オープンサイエンス

米国国立衛生研究所(NIH)、データサイエンス・オープンサイエンスに従事する図書館員に必要なスキルセット特定を目的とした2019年4月開催ワークショップの報告書を公開

米国国立衛生研究所(NIH)が2020年1月17日付で、非営利団体Center for Open Science(COS)の提供するオープンソースプレプリントサービスOSF Preprints上に、報告書“Developing the Librarian Workforce for Data Science and Open Science”が公開されました。

同報告書は、2019年4月15日・16日に、NIHの一部門である米国国立医学図書館(NLM)で開催されたデータサイエンス・オープンサイエンスに従事する図書館員に必要なスキルセットの特定を目的としたワークショップについて、その議論や主要テーマを要約したものです。ワークショップにはデータサイエンス・オープンサイエンスに関するサービスを提供する実務者や学術研究の場におけるデータサイエンス・オープンサイエンスの推進に携わる図書館情報学分野の教員等が参加しました。

ワークショップでは、主に次の5つのテーマに関する議論が行われています。

フィンランドの教育・文化省、2019年のフィンランド研究コミュニティによるオープンサイエンス・オープンリサーチに関わる活動の評価報告書を公開

2020年1月10日付で、フィンランド政府の刊行物をPDF形式で収録した機関リポジトリ“Valto”に、フィンランドの教育・文化省による報告書“Atlas of open science and research in Finland 2019”が公開されています。

同報告書はフィンランドの高等教育機関・研究機関・研究助成機関等の研究コミュニティを対象に、2019年のオープンサイエンス・オープンリサーチに関わる活動の評価報告書として作成されました。フィンランドでは2014年に策定されたオープンサイエンス・オープンリサーチに関するロードマップに沿って、国内の科学研究活動の「オープン性(openness)」の評価が実施されています。なお、2019年の活動評価は研究機関等を対象に実施されましたが、ベストプラクティスや開発を要する分野を強調することが目的であり、機関ごとのランキングは単に活動を可視化しただけのものであるため、その結果が機関の活動に影響を与えるものではないとしています。

JOSS2020事務局、「オープンサイエンス発表セッション」の募集を開始:JOSS2020で新たに実施の企画

ジャパン・オープンサイエンス・サミット 2020(JOSS2020)事務局が、開催予定のJOSS2020における「オープンサイエンス発表セッション」の企画として、口頭発表およびポスター発表の提案募集を開始しています。

JOSSは日本最大のオープンサイエンスをテーマとしたカンファレンスです。2020年6月3日と4日に日本科学未来館(東京都江東区)で、2018年・2019年に続く3度目のカンファレンスとしてJOSS2020の開催が予定されています。JOSS2020では、より参加型でアクティブなカンファレンスを目指すため、新たにオープンサイエンスに関する口頭発表およびポスター発表の提案が募集されることになりました。

2020年3月6日まで所定の応募フォームから「オープンサイエンス発表セッション」へ申し込みすることができます。

「JOSS オープンサイエンス発表セッション」募集要項 [PDF:495KB](JOSS)
https://joss.rcos.nii.ac.jp/guideline/JOSS2020Session.pdf

【イベント】京都大学生存圏研究所第420回生存圏シンポジウム「モノのデータベースから電子データベースまで —さまざまな学術データの新しい共同利用に向けて—」(2/18・宇治)

2020年2月18日、京都大学生存圏研究所(京都府宇治市)木質ホール3階において、同研究所の塩谷雅人教授と杉山淳司教授の主催により、「第420回生存圏シンポジウム:生存圏データベース全国共同利用研究成果報告会」が開催されます。シンポジウムのタイトルは「モノのデータベースから電子データベースまで —さまざまな学術データの新しい共同利用に向けて—」です。

研究成果の発信にあたって、再現性を担保するデータのトレーサビリティ(追跡可能性)が重要になっている一方、このようなデータをどのような組織が責任を持ってアーカイブし永続的に提供していくのかといった方策について共通認識は形成されていない状況にあるという問題意識の下で開催されます。同シンポジウムでは、木材標本等の物理的なモノに関するデータベースとインターネットを通して公開された電子データのデータベースの接点に焦点が当てられ、図書館・博物館等の役割も含めたデータのアーカイブと流通や今後の新しいデータ利用の方向性に関して議論・検討が行われます。

参加費は無料、申込不要です。主なプログラムは次のとおりです。

・オープンサイエンスの潮流と政策
 林和弘氏(科学技術予測センター科学技術・学術政策研究所上席研究官)

E2223 - 第1回SPARC Japanセミナー2019<報告>

2019年10月24日,国立情報学研究所において第1回SPARC Japanセミナー2019「人文社会系分野におけるオープンサイエンス~実践に向けて~」が開催された。以下,概要を報告する。

Springer Natureが全論文等の本文データへのアクセス権をOpenAIREに提供 テキスト・データ・マイニングによるリンク抽出に活用

2020年1月27日、OpenAIREはSpringer Nature社から、同社の刊行する論文や図書の章の本文データへのアクセス権の提供を受けることを発表しました。オープンアクセス状況やアクセス権限に関わらず対象となることのことです。

OpenAIREはこれらの本文データをテキスト・データ・マイニングにかけ、雑誌論文、研究データ、その他の研究上の生産物間のリンク関係を抽出するとされています。抽出されたリンク情報はSpringer NatureとOpenAIRE双方のプラットフォームにおいて、検索や統計機能に用いられるとのことです。

Springer Nature and OpenAIRE collaborate to further Open Science(OpenAIRE、2020/1/27付け)
https://www.openaire.eu/springer-nature-and-openaire-collaborate-to-further-open-science

九州大学附属図書館、シンポジウム・ワークショップ「大学における研究データサービス」及びセミナー「研究インパクト指標」の発表資料を公開

2020年1月21日、九州大学附属図書館は、2019年12月5、6、9日に同館及び大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻共同開催企画として実施した次のイベントについて、ウェブサイト上に開催報告を掲載しています。

・シンポジウム・ワークショップ「大学における研究データサービス」(12/5、6開催)
・セミナー「研究インパクト指標」(12/9開催)

開催報告では、イベントの概要を報告するとともに、発表資料を九州大学学術情報リポジトリ(QIR)上で公開していることを紹介しています。

ニュース(九州大学附属図書館)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news
※2020年1月21日付けのニュースに「【開催報告】研究データおよび研究インパクト指標に関する国際イベント」とあります。

EBSCO社、オープンリサーチの成長・加速化等のため“Code Ocean”、及び“protocols.io”との提携を発表

2020年1月21日、EBSCO社は、研究者・技術者向けに学会・会議予稿集内で公開されたコードを発見・実行するためのプラットフォームCode Oceanとの提携を発表しました。

EBSCO社は提携関係に基づいて、研究の再現性の保証・オープン化等を実現するため、論文内のコードやデータの共有・再利用を促すCode Oceanのプラットフォームを世界中の研究コミュニティに拡大すること、Code Oceanの潜在的な影響範囲・影響力を拡大することを表明しています。

また、同じく2020年1月21日付で、EBSCO社は米・カリフォルニア州バークレーを拠点とし研究上のプロトコルやメソッドをオープンアクセス(OA)で共有するプラットフォームサービス“protocols.io”と提携したことも発表しています。

国立大学図書館協会、「オープンサイエンスの推進に向けた協会の行動計画」を公表

2020年1月15日、国立大学図書館協会(JANUL)は、「オープンサイエンスの推進に向けた協会の行動計画」及び別紙「オープンサイエンスの推進に向けた協会の行動計画の具体的なイメージ」を公表しました。

オープンサイエンスのうち、研究データ管理、オープンリサーチデータの推進のため、会員館の取り組みを支援することを公表の目的としています。

アドボカシー活動の推進、人材の育成、先導的事業の推進の3項目について、短期(1~2 年)と中期(3~5 年)それぞれの事業計画が示されています。

お知らせ(JANUL)
https://www.janul.jp/ja/news
※2020年1月15日付けのお知らせに「「オープンサイエンスの推進に向けた協会の行動計画」を公表しました」とあります。

「オープンサイエンスの推進に向けた協会の行動計画」を公表しました(JANUL)
https://www.janul.jp/ja/news/20200115

E2218 - 第24回情報知識学フォーラム<報告>

2019年11月23日,第24回情報知識学フォーラムがITビジネスプラザ武蔵(金沢市)にて行われた。情報知識学フォーラムは情報知識学会が主催となり,毎年情報知識学に関わる様々なテーマを取り上げている。

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