貴重書

米国議会図書館(LC)の法律図書館、貴重書を保管する新しい書庫の開設を発表

米国議会図書館(LC)の法律図書館は、貴重書を保管する新しい書庫の開設記念式典を、2019年6月28日に開催したと発表しています。

同館の貴重書は、これまで、同館の小規模な貴重書保管室や、LCの他部門から借りたスペースで保管していましたが、今回の新書庫開設により、コレクションが統合され、安全性とアクセスが向上すると説明しています。

新書庫は、現在の保管室の4倍にあたる直線で9,000フィートの棚があり、貴重書の保管に最適な最先端の空調・防火・安全システムを備えています。

くずし字認識に関する全世界的なコンペティションが機械学習コンペプラットフォームKaggleで開催

2019年7月10日、世界最大規模の機械学習コンペプラットフォームKaggleで、くずし字認識に関する全世界的なコンペティション「くずし字認識:千年に及ぶ日本の文字文化への扉を開く」の開催が発表されました。

このコンペティションは、情報・システム研究機構のデータサイエンス共同利用基盤施設に所属する人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、同機構の国立情報学研究所(NII)・人間文化研究機構の国文学研究資料館(国文研)の主催により、2019年7月中旬から10月中旬まで開催されます。

開催の目的として、深層学習(機械学習)の活用を中心とした近年のAIの飛躍的な発展を取り入れることで、新方式のくずし字OCRの研究開発が進む可能性が高まっていることを背景に、くずし字OCRの性能向上に向けたアイデアをオープンに募集することが挙げられています。

コンペティションでは、国文研とCODHが共同整備し公開中の「くずし字データセット」改良版が提供され、コンペ参加者は与えられた画像内に書かれた全てのくずし字を認識して出力する「くずし字OCRアルゴリズム」を期間内に開発するという流れで進められます。上位入賞したアルゴリズムについてはコンペ後自由に使えるよう公開される予定です。

E2156 - IFLA,貴重書等の整理におけるRDA適用に関する報告書を公開

国際図書館連盟(IFLA)貴重書・特別コレクション分科会(RBSCS)は,貴重書・特別コレクション(以下「貴重書等」)の整理業務におけるRDA(Resource Description and Access;CA1766参照)適用状況に関する調査の分析結果の報告書“IFLA Survey on Rare Materials Cataloguing with RDA”を2019年2月に公開した。

ジャパンサーチ(試験版)、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)の古典籍ポータルデータベースと連携し古典籍資料約16万点が検索可能になる

ジャパンサーチ(試験版)は、2019年7月9日付のTwitterにおいて、立命館大学アート・リサーチセンター(ARC)の「ARC古典籍ポータルデータベース」と連携したことを発表しました。

この連携により、ジャパンサーチ(試験版)では、海外機関の所蔵資料も含め約16万点のウェブ上で公開された古典籍資料が検索可能になっています。

@jpsearch_go(Twitter,2019/7/9)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1148529708167917569

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年7月9日付けのお知らせに「「ARC古典籍ポータルデータベース」と連携しました」とあります。

国際日本文化研究センター、「日本関係欧文貴重書データベース」での楽譜の掲載を開始

2019年6月28日、国際日本文化研究センターが、同センターが所蔵する、主として開国(1854年)以前に出版された欧文図書のうち、日本に関する記述のある図書・地図を公開している「日本関係欧文貴重書データベース」において、楽譜の掲載を開始したと発表しています。

図書・地図と同様、書誌情報や目次のほか、PDFにて全頁閲覧が可能です。

今後掲載の拡充を図るとともに、連動してウェブサイト「日本関係欧文史料の世界」でも楽曲解説文を掲載していく予定としています。

トピックス一覧(2019年)
http://topics.nichibun.ac.jp/pc1/ja/arrival
※2019.06.28欄に「「日本関係欧文貴重書データベース(楽譜)」を更新しました (Bucalossi(Arr.) , Nagel, Arnaud, Bonheur)」とあります。

鳴門教育大学附属図書館、「後藤家文書画像データベース」の国立歴史民俗博物館総合資料学情報基盤システムkhirin上での公開を発表

2019年6月27日、鳴門教育大学附属図書館が、「後藤家文書画像データベース」の国立歴史民俗博物館総合資料学情報基盤システムkhirin上での公開を発表しました。

後藤家文書は、阿波国名東郡早渕村組で代々組頭庄屋を勤めた後藤家が所蔵していた古文書で、支配・年貢・諸役・用水・土地・社会・身分関係文書一式で構成されます。

「鳴門教育大学附属図書館と国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センターとの研究成果の公開及び保全に関する覚書」の締結によるもので、URLも変更されました。

後藤家文書画像データベースの総合資料学情報基盤システムkhirin上での公開について(鳴門教育大学附属図書館,2019/6/27)
http://www.naruto-u.ac.jp/library/oshirase/2019062700023/

国文学研究資料館、「鉄心斎文庫総目録稿」を公開

2019年6月26日、国文学研究資料館が、共同研究の成果として、「鉄心斎文庫総目録稿」を公開したと発表しました。

鉄心斎文庫は、伊勢物語に関する個人コレクションで、同館に寄贈されたものです。

お知らせ(国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/news/
※2019.06.26欄に「共同研究の成果として「鉄心斎文庫総目録稿」を公開いたしました。」とあります。

鉄心斎文庫総目録稿(国文学研究資料館学術情報リポジトリ)
http://id.nii.ac.jp/1283/00003900/

京都大学図書館機構、新井白石の肖像画「白石新井君美先生肖像」など附属図書館所蔵資料3点を京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開

2019年6月6日、京都大学図書館機構は附属図書館が所蔵する新井白石の肖像画「白石新井君美先生肖像」、及び韓国古文献「經世遺表」2点の合計3点の画像について、新しく京都大学貴重資料デジタルアーカイブで公開したことを発表しました。

また、維新特別資料文庫のカテゴリを再整理し、各種コレクションの書誌情報に詳細な内容情報の追記が行われたことも併せて発表しています。

京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 新井白石の肖像画など附属図書館所蔵資料を公開しました(京都大学図書館機構,2019/6/6)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1382374

新井白石の肖像画など附属図書館所蔵資料を公開しました(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ,2019/6/6 )
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/news/2019-06-06

近畿大学貴重資料デジタルアーカイブで貴重書44タイトルが追加公開: トマス・アクィナス『神学大全』(1471年)など

2019年5月7日、近畿大学貴重資料デジタルアーカイブが、西洋写本2タイトル、インキュナブラ21タイトルを含む和洋古書44タイトルを追加公開したことを発表していました。

同アーカイブの公開1周年を記念して追加公開されたものであり、トマス・アクィナス『神学大全』(1471年)やダンテ『饗宴』(1490年)、ケンペル『日本誌』英語版初版(1727年)などが含まれています。

近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ公開1周年を記念して44タイトルを新たに公開しました。(近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ, 2019/5/7)
https://kda.clib.kindai.ac.jp/rarematerials/news/10

近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ
https://kda.clib.kindai.ac.jp/rarematerials/

東京大学総合図書館、『源氏物語』の写本をオンラインで公開:「東京大学本」「東大本」ともいわれる貴重図書

2019年6月3日、東京大学総合図書館は、同館が所蔵する『源氏物語』(写本、54冊)をデジタル化し、オンラインで公開したことを発表しています。

東京大学の名前を冠し、「東京大学本」あるいは「東大本」とも言い習わされている貴重図書であり、「東京大学デジタルアーカイブズ構築事業」の一環として2018年度にデジタル化したものとあります。

同学大学院総合文化研究科の田村隆准教授による資料解説も併せて公開されています。

総合図書館の貴重図書『源氏物語』の公開について(東京大学附属図書館, 2019/6/3)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/news/20190603

東京大学総合図書館所蔵『源氏物語』
https://iiif.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/repo/s/genji/page/home

ページ