研究データ

「研究データリポジトリ整備・運用ガイドライン」が公表

内閣府の国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会において検討されていた「研究データリポジトリ整備・運用ガイドライン」(2019年3月29日付)が公表されています。

研究データリポジトリ整備・運用ガイドライン [PDF形式:893KB]
https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kokusaiopen/guideline.pdf

国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kokusaiopen/index.html

米・インディアナ大学、植物標本室が所蔵する16万点を超す植物標本のデジタル化作業が終了

2019年4月11日、米・インディアナ大学が、同大学の植物標本室(Herbarium)が2014年に開始した、同室が所蔵する85か国からの16万点を超す植物標本のデジタル化作業が終了したことを紹介しています。

デジタル化データは、イリノイ州・インディアナ州・ミシガン州・ミネソタ州・オハイオ州・ウィスコンシン州にある132の植物標本室の索引を搭載する“Consortium of Midwest Herbaria”を通じて公開されています。

コレクションは、藻類・コケ植物・菌類・地衣類・維管束植物の5つに分けられており、搭載データには、植物標本の高精細画像に加え、学名や分類名、収集場所、収集者の名前といったデータも含まれます。多くの登録標本には、ゲノムデータへのリンクが掲載され、また、米・地質調査部(USGS)と連携した収集場所の地理座標の精度向上なども図られています。

DataCite、登録されているDOIのメタデータ改訂履歴についてAPI経由での提供を発表

2019年4月10日、研究データにデジタルオブジェクト識別子(DOI)を提供する非営利組織“DataCite”は、DataCite Blog上で、2019年3月10日以降、登録されたDOIについて、メタデータ改訂履歴(provenance)がAPI経由で利用可能であることを発表しています。

DOIのメタデータの改訂履歴には、特定のDOIに対して、いつ、誰が、どのような変更を加えたかが記録されており、改訂履歴を追跡することによって、不注意によるデータ改変の復元等が容易になります。

DataCiteは今後も機能強化を行って、DOI管理のためのオンラインインターフェイス“DOI Fabrica”でも同様の情報が入手可能になる予定である、としています。

なお、この取組は欧州における永続的識別子のための技術的・社会的基盤の発展を目指すFREYA projectの一部として行われました。

研究者向けウェブサービスKudosがDataCiteとパートナーシップを締結

2019年3月27日、研究論文の共有や研究論文のインパクト向上などを支援する研究者向けのウェブサービス“Kudos”が、研究データにデジタルオブジェクト識別子(DOI)を提供する非営利組織“DataCite”とパートナーシップを締結したことを発表しました。

このパートナーシップを通じて、Kudosは研究プロジェクトのためのDOIを提供し、研究プロジェクトの周知、関与やインパクトの追跡を支援するとしており、DOIは新サービスの一部としてKudos上で作成される“project profiles”に割り当てられるとあります。

SPARC Japan、SPARC Japan NewsLetter 第36号を公開:第1回SPARC Japanセミナー2018「データ利活用ポリシーと研究者・ライブラリアンの役割」の報告を掲載

2019年3月27日、国立情報学研究所(NII)の国際学術情報流通基盤整備事業(SPARC Japan)は SPARC Japan NewsLetter 第36号を公開しました。

2018年9月19日に開催された第1回SPARC Japanセミナー2018「データ利活用ポリシーと研究者・ライブラリアンの役割」の報告が収録されており、当日参加者のコメント(抜粋)や、講演やパネルディスカッションの内容を書き起こしたドキュメント等が掲載されています。

「SPARC Japan ニュースレター第36号」を掲載(SPARC Japan, 2019/3/27)
https://www.nii.ac.jp/sparc/2019/03/sparc_japan_36.html

E2122 - Scholars ARE Collectors:研究支援再考への提言(米国)

2018年11月,米・Ithaka S+Rは研究支援についてのイシューブリーフ“Scholars ARE Collectors: A Proposal for Re-thinking Support”(以下「報告書」)を公開した。報告書は,同団体がこれまで実施した研究支援サービスに関する調査(E1380,E2059参照)を踏まえ,研究者を,多様な研究データを収集する「コレクター」として捉え,その「収集活動」(研究フロー)全体を反映させた研究支援について,学術研究機関が中心となって組織レベルで再考することを促す内容となっている。

【イベント】JAPAN OPEN SCIENCE SUMMIT 2019(5/27-28・東京)

2019年5月27日と28日に、東京都千代田区の学術総合センターにおいて、JAPAN OPEN SCIENCE SUMMIT 2019(JOSS2019)が開催されます。

国立情報学研究所(NII)、科学技術振興機構(JST)、物質・材料研究機構(NIMS)、文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、情報通信研究機構(NICT)、学術資源リポジトリ協議会(Re*poN)の6組織の主催です。

「市民科学」「テクノロジー」「政策・ポリシー」「図書館・大学のデータ管理」「分野におけるデータ管理」「総合」の6テーマが設定されています。

入場は無料ですが事前の申込が必要です。

JAPAN OPEN SCIENCE SUMMIT 2019
https://joss.rcos.nii.ac.jp/

Knowledge Exchange(KE)、オープンスカラシップに関する実務者へのインタビューシリーズ“Insights into the Economy of Open Scholarship”のうち最初の3点を公開

2019年3月18日、Knowledge Exchange(KE)が、オープンスカラシップの分野における先駆的なイニシアチブによる、新しく代替的なビジネスモデルの構築・運営方法の事例を収集するために行ったインタビュー“Insights into the Economy of Open Scholarship”のうち3点を公開しました。

「オープンスカラシップの経済(Economy of Open Scholarship)」の成功と課題を示し、オープンスカラシップへの転換を知らせ刺激することが目的です。

全てのインタビューは2019年夏に公開される予定です。

KEは、高等教育・研究向けインフラの活用と開発を目的に、英・JiscやオランダのSURF等6か国の研究機関によって共同で運営されている組織です。

DataCiteメタデータスキーマver.4.2が公開

2019年3月20日、研究データの共有と活用の向上にむけて活動を行っている国際コンソーシアム“DataCite”が、DataCiteメタデータスキーマver.4.2を公開しました。ver.4.2には下位互換性があります。

一方で、今回の公開に合わせ、ver.2.1及びver. 2.2は廃止されました。

Announcing schema 4.2(DataCite Blog,2019/3/20)
https://blog.datacite.org/announcing-schema-4-2/

参考:
DataCiteメタデータスキーマver.4.1が公開:ソフトウェア引用を支援
Posted 2017年10月25日
http://current.ndl.go.jp/node/34887

英・Jisc、保存すべき研究データに関する調査レポート“What to Keep: A Jisc Research Data Study”を刊行

研究データに関する取組に携わっているJiscのチームによるブログ“Research Data and related topics”の2019年3月7日付け記事において、保存すべき研究データに関する調査レポート“What to Keep: A Jisc Research Data Study”の刊行が紹介されています。

研究データの増大・多様化に伴い、何を保存するかが問題となっていることを背景として、データ保持のためのユースケースや改善のための提案をまとめており、結論として、何を、なぜ保存するかだけでなく、保存先、保存場所、保存期間も考慮することが不可欠であるとしています。

Research data: To keep or not to keep? (Research Data and related topics, 2019/3/7)
https://researchdata.jiscinvolve.org/wp/2019/03/07/research-data-to-keep-or-not-to-keep/

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