研究データ

英・Open Research Data Taskforce(ORDTF)、同国の研究データの公開の現状や提言をまとめた最終報告書をウェブサイトで公開

2019年2月4日、英・Open Research Data Taskforce(ORDTF)による最終報告書“Realising the potential: final report of the Open Research Data Task Force”がウェブサイトで公開されました。

UK Open Access Coordination Groupの議長ティケル(Adam Tickell)教授の助言を受け、2016年にジョンソン(Jo Johnson)大学・科学担当大臣により設立されたORDTFによる報告書で、英国における研究データ公開の現状を概観するとともに、研究データの公開に関する助言を行っています。

Open Research Data Task Force: final report (GOV.UK,2019/2/4)
https://www.gov.uk/government/publications/open-research-data-task-force-final-report

SPARC Europe、2018年の事業を振り返るレポート“2018 SPARC Europe Annual Report”を公開

2019年1月31日、SPARC Europeは、2018年の事業を振り返るレポート“2018 SPARC Europe Annual Report”を公開しました。

レポートでは、ヨーロッパにおけるオープンアクセス及びオープンサイエンスを支える政策策定に関してSPARC Europeが行った取組や、Plan Sへのサポート、発表した各種レポートの内容、SCOSSを通じたオープンサイエンス基盤構築への貢献等が紹介されています。

SPARC Europe’s 2018 Annual Report is released(SPARC Europe, 2019/1/31)
https://sparceurope.org/sparc-europes-2018-annual-report-is-released/

米国国立医学図書館(NLM)、オープンデータポータルサイト“Data Discovery”を公開

2019年1月29日、米国国立医学図書館(NLM)が、オープンデータポータルサイト“Data Discovery”の公開を発表しています。

NLMでは多くのデータをオンラインで公開してきましたが、“Data Discovery”を通じて公開することで、データセットのスプレッドシートによる表示、データの視覚化、APIの提供を可能としました。

Data Discovery at NLM(NLM Musings from the Mezzanine ,2019/1/29)
https://nlmdirector.nlm.nih.gov/2019/01/29/data-discovery-at-nlm/

Data Discovery(NLM)
https://datadiscovery.nlm.nih.gov/browse

千葉大学附属図書館、千葉大学学術成果リポジトリで公開している「萩庭植物標本画像データ」約5万点にDOIを付与

2019年1月29日、千葉大学附属図書館が、千葉大学学術成果リポジトリCURATORで公開している「萩庭植物標本画像データ」51,819点にDOIを付与したことを発表しています。

国立科学博物館の「標本・資料統合データベース」からのDOIを介してリンクの準備や、IIIFに準拠した画像の「千葉大学学術リソースコレクション c-arc」からの公開予定についても発表されています。

萩庭植物標本画像データ約5万点にDOIを付与しました(千葉大学附属図書館,2019/1/29)
https://www.ll.chiba-u.jp/topics/2018/topics_20190122_curator.html

CURATOR
http://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/
※「萩庭植物標本画像データベースの標本写真51,819点へDOIを付与しました(2019.1.17)」とあります。

【イベント】講演会「オープンアクセスの今と未来」(2/18・つくば)

2019年2月18日、筑波大学大学会館において、筑波大学附属図書館が主催する講演会「オープンアクセスの今と未来」が開催されます。

現在のオープンアクセスに関する取組を俯瞰し、課題・論点等の見直しや確認を行い、今後のオープンアクセス推進のための取組を考えることを目的として開催されるものです。

事前の申込は不要であり、主なプログラムは以下の通りです。

・オープンアクセスその光と影~理念・PlanS・ハゲタカ
(筑波大学図書館情報メディア系・逸村裕教授)

・オープンアクセスを促進する新しいリポジトリシステム
(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター・林正治特任助教)

・オープンサイエンスをサポートする研究データ管理のトレーニングコース
(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター・尾城孝一特任研究員)

文部科学省、「人文学・社会科学の振興に向けて(審議のまとめ)」を同省ウェブサイトで公開

2019年1月23日、文部科学省は、科学技術・学術審議会学術分科会人文学・社会科学振興の在り方に関するワーキンググループが2018年12月14日付けでとりまとめた「人文学・社会科学の振興に向けて(審議のまとめ)」を同省ウェブサイトで公開しました。

新着情報(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※平成31年01月23日欄に「人文学・社会科学の振興に向けて(審議のまとめ)」とあります。

人文学・社会科学の振興に向けて(審議のまとめ)(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/044/houkoku/1412891.htm

DataCite、DataCite Search及びDOI Fabricaにおける検索性能向上を発表

2019年1月7日、DataCiteは、DataCite Search及びDOI Fabricaにおける検索性能の向上を発表しました。

インデクシングの高速化により、DataCite Searchでのインデクシング所要時間がこれまでの最長12時間から数分以内に短縮されたこと、DOI FabricaにおいてもDateCite同様に詳細検索が使用可能となり、draftあるいはregisteredのステータスにあるDOIも検索できるようになったこと、各メタデータフィールドの指定検索が可能であること等が紹介されています。

DataCite's New Search(DataCite Blog, 2019/1/7)
https://blog.datacite.org/improving-search/

参考:
DataCite、会員向けにリンクチェック機能の提供を開始
Posted 2018年12月25日
http://current.ndl.go.jp/node/37283

米・Ithaka S+R、市民工学・環境工学研究者の研究活動支援へのニーズを調査したレポートを公開

2019年1月16日、米・Ithaka S+Rが、同国の市民工学・環境工学研究者の研究活動や支援ニーズに関する調査報告書“Supporting the Changing Research Practices of Civil and Environmental Engineering Scholars”を公開しました。

Ithaka S+Rによる研究者の分野別の研究活動調査プログラムの一環で、市民工学・環境工学研究者の研究支援に資するためのサービスを明らかにするため、米国の11の研究図書館と協力し、109人の研究者を対象にインタビューが実施されました。

報告書では、市民工学・公衆衛生学分野の特徴として、政府機関やNGO、企業との産学連携が多いことを挙げています。研究上の課題として、業界誌への寄稿や建築基準、政府報告書の執筆等の査読誌投稿以外の活動を業績として評価することや、研究成果をアカデミック以外の連携先に読んでもらうための技術開発の必要性等が挙げられています。同分野への研究支援として、図書館サービスやテクノロジーの認知度向上や、研究グループのワークフローやデータ管理の改善、大学院生の研究スキルの涵養、より効果的なデータ共有を可能にすることなどが挙げられています。

E2096 - 研究データ同盟第12回総会<報告>

「障壁なきデータ共有」をスローガンとする研究データ同盟(RDA;E2029ほか参照)の第12回総会は,“Digital Frontier of Global Science”をテーマに,2018年11月5日から8日にかけてボツワナ共和国のハボローネで開催された。今回の総会はInternational Data Week(IDW)2018として,データサイエンス全般を対象とするSciDataCon 2018と同時開催した。RDAには137の国・地域から7,000人以上が登録している(第12回総会時点)。本総会には820人が参加し,日本からは筆者を含め10人が参加した。参加者の属性は主にデータ共有に関する研究者,データ管理者,図書館員,行政関係者等である。はじめてアフリカで開催されたということもあり,参加者の6割程度がアフリカからの参加者であった。

研究データ公開プラットフォームfigshare、機関版・出版者版の独自ドメインでの公開が可能に

2019年1月9日、研究データ公開プラットフォームfigshareは、機関版“Figshare for Institutions”及び出版社版“Figshare for Publishers”利用者の独自ドメイン名での公開を可能にしたと発表しています。

Figshare now available on custom domains(figshare,2019/1/9)
https://figshare.com/blog/Figshare_now_available_on_custom_domains/461

参考:
研究データ公開プラットフォーム“figshare”、機関版”Figshare for Institutions”の次世代版を公開
Posted 2015年8月13日
http://current.ndl.go.jp/node/29166

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