貴重書

米・スタンフォード大学図書館、100以上の貴重書に関する書誌・蔵書目録・販売目録等の全文検索が可能なリソースとして“Rarebooks”を公開

米・スタンフォード大学図書館の月刊ニュースレター“Remix”の140号(2019年9月刊行)において、同館が新たに公開したリソース“Rarebooks”が紹介されています。

“Rarebooks”は研究者・学生・図書館員・書籍専門家・収集家等向けのリソースです。“Rarebooks”は、世界文学・博物学・理学・医学・工学等様々な分野の100以上のデジタル化された貴重書に関する書誌・蔵書目録・販売目録等について、100万ページ近くに及ぶ全文検索機能を備えています。

Stanford Libraries Remix: A Monthly Newsletter, Issue 140, September 2019
https://mailchi.mp/stanford/sep2019remix?e=396e2a48b0

E2179 - AI技術を取り入れた「くずし字翻刻学習・指導システム」

立命館大学アート・リサーチセンター(以下「立命館ARC」)では,様々なデジタルアーカイブを構築しており,その中の浮世絵と古典籍のポータルデータベースに凸版印刷株式会社の開発による人工知能(AI)技術を組み込んだ「くずし字翻刻学習・指導システム」が2019年1月に導入された。学習・研究用のプロジェクトベースによる活用が可能となっており,古典籍の翻刻本文アーカイブの進展も期待できる。

茨城大学図書館、特別展示「菅文庫修繕資料お披露目展」を開催:クラウドファンディングで修繕した資料を工程とともに数点展示

茨城大学図書館が、2019年11月1日から11月17日まで、特別展示「菅文庫修繕資料お披露目展」を開催します。

同館では、所蔵資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを実施し、9点の資料のカビの除去や虫損の補修を行ないました。

展示では、修繕した資料が、修繕工程とともに数点展示されます。

茨城大学図書館特別展示「菅文庫修繕資料お披露目展」を開催します(11/1-11/17)(茨城大学図書館,2019/10/3)
http://www.lib.ibaraki.ac.jp/news/index.php?id=277

参考:
茨城大学図書館、貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを開始
Posted 2019年3月12日
https://current.ndl.go.jp/node/37755

東京藝術大学附属図書館、貴重古典籍約560点を「新日本古典籍総合データベース」で公開

2019年9月27日、東京藝術大学附属図書館が、貴重古典籍約556点(6万5,763コマ)を「新日本古典籍総合データベース」で公開したと発表しています。

国文学研究資料館の「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画(歴史的典籍NW事業)」によりデジタル化されたもので、脇本文庫等同館の他の古典籍についても「新日本古典籍総合データベース」から順次公開予定です。

東京大学総合図書館、同館所蔵貴重図書コレクション・亀井文庫『ピラネージ版画集』の画像データベースをリニューアル公開:国際規格IIIFに準拠

2019年9月17日、東京大学総合図書館は、同館が所蔵する貴重図書コレクションである亀井文庫の『ピラネージ版画集(Opere di Giovanni Battista Piranesi, Francesco Piranesi e d'altri)』について、画像データベースをリニューアル公開したことを発表しました。

『ピラネージ版画集』は、18世紀イタリアの著名な建築家であり版画家であるジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージが制作した銅版画940点と、息子のフランチェスコ・ピラネージが制作した版画269点、その他の作家による作品231点が収録された版画集です。1999年から2003年度にかけて、特別推進研究(COE)「象形文化の継承と創成に関する研究」により画像データベースが構築・公開されましたが、システム運用上の問題から公開が停止されていました。

東京大学総合図書館は、データベース再公開の要望等に応えて、「東京大学デジタルアーカイブズ構築事業」の一環として画像データベースをリニューアル公開した、としています。

リニューアル公開された画像データは効果的・効率的な共有を行うことができる国際規格IIIFに準拠しています。また、データベース上で公開された画像データは、利用目的を問わず、特段の手続きなく自由に利用することが可能です。

カナダ・ブリティッシュコロンビア大学図書館の貴重資料コレクション“The Chung Collection”がカナダ・ユネスコ国内委員会選定のカナダ版「世界の記憶」へ登録される

2019年9月11日、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)図書館は、同館所蔵の貴重資料コレクション“The Chung Collection”がその歴史的価値を認識され、カナダ・ユネスコ国内委員会の選定するカナダ版「世界の記憶」へ登録されたことを発表しました。

“The Chung Collection”は、Wallace B.Chung氏・Madeline H.Chung氏が1999年にUBCへ寄贈したコレクションです。カナダ・ブリティッシュコロンビア州の初期の歴史と探検、カナダ太平洋鉄道(Canadian Pacific Railway:CPR)、中国系の人々の北米大陸への移民・定住の経験に関する、2万5,000点以上の文書・書籍・地図・ポスター・写真・食器等で構成されています。

中国国家典籍博物館で中国古典籍の大規模展示が開催中:中華人民共和国成立70周年を記念

2019年9月4日、中国国家図書館の所蔵資料等を展示する中国国家典籍博物館は、9月7日から、中国古典籍の大規模展示「中華伝統文化典籍保護伝承大展」を同館において開催することを発表しています。中国の文化観光部と国家文物局が主催であり、中華人民共和国成立70周年、中国国家図書館創立110周年を記念する展示です。

古典籍の保護、継承において関係機関が行ってきた努力とその成果を示すものと位置付けられており、40か所余りの公的所蔵機関及び30名余りの個人蔵書家が所蔵する貴重資料計330種余りを4つのホールに分けて展示しています。

展示開催について報じる新華網の2019年8月28日付け記事では、中華人民共和国の成立以来、等級、数量、規模において最大の古典籍展示とする文化観光部・陳彬斌氏の発言や、国宝級の古典籍や海内の孤本等に加え、近年の調査で新たに発見された重要な古典籍も初めて展示されることが紹介されています。

大阪大学附属図書館、同館所蔵貴重図書「石濱文庫」の一部資料のデジタル化画像データを公開

2019年9月5日、大阪大学附属図書館は、拠点大学として参加している国文学研究資料館の「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」により、同館所蔵貴重図書「石濱文庫」の一部資料をデジタル化して、その画像データを公開したことを発表しました。

デジタル化された石濱文庫の画像データは、国文学研究資料館の「新日本古典籍総合データベース」から閲覧することができます。また、当該データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-SA(クリエイティブ・コモンズ 表示-非営利-継承 4.0 国際ライセンス)の条件に基づいて利用することが可能です。

石濱文庫は石濱純太郎博士旧蔵の約4万2,000冊の東洋学コレクションで、モンゴル語・満州語・西夏語・ウイグル語・チベット語等に関する資料が数多く納められています。

19/09/05 石濵文庫の一部資料の画像データが公開されました(大阪大学附属図書館,2019/9/5)
https://www.library.osaka-u.ac.jp/news/20190905_common/

【イベント】東北インド・チベット学研究会主催セミナー「人文情報学(Digital Humanities)とインド・チベット文献学」(9/4・仙台)

2019年9月4日、東北大学附属図書館(宮城県仙台市)の本館多目的室において、東北インド・チベット学研究会主催のセミナー「人文情報学(Digital Humanities)とインド・チベット文献学 東北大学附属図書館蔵デルゲ版チベット大蔵経に関する現状と課題について」が開催されます。

入場無料で参加資格は特にありません。また事前予約不要です。

プログラムの内容は次のとおりです。

「東北大学附属図書館における資料電子化と公開の現状」
三角太郎氏(東北大学附属図書館)

「デルゲ版チベット大蔵経についての現状と課題」
菊谷竜太氏(京都大学白眉研究センター)

「コメントならびに質疑応答」
司会:加藤諭氏(東北大学史料館)

お知らせ(東北大学附属図書館)
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/news.html
※2019/08/29欄に「【本館】チベット大蔵経に関するセミナーを開催します」とあります。

E2170 - 「とよはしアーカイブ」公開記念シンポジウム<報告>

2019年6月16日,豊橋市図書館(愛知県)は,中央図書館において「とよはしアーカイブ」公開記念シンポジウム「近代図書館の先駆けー羽田八幡宮文庫」を開催した。本稿ではアーカイブの紹介とシンポジウムの様子を中心に報告する。

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