美術館

【イベント】ICOM京都大会2019報告会・ワークショップ「新しいミュージアムの形とは?」(1/13・京都)

2020年1月13日、京都文化博物館(京都市中京区)において、ICOM京都大会2019報告会・ワークショップ「新しいミュージアムの形とは?」が開催されます。

2019年9月に開催されたICOM京都大会において、核となるテーマであった博物館定義・持続可能性・防災・アジア美術などを参加者の視点で振り返り、大会の成果を今後日本のミュージアムや日々の業務にどのように還元できるのか検討する、という趣旨の下で開催されます。

第1部のICOM京都大会報告会では、大会の各セッションの要点等の共有等が行われます。参加費は無料ですが事前申し込みが必要で定員は160人です。

第2部のワークショップでは、報告を踏まえて今後日本のミュージアムはどのように変わっていけるか、日々の業務の中で具体的にどのようなことができるか、に関するディスカッション等が行われます。参加費は無料ですが、参加対象が博物館職員、博物館研究者・ICOM会員有資格者に限定されています。また事前申込制で定員は50人程度です。

カナダ研究図書館協会(CARL)、カナダの記憶機関におけるデジタル保存の現状とニーズについての調査レポートを公開

2019年11月29日、カナダ研究図書館協会(CARL)は、カナダの記憶機関におけるデジタル保存の現状とニーズについての調査レポート“Final Report of the Survey on Digital Preservation Capacity and Needs at Canadian Memory Institutions, 2017-2018”の英語版及びフランス語版の公開を発表しました。

カナダにおけるデジタル保存活動の現時点の見取り図を提供し、存在するギャップや顕著に見られるニーズを特定することを目的として、CARLのデジタル保存ワーキンググループが実施した調査の成果を報告するものです。

調査は二つのフェイズからなり、第一フェイズでは、2017年10月から12月にかけて、CARLに所属する29機関を対象として調査が行われました。その後、2018年12月から2019年1月にかけて調査結果のアップデートが行われています。第2フェイズでは、より広いカナダの記憶機関を対象として2018年8月から9月に調査が行われ、両フェイズ合計で52機関から完全な回答が寄せられました。今回、回答結果のデータセットもあわせて公開されています。

英国図書館(BL)、同館を含む英国の6つの文化遺産機関の研究成果を閲覧できるリポジトリ“Shared Research Repository”のBETA版を公開

2019年11月26日、英国図書館(BL)が、リポジトリ“Shared Research Repository”のBETA版の公開を発表しました。

英国の高等教育機関の研究成果はリポジトリを通じて公開されている一方で、文化・遺産機関による研究成果は各機関が思っているほど気づかれていないことから構築されたものです。

同リポジトリからは、BLを含め、大英博物館・ロンドン考古学博物館(MOLA)・スコットランド国立博物館・キュー王立植物園・テートモダンの6つの機関の職員や研究員による、記事・図書の章・データセット・展示の解説・会議での発表資料・ブログ等様々な研究成果を検索・閲覧することができます。

現在は選定したいくつかの成果のみが検索可能ですが、今後数か月の間に多くの研究成果が追加される予定です。また、BETA版の運営が順調であれば、コンテンツ量や連携機関の拡大方法についての検討を行うとしています。

ジャパンサーチ(試験版)、「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始

2019年11月25日、ジャパンサーチ(試験版)は、東京大学が学内の様々なデジタル化されたコレクションの横断検索が可能なポータルサイトとして構築している「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始したことを発表しました。

「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」上のメタデータのうち、利用条件がパブリック・ドメイン・マーク(PDM)、CC0、CC BY、CC BY-SAであるものがジャパンサーチ(試験版)に提供され検索可能となっています。

@jpsearch_go(Twitter,2019/11/25)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1198874505923313664

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年11月25日付けのお知らせに「東京大学の「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」と新たに連携しました!」とあります。

E2195 - 欧州の研究図書館におけるデジタル人文学の現状と展望

写本をはじめとした資料のデジタル化,OCR技術を活用したデジタル翻刻,オンラインでの公開,テキストマイニングを用いた研究など,コンピュータ技術の発展と浸透によって人文学研究の様相は大きく変化した。デジタル人文学と総称される,こうした研究の新潮流はすでにその重要性を広く認識されている。しかし,デジタル人文学は(もちろん)コンピュータ技術の知識を要し,学際的な広がりを持つ方法論であり,従来の人文学研究の単なる延長線上にあるとは言い難い。現代の研究図書館はデジタル人文学研究をいかにして支援し,推し進めていくことが可能だろうか。

世界16の「GLAMラボ」を紹介する電子書籍”Open a GLAM Lab”

世界中の16のGLAM (Gallery, Library, Archive and Museum)に設置された「ラボ」の活動を紹介する電子書籍、”Open a GLAM Lab”について、2019年10月30日付けのLIBERのブログで紹介されています。

“Open a GLAM Lab”はInternational GLAM Labs Communityの活動の一環として、2019年9月に執筆者らがドーハに集まり、短期間のうちに共同で執筆を行う”Book Sprint”法を用いて書かれたものです。International GLAM Labs Communityは2018年に大英図書館が行った図書館ラボのイベントをきっかけに発足したもので、2019年11月現在、30か国以上・60以上の機関から、250人が参加しているとされています。

“Open a GLAM Lab”ではそのうち16人機関の著者らが、どのようにラボを設置するか、どう運営するか、ラボを通じてGLAM機関を如何に改革していくかについて、それぞれの経験を紹介しています。

同書はPDF版・ePub版が存在し、いずれも無料かつパブリックドメインライセンスで公開されています。

【イベント】第2回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム「アートアーカイヴとは何か」(12/7・八王子)

2019年12月7日、多摩美術大学八王子キャンパスにおいて、第2回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム「アートアーカイヴとは何か」が開催されます。

多摩美術大学アートアーカイヴセンター・多摩美術大学図書館・多摩美術大学芸術人類学研究所の主催で、3月の第1回シンポジウムでの議論を出発点に、「アートアーカイヴの現状」「写真アーカイヴのこれから」「言語と美術のアーカイヴ化」という3つの方向からアートアーカイヴの可能性を展開するとしています。

参加費無料、申込不要ですが、先着順200人です。

主な内容は以下の通りです。

第1部「アートアーカイヴの現状」
(1)佐賀一郎氏:デザインアーカイヴの連携をめざして
(2)久保田晃弘氏:インタラクションのアーカイヴ
(3)小泉俊己氏、上崎千氏:もの派と写

第2部「アーカイヴのこれからー写真と人類学について」
港千尋氏、金子遊氏

第3部『「言語と美術」のアーカイヴ化と「空中の本」』
平出隆氏、青木淳氏

クロージング
平出隆氏

【イベント】東京文化財研究所「文化財の記録作成とデータベース化に関するセミナー」(12/2・東京)

2019年12月2日、東京文化財研究所が、同研究所において、「文化財の記録作成とデータベース化に関するセミナー」を開催します。

展示施設や地方公共団体、修理技術者や研究者など、文化財の記録作成を必要とする人への情報提供を行うことを目的に開催するもので、同研究所の文化財情報資料部文化財情報研究室が近年取り組む文化財データベースの構築や、無料で提供されているソフトウェアを用いた簡便なデータベースを紹介するものです。また、同研究室画像情報室からも、文化財に関する情報の記録としての写真の撮影について、その考え方及び手法を紹介するとしています。
参加には事前の申し込みが必要です。

主な内容は以下の通りです。

・趣旨説明「文化財の記録作成、データベース化の意義」
二神葉子氏(同 文化財情報資料部 文化財情報研究室長)

・文化財情報のデータベース化およびその活用について
小山田智寛氏(同 文化財情報資料部 文化財情報研究室 研究員)

・文化財情報の記録としての写真の撮影について
城野誠治氏(同 文化財情報資料部 文化財情報研究室 専門職員)

・質疑応答

【イベント】アート・ドキュメンテーション学会30周年企画行事・第12回秋季研究集会(11/16-17・東京)

2019年11月16日から17日にかけて、東京藝術大学(東京都台東区)でアート・ドキュメンテーション学会(JADS)30周年企画行事・第12回秋季研究集会が開催されます。

会員、非会員を問わず参加可能であり、参加費は正会員が1,500円(学生500円)、非会員が2,500円(学生1,000円)です。参加には事前の申込みが必要です。

主な内容は次のとおりです。

文化庁、「台風19号で被災した川崎市市民ミュージアムへの支援について」を公表

2019年10月25日、文化庁は、「台風19号で被災した川崎市市民ミュージアムへの支援について」を公表しました。

台風第19号で被災した川崎市市民ミュージアムの所蔵品に対して川崎市が行う救出・保存等活動について、文化財等災害対策委員会の手続きを経て、10月24日付けで独立行政法人国立文化財機構へ技術的支援の協力要請を行ったこと、及び、今後、国立文化財機構が持つ関係団体の広範なネットワークを活かし、文化庁と国立文化財機構が連携し、同ミュージアムの所蔵品の応急措置や施設での一時保管などの救出活動への技術的な支援を川崎市に対して行っていくとしています。

報道発表(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/index.html
※2019年10月25日欄に「台風19号で被災した川崎市市民ミュージアムへの支援」とあります。

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