オープンサイエンス

国際連合(UN)ダグ・ハマーショルド図書館と米・SPARCの主催による「第1回国連オープンサイエンス会議」の発表資料・動画・写真が公開される

国際連合(UN)ダグ・ハマーショルド図書館と米・SPARCの主催により、2019年11月19日に米・ニューヨークの国際連合本部で開催された「第1回国連オープンサイエンス会議」の発表資料・動画・写真が、国連ダグ・ハマーショルド図書館のウェブサイトで公開されています。

第1回国連オープンサイエンス会議は、「グローバルなオープンサイエンスに向けて:国連2030アジェンダを実現させる鍵(Towards Global Open Science: Core Enabler of the UN 2030 Agenda)」をコンセプトに開催されました。オープンサイエンスとオープンリサーチに関する議論をグローバルなレベルに高め、国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の前進に果たすオープンサイエンスの役割の検討が目的である、としています。会議では「政策立案者」「オープンサイエンスと図書館インフラ」「オープンサイエンスのイニシアチブ」「キャリア初期の研究者・学生らによる“OpenCon”」の4つのパネルからのプレゼンテーション等が行われ、世界各地のオープンサイエンスイニシアチブの代表・キャリア初期の研究者・図書館長・政策立案者等が参加しました。

【イベント】J-STAGE20周年記念シンポジウム「学術コミュニケーションの展望」(2/13・東京)

2020年2月13日、東京都千代田区のJST東京本部別館において、J-STAGEの運用開始20周年を記念したシンポジウムとして、J-STAGE20周年記念シンポジウム「学術コミュニケーションの展望」が開催されます。

シンポジウムは、海外の有識者を含めた様々な立場からの講演を通して、学術コミュニケーションのランドスケープを描きだし、デジタル時代・オープンサイエンス時代において期待される学術コミュニケーションの役割、ジャーナル出版に関する戦略を考えるという趣旨の下で開催されます。

米国ユタ大学J.ウィラード・マリオット図書館のRick Anderson氏による、学術コミュニケーションの変遷や現状の課題などについて様々な観点から俯瞰的に解説を内容とした基調講演、大学改革支援・学位授与機構の土屋俊特任教授による、デジタル時代の学術コミュニケーションで重要な役割を担うプラットフォームの歴史的側面、トレンド、期待される役割などについての講演などが行われます。また、Anderson氏と土屋特任教授による今後の学術コミュニケーションのあり方に関する対談も予定されています。

シンポジウムでは英日の同時通訳が用意されています。参加無料ですが事前申込が必要で、定員に達し次第申込は締め切られます。

全国科学博物館協議会、『全科協ニュース』Vol49. no.6をウェブサイトに掲載:SNSの活用を特集

2019年12月1日、全国科学博物館協議会(JCSM)が、『全科協ニュース』Vol49. no.6(2019年11月)をウェブサイトに掲載しました。SNSの活用を特集しています。

内容は以下の通りです。

金尾滋史氏(滋賀県立琵琶湖博物館)「博物館をとりまくSNS事情」

石田 惣氏(大阪市立自然史博物館)「市民科学にTwitterを用いる利点と課題 ー #カキ調査を例として」

村上寛之氏(海遊館)「試行錯誤からよい事例の積み重ね」

岡本 真氏(アカデミック・リソース・ガイド株式会社)「SNSフレンドリーなミュージアム環境の構築に向けて」

全科協ニュース Vol49. no.6を掲載しました(JCSM, 2019/12/1)
http://jcsm.jp/news/%e5%85%a8%e7%a7%91%e5%8d%94%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9-vol49-no-6/

フィンランド研究コミュニティの2020年から2025年までの国家戦略・事業計画の第1部として学術出版物のオープンアクセス(OA)に関するポリシーが公開される

フィンランドの大学・研究機関・公共図書館からなるコンソーシアム“FinELib”が、2019年11月25日付のTwitterアカウントでの投稿において、フィンランド研究コミュニティの2020年から2025年までの国家戦略・事業計画の第1部として、学術出版物のオープンアクセス(OA)に関するポリシーが公開されたことを紹介しています。

【イベント】第2回 SPARC Japan セミナー2019「オープンサイエンスを支える研究者情報サービスとその展望」(12/20・東京)

2019年12月20日、東京都文京区の筑波大学東京キャンパス文京校舎において、第2回 SPARC Japan セミナー2019「オープンサイエンスを支える研究者情報サービスとその展望」が開催されます。

オープンサイエンスの進展において、研究成果の生産者や研究者のアクティビティを正確に捉えるため、研究者情報サービスの重要性が増していることを背景に、研究者総覧・研究者データベースや機関リポジトリ等の大学・研究機関で組織的に整備されるサービスを中心に取り上げ、researchmap等の大学・研究機関外で整備されるサービスも視野に入れつつ、「令和時代のオープンサイエンス」における研究者情報サービスの課題と展望を議論する、としています。

参加費は無料ですが、定員は70人で、事前の申込が必要です。
当日は動画中継も予定されています。

主な内容は以下の通りです。

・開会/概要説明

・機関研究情報システムの内外展開とこれからの課題
 青木学聡氏(京都大学情報環境機構)

・横浜国立大学における研究者データベースと外部サービスの連携
 矢吹命大氏(横浜国立大学研究推進機構)

【イベント】信州大学附属図書館講演会「基礎から知る「オープンサイエンス」~世界の潮流と研究者・大学の役割~」(12/10・松本)

2019年12月10日、長野県松本市の信州大学附属図書館中央図書館2Fセミナー室において、信州大学附属図書館講演会「基礎から知る「オープンサイエンス」~世界の潮流と研究者・大学の役割~」が開催されます。

オープンサイエンスが先進国の共通政策として推進され、日本でも各大学が本格的に対応を迫られていることを背景に、世界の動向や、個々の研究者・大学に求められることなど、オープンサイエンスについて基礎から学び、話し合う機会とする、という趣旨の下で開催されます。

講演会の対象は研究者、大学院生、研究支援担当者、図書館員等のオープンサイエンスに関心のある者となっており、信州大学の学外所属者も参加可能です。参加申込は必須ではありませんが、人数把握のため参加申込フォームからの申込が推奨されています。

講演会のプログラムは次のとおりです。

○講演「欧州研究大学連盟『オープンサイエンスが大学に果たす役割』を読む」
 杉田茂樹氏(上越教育大学学術情報課長)

○報告「信州大学におけるオープンアクセスの歩みとオープンサイエンスに向けて」
 岩井雅史氏(信州大学附属図書館情報システム担当)

○ディスカッション

米国国立衛生研究所(NIH)、データ管理・共有方針の草案を公開

米国国立衛生研究所(NIH)が2019年11月6日付けで、同研究所から助成を受けた研究等を対象とするデータ管理・共有方針の草案を公開しました。

NIHは2018年10月からデータ管理・共有方針策定に向け意見募集を行っていました。今回の草案は寄せられた意見も踏まえて構築されたもので、2020年1月10日まで、コメントの受付が行われています。

NIH’s DRAFT Data Management and Sharing Policy: We Need to Hear From You!(NIH、2019/11/6付け)
https://osp.od.nih.gov/2019/11/06/draft-data-management-and-sharing-policy-we-need-to-hear-from-you/

SPARC Europe、欧州連合(EU)のオープンデータ指令の概要と国内法への導入のためのガイダンスからなる資料を公開

2019年10月31日、SPARC Europeは、改正を経て2019年7月16日に発効した欧州連合(EU)の“Directive on open data and the re-use of public sector information”(オープンデータ指令)の概要等をまとめた資料を公開しました。

EU加盟国では、2021年7月16日までに同指令の内容を国内法化することが求められています。今回公開された資料では、同指令の概要、公的助成を受けた研究データに関する第10条をはじめとした研究機関・図書館・研究助成機関に関わる条項の紹介、国内法への効果的な導入のためのガイダンスが掲載されています。

【イベント】学術講演会「オープンサイエンスと大学図書館-京都大学の取り組み-」(12/6・松山)

2019年12月6日、愛媛大学図書館(愛媛県松山市)において、学術講演会「オープンサイエンスと大学図書館-京都大学の取り組み-」が開催されます。

講師は京都大学附属図書館学術支援課長の山中節子氏であり、大学におけるオープンサイエンスの展望と課題に関し、大学図書館との関わりを中心として、京都大学での取り組みの紹介が行われます。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

学術講演会「オープンサイエンスと大学図書館-京都大学の取り組み-」(愛媛大学)
https://www.ehime-u.ac.jp/data_event/data_event-105677/
https://www.ehime-u.ac.jp/wp-content/uploads/2019/11/2019_poster.pdf
※二つ目のURLはポスターです。[PDF:1ページ]

応用科学大学コンソーシアム運営によるリポジトリサービス“Theseus”等のネットワークが展開するオープンな研究成果物公開プラットフォーム(フィンランド)(記事紹介)

ドイツ経済学中央図書館(ZBW)の運営するオープンサイエンス・情報インフラ等に関する話題を扱ったブログ“ZBW MediaTalk”は、2019年10月1日付で、ブログ記事“Open Access in Finland: How an Open Repository becomes a Full Service Open Publishing Platform”を投稿しました。

同記事は、フィンランドの応用科学大学(University of Applied Sciences)コンソーシアム“AMKIT-Konsortio”が共同運営するリポジトリサービス“Theseus”等のネットワークによる、オープンな研究成果物公開プラットフォームの展開を紹介したものです。フィンランドの応用科学大学図書館員で、Theseusのヘルプデスクを担当するTiina Tolonen氏とMinna Marjamaa氏が同記事を共同執筆しています。

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