese/news/newsList2018.html#181102

独立行政法人国立美術館、「所蔵作品総合目録検索システム」での所蔵作品の「歴史情報」の公開を開始

2018年11月3日、独立行政法人国立美術館が、「所蔵作品総合目録検索システム」での所蔵作品の「歴史情報」の公開を開始しました。

「歴史情報」とは、所蔵作品の来歴・展覧会歴や、参考文献に関する情報です。

独立行政法人国立美術館 トピックス
http://www.artmuseums.go.jp/
※2018.11.2欄に「国立美術館の資料情報の充実と公開が進みます(2018.11.3公開)」とあります。

国立美術館の資料情報の充実と公開が進みます![PDF:2ページ]
http://www.artmuseums.go.jp/topics/joho_kokai_301102.pdf
※「1)所蔵作品の情報が一層詳しく」に説明があります。

米・メトロポリタン美術館、APIを公開:Googleとの連携も発表

2018年10月25日、米・メトロポリタン美術館(MET)は、APIの公開を発表しました。APIを通じて、同館の40万6,000点の画像を著作権等の制限なしに利用することができます。

あわせて、METではGoogleとのAPI連携を発表し、これまで手作業でGoogle Arts & Cultureに画像(757点)をアップロードしていたところ、新しいAPIを導入することで、20万5千点のパブリックドメインの作品の高精細画像がGoogle Arts & Cultureから公開されたと発表しています。同館がCC0で公開している画像については、ダウンロードボタンが設けられています。Google Arts & Cultureでは初めてとのことです。加えて、同館のウェブサイト上の詳細情報へのリンクである詳細ボタンも設置されています。

また、GoogleのナレッジグラフとのAPI連携も行なわれており、ナレッジパネル内に同館のデジタル画像が表示されるとともに、ナレッジパネルに表示された画像をクリックすると、Google Arts & Cultureで公開されている画像にリンクされます。

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