アウトリーチ

国立教育政策研究所教育図書館、「資料遠隔提供サービス」の試行運用を開始

2020年7月1日、国立教育政策研究所教育図書館が、同館の所蔵資料を自宅または所属図書館・近隣図書館で利用できる「資料遠隔提供サービス」の試行運用の開始を発表しました。

同館以外で入手困難であり、発行年が1967年以前の資料のうち、所定の条件を満たす資料は、オンラインで全文の画像を無料で提供する「デジタル提供」の対象となります。発行年が1968年以降の資料であれば、図書の閲覧を希望する場合は、所属または近隣の公共図書館へ同館資料を郵送する「図書館への郵送貸出」、複写箇所が特定できる場合は「文献複写郵送」を利用できます。「図書館への郵送貸出」は郵送料、「文献複写郵送」は複写代金と送料が必要です。

ニュース(国立教育政策研究所教育図書館)
https://www.nier.go.jp/library/index.html
※2020年7月1日付で「資料遠隔提供サービス」に関するお知らせが掲載されています。

株式会社カーリル、図書館に行けない人に本を届ける「レターパックプロジェクト」を実施

2020年6月23日、株式会社カーリルが、様々な事情で図書館へ来館できない人に本を届ける「レターパックプロジェクト」を行うことを発表しました。

同プロジェクトは、同社のプロモーション展開を各種図書館で行うために最大3,000枚のレターパックを図書館等に提供するもので、全国商工会連合会による小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>を活用して行われます。

レターパックの利用目的には、図書館に来られない人への郵送や返却、相互貸借サービスのための図書館間での資料送付、新型コロナウイルス感染症再流行時の郵送貸出サービスのための備蓄が挙げられています。

対象は全ての図書館であり、利用する際には、カーリルのフライヤーを同梱すること、目的外使用をしないことが求められるほか、送付先リストを補助金の報告書として全国商工会連合会に提出するとしています。なお、送付先リストとはあくまでレターパックの送り先を記載したものであり、図書館等から送付した先についてはリスト提供等の必要はない、との注記があります。

神戸市立図書館、2020年6月30日から「予約図書自動受取機」による貸出サービスを開始:地下鉄の駅構内で予約図書の受取が可能に

2020年6月25日、神戸市立図書館は、2020年6月30日から「予約図書自動受取機」による貸出サービスを開始することを発表しました。

「予約図書自動受取機」は、神戸市営地下鉄海岸線の三宮・花時計前駅構内に設置されます。同サービスの開始により、三宮・花時計前駅構内で早朝5時半から深夜24時まで、無人の機器で予約図書の貸出手続きを行うことができます。同館は「予約図書自動受取機」を図書館から離れた公共空間に設置する事例は、神戸市が全国で初めてである、としています。

2020年6月26日以降、同館のオンラインサービス「K-libネット」から、受取場所に「予約図書自動受取機」を指定した予約が可能になります。利用が可能になるとメールで通知されます。なお、受取場所に「予約図書自動受取機」を指定した場合、取置期間はメール到着日を含め3日間となります。

国際図書館連盟(IFLA)、世界中の図書館に貢献するために手軽に行えるアイデアを毎週紹介する企画“#10MinuteInternationalLibrarian”を実施中

2020年5月19日、国際図書館連盟(IFLA)は、世界中の図書館に重要なポリシーやアドヴォカシーに関する話題を提供するブログ“Library Policy and Advocacy Blog”上の企画として、“#10MinuteInternationalLibrarian”を実施することを発表しました。

IFLAは、世界中の図書館に様々な働きかけを行うことにより、新戦略「IFLA戦略2019-2024」実現のために支援することをその使命としています。新戦略の実現は、世界中で図書館のために時間と精力を割き、図書館分野における最大の頭脳である専門組織(Professional Units)の活動に大きく依存しています。

図書館のために長く時間を割くことや、世界図書館情報会議(WLIC)に毎年参加できるような資料を見つけることは必ずしも容易ではありませんが、わずかな時間しか割くことができなくても、世界の図書館の活動に参加し貢献する方法は多数あり、そのためのアイデアを紹介することを同企画の趣旨として説明しています。

三重県立津高等学校図書館、同校生徒を対象に図書の自宅郵送サービスを実施:同窓生へ取組支援のためレターパックプラスの送付を呼びかけ

2020年5月8日、三重県立津高等学校図書館は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休業中、自宅学習等に取り組む同校生徒を対象に、同館図書の自宅への郵送サービスを実施することを発表しました。

津高等学校の生徒は、同館が株式会社カーリルの「COVID-19 学校図書館支援プログラム」を活用して提供するインターネット上の検索・予約サービスから申し込む、または、Googleの学校向けサービスClassroomの「津高図書館」クラスからMeet機能で同館職員へ相談する、のいずれかの方法で、希望の図書の自宅への送付を申込することができます。申込された図書は日本郵便の「レターパックプラス」を利用して生徒の自宅へ送付されます。図書の返却は休校が明けてから行うように案内されています。

同館は資料費のうち約11万円を郵送代に充てることによって、この取組を実施しています。「レターパックプラス」で200人の生徒に郵送できる体制が整っていますが、不足した場合には資料費をさらに郵送代に充てることを予定しています。また、同校の同窓生に対して、この取組への支援として「レターパックプラス」の同館への送付(送付単位は5枚から)を呼びかけています。

神戸市外国語大学学術情報センター、同大学の学生を対象に所蔵図書の郵送貸出と文献コピー郵送サービスを開始

2020年4月15日、神戸市外国語大学学術情報センターは、対面授業開始前の学修を支援するため、同大学在籍の学生を対象に、メール申込による所蔵図書の郵送貸出および所蔵雑誌のコピーの郵送サービスを開始しました。

同館は新型コロナウイルス感染症拡大を受けて休館中であり、郵送サービスは2020年4月15日から5月20日にかけて実施されます。

図書郵送貸出/文献コピー郵送サービスについて(学生限定・期間限定)(神戸市外国語大学, 2020/4/15)
http://www.kobe-cufs.ac.jp/library/news/post_45.html

図書郵送貸出サービスについて(お願い)(神戸市外国語大学, 2020/4/16)
http://www.kobe-cufs.ac.jp/library/news/post_46.html

京都府立図書館、京都府内の在住者先着500人程度を対象に「府立図書館図書無料お届けサービス」を実施

2020年4月24日、京都府立図書館が、京都府内の在住者先着500人程度を対象とした「府立図書館図書無料お届けサービス」の実施を発表しました。

同サービスはゴールデンウィーク中に自宅での読書が楽しめるように、無料で図書を自宅に配送するサービスとして、京都府立図書館が期間限定で今回のみの取組として実施したものです。先着500人程度までの京都府内の在住者が専用のフォームから1回限り5冊まで貸出を申込できるという内容です。図書の返却期限は2020年5月14日までで、開館後にカウンターへ返却・同館のブックポストへ返却・送料自己負担で郵送による返却のいずれかの方法で返却するものとしています。

申込期間は2020年4月24日の午前9時30分から4月28日の午後5時までとされていましたが、予定の申込人数に達したため24日の午後2時40分をもって申込の受付は終了し、現在同館では発送準備が行われています。

京都府立図書館は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2020年4月4日から5月6日まで臨時休館を実施しています。

帝京大学メディアライブラリーセンター、学生を対象に貸出希望図書の無料配送サービスを開始:新型コロナウイルスによる臨時休館中の学習支援の一環

2020年4月21日、東京都八王子市の帝京大学メディアライブラリーセンターは、八王子キャンパスの学生(短大生、大学院生含む)を対象に、同館所蔵資料を送料無料で自宅へ配送するサービスを開始したことを発表しました。

帝京大学メディアライブラリーセンターは、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、2020年5月10日まで臨時休館していますが、臨時休館中の学習支援の一環として、同サービスを導入した、としています。

同館のOPACから申し込むことでサービスを利用することができます。同サービスにより貸出可能な点数は、すでに貸出中の資料も含めて、学部生・短大生は10点まで、大学院生等は15点までです。サービスを利用して貸出した図書の返却は、同大学の授業開始後の来館時に行うように案内されています。

なお、同館所蔵資料の自宅配送サービスは、八王子キャンパス所属の教職員も利用可能ですが、送料が自己負担となります。

韓国国立中央図書館(NLK)、忠清南道地域の住民を対象とした古文献の出張相談会を国立世宗図書館で開催

2020年3月19日、韓国国立中央図書館(NLK)が、4月22日に、国立世宗図書館を会場に、世宗特別自治市・大田広域市・忠清南道地域の住民を対象とした、古文献の出張相談会を開催すると発表しています。

NLKでは、古文献の無料相談を行ってきましたが、今回初めて、多くの国民が利用できるよう、出張での相談会を開催するものです。

事前の申請者が、当日、国立世宗図書館に資料を持って訪問することで、専門の学芸員4人(書誌学・古文書学・地理学など)に、作成時期・作成者・歴史的な価値といった資料の相談を行なうことができます。ただし、価格評価は行いません。

申請期間は3月16日から4月10日までです。

大分県立図書館、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う臨時休館期間に限り「宅配貸出サービス」(宅配図書館)を実施

2020年3月6日、大分県立図書館は、3月7日の午前9時から新型コロナウィルス感染拡大防止に伴う臨時休館期間に限り、「宅配貸出サービス」(宅配図書館)を開始することを発表しました。

大分県立図書館の「資料利用券」を持つ利用者がサービス対象で、通常貸出可能な図書を1人10冊まで貸出することができます。同館ウェブサイトからダウンロードした貸出申込書を郵送・FAXで送付、またはウェブサイト上の申込フォームから貸出を申し込むことができます。7日午前9時の受付開始後、準備の整った資料から順次発送されます。

貸出期間は原則として、宅配に要する期間を含め15日以内です。送料は利用者負担となります。資料を返却するためには、臨時休館の終了まで、同館のブックポストへの投函、または郵送・宅配便等で同館宛に返送する必要があります。

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