COAR(オープンアクセスリポジトリ連合)

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とcOAlition S、リポジトリのPlan Sへの準拠を支援するため協力することを発表

2019年10月7日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とcOAlition Sは、リポジトリのPlan Sへの準拠を支援するため協力することを発表しました。

具体的な取り組みの予定として、次の4点が示されています。

・COARは、最も広く採用されているリポジトリ・プラットフォームと連携して、Plan Sをサポートする現在の機能を確かめ、課題を特定し、プラットフォームによる技術要件の採用支援のために専門的なノウハウと知識を提供する。

・COARは、メンバー、パートナー、地域ネットワークを通じて、リポジトリでの永続的識別子、標準語彙、質の高いメタデータの採用に関するリーダーシップとガイダンスの提供のため活動する。

・COARは、Plan Sの支持および実施に対する問題や障壁について、さまざまな地域やリポジトリ・コミュニティから寄せられたフィードバックをcOAlition Sに提供する。

・COARとcOAlition Sは、オープンアクセスとオープンサイエンスを支援するリポジトリの役割を強化し、変革するために戦略的ロードマップの作成に取り組む。

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、持続可能で分散型のオープンな出版フレームワーク“Pubfair”に関するホワイトペーパーを公開

2019年9月3日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)は、持続可能で分散型のオープンな出版フレームワーク“Pubfair”に関するホワイトペーパーを公開し、内容へのフィードバックを求めていることを発表しました。

Pubfairは2017年11月以来展開されているCOARの次世代リポジトリワーキンググループにより示されたビジョンやユースケースからの触発により考案されたフレームワークです。モジュール化されたオープンソースの出版フレームワークとして、リポジトリの分散ネットワーク上に構築され、プレプリントやデータ、ソフトウェアも含む幅広い研究成果の品質保証・普及・発見サービスに関してリポジトリの機能を強化するものである、としています。

ホワイトペーパーではPubfairの概念モデルやアーキテクチャが概説されており、COARは機能とアーキテクチャの改善のため2019年9月30日まで、ホワイトペーパーに対するコミュニティからのフィードバックを求めています。

米・Educopia Instituteを中心としたオープンソースの出版インフラ開発・統合プロジェクト“Next Generation Library Publishing”がArcadia基金から220万ドルの助成を獲得

2019年8月28日、米国のMLAおよびその他の文化資源保存機関の連携促進を目的とする非営利組織Educopia Instituteは、図書館による出版活動に関するプロジェクト“Next Generation Library Publishing”がArcadia基金から220万ドルの助成を獲得したことを発表しました。

このプロジェクトはオープンソースの出版インフラを開発・統合することで、著者、編集者、読者に新しい出版経路を提供し、図書館による出版活動を強固に支援することを目的としたものです。Educopia Instituteを中心に米・カリフォルニア電子図書館(CDL)やオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)等もこのプロジェクトチームに参加しています。

プロジェクトチームは2019年9月から目標達成のため以下のことに取り組む、としています。

・学術的な価値と調和し、かつ合理的な図書館の出版活動向けのソリューションを通して学術出版に関する選択肢・機会・イノベーションを増大させるような、効果的でバランスのよい学術出版のエコシステムを創設する。

・学術研究のライフサイクルを通じて、機関のリポジトリシステムと学術出版のワークフローをよりよく統合できるようなツールや基準を開発する。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、2019年5月に仏・リヨンで開催されたCOAR Annual Meeting 2019の参加報告書を公開

2019年8月20日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、2019年5月21日から23日に仏・リヨンで開催された、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)によるCOAR Annual Meeting 2019へコンテンツ流通促進作業部会のメンバーが参加し、JPCOARスキーマに関する報告と各国関係者との情報交換を行ったことを発表しました。

参加した作業部会メンバーによる参加報告書がJPCOARのウェブサイト上で公開されています。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/
※トップページの「お知らせ」に、2019年8月20日付けのお知らせとして「COAR Meeting 2019に参加しました」とあります。

北米研究図書館協会(ARL)、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)・SPARCの公表した学術コミュニケーションサービスに関する優れた実践の原則への支持を表明

2019年7月30日、北米研究図書館協会(ARL)はオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とSPARCが公表した学術コミュニケーションサービスに関する優れた実践の原則“Good Practice Principles for Scholarly Communication Services”への支持を表明しました。

ARLは、カナダと米国の研究図書館でオープンな学術コミュニケーションへの意欲と支援が高まる中、COARとSPARCの公表したこの7つの原則はオープンな学術研究の構成要素とサービスを構築・調整する上で、優良な指針として機能するものである、としています。

研究データ同盟(RDA)とオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、研究データ管理の国際的な進展のため協力することを発表

研究データ同盟(RDA)による2019年7月24日付けのニュースリリースにおいて、RDAとオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、国際的なデータリポジトリコミュニティにおける研究データ管理の能力強化、拡大のため協力することに合意したと発表されています。

この合意の一部として、共通の関心に係る戦略的イニシアチブでのより緊密な協力や、互いの活動についての定期的な情報交換、共通目標の達成支援のためのウェビナーやイベントの共同開催を企図しているとしています。

RDA And COAR Collaborate To Progress Research Data Management Internationally(RDA, 2019/7/24)
https://www.rd-alliance.org/rda-and-coar-collaborate-progress-research-data-management-internationally

E2150 - Asia OA Meeting 2019<報告>

梅雨の時節となり,筆者が勤務する大学構内でも色とりどりの傘が行き交う様をよく見る。相合傘でしのぐ学生たちをほほえましく思う傍ら,最近では傘からオープンサイエンスを連想することも多くなった。

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)と西・中央アフリカ研究教育ネットワーク(WACREN)、アフリカのオープンアクセス・オープンサイエンス推進を目的に連携協定を締結

2019年6月3日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)と西・中央アフリカ研究教育ネットワーク(WACREN)が、アフリカのオープンアクセス(OA)・オープンサイエンス推進を目的に連携協定を締結したと発表しています。

広大で多様なアフリカにおいてオープンサイエンスを採用するには、多様な国や地域の優先順位やニーズを反映したサービスが必要であることから、連携することで、OAとオープンサイエンスのための地域・国の能力やサービスを強化することが目的です。

前年の、EIFLとCOARの支援を受けてWACRENが実施したLIBSNSEプロジェクトの成果の上にに締結されたもので、引き続き、COARは、世界的なトレンドや技術(リポジトリやオープンサイエンスに関する知識)をWACRENに提供し、WACRENはCOARの国際的な活動に対してアフリカの視点を提供します。

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)・SPARC、学術コミュニケーションサービスの7つの優れた実務指針を公表

2019年1月29日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)とSPARCは、共同で開発した実務指針“Good Practice Principles for Scholarly Communication Services”を公表しました

学術コミュニケーションに関するサービスの透明性開放性や、学術支援を保証することが目的とされており、利用者がどのサービスを採用するかであったり、サービス提供者が業務を改善するにあたって利用できるとしています。

Good Practice Principles for Scholarly Communication Services(COAR,2019/1/29)
https://www.coar-repositories.org/news-media/good-practice-principles-for-scholarly-communication-services/

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、2018年夏に実施した会員調査の結果概要を発表:戦略計画や作業計画に反映

2018年10月4日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、2018年の7月から8月にかけて実施した会員調査の結果概要を発表しました。

回答は23か国の59会員から寄せられており、調査から得られた主な知見として、

・リポジトリには、(1)ユーザーエンゲージメントとコンテンツの登録、(2)リポジトリへの認知と可視性、(3)研究データ管理、の3つの大きな課題がある。

・会員は、(1)リポジトリに関する最新の実践の維持、(2)学術コミュニケーション・研究環境におけるリポジトリの役割強化、という点でCOARを評価している

・COARの最善の活動は、(1)次世代リポジトリ、(2)研究データ管理、(3)相互運用性と連携、の3つである

・回答者の66%がCOARの活動やワーキンググループに直接関与していない

・回答者の68%がCOARとの交流レベルに満足しており、27%がよりCOARと関わりたいと考えている

・会員は、COARに対して、戦略レベルでの活動の継続を望むとともに、リポジトリの運用におけるより多くの関与や実践的な支援を望んでいる

・会員は、COARの地域でのアウトリーチ活動を評価し、有用性を感じている

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