災害

神奈川県川崎市、「川崎市市民ミュージアム 台風第19号による浸水被害への対応状況について」を公表

2019年12月5日、神奈川県川崎市は、報道発表資料「川崎市市民ミュージアム 台風第19号による浸水被害への対応状況について」を公表しました。

資料は以下の8章からなります。「被害の概要」によれば、収蔵品約26万点のうち収蔵庫等で保管していなかった約3万1,000点は浸水被害を受けていないとあり、また「各収蔵庫の状況」では、被災後の各収蔵庫内の様子が分かる写真が掲載されています。

・被害の概要
・これまでの経過・対応内容
・市民ミュージアムの作業環境整備の状況
・各収蔵庫の状況
・収蔵品レスキューの工程・支援体制
・収蔵品レスキューの優先順位の考え方
・収蔵庫等からの主なレスキュー状況(12月4日現在 速報)
・継続して実施する事業

市民ミュージアム 台風第19号による浸水被害への対応状況について(川崎市, 2019/12/5)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/250/0000112818.html

大船渡市(岩手県)、「かたりつぎ~朗読と音楽の集い~」を開催:「みちのく震録伝」で収集した東日本大震災の証言を詩として編集したものを音楽とともに朗読

2020年3月7日、岩手県の大船渡市が、大船渡市民文化会館リアスホールにおいて、「かたりつぎ~朗読と音楽の集い~」を開催します。

東北大学アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」で収集した東日本大震災の証言を聴きやすいように詩として編集したものを、俳優の竹下景子さんが音楽とともに朗読するものです。

大船渡市による災害復興への取り組みや、「みちのく震録伝」の取り組みの報告等もあわせて行なわれます。

2012年から東日本大震災の被災地において毎年開催されており、今回で9回目です。

入場料は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

東日本大震災伝承イベント「かたりつぎ~朗読と音楽の集い~」(大船渡市, 2019/11/28)
https://www.city.ofunato.iwate.jp/site/hukkou/11906.html

【イベント】講演会 図書館 きのう・今日・あす 2019「「福島の図書館員」東日本大震災からの9年」(12/8・東京)

2019年12月8日、日本図書館協会において、講演会 図書館 きのう・今日・あす 2019「「福島の図書館員」東日本大震災からの9年」が開催されます。

2013年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会(シンガポール)においてベストポスター賞を受賞した鈴木史穂氏(福島県立図書館)を講師に招き、2011年から現在までの鈴木氏の活動と福島の図書館の状況についての報告が行われます。

参加費は500円で、事前の申し込み(としょかん文庫・友の会宛)が推奨されています。

講演会「図書館 きのう・今日・あす 2019」 「福島の図書館員」東日本大震災からの9年(としょかん文庫・友の会)
https://toshokanbunkotomonokai.jimdo.com/

【イベント】ふくしまを伝える アーカイブフォーラム2019(12/8・楢葉)

2019年12月8日、福島県楢葉町のJヴィレッジホールにおいて、福島県が主催する「ふくしまを伝える アーカイブフォーラム2019」が行われます。

2020年度の開館に向けて整備中の「東日本大震災・原子力災害伝承館」の設立趣旨の1つである「情報発信」の大切さについて県民全体で考える機運を醸成することを目的に開催されるものです。

福島県クリエイティブディレクターの箭内道彦氏と内堀雅雄福島県知事による対談や、県内で復興に向けた活動を行っている人によるパネルディスカッションが行われます。

参加には事前の申し込みが必要で、定員は200人です。

ふくしまを伝える アーカイブフォーラム2019(福島県 ふくしま復興ステーション)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/forum2019.html

米・ミネソタ州のロチェスター公共図書館が水損事故から得た教訓(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)児童図書館サービス部会(ALSC)の2019年10月25日と11月30日付のブログで、9月22日に3階の機械室からの水漏れで全フロアが数インチの浸水被害を受けた米・ミネソタ州のロチェスター公共図書館の、復旧作業の中で得た教訓が紹介されています。

10月25日付のブログでは以下の13点が指摘されています。

【イベント】第6回全国史料ネット研究交流集会(2/8-9・神戸)

2020年2月8日から9日にかけて、神戸市の御影公会堂で、第6回全国史料ネット研究交流集会が開催されます。

阪神・淡路大震災を機に始まった災害時の歴史資料や文化財の保全活動の各地への広がりをうけ、2015年から開催してきた研究交流集会を、阪神・淡路大震災から25年の節目に当たる2020年に再び神戸で開催するとしています。

第6回全国史料ネット研究交流集会を開催します(2/8・9)(歴史資料ネットワーク, 2019/11/20)
http://siryo-net.jp/event/20200208-9-koryushukai-kobe/

参考:
CA1743 - 被災資料を救う:阪神・淡路大震災からの歴史資料ネットワークの活動 / 川内淳史
カレントアウェアネス No.308 2011年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1743

【イベント】令和元年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-震災伝承施設と震災アーカイブ-(1/11・仙台)

2020年1月11日、東北大学災害科学国際研究所(仙台市)で、国立国会図書館(NDL)と同研究所とが共催し、「令和元年度東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム-震災伝承施設と震災アーカイブ-」を開催します。

震災伝承施設の海外の事例であるハワイの太平洋津波博物館(Pacific Tsunami Museum)の取組の紹介及び、国内の震災アーカイブや震災伝承施設の現状報告を行い、最後に、震災伝承施設と震災アーカイブがどのように関係していくことで互いの利活用の向上につながるかについて議論します。

参加は無料です。定員は200人(先着順)で、事前の申込みが必要です。

内容は次のとおりです。

【特別講演】
「太平洋津波博物館の取組について」
マーリーン・スー・ムリー氏(ハワイ太平洋津波博物館館長)

【報告①】震災の記録を伝える~震災アーカイブの進捗報告

「北海道胆振東部地震から厚真町が伝えたいこと」
起田淳氏(厚真町地域防災マネージャー)
長瀧夢子氏(厚真町まちづくり推進課企画調整グループ主任)

「熊本大学の熊本地震アーカイブについて」
山尾敏孝氏(熊本大学名誉教授)

日本歴史学協会、「豪雨による被災文化財や歴史資料等の救済・保全についての緊急声明」を発表

日本歴史学協会が、2019年11月16日付の「豪雨による被災文化財や歴史資料等の救済・保全についての緊急声明」を発表しています。

2019年8月から10月にかけての風水害により、各地で被災資料の救済・保全活動が始まっているものの、被災地域が広域であるために手が回らず、十分な救済・保全が難しい現状であることから、被災資料のレスキュー活動を始め、文化財・歴史資料等の保全・保存活動に積極的な参加・協力するよう呼びかけています。

また、現状を鑑みると、文化財や歴史資料等の保全・保存の在り方について、大災害の続発を前提に見直す必要性を痛感することから、関係諸機関・団体等と連携して当該問題に真摯に取り組むとするとともに、国や地方公共団体に対しても、平時からの文化財や歴史資料等の所在把握と管理体制の強化に加え、緊急時における速やかな対応と救済・保全に向けた更なる取り組みをはかるよう求めています。

最新情報(日本歴史学協会)
http://www.nichirekikyo.com/index.html
※2019年11月20日欄に「豪雨による被災文化財や歴史資料等の救済・保全についての緊急声明」とあります。

台風第19号による被害を受けた東京都市大学図書館に対し、丸善雄松堂株式会社が“Maruzen ebook Library”の試読サービスを全面提供

2019年11月14日、令和元年台風第19号による被害を受けた東京都市大学図書館が、丸善雄松堂株式会社から、同社の電子ブック提供サイトMaruzen ebook Libraryの試読サービスの全面提供を受けたと発表しています。

理工学分野および人文社会学分野の約6万点が、新刊(冊子版)の新規搭載分も含めてすべて閲覧可能で、利用期間は2020年年3月末までです。

電子ブック60,000点の利用キャンペーンを実施中!(東京都市大学図書館, 2019/11/14)
https://library.tcu.ac.jp/index.php?key=bbu49u7lw-932#_932

参考:
令和元年台風第19号による図書館への影響
Posted 2019年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39264

【イベント】新潟県中越地震15周年災害資料シンポジウム「繰り返す災害と長く付き合うために」(12/15・新潟)

2019年12月15日、新潟大学において、新潟県中越地震15周年災害資料シンポジウム「繰り返す災害と長く付き合うために」が開催されます。

新潟大学災害・復興科学研究所、地震・火山噴火予知研究協議会史料考古部会「日本海沿岸地域を中心とした地震・火山現象の解明のための史料収集と解析」グループの主催です。

共催の新潟県歴史資料救済ネットワークのウェブサイトによると、参加費は無料・事前の申し込みも不要で、内容は以下の通りです。

・趣旨説明
原 直史氏(新潟大学人文学部)

・長岡市山古志地域の被災歴史資料と滝沢繁研究資料-自治体史編さん・資料レスキューから地域史研究へ-
田中洋史氏(長岡市立中央図書館文書資料室)

・新潟県立歴史博物館の取り組み-文化財レスキューを続けるためには-
田邊 幹氏(新潟県立歴史博物館)

・甦る山古志の民具-中越地震被災民俗資料の整理とこれから-
飯島康夫氏(新潟大学人文学部)

・宮城での歴史資料保全活動16年-4度の自然災害を経て-
佐藤大介氏(東北大学災害科学国際研究所)

・全体討論

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