チェコ共和国

チェコ国立図書館、政府の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の強化に基づいて2020年10月22日から休館中

2020年10月22日、チェコ国立図書館は、同日から追って通知があるまで、同館が休館することを発表しました。

貸出中の資料の返却期限は一律で2020年11月30日に延長されています。返却予定日が2020年10月21日以前であった資料については、10月22日から11月末までの期間は延滞料金加算の対象とならず、10月21日までの延滞日数に応じた料金が発生します。電子リソース提供等のオンラインサービスは休館中も継続しています。

同館の休館は、チェコ共和国政府が2020年10月21日付で発表した新型コロナウイルス感染症拡大防止対策強化に基づいて行われます。チェコ共和国政府は、同日付で感染予防のための商業活動、公的機関の活動、国民の自由な移動等に関する制限措置を発表しています。また、11月2日付で感染予防のための一連の危機対策の有効期限を11月20日へ延長しています。

作家のミラン・クンデラ氏、チェコの図書館に個人アーカイブを寄贈へ(記事紹介)

チェコの英文ニュースサイト“Expats.cz”の2020年7月31日付け記事で、現在のチェコ共和国ブルノ出身の著名作家であるミラン・クンデラ氏が、ブルノのモラヴィア図書館に自著の様々な版のコレクションや個人アーカイブを寄贈する意向を示しており、同氏のフランス・パリの住居から2020年秋に移送される予定であることが報じられています。

寄贈の対象には、チェコ語を含む40以上の言語で出版された自著のコレクションや、同氏による記事、同氏についての記事、出版社により収集された自著の批評、写真等が含まれており、アーカイブ資料は主にデジタル形式で一般に公開される予定とあります。

チェコ国立図書館、2020年5月4日からサービスを再開:閲覧室は閉鎖を継続

2020年4月30日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため臨時休館していたチェコ国立図書館が、2020年5月4日から限定的にサービスを再開すると発表しました。

チェコ政府の決定に基づくもので、館外貸出、登録の延長、新規登録を実施しますが、閲覧室は閉鎖を継続します。

開館時間は月曜日の9時から13時15分までと、14時15分から19時までで、13時15分から14時15分までの1時間に部屋の消毒を行います。

また、現在2万1,200件の資料が貸出されていますが、それらの貸出期間を制裁措置なしに2020年7月1日まで延長するとしています。

その他のサービスの基本方針は以下の通りです。

・メインホールのカウンタにのみ入館可能。
・カウンターはアクリル板を設置。
・利用者はお互いに2メートルの距離をとること。メインホールの入場者数制限を行う。
・来館時には口、鼻を覆うマスクを着用すること。
・エントランスで消毒が可能。
・エントランスで体温を測定する。
・返却本は3日間隔離する。
・著作権保護期間中の著作物を含むデジタルコレクションへのアクセスは5月17日まで、もしくは、緊急事態宣言期間中のみ。

チェコ共和国、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中、同国の大学生・教員を対象に、著作権保護期間中の著作物を含む国立図書館及び公立大学のデジタルコレクションへの一時的なアクセスを許可

2020年3月23日、チェコ国立図書館は、3月16日の同館館長と著作権管理団体DILIAとの合意により、3月17日から、新型コロナウイルスによる同国の緊急事態宣言中、大学生及び教員を対象に、著作権保護期間中の著作物を含む同館及び公立大学のデジタルコレクションへの一時的なアクセスが許可されたと発表しています。

これにより、5,900万ぺージにわたる、20万6,000タイトルを超す単行書と定期刊行物が、電子図書館Krameriusを通じて利用可能となります。著作権保護期間中のものは閲覧のみでダウンロードやプリントアウトはできません。

Books to University Students Online(National Library of the Czech Republic, 2020/3/23)
https://www.en.nkp.cz/aktuality/novinky-titulni-strana/books-to-university-students-online

チェコ国立図書館、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休館

2020年3月10日、チェコ国立図書館(National Library of the Czech Republic)が、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、3月11日から追って通知があるまでの間休館すると発表しています。

Closure of the National Library (National Library of the Czech Republic, 2020/3/10)
https://www.en.nkp.cz/aktuality/novinky-titulni-strana/covid

関連:
新型コロナウイルスに関する情報(在チェコ共和国日本国大使館)
https://www.cz.emb-japan.go.jp/ryoji_anzen-coronavirus.html

チェコ共和国内の12駅で学術無線LANローミング基盤eduroamが利用可能に

2018年12月18日、学術無線LANローミング基盤eduroamは、チェコ共和国内の12の駅でeduroamが利用可能となっていることを発表しました。

今年になって、ブルノ、チェスケー・ブジェヨヴィツ、プルゼニ、オロモウツ、オストラヴァ、オストラヴァ・スヴィノフの各駅で利用可能となったことによるものです。

eduroam now available at 12 train stations across the Czech Republic(eduraom,2018/12/18)
https://www.eduroam.org/2018/12/18/eduroam-now-available-at-12-train-stations-across-the-czech-republic/

チェコ共和国政府、オープンアクセスに関する国家戦略を承認

OpenAIREのブログで、2017年6月14日にチェコ共和国政府が、科学技術情報のオープンアクセス(OA)に関する国家戦略を承認したことが紹介されています。

ブログの記事によると、同戦略では、公的資金の助成を受けたプロジェクトでの出版物及びデータのOA及びデータ管理計画(DMP)を要求しているほか、相互運用性・OpenAIREとの互換性のあるOAのシステム基盤を構築するとともに、普及啓発活動が行なわれることとなっています。

The Czech Republic National Strategy of Open Access to Scientific Information and Data(OpenAIRE BLOG,2017/7/27)
https://blogs.openaire.eu/?p=2159

チェコ共和国にはなぜ図書館がたくさんあるのか?(記事紹介)

2016年7月21日付けのNewYork Times紙が、チェコ共和国に図書館が多い理由について解説した記事を掲載しています。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団が調査を実施し2013年に公開した“Cross-European survey to measure users' perceptions of the benefits of ICT in public libraries”によると、同国の図書館1館あたりのサービス対象者数は1,971人で、欧州の平均的な国より人口比4倍の、また、米国と比べて10倍の数の図書館があります。

記事では、その理由として、ドイツ語を共通語とするオーストリア・ハンガリー帝国からチェコスロバキア共和国として独立して間もない1919年に制定された法律により、リテラシー教育支援を目的に、全てのコミュティに対して、その規模を問わず図書館を設置することを義務付けたことや、その法律が、ドイツ占領下や共産主義時代、スロバキアとの分離を経ても、生き残ったことをあげています。

チェコ共和国、Europeanaに財政的支援を実施へ

2015年11月24日付けのPrague Daily Monitor紙によると、チェコ共和国が、Europeanaに財政的支援を行なうことを決めたとのことです。

同国の文化大臣、ヘルマン(Daniel Herman)氏は、Europeanaのような形式を採用することで、テロ組織の財源ともなる違法な文化遺産の取引を防止できること、チェコ・モラビア・シレジアの文化遺産を保護できること、などを述べているようですが、国家と省の来年の予算がまだ承認されていないため貢献内容の詳細については明らかにしなかったようです。

Prague to join digitisation of Europe's cultural heritage(Prague Daily Monitor,2015/11/24付け記事)
http://www.praguemonitor.com/2015/11/25/prague-join-digitisation-europe%C2%B4s-cultural-heritage

Google、チェコ国立図書館所蔵の歴史資料のデジタル化進行中

Googleとチェコ国立図書館が提携して進められている歴史資料のデジタル化に関し、その進捗についての情報が、Prague Post紙(オンライン)に2014年9月3日付けで掲載されています。

記事によると、同館の所蔵資料の3万冊について、これまでにデジタル化が完了しているとのことです。また、同館では、マニュスクリプトや古い印刷物など、4000点がデジタル化されているとのことです

記事では、デジタル化された歴史資料を公開する欧州のプロジェクト
Manuscriptoriumについても言及があります。

Internet giant has been scanning the vast collection of books since 2008(Prague Post, 2014/9/3付け)
http://www.praguepost.com/czech-news/41342-czech-national-library-digitizes-its-collections-with-google

Manuscriptorium
http://www.manuscriptorium.com/

参考:
Google、チェコ国立図書館所蔵の歴史資料約20万点をデジタル化へ Posted 2011年2月24日

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