ALIA(オーストラリア図書館協会)

オーストラリア図書館協会、季刊誌“Journal of the Australian Library and Information Association” (JALIA)を創刊へ

オーストラリア図書館協会(ALIA)は、2017年1月から、“Journal of the Australian Library and Information Association”誌 (JALIA)を創刊すると発表しています。

現在発行している“Australian Library Journal”(ALJ) 誌を名称変更するもので、“Australian Academic and Research Libraries”(AARL) 誌もあわせて廃刊とするとのことです。

JALIA誌創刊の目的は、ALJ誌およびAARL誌の強みを統合することであり、図書館情報学の研究者と実務家からのコンテンツをバランスよく提供する予定とのことです。

冊子体とオンライン版があり、誌面は、論文、書評で構成され、オンラインコンテンツとして映像要約やブログが計画されています。

ダブルブラインドの査読誌であり、季刊で発行され、ALIAの機関会員や定期購読により閲覧可能なほか、3年間のエンバーゴ期間の後無料でも公開されるとのことです。

2月14日は、10周年となる“Library Lovers Day”(オーストラリア)

2016年2月14日は、オーストラリアでは、オーストラリア図書館協会(ALIA)などによる“Library Lovers' Day”です。2006年にシドニーにあるニューサウスウェールズ州立図書館で、2月14日に“Library Lovers' Day”が開催されてから、10周年となります。

“Library Lovers' Day”では、2007年以降、ALIAなどが中心となって、図書館で様々な取組が行なわれてきました。

ALIAのウェブサイトでは、ポスターやSNSアカウント用の画像が用意されているほか、SNSやインターネットに関するアイディア(例えばロマンチックな図書館に関する話を投稿することや、結婚式を開催する図書館へのリンクを貼るなど)や、図書館での取組のアイディアとして、同僚に当日はお洒落をすることを勧める(赤が入っているとロマンティック)、折り紙でハート形のしおりを作る、などが挙げられており、事例や参考になる資料・動画などへのリンクも貼られています。

Library Lovers' Day(ALIA)
https://www.alia.org.au/libraryloversday

11月21日は図書館でゲームをする日 International Games Day at Your Library

International Games Day @ your library は図書館を通じて、教育、レクリエーション、全ての種類のゲームの社会的価値を再接続させるためにNordic Game Dayやオーストラリア図書館協会(ALIA)との連携や米国図書館協会(ALA)の後援により、世界各地からのボランティアによって実行されているものとのことです。

8回目になる2015年の本イベントは、2015年11月21日に、世界の何千もの図書館でゲームに関するプログラムが開催されるとのことです。

About(International Games Day at Your Library)
http://igd.ala.org/about/

International Games Day at Your Library
http://igd.ala.org/

オーストラリア図書館協会(ALIA)、図書館情報学界の教育と雇用に関するレポート“ALIA LIS Education and Employment Trend Report 2015” を公表

2015年8月21日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、図書館情報学(LIS)の教育と雇用に関するレポート“ALIA LIS Education and Employment Trend Report 2015” を公表していました。

図書館情報学専門家の今後5年間の職業の見込みは前向きであるが、労働市場は厳しいままとのことです。

ここ5年間、2013年にレポートしたように、図書館のポジションは23%減少したが、図書館員の非雇用の水準は他の職業の平均以下であり、ベビーブーマーがリタイアすると次世代に職業提供の機会を与えるだろうとのことです。同期間において、図書館技術職は4%減少し、司書補は9%増えたとのことです。

また、

・図書館情報学の占める割合は比較的少なく、高い技能を持つ労働者であり、労働人口1,150万人のうちの30,000人、0.2%を占める。
・図書館情報学の労働者は少ないが、何万ものオーストラリア人が図書館サービスを利用するため、当該部門は重要な広がりと略歴を持つ。
・労働市場は厳しいままで、毎年1,800人の専門家が卒業し、求職する。多くの卒業生は各部門に雇用される一方、その他の者は新規参入者になる。

オーストラリア図書館協会(ALIA)“ALIA LIS Education and Employment Trend Report 2014” を公表

2014年9月18日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が、図書館情報学(LIS)教育と雇用に関するレポート“ALIA LIS Education and Employment Trend Report 2014” を公表しました。ALIAのウェブサイトによると、2014年のレポートは、LISの専門家の雇用の見通しには今後5年間、前向きな展望があるが、雇用状況は厳しいままであると結論づけているとのことです。また、このレポートは過去5年でLIS教育で何が起きたかを概観し、これからどのように努力することが最適かを理解するのに役立つとのことです。レポートは今年初めて刊行され、ALIAは今後毎年刊行することを計画しています。

LIS future employment prospects are positive — new ALIA report on LIS education, skills and employment (ALIA, 2014/9/18)
https://www.alia.org.au/media-releases/lis-future-employment-prospects-are-positive-%E2%80%94-new-alia-report-lis-education-skills-and-employment

オーストラリア図書館協会(ALIA)、政府図書館サービスの外部委託化に対して懸念を表明

2014年7月28日、オーストラリアのThe Canberra Timesが、政府図書館サービスの外部委託化の動きがあること等について報じています。これに関して、オーストラリア図書館協会(ALIA)が同日、“Federal Government's evidence-based policy making under threat”と題して外部委託化の動きへの懸念を表明しています。

ALIAのマッケラシャー(Sue McKerracher)会長の言葉として、政府図書館及び情報専門職は、政治家及び公務員を、フィクションではなくエビデンスに基づいて決定を行うために必要な情報につなぐものであること、などを伝えるとともに、コスト削減等の主張に対する考えを掲載しています。

Federal Government’s evidence-based policy making under threat (ALIA, 2014/7/28付け)
https://www.alia.org.au/media-releases/federal-government%E2%80%99s-evi

TPPの著作権法に関連する動きに対し、交渉関係者宛てに公開書簡:EFF、Creative Commons、図書館関連団体等

TPPの著作権法に関連する動きに対して、2014年7月9日付けで、書簡が公開されています。電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation:EFF)のウェブサイトに掲載された情報によると、著作権保護期間延長に関するものと、仲介者の責任に関するものの、2種類の書簡があります。

著作権保護期間延長に関する書簡については、北米研究図書館協会(ARL)、カナダ図書館協会(CLA)、オーストラリア図書館協会(ALIA)等の図書館関連団体や、Internet Archive、Creative Commons、Wikimedia Foundation、EFFなどの連名となっています。

また、EFF等に掲載された情報では“Our Fair Deal”キャンペーンの一環でもあるようです。“Our Fair Deal”は、ウェブサイトによるとTPPを通じて著作権法を変えようとする動きを牽制するためのもので、ニュージーランドで開始され、その後拡大しているとのことです。ニュージーランド図書館協会(LIANZA)やALIAなども中核的な組織メンバーとして掲載されています。

書簡
Letter on TPP Copyright Term Extension Proposals

オーストラリア図書館協会(ALIA)、図書館情報学の専門職の将来についてのレポートを公開

オーストラリア図書館協会(ALIA)が、図書館情報学の専門職の将来についてのレポートを公開していました。

ALIAでは、2012年に、図書館情報学の専門職の将来について検討するプロジェクトが立ち上がり、関係者への調査を行い、2013年5月に、最初のディスカッションペーパーがまとめられました。これをもとに、ALIA Futures wikiなどで検討が進められたとのことです。

検討課題として以下の3点が挙げられています。
・図書館はどうすれば利用者にとって意味のあるものであり続けられるのか
・機関や個人は、図書館情報学分野にどんな変化を望むのか
・図書館や情報専門家は必要性があり、望ましい職業であり続けられるのか

検討結果として、7つのレポートが公開されています。

Future of the Library and Information Science Profession(ALIA)
https://www.alia.org.au/futureoftheprofession

https://www.alia.org.au/sites/default/files/documents/advocacy/ALIA-Future-of-the-Profession-ALL.pdf
※7つのレポートを一括でダウンロード

全豪で同時にストーリータイム:14回目の“National Simultaneous Storytime”開催

2014年5月21日午前11時から、14回目となる“National Simultaneous Storytime”(NSS)が開催されるとのことで、その情報がオーストラリア図書館協会(ALIA)から発表されています。今回は、Ursula Dubosarskyの“Too Many Elephants in this House”を読むそうで、学校、図書館、幼稚園、書店など、2,300か所で41万人の子どもがこのイベントに参加する予定のようです。また、オーストラリアの公共放送局のSBSの協力により英語以外の13の言語(日本語を含む)のオーディオブックも作成したとのことです。

なお、2013年のNSSは2,500か所で行われ、43万人の参加があったそうです。

Australia’s biggest single storytelling session, 11am on Wednesday 21 May 2014(2014/5/16付け)
https://www.alia.org.au/media-releases/australia%E2%80%99s-biggest-single-storytelling-session-11am-wednesday-21-may-2014

オーストラリア図書館協会(ALIA)、電子書籍貸出(eLending)に関するレポート“E-lending Landscape Report 2014”を公開

2014年4月17日、オーストラリア図書館協会(ALIA)が電子書籍貸出(eLending)に関するレポート“E-lending Landscape Report 2014”を公開したと発表しています。

このレポートは、オーストラリアの公共図書館が電子書籍の貸出しサービスを導入するにあたって直面する課題(安全で信頼性の高いリポジトリ、適正な価格など)の現実的な解決に資するため、カナダ、米国、欧州(デンマーク、オランダ、ノルウェー、スウェーデン)における電子書籍貸出しの状況をまとめたものとのことです。

ALIA E-lending Report 2014(ALIA, 2014/4/17付)
http://ebookadvocacy.wordpress.com/2014/04/17/alia-e-lending-report-2014/

E-lending Report(PDF 42ページ)(ALIA)
https://www.alia.org.au/sites/default/files/publishing/ALIA-Elending-Landscape-Report-2014_0.pdf

参考:
CA1816 - 電子書籍を活用した図書館サービスに係る法的論点の整理 / 間柴泰治 カレントアウェアネス No.319 2014年3月20日

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