アジア

E2324 - Asia OA Meeting 2020<報告>

2020年9月9日から16日にかけて,オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が組織するAsia OA Meeting 2020 “Building a Sustainable, Asian Knowledge Commons for Open Science Era”が開催された。Asia OA Meetingはアジア各国によるオープンアクセス(OA)およびオープンサイエンスに関する情報共有を支援する国際会議である(E2150ほか参照)。今回の会議は韓国科学技術情報研究院(KISTI)の主催であり,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により,オンラインでの開催となった。

東京大学附属図書館、サブジェクト・ライブラリアン教員を公募:2021年4月に設置予定のアジア研究図書館研究開発部門に配置

2020年10月19日、東京大学附属図書館は、2021年4月に設置予定のアジア研究図書館研究開発部門に配置されるサブジェクト・ライブラリアン教員として、准教授1名と助教2名を募集することを発表しました。

東京大学附属図書館では、2020年10月1日に研究支援及び研究機能を持ったアジア研究図書館が東京大学総合図書館内に開館しました。開館に伴って、同館の中核を担うサブジェクト・ライブラリアン教員の公募が行われます。

東京大学附属図書館は、今回の公募の背景として、研究領域の多角化、情報の多様化の現状に鑑み、大学教員・学生の研究支援ならびに蔵書構築等の図書館運営を主たる任務とする教員を、正式に附属図書館に配置することになった、と説明しています。

ニュース(東京大学アジア研究図書館)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/asia/news
※2020年10月19日付けのニュースに「アジア研究図書館研究開発部門教員公募(サブジェクト・ライブラリアンの配置について)」とあります。

東京大学総合図書館内にアジア研究図書館が開館

東京大学アジア研究図書館は、2020年10月1日付けのお知らせにおいて同日開館したことを発表しました。これまで、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)の支援を得ながら、関連部局・研究組織との連携により開館の準備が進められてきました。

同館は、東京大学内に分散していたアジア関係研究資料を集約し、アジア諸地域に関する研究を支援するための専門的な図書館と位置付けられています。東京大学総合図書館内に所在し、総合図書館4階に開設された開架フロアには5万冊以上の図書が配架可能です。

ニュース(アジア研究図書館)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/asia/news
※2020年10月1日付けのニュースに「アジア研究図書館が開館しました(一部コンテンツは準備中です)」とあります。

米・ミシガン大学出版局、アジア研究関連の重要書籍100タイトルのコレクションをオープンアクセス(OA)により公開

2020年9月2日、米国のミシガン大学出版局(University of Michigan Press)は、アジア研究関連の重要書籍100タイトルのコレクション“Michigan Asian Studies Open Access Books Collection”をオープンアクセス(OA)により公開したことを発表しました。

Asia OA Meeting 2020はオンラインで開催

2020年9月9日から9月16日まで、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)と韓国科学技術情報研究院(KISTI)の主催により、Asia OA Meeting 2020がオンラインで開催されます。

9月9日から9月15日のイベント1は、Asia OA Meeting 2020のウェブサイトで実施され、参加申込は不要です。9月15日のイベント2および9月16日のイベント3は、Zoomを用いて実施され、事前に申込が必要です。

Asia OA Meeting 2020
https://2020korea.asiaoa.org/

参考:
E2150 - Asia OA Meeting 2019<報告>
カレントアウェアネス-E No.371 2019.06.27
https://current.ndl.go.jp/e2150

ジェトロ・アジア経済研究所図書館、「ウェブ資料展:途上国と感染症」を実施中

2020年7月13日から、日本貿易振興機構(ジェトロ)のアジア経済研究所図書館が、同研究所のウェブページ上で「ウェブ資料展:途上国と感染症」を実施しています。

同資料展は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けたものであり、同館が収集した、過去および現在に開発途上地域で発生した「感染症」に焦点を当てた書籍、論文、報告書等が紹介されています。

7月28日現在では、SARSを教訓とした中国の公的医療保険改革、タイの近代医療の歴史、感染症と国際協調に関する記事が掲載されています。

ウェブ資料展:途上国と感染症(ジェトロ・アジア経済研究所図書館)
https://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Column/Special/Infection.html

国立公文書館アジア歴史資料センター、「アジア歴史ラーニング -デジタル資料で学ぶ日本とアジア-」を公開

2020年5月28日、国立公文書館アジア歴史資料センターが、「アジア歴史ラーニング -デジタル資料で学ぶ日本とアジア-」を公開しました。

学習指導要領改訂やアクティブラーニング、学び直しへの関心の高まりを受けて作成されたものです。

トップページにある6つのテーマをクリックすると、それぞれにおいて「国内の動き」「外交」「戦争・軍事」「世界の動き」の4つに分かれた年表ページが表示されます。年表からは、用語の解説や二次利用の際の手引きのほか、関連する資料画像やテキストを見ることができる用語ページへのリンクが用意されています。

「アジア歴史ラーニング -デジタル資料で学ぶ日本とアジア-」の公開のお知らせ (2020年05月28日)(アジア歴史資料センター)
https://www.jacar.go.jp/news/news04_others.html#20200528

京都大学貴重資料デジタルアーカイブでアジア関係の絵葉書コレクション1,848点が公開

2020年3月19日、京都大学図書館機構は、アジア関係の絵葉書コレクションの画像を京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開したことを発表しました。

京都大学東南アジア地域研究研究所政治経済共生研究部門(貴志俊彦教授)が中心となり、2004年以降収集が行われてきたアジア関係の絵葉書のうち、同大学附属図書館に寄贈された1,848点の画像が、コレクション「絵葉書からみるアジア」として公開されています。

収集された絵葉書は、「日本」「中国」「中国(蒙古)」「中国(満洲)」「香港」「台湾」「朝鮮半島」「東南アジア」「ソ連/ロシア」「樺太/サハリン」「太平洋」といった広範な地域に及んでいるとあります。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 附属図書館へ寄贈された「絵葉書からみるアジア」1848点を公開しました(京都大学図書館機構, 2020/3/19)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1384846

九州大学附属図書館、同館の「国際文庫」所収の戦前のアジア太平洋地域で撮影した文化的写真を中心とする写真資料を電子化公開

2020年3月6日、九州大学附属図書館が、同館の「国際文庫」に含まれる、戦前のアジア太平洋地域を中心とする写真資料を「九大コレクション」で電子化公開したと発表しています。

国際文庫は、戦前の九州帝国大学内に設置された国際文化事業団体である九州国際文化協会が蒐集した資料を、戦後に同大学の法学部が受け入れたコレクションで、写真資料は、同協会が主催し1940年2月に玉屋で開催された新興アジア文化写真展覧会において展示された写真184枚が中心です。

新興アジア文化写真展覧会は、当時の同学教員がアジア太平洋地域で撮影した文化的写真(学術、記録、風景、風俗等)を集めた展覧会で、農学部内にあった科学写真研究会(烏兎芻会、会長は江崎悌三教授)が中心となって運営・実施されたとしています。

国際文庫の戦前アジア太平洋地域を中心とする写真資料を公開しました(九州大学附属図書館, 2020/3/6)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/31848

国際図書館連盟(IFLA)アジア・オセアニア分科会、SDGsへの同地域の図書館による支援の実態をまとめた小冊子を発行へ:事例を募集中

2020年1月26日、国際図書館連盟(IFLA)アジア・オセアニア分科会は、国連のSDGsへの同地域の図書館による支援の実態をまとめた小冊子を8月に発行すると発表しました。

同分科会では、西アジア・中央アジア・南アジア・東南アジア・北東アジア・オセアニア各地域からの報告が望まれており、3月31日までの投稿を呼びかけています。

Share Your SDG Stories!(IFLA, 2020/1/26)
https://www.ifla.org/node/92830

参考:
国際図書館連盟(IFLA)、図書館の諸活動がコミュニティや住民の生活に与える好影響に関して説得力のある話を可能とするためのマニュアルを公開:持続可能な開発目標(SDGs)への貢献事例収集促進のため
Posted 2018年4月11日
https://current.ndl.go.jp/node/35829

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