貴重書

国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定等についての答申:カラフトナヨロ惣乙名文書(北海道大学附属図書館)・彫金後藤家関係資料(東京藝術大学附属図書館等)・交代寄合西高木家関係資料(名古屋大学附属図書館)が重要文化財に指定へ

2019年3月18日、文化審議会が、3件の美術工芸品を国宝に、41件の美術工芸品を重要文化財に指定すること、2件の美術工芸品を登録有形文化財に登録することについて、文部科学大臣に答申したと、文化庁が発表しています。

重要文化財への指定が答申されたものには、カラフトナヨロ惣乙名文書(ヤエンコロアイヌ文書:北海道大学附属図書館所蔵)・彫金後藤家関係資料(東京藝術大学附属図書館等所蔵)・交代寄合西高木家関係資料(名古屋大学附属図書館所蔵)などが含まれています。

文化審議会答申 ~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定及び登録有形文化財(美術工芸品)の登録について~(文化庁,2019/3/18)
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1414437.html

東京都立図書館、特別文庫室所蔵資料の利用を拡大したことを発表:「調査研究に資するもの」以外の用途での利用も可能に

2019年3月18日、東京都立図書館は、同館特別文庫室所蔵資料の利用を拡大したことを発表しました。

特別文庫室所蔵資料の画像データなどについて、従来は「調査研究に資するもの」に用途を限定していましたが、今後は、イメージ画像としての利用や、ポスター、カレンダー、広告、装飾などにも幅広く利用可能としたとあります。

画像データの利用については、同館のデジタルアーカイブである「TOKYOアーカイブ」から申込みが可能です。

特別文庫室所蔵資料の利用を拡大しました!(東京都立図書館, 2019/3/18)
https://www.library.metro.tokyo.jp/guide/information/5194_20190318.html

関連:
TOKYOアーカイブ(東京都立図書館)
http://archive.library.metro.tokyo.jp/da/top

E2116 - 特別コレクションの引用データ記述形式に関する報告書

2018年11月,英国研究図書館コンソーシアム(RLUK),英国国立公文書館(TNA)及び英・Jiscは,特別コレクション(Unique and Distinct Collections:UDCs)の引用データ記述形式について考察した報告書“Citation Capture: Enhancing Understanding of the Use of Unique and Distinct Collections within Academic Research and the Research Outputs Produced as a Result”を公開した。引用データ記述形式の標準化及び収集・保存方法の効率化を進めて,UDCsの利用動向を測定できるようにすること,そして,英国のUDCs所蔵機関が将来計画を策定する際に,引用データを情報源として有効に活用していくための提案を行うことが本報告書の目的である。以下,報告書の内容を紹介する。

徳島県立図書館、「とくしまデジタルアーカイブ」に「阿波国文庫」「阿波名所図会」「四国徳島写真帖」を追加

徳島県立図書館が、2019年3月11日付けで「とくしまデジタルアーカイブ」に「阿波国文庫」「阿波名所図会」「四国徳島写真帖」を追加したと発表しています。

徳島県立図書館 トピック
https://library.tokushima-ec.ed.jp/
「「阿波国文庫」「阿波名所図会」「四国徳島写真帖」をADEAC:デジタルアーカイブシステムに公開しました(2019.03.11)」とあります。

徳島県立図書館/とくしまデジタルアーカイブ
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/3600115100

岡山大学附属図書館、貴重資料データベース「古文献ギャラリー」の公開を発表:IIIFを採用・申請なしでの二次利用可

岡山大学附属図書館が、2019年3月29日に、貴重資料データベース「古文献ギャラリー」を正式公開すると発表しました。正式公開に先立ち3月20日からは仮運用するとしています。

これまでインターネットで公開していなかった国指定重要文化財の「信長記」、岡山藩・池田家の江戸藩邸に関する資料であり原本である可能性の高い「備藩邸考」、多くの写本中でも異彩を放つ珍本「平家物語」(小野文庫)の全文が公開されるとのことです。

また、同データベースはIIIFを採用しているほか、搭載される画像の2次利用に関して申請は不要としています。

これにともなって、既に公開されている「三浦家文書デジタルギャラリー」は3月29日以降「古文献ギャラリー」に移行し、4月26日で閉鎖されます。

貴重資料データベース「古文献ギャラリー」の公開と「三浦家文書デジタルギャラリー」の移行について(岡山大学附属図書館,2019/3/14)
http://www.lib.okayama-u.ac.jp/news/news_id8388.html

国文学研究資料館、新日本古典籍総合データベースの画像ビューアーに新機能を追加

2019年3月12日、国文学研究資料館は、新日本古典籍総合データベースの画像ビューアーに新機能を追加したことを発表しました。

画像ビューワーの変更内容は次のとおりです。

・ページ送りが、和書の様式に合わせて「右→左」に変更
・サムネイル表示が、ページ送りと合わせて「右→左」に変更
・閲覧するページ(コマ)を指定できるジャンプ機能が追加

新日本古典籍総合データベースのビューアがより見やすく!(国文学研究資料館, 2019/3/12)[PDF:1ページ]
https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20190312_dbkaisyu.pdf

参考:
E1992 - 古典籍画像を見るなら,新日本古典籍総合データベース!
カレントアウェアネス-E No.341 2018.02.08
http://current.ndl.go.jp/e1992

勝海舟の旧蔵文書753点が国立国会図書館デジタルコレクションで公開

2019年3月12日、国立国会図書館(NDL)は、勝海舟の旧蔵文書753点を国立国会図書館デジタルコレクションで公開しました。

その他、古典籍資料、憲政資料、日本占領関係資料、プランゲ文庫について、上記の753点を含む合計約4,900点を国立国会図書館デジタルコレクションに追加しました。これで国立国会図書館デジタルコレクションで提供するデジタル化資料は約269万点となりました。

2019年3月12日 「勝海舟関係文書」を全点、国立国会図書館デジタルコレクションで公開しました。(NDL, 2019/3/12)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190312_02.html

2019年3月12日 古典籍、憲政資料等約4,900点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2019/3/12)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190312_01.html

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、特別コレクションのインパクト評価に関する報告書“Evidencing the Impact and Value of Special Collections”を公開

2019年3月7日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が、報告書“Evidencing the Impact and Value of Special Collections”を公開しました。

特別コレクションは研究図書館にとって研究・教育面で文化資産として長い間認められてきたものの、この数十年の間、デジタル化の波や経済環境の悪化といった社会の変化により、研究図書館を含めた多くの文化機関が、学術や文化の開放や、社会へのインパクトを証明することが求められるようになったことから、特別コレクションが研究図書館のインパクト目標を達成するために果たす役割や、関連サービスや活動によるインパクトを証明する方法を調査したものです。

報告書では、

茨城大学図書館、貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを開始

2019年3月11日、茨城大学図書館が、同館所蔵の貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを開始しました。

菅文庫は、幕末の水戸藩の史学者・菅政友(かんまさすけ)の収集した蔵書の大部分を収めたもので、地元水戸に関する資料や、菅政友が専門とする史学関係に加え、国学・文学・儒学・地誌・法制・経済から理学・医学等まで幅広い内容の蔵書を含む漢籍・国書約1万点のコレクションです。

今回のプロジェクトは、損傷のひどい資料の中でも重要度の高い、菅政友自身が書写した写本を中心に修繕することを目指すものです。目標金額100万円を達成した場合、茨苑祭(茨城大学水戸キャンパス学園祭)での修復資料の展示や、ギャラリートークなども予定されています。

募集期間は3月11日から4月19日までです。

貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを公開しました(3館共通)(茨城大学図書館,2019/3/11)
http://www.lib.ibaraki.ac.jp/news/index.php?id=252

近畿大学貴重資料デジタルアーカイブで貴重書27タイトルが追加公開:コペルニクス『天球の回転について』(1543年)など

2019年3月6日、近畿大学中央図書館は、近畿大学貴重資料デジタルアーカイブにおいて同大学が所蔵する貴重書のなかから27タイトルを新たに公開したことを発表しました。

主な公開資料として、コペルニクス『天体の回転について』(1543年)やホッブズ『リヴァイアサン』(1651年)、鳥居清満筆『分福茶釜』(江戸時代後期刊)など14タイトルが紹介されています。

【近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ】27タイトルを新たに公開しました(近畿大学中央図書館, 2019/3/6)
https://www.clib.kindai.ac.jp/news/2019/0306-27_2.html

近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ
https://kda.clib.kindai.ac.jp/rarematerials/

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