貴重書

米・ハリーランサムセンター、デジタル化した映画ポスターコレクションをオンラインで公開

2018年1月18日、米・テキサス大学オースチン校ハリーランサムセンターが、同センターが所蔵する1920年代から1970年代にかけての1万点を超す映画ポスターコレクションのデジタル化作業を進めており、そのうち4,000点を随時オンラインで公開していると発表しました。

デジタル化されるポスターは、同センターの4つのコレクションに含まれるもので、残りのポスターは、2018年末から2019年初頭までにデジタル化される予定です。

Decades of movie poster history go online(Ransom center magazine,2018/1/18)
http://sites.utexas.edu/ransomcentermagazine/2018/01/18/decades-of-movie-poster-history-goes-online/

「大阪教育大学附属図書館/デジタルコレクション(往来物・明治期教科書)」がADEACで公開

2018年1月11日、大阪教育大学附属図書館が所蔵する、江戸時代から明治初期にかけての往来物と明治初期の教科書をデジタル化した「大阪教育大学附属図書館/デジタルコレクション(往来物・明治期教科書)」が、歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で公開されました。

ADEAC:デジタルアーカイブシステム 新着情報
https://trc-adeac.trc.co.jp/
※ 「2018.1.11 『大阪教育大学附属図書館/デジタルコレクション(往来物・明治期教科書)』を公開しました。 」とあります。

大阪教育大学附属図書館/デジタルコレクション(往来物・明治期教科書)
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/2772055100

国立歴史民俗博物館、「正倉院文書」の複製制作のためクラウドファンディングを実施

国立歴史民俗博物館が、国内外での展示・研究での活用を目的とした「正倉院文書」の複製制作のためのクラウドファンディングを実施しています。

プロジェクト名は「正倉院文書複製製作プロジェクト~1,300年前の文書を未来へ~」で、目標金額は350万円、期日は2018年3月30日までとなっています。

同館では、「正倉院文書」約800巻の完全複製を目指し、1981年以来、長期事業を継続して行ってきており、2017年度現在、全体の約半分の400巻を完成させていますが、現在進めている「正倉院文書」の「続々修第12帙第8巻」の複製化は、近年の予算縮減により撮影までは完了しているものの、複製製作の経費が大幅に不足している状況のため、その経費確保のために、クラウドファンディングを実施するものです。

千葉銀行が、クラウドファンディングサービス「Ready for」を提供するREADYFOR株式会社と業務提携をし、同社への第1号紹介案件として、国立歴史民俗博物館ぼ同プロジェクトへの資金調達を支援するものです。

三次市立図書館(広島県)、「往来本」デジタルアーカイブを公開

2018年1月5日、広島県の三次市立図書館が、「往来本」デジタルアーカイブを公開しました。

同館が所蔵する、一般的には「往来物」と呼ばれる平安後期から明治初期にかけて寺子屋等で用いられた教科書「往来本」612点の中から、196点(三次市重要文化財)をデジタル化したものです。

三次市立図書館 トピックス
https://tosho.city.miyoshi.hiroshima.jp/
※「2018年1月5日 三次市立図書館 『往来本』デジタルアーカイブ 公開」とあります。

三次市立図書館(Facebook,2018/1/5)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1391706620957394&id=327783164016417

「日本古典籍データセット」、収録点数を2倍以上に拡充:ビューアーの機能も向上

2017年12月26日、国立情報学研究所(NII)・人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)・国文学研究資料館(国文研)は、協同で公開している「日本古典籍データセット」の規模を、1,767点(329,702コマ)へと2倍以上に拡充したと発表しています。

国文研が撮影した味の素食の文化センター所蔵の料理本282点、国文研所蔵の伊勢物語のコレクション「鉄心斎文庫」から125点、江戸時代の大名や幕府役人の氏名や石高などの情報を記した「武鑑」373点、絵入読本・絵本・画譜などが追加されています。

また、標準的な画像アクセス方法として国際的に普及しつつあるIIIF(International Image Interoperability Framework)に準拠した画像ビューアー「IIIF Curation Viewer」については、お気に入りの画像を収集して自分のコレクションとして公開するキュレーション機能が拡張されています。

佐賀県立図書館、国内現存最古と考えられる南北朝時代の刀剣書の発見を発表

2017年12月18日、佐賀県立図書館が、国内現存最古と考えられる南北朝時代の刀剣書(刀工の名前や説明等を記したもの)が発見されたと発表しています。

「銘尽(龍造寺本)」という資料で、同館の説明によると、同館が所蔵する歴史資料約13万点のなかから、九州産業大学基礎教育センター吉原弘道准教授が、「龍造寺家文書」277点のうち2点の「申状土代」(訴状の下書き)の裏に書かれているのを発見したとのことです。

南北朝時代の観応2年(西暦1351年)12月頃、足利直冬に恩賞として旧領回復を訴えるため、直冬の陣中に滞在していた龍造寺家政が、直冬かその関係者が持っていた秘本の刀剣書を借用し、家政本人か周辺の人物が書き写したものと推定されるとのことです。これまでは、重要文化財「銘尽(観智院本)」(応永30年(西暦1423年)写、国立国会図書館蔵)が現存最古の刀剣書とされていました。

吉原氏による今回の研究成果(論文)が、2018年1月中旬頃に発行される、日本古文書学会編『古文書研究』84号に掲載される予定であるほか、2017年12月26日から2018年2月4日まで、同資料の原本が、同資料に名前の出てくる刀工の銘がある刀剣の実物とともに、佐賀県立博物館で展示されています。

英国図書館(BL)、エリザベス1世及び上級廷臣の書簡43通の寄贈を受ける

2017年12月19日、英国図書館(BL)が、スコットランド女王メアリーの幽閉にかかわる、イングランド女王エリザベス1世及び女王の上級廷臣の書簡43通が同館に所蔵されたことを発表しています。

書簡は、スタッフォードシャーのタットベリー城におけるメアリー1世の幽閉を任せられていたサドラー卿宛のもので、メアリー1世が処刑される1587年の数年前にあたる1584年から1585年に書かれたものです。

エリザベス1世の署名した書簡4通以外は、首席大臣を務めたバーリー卿や、国王秘書長官を務めたウォルシンガム卿からの書簡が多数を占めます。

これらの書簡は、これまでBLに貸し出されていましたが、PACCAR社の経営者で慈善活動家でもあるMark Pigott KBE氏から、BLの研究図書館としての役割を促進・支援するための非営利法人“The American Trust for the British Library”に対して寄贈され、寄贈ととともにBLに所蔵されました。

BLでは、これら書簡類を、2018年、他のテューダー朝の文書とともにデジタル化し、ウェブサイトで公開する計画です。

日本のODAによりモロッコ王立図書館(BNRM)にデジタル化事業のためのスキャナーが供与

モロッコ王立図書館(BNRM)は、日本からの政府開発援助(ODA)によりデジタル化事業のために供与を受けたことを発表しています。
今回、最先端のスキャナー3台などが供与され、BNRM所蔵の手稿のデジタル化に役立てられるとのことです。

和歌山県立図書館、南葵音楽文庫のウェブサイトを公開

2017年12月3日、和歌山県立図書館が、同日の南葵音楽文庫のプレオープンにあわせ、南葵音楽文庫のウェブサイトを公開しています。

和歌山県立図書館 図書館からのお知らせ
https://www.lib.wakayama-c.ed.jp/honkan/index.html
※「【12月3日更新】南葵(なんき)音楽文庫ホームページを開設しました」とあります。

南葵音楽文庫(和歌山県立図書館)
https://www.lib.wakayama-c.ed.jp/nanki/index.html

参考:
E1970 - 紀州の殿様が残した南葵音楽文庫の保管と活用
カレントアウェアネス-E No.337 2017.11.16
http://current.ndl.go.jp/e1970

「日本現存朝鮮本研究データベース 集部」が公開

2017年11月28日、「日本現存朝鮮本研究データベース 集部」が公開されていました。

同データベースの問い合わせ先である千葉庄寿氏 (麗澤大学外国語学部/情報教育センター)のウェブサイトによると、藤本幸夫氏(麗澤大学言語研究センター客員教授・富山大学名誉教授)が実地踏査した日本に現存する朝鮮本のうち、「集部」3,000件の書誌情報10項目をデータベース化したものです。

今後、2018年春刊行予定の『日本現存朝鮮本研究 史部』と同時に、同一の形式で「史部」のデータベースも公開予定とのことです。

千葉庄寿のページ
http://www.tsibale.com/
※「「日本現存朝鮮本研究データベース 集部」公開しました」「2017-11-28」とあります。

日本現存朝鮮本研究データベース 集部
http://www.fl.reitaku-u.ac.jp/~schiba/db/shuu/index.html

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