アウトリーチ

韓国国立中央図書館(NLK)、忠清南道地域の住民を対象とした古文献の出張相談会を国立世宗図書館で開催

2020年3月19日、韓国国立中央図書館(NLK)が、4月22日に、国立世宗図書館を会場に、世宗特別自治市・大田広域市・忠清南道地域の住民を対象とした、古文献の出張相談会を開催すると発表しています。

NLKでは、古文献の無料相談を行ってきましたが、今回初めて、多くの国民が利用できるよう、出張での相談会を開催するものです。

事前の申請者が、当日、国立世宗図書館に資料を持って訪問することで、専門の学芸員4人(書誌学・古文書学・地理学など)に、作成時期・作成者・歴史的な価値といった資料の相談を行なうことができます。ただし、価格評価は行いません。

申請期間は3月16日から4月10日までです。

大分県立図書館、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う臨時休館期間に限り「宅配貸出サービス」(宅配図書館)を実施

2020年3月6日、大分県立図書館は、3月7日の午前9時から新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う臨時休館期間に限り、「宅配貸出サービス」(宅配図書館)を開始することを発表しました。

大分県立図書館の「資料利用券」を持つ利用者がサービス対象で、通常貸出可能な図書を1人10冊まで貸出することができます。同館ウェブサイトからダウンロードした貸出申込書を郵送・FAXで送付、またはウェブサイト上の申込フォームから貸出を申し込むことができます。7日午前9時の受付開始後、準備の整った資料から順次発送されます。

貸出期間は原則として、宅配に要する期間を含め15日以内です。送料は利用者負担となります。資料を返却するためには、臨時休館の終了まで、同館のブックポストへの投函、または郵送・宅配便等で同館宛に返送する必要があります。

根室市図書館(北海道)、臨時休校中の子どもを対象とした宅配サービスを実施中

北海道の根室市図書館が、臨時休校中の児童・生徒や乳幼児を対象とした宅配サービスを実施中です。

対象は0歳から18歳までの子どもがいる家庭で、期間は3月5日から3月15日までです。申込は電話・FAXで受け付けており、貸出冊数は1人10冊までです。年齢や希望に合わせたセットも用意されています。

午前中受付分は当日14時以降、午後受付分は翌日の宅配です(一部地域は翌日の宅配)。本は図書館で消毒して届けられ、貸出中の本がある場合は回収も行なわれます。報道によると、図書館のバスなど5台を使って自宅まで本を届けるとのことです。

宅配サービスについて(こども向け)(根室市図書館)
https://www.lib-nemuro.jp/osirase.html

子どもたちに読書の時間を 根室市図書館、休校で児童らに宅配(毎日新聞, 2020/3/5)
https://mainichi.jp/articles/20200305/k00/00m/040/021000c

OCLCと米・公共図書館協会(PLA)、米国の公共図書館の「オピオイド危機」対応に関する共同プロジェクトの最終成果物として危機対応のための戦略を提供する報告書を公開

2020年2月26日、OCLCと米国図書館協会(ALA)の公共図書館協会(PLA)は、米国の公共図書館の「オピオイド危機(opioid crisis)」対応に関する共同プロジェクトの最終成果物となる報告書“Call to Action: Public Libraries and the Opioid Crisis”を公開したことを発表しました。

同報告書は、公共図書館がオピオイド危機という全国的な公衆衛生上の緊急事態に対する地域としての対応を決定するにあたって、考慮すべき検証済みの戦略を提供するものとして作成されました。公共図書館がオピオイド危機対応に関与する方法についての選択肢とアイデアを生みだすために、次の5つの行動の類型を提供しています。

・地域の医療データを評価する
・共に対処にあたることのできる地域のパートナーを探し出す
・スタッフや地域住民への教育を実施する
・図書館スタッフのケアの必要性を考慮する
・地域のニーズに応じたプログラムやサービスを提供する

多摩市立図書館(東京都)で借りた本・雑誌が2020年3月3日からヤマト運輸株式会社の運営する「ネコサポステーション」で返却可能に

2020年1月24日、東京都の多摩市立図書館は、ヤマト運輸株式会社と締結した協定により、2020年3月3日から同館で借りた本などが同社の運営する「ネコサポステーション」で返却可能になることを発表しました。

多摩市内3か所の「ネコサポステーション」の店舗内に図書返却ボックスが設置され、図書館利用者であれば誰でも同館で借りた本・雑誌などを返却することが可能になります。12時以前に図書返却ボックスに投函された資料は、同日の夕方に返却処理が行われます。なお、CD・DVD・カセットやそれらが付属された資料、他の自治体からの借用図書、特大絵本など返却ボックスに投函できない大きさの資料は図書返却ボックスを利用できず、図書館のカウンターへ直接返却する必要があります。

令和2年3月3日(火曜日)よりネコサポステーションで、多摩市立図書館の本などが返却できるようになります(多摩市立図書館,2020/1/24)
https://www.library.tama.tokyo.jp/info?1&pid=1462

沖縄県立図書館、ペルー共和国リマ市にて沖縄関係移民資料の収集及びルーツ調査を実施

沖縄県立図書館が、2020年2月、ペルー共和国リマ市にて、沖縄関係移民資料の収集・複写及びルーツ調査を実施すると発表しています。

資料収集・複写の日程は2月15日から2月21日までで、県人会・市町村人会で発行した記念誌、日記、名簿、写真、新聞、会報、戦後沖縄への救援活動に関する資料等が対象です。

また、2月16日に開催されるRyukyu Dynamicにおいて、沖縄県系移民1世ルーツ調査を無料で実施するとしています。

@okinawapreflibrary(Facebook, 2020/1/26)
https://www.facebook.com/okinawapreflibrary/photos/a.1786235834800494/2662779583812777/

米・児童図書館サービス部会(ALSC)、図書館サービスを十分に享受できていない地域の子どもや家族へのアウトリーチに関するホワイトペーパーを公開

2020年1月15日、米国図書館協会(ALA)の児童図書館サービス部会(ALSC)が、ホワイトペーパー“Engage, Cultivate, Provide, and Assess: An Outreach Model for Serving All Children and Families”を公開しました。

図書館サービスを十分に享受できていない地域の子どもや家族にサービスを届けるために、そのようなサービスを提供している図書館への調査に基づいた、アウトリーチ活動のモデルを解説したものです。

同ペーパーでは、アウトリーチ活動とその目的を定義し、アウトリーチの4つの側面(engage, cultivate, provide, assess)が述べられています。また、4つの側面の1つ以上を用いている図書館の10のケーススタディを掲載した附録も含まれます。

埼玉県立熊谷図書館、県職員を対象としたデータベース活用講座を開催(記事紹介)

埼玉県立図書館の2019年12月4日付のブログで、10月29日に埼玉県立熊谷図書館のビジネス支援室が実施した埼玉県職員を対象とした研修「政策法務に役立つ! D1-Law.com 法情報総合データベース活用講座」の様子が紹介されています。

同館のデータベースや資料を知ることで県政の運営に役立ててもらうことを目的とした研修で、D1-Law.comの活用講座に加え、同館のサービスや調査ツールの紹介を行ったほか、地域・行政資料担当から、埼玉に関する新聞・雑誌記事や人物文献が検索できる「埼玉関係データベース」や、県庁に最も近い浦和分室についての説明も行われたとのことです。

また、参加した県職員には、同館作成の小冊子「仕事に役立つリサーチガイド@埼玉」が配布されたことも紹介されています。

県庁職員向けデータベース活用講座を開催しました(埼玉県立図書館ブログ, 2019/12/4)
http://libprefsaitama.seesaa.net/article/471790745.html

スコットランド国立図書館(NLS)、2020年から2025年までの戦略案を公開し、意見を募集

2019年12月2日、スコットランド国立図書館(NLS)が、2020年から2025年までの戦略の草案を公開し、意見募集を開始しました。

戦略では、新しい利用者を獲得する方法、ニーズを満たすデジタルサービスを構築する方法、コレクションを同館が所在するエジンバラやグラスゴーを超えて届ける方法などについて計画されています。

また、エジンバラのジョージ4世ブリッジビルを、研究のための場所を維持しつつ、あらゆる来館者にとってより快適で元気づける場所とするための改修も計画されています。

締切は2020年1月27日です。

Views sought on draft National Library strategy(NLS, 2019/12/2)
https://www.nls.uk/news/archive/2019/12/draft-strategy-consultation

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