ボスニア・ヘルツェゴビナ

クロアチアのザグレブ国立・大学図書館、欧州国立図書館員会議による助成金を活用して感染症対応のためのICTシステム整備プロジェクトとロマ社会に関するオンライン展示プロジェクトを実施

2020年10月19日、クロアチアのザグレブ国立・大学図書館(NSK)は、2件のプロジェクトの助成金申請が欧州国立図書館員会議(CENL)によって承認されたことを発表しました。

CENLは2020年8月に、新型コロナウイルス感染症による危機対応支援のための基金“Covid-19 Support Fund”と、国内の少数コミュニティ支援プロジェクト促進のための基金“Hidden Stories Fund”を設立し、加盟館から申請を募集していました。NSKはそれぞれの基金に助成金を申請し、2件ともに承認されています。

NSKは“Covid-19 Support Fund”による2,500ユーロの助成金を活用して、感染症拡大対応のためのICTシステム整備を進めます。感染症対応に基づく運営体制や利用条件の変更を利用者へお知らせするために、館内に大型スクリーンやフロア案内板等の設置を実施します。

EIFL、Taylor & Francis社とオープンアクセス出版に関する契約の更新に合意:開発途上国の研究者のAPCの減額・無料化

2018年8月22日、開発途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているElectronic Information for Libraries(EIFL)が、Taylor & Francis社とオープンアクセス(OA)出版に関する契約の更新に合意したと発表しました。

開発途上国の研究者が、APC(論文処理費用)の大幅な減額もしくは無料で、同社及びCognet OA社の170を超えるOAジャーナルで公表できる内容で、新たな契約期間は2020年までです。

対象となる国はEIFLとの提携国で、以下の37か国です。

アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニアヘルツェゴビナ、ボツアナ、カンボジア、コンゴ、エストニア、エチオピア、フィジー、ジョージア、ガーナ、コートジボアール、ケニア、コソボ、キルギスタン、ラオス、ラトビア、レソト、リトアニア、マケドニア、マラウイ、モルディブ、モルドバ、ミャンマー、ナミビア、ネパール、パレスチナ、セネガル、セルビア、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア、ジンバブエ

EIFL、法学分野のデータベース“HeinOnline”をパートナーであるコンソーシアム・会員館に提供

EIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)が、法学分野のデータベース“HeinOnline”を提供するWilliam S. Hein and Company社と提携し、2,200点以上の法律や法律関係雑誌がHeinOnlineで利用できるようになったと発表しています。

この提携は、2017年12月31日までの契約で、EIFLのパートナーである31か国のコンソーシアムや会員館で利用できるとのことです。

対象となる31か国は以下の国々です。

アルジェリア、アンゴラ、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カンボジア、エチオピア、フィジー、ガーナ、ケニア、コソボ、キルギスタン、ラオス、レソト、マケドニア、マラウイ、モルディブ、モルドバ、ナミビア、ネパール、パレスチナ、セネガル、セルビア、スーダン、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア

HeinOnline agreement expanded to include Law Journal Library(EIFL,2016/2/2)
http://www.eifl.net/news/heinonline-agreement-expanded-include-law-journal-library

ボスニア・ヘルツェゴビナの国立図書館が22年ぶりに開館

2014年5月9日、ボスニア・ヘルツェゴビナの国立図書館が22年ぶりに開館したことが各紙で報じられています。同館は、1992年8月、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争のさなかに、セルビア人武装勢力の攻撃によって破壊され、多くの貴重書を含む200万点近い資料が失われました。建築家らが同館の建築様式について書かれた資料や写真などを集め、18年かけて建物を復元したとのことです。

Sarajevo reopens landmark city hall and library destroyed in war(Reuters, 2014/5/9付け記事)
http://www.reuters.com/article/2014/05/09/us-bosnia-cityhall-idUSKBN0DP0XO20140509

Sarajevo's iconic war-bombed city hall re-opens(BBC, 2014/5/10付け記事)
http://www.bbc.com/news/world-europe-27353635

ボスニア紛争で破壊された図書館、22年ぶり再開 (TBS News i, 2014/5/11付け記事)
http://news.tbs.co.jp/20140511/newseye/tbs_newseye2198431.html

サラエボにガジ・フスレブベグ図書館の新しい建物が開館-1537年に設立された図書館

2014年1月15日、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボに、ガジ・フスレブベグ図書館(Gazi Husrev-Beg Library、Gazi Husrev-begove biblioteke)の新しい建物が開館しました。

報道等によると、この図書館は、オスマン帝国時代の1537年に、その武官であるガジ・フスレブベグにより設立されたもので、1990年代の紛争の際にはその資料は8か所に分散して保管されていたとのことです。今回開館した新図書館では、10万点を超える資料を所蔵しており、またオスマン帝国の手稿のコレクションはトルコ以外の地域では最大のものとのことです。

Svečano otvorena nova zgrada Gazi Husrev-begove biblioteke (Gazi Husrev-Beg Library, 2013/1/15付け)
http://www.ghb.ba/index.php/kategorija-novosti/278-svecano-otvorena-nova-zgrada-gazi-husrev-begove-biblioteke

Historic Islamic Library Reopens In Sarajevo (Radio Free Europe Radio Liberty, 2014/1/15付け)