図書館統計

岡山県立図書館、10年連続で、都道府県立図書館中、来館者数・個人貸出冊数1位を達成したことを発表

岡山県立図書館は、同館の来館者および個人貸出冊数が10年連続1位であったと発表しています。

日本図書館協会(JLA)の調査によると、岡山県立図書館の2014年度の「来館者数」は1,048,799で、「個人貸出資料数」は1,440,900であったようです。

なお、「来館者数」の2位は山梨県立図書館で905,801、3位は大阪府立図書館で754,268だったようです。また、「個人貸出資料数」は2位が898,011で大阪府立図書館、3位は香川県立図書館で、893,122だったようです(ただし東京都立図書館は「未実施」とあり)。

図書館調査事業委員会(日本図書館協会)
http://www.jla.or.jp/committees/chosajigyo/tabid/263/Default.aspx

北米研究図書館協会(ARL)、大学図書館の投資指数の2013‐2014年版を公表

2015年8月20日、北米研究図書館協会(ARL)が、ARLに加盟する大学図書館の支出総額、専門職員の人件費、資料費総額、専門職員及びサポートスタッフの人数等をまとめた“Library Investment Index”2013‐2014年版を公表しました。

Library Investment Index Summarizes Relative Size of ARL University Libraries for 2013‐2014(ARL,2015/8/20)
http://www.arl.org/news/arl-news/3713-library-investment-index-summarizes-relative-size-of-arl-university-libraries-for-2013-2014#.VdZ0Kayp3fN

final data tables (XLS)
http://www.arlstatistics.org/documents/ARLStats/index14.xls

interactive analytics
http://www.arlstatistics.org/analytics
※ARLの統計サイト。ウェブサイト上で、特定の館や特定の項目のデータについて、表やグラフを作成する事ができます。

米国図書館協会(ALA)、保存活動に関する統計レポート(2014会計年度版)を公開

2015年8月11日、米国図書館協会(ALA)のPreservation and Reformatting Section (PARS)と、図書館コレクション・技術サービス協会(ALCTS)が、図書館における保存活動についての統計レポート“The FY2014 Preservation Statistics Report”を公開しました。

87機関が回答をし、保存、コレクション評価・デジタル化と展示の準備、一般的な保存活動、フォーマット変換・デジタル化処理、デジタル保存活動、について評価しているとのことです。

特に今回の調査では、視聴覚資料のフォーマット変換、デジタル化処理に焦点をあてているとのことです。

FY2014 Preservation Statistics Survey Report Released(ALCTS,2015/8/11)
http://www.ala.org/alctsnews/items/preservation-statistics14

The FY2014 Preservation Statistics Report

ARLとACRL、NCESの大学に関する情報収集に携わる組織“IPEDS”による大学図書館の調査に関して「大学図書館」の定義等の変更を求めるため、共同諮問委員会を設置

北米研究図書館協会(ARL)と大学・研究図書館協会(ACRL)は、2015年度(2015年10月~)に向け、中等後教育総合データ組織(Integrated Postsecondary Education Data System:IPEDS)の大学図書館調査について、「大学図書館」の定義等の変更を求めるため、共同諮問委員会を設置しました。2015年7月には、正式な勧告を出す予定のようです。

なお、“IPEDS”は、NCESによって毎年行われる、大学や大学院、連邦学生支援プログラムに参加している職業技術教育機関などの調査を行うのための組織とのことです。

なお、共同諮問委員会の設置に関連する背景として、まず、米国において、大学図書館に関する統計は、かつて全米教育統計センター(National Center for Education Statistics:NCES)が図書館情報学国家委員会(National Commission on Library and Information Science: NCLIS)とともに、あらゆる館種の図書館(大学・公共・州立・学校図書館等)について2年に1度採取していました。

文部科学省、平成26年度学術情報基盤実態調査の結果を発表

2015年3月31日、文部科学省が、平成26年度「学術情報基盤実態調査」の結果を公表しました。

調査結果のポイントとして、以下が示されています。

大学図書館編
・教育研究成果を無償で公開する「機関リポジトリ」を持つ大学は、373大学(全大学の47.9%)。前年度より100校以上増加。
・学生の主体的な学びを促すアクティブ・ラーニング・スペースは、338大学(全大学の43.4%)が設置。3年間で約2.5倍増。
・図書館資料費の総額は、約706億円。前年度比1.4%(約10億円)増。そのうち、電子ジャーナル経費については、約246億円。前年度比8.1%(約18億円)増。

コンピュータ及びネットワーク編
・ネットワークを介した遠隔教育は、281大学(全大学の36.1%)で実施。
・講義のデジタルアーカイブは、189大学(全大学の24.3%)で整備。
・情報システムを集約・共有し、効率的に運用するクラウド化は、555大学(全大学の71.2%)が推進。124大学(全大学の15.9%)が運用を検討中。クラウド化の効果として最も多いのは、「管理・運用等にかかるコストの軽減」(420大学が回答)。

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2013年版を刊行

2015年2月27日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、2013年版「学術図書館の動向と統計」(2013 Academic Library Trends and Statistics)を刊行したことを発表しました。この資料には、1,393機関の学術図書館のコレクション、支出額、サービス等、6つの項目に分類されたデータがまとめられているとのことです。本文は有料ですが、プレスリリースでデータの一部が紹介されています。

New ACRL publication: 2013 Academic Library Trends and Statistics (ALA, 2015/2/27)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/02/new-acrl-publication-2013-academic-library-trends-and-statistics

ACRL 2013 Academic Library Trends and Statistics - Three-volume Set (ALA store)
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=11322

参考:
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、「学術図書館の動向と統計」の2012年版を刊行

ウェブサイトのアクセス解析のように図書館の建物の利用状況の解析を目指すプロジェクト“Measure the Future”が開始

2015年の第12回“Knight News Challenge”に選ばれたプロジェクト“Measure the Future”がウェブサイトを立ち上げています。13万ドルが助成されます。

Measure the Futureは、ウェブサイトのアクセス解析に使用される“Google Analytics”のように、図書館の建物について、利用者がどのくらいか、1日のうち図書館のどの場所がどのくらい混むのかなどについて、安価なセンサーで情報を収集し、解析を行うためのプロジェクトとのことです。

物理的な場所としての図書館を測定するツールをオープンなハードウェア、オープンソースのソフトウェアで構築し、図書館員が自身でそうしたツールを活用できるようなオンラインチュートリアルの提供を行うとのことです。

Measure the Future
http://measurethefuture.net/

Make the Things that Measure the Future: Libraries & Open Hardware(Knight Foundation)

米国の公共図書館の統計・概況調査の2012年度版のレポートが公開

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、全米の公共図書館約9,000館を対象とした統計“Public Libraries Survey”の2012会計年度版のレポートを2014年12月付で公開しました。IMLSでは、毎年、来館者、貸出、蔵書規模、開館時間、職員、電子リソース、運営収入と運営費、サービスポイントの数等の情報を集めているとのことです。

2012年には、全米の公共図書館で、1億5000万回の来館があったこと、公共図書館には、11億5000万円の予算が投じられたこと、公共図書館での400万件のプログラムに9,260万人が参加したことなどが言及されています。

IMLS 2012 Public Libraries Survey Report Issued(IMLS, 2015/1/26)
http://www.imls.gov/imls_2012_public_libraries_survey_report_issued.aspx

Public Libraries in the United States Survey: Fiscal Year 2012(2014/12)
http://www.imls.gov/assets/1/AssetManager/PLS_FY2012.pdf
※レポート本文

国際図書館連盟(IFLA)、世界の大都市図書館の統計(2012年版)の概要を公表

国際図書館連盟(IFLA)の大都市図書館部会(Metropolitan Libraries Section)が、世界の大都市の図書館についての年次統計(2012年版)をまとめ、公表しています。今回の調査の取りまとめはオークランドの図書館が行っており、世界の49の図書館が参加しています。日本は参加しておらず、アジアからは上海図書館、香港公共図書館、シンガポール国立図書館委員会(NLB)の3機関が参加しています。

今年は予算の関係で、指標やランキングといった詳細な情報は提供できていないとのことです。

Statistical Survey of the Metropolitan Libraries Section 2012(IFLA, 2015/1/26)
http://www.ifla.org/node/9346

2012 Survey Summary Report(IFLA)
http://www.countingopinions.com/pireports/report.php?c2a1bda00b52d9e81bee2d48bba81c99

Survey definitions

英国の公共図書館統計が発表、図書館数、来館回数ともに減少(2013-2014英CIPFA統計)

2014年12月11日、英国公認会計士協会(Chartered Institute of Public Finance and Accountancy:CIPFA)が、2013-2014年の公共図書館統計を発表しました。

英国の公共図書館は、昨年度の4,194館から、4,145館に減少したとのことです。図書館への来館回数は、昨年の2億8800万件から、2億8200万件に、図書館の実際の貸出者数は1,030万人から980万人に減少しているとのことです。また、図書の貸出数の落ち込みも顕著であったとのことです。

CIPFA librarysurvey shows continuing decline in buildings, books and borrowers as cuts continue to bite(CIPFA, 2014/12/11)
http://www.cipfa.org/about-cipfa/press-office/latest-press-releases/cipfa-library-survey

The perils of a discretionary service and localism(Public Libraries News, 2014/12/7)

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