貴重書

勝海舟の旧蔵文書753点が国立国会図書館デジタルコレクションで公開

2019年3月12日、国立国会図書館(NDL)は、勝海舟の旧蔵文書753点を国立国会図書館デジタルコレクションで公開しました。

その他、古典籍資料、憲政資料、日本占領関係資料、プランゲ文庫について、上記の753点を含む合計約4,900点を国立国会図書館デジタルコレクションに追加しました。これで国立国会図書館デジタルコレクションで提供するデジタル化資料は約269万点となりました。

2019年3月12日 「勝海舟関係文書」を全点、国立国会図書館デジタルコレクションで公開しました。(NDL, 2019/3/12)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190312_02.html

2019年3月12日 古典籍、憲政資料等約4,900点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2019/3/12)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190312_01.html

英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)、特別コレクションのインパクト評価に関する報告書“Evidencing the Impact and Value of Special Collections”を公開

2019年3月7日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が、報告書“Evidencing the Impact and Value of Special Collections”を公開しました。

特別コレクションは研究図書館にとって研究・教育面で文化資産として長い間認められてきたものの、この数十年の間、デジタル化の波や経済環境の悪化といった社会の変化により、研究図書館を含めた多くの文化機関が、学術や文化の開放や、社会へのインパクトを証明することが求められるようになったことから、特別コレクションが研究図書館のインパクト目標を達成するために果たす役割や、関連サービスや活動によるインパクトを証明する方法を調査したものです。

報告書では、

茨城大学図書館、貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを開始

2019年3月11日、茨城大学図書館が、同館所蔵の貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを開始しました。

菅文庫は、幕末の水戸藩の史学者・菅政友(かんまさすけ)の収集した蔵書の大部分を収めたもので、地元水戸に関する資料や、菅政友が専門とする史学関係に加え、国学・文学・儒学・地誌・法制・経済から理学・医学等まで幅広い内容の蔵書を含む漢籍・国書約1万点のコレクションです。

今回のプロジェクトは、損傷のひどい資料の中でも重要度の高い、菅政友自身が書写した写本を中心に修繕することを目指すものです。目標金額100万円を達成した場合、茨苑祭(茨城大学水戸キャンパス学園祭)での修復資料の展示や、ギャラリートークなども予定されています。

募集期間は3月11日から4月19日までです。

貴重資料「菅文庫」の修繕をめざすクラウドファンディングを公開しました(3館共通)(茨城大学図書館,2019/3/11)
http://www.lib.ibaraki.ac.jp/news/index.php?id=252

近畿大学貴重資料デジタルアーカイブで貴重書27タイトルが追加公開:コペルニクス『天球の回転について』(1543年)など

2019年3月6日、近畿大学中央図書館は、近畿大学貴重資料デジタルアーカイブにおいて同大学が所蔵する貴重書のなかから27タイトルを新たに公開したことを発表しました。

主な公開資料として、コペルニクス『天体の回転について』(1543年)やホッブズ『リヴァイアサン』(1651年)、鳥居清満筆『分福茶釜』(江戸時代後期刊)など14タイトルが紹介されています。

【近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ】27タイトルを新たに公開しました(近畿大学中央図書館, 2019/3/6)
https://www.clib.kindai.ac.jp/news/2019/0306-27_2.html

近畿大学貴重資料デジタルアーカイブ
https://kda.clib.kindai.ac.jp/rarematerials/

京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)、『韓国古文献の世界 : 平成30年度京都大学図書館機構貴重書公開展示図録』を公開

京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)は、2019年2月21日付けのTwitterにおいて、『韓国古文献の世界 : 平成30年度京都大学図書館機構貴重書公開展示図録』をKURENAIで公開したことを発表しています。

@KURENAI_update(Twitter, 2019/2/21)
https://twitter.com/KURENAI_update/status/1098766269082288128

韓国古文献の世界 : 平成30年度京都大学図書館機構貴重書公開展示図録(KURENAI)
http://hdl.handle.net/2433/236571

Bunkamura Box Gallery(東京都)にて企画展「ZENRIN Map Collections 西洋人の描いた日本地図~マルコ・ポーロからシーボルトへ~」が開催

東京都渋谷区のBunkamura Box Galleryにおいて、2019年3月24日から3月31日まで、株式会社ゼンリン主催の企画展「ZENRIN Map Collections 西洋人の描いた日本地図~マルコ・ポーロからシーボルトへ~」が開催されます。

同社が英国の古地図収集・研究家、ジェイソン・C・ハバード氏より新たに取得した692点の地図の中から30点余りを展示するもので、16世紀から19世紀に欧州で作られた西洋古版日本地図コレクションを通して、西洋人が想像で描いた黄金の国「ジパング」が、実在の「日本」に変わっていく様子を、目的や時代背景とともに紐解くことで、地図の新たな魅力を紹介することを目的としています。

入場料は無料です。

創業70周年を迎えた同社では、今後の取り組み(内容は変更になる可能性あり)として以下を挙げています。

1.保有する地図コレクションの整理とアーカイブ化
2.保有する地図コレクションのデジタルコンテンツ作成
3.保有する地図コレクションの公開
4.日本の地図文化を語れる人材(マップキュレーター)の育成
5.保有する地図コレクションの事業活用

京都大学図書館機構、嵯峨本『源氏物語』など121タイトルを京都大学貴重資料デジタルアーカイブで新たに公開

2019年3月1日、京都大学図書館機構は、嵯峨本『源氏物語』などの附属図書館所蔵資料33タイトルと部局所蔵資料88タイトルの合計121タイトルを、京都大学貴重資料デジタルアーカイブで新たに公開したと発表しています。

2019年3月1日現在、京都大学貴重資料デジタルアーカイブの公開件数は、1万2,913タイトル、112万1,569画像になったとしています。

【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 嵯峨本『源氏物語』ほか121タイトルを新しく公開しました(京都大学図書館機構,2019/3/1)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1381294

嵯峨本『源氏物語』ほか121タイトルを新しく公開しました(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ,2019/3/1)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/news/2019-03-01

東北大学附属図書館、「図書館のみらい基金」(東北大学特定基金)を設置

2019年3月1日、東北大学附属図書館が、「図書館のみらい基金」(東北大学特定基金)の設置を発表しています。

同大学が所蔵する学術資料の一層の活用を図るとともに、貴重な資料を次世代に確実につないでいくことや、所蔵資料を公開するデジタル・アーカイブを構築することを目的に設置されたもので、基金の主な使途として、以下の4点が挙げられています。

1.市民のみなさま・学生・研究者のためのデジタルコレクション構築と公開
2.貴重資料に関する各種イベント開催
3.図書館設備の充実、資料の保存・修復
4.人材育成

同基金に寄付を行うと、各種顕彰・特典を得ることができます。

お知らせ(東北大学附属図書館)
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/news.html
※2019/03/01欄に「 「図書館のみらい基金」を設置しました」とあります。

国際図書館連盟(IFLA)貴重書・特別コレクション分科会、貴重書・特別コレクションの整理業務におけるRDAへの対応状況について調査した報告書を公開

2019年2月25日、国際図書館連盟(IFLA)の貴重書・特別コレクション分科会が、貴重書・特別コレクションの整理業務におけるRDA(Resource Description and Access)への対応状況について調査した結果の報告書を公開しました。

IFLA Survey on Rare Materials Cataloguing with RDA(IFLA,2019/2/25)
https://www.ifla.org/node/91986

【イベント】信州知の連携フォーラム第3回「MLAリレー式ワークショップその①:寺社のMLAを体験する~地域の文化資産を見て・知って・整理して・発信する~」(3/8-9・松本/諏訪)

2019年3月8日・9日、長野県松本市の信州大学附属図書館中央図書館及び長野県諏訪市の佛法紹隆寺において、信州知の連携フォーラム第3回「MLAリレー式ワークショップその①:寺社のMLAを体験する~地域の文化資産を見て・知って・整理して・発信する~」が開催されます。

2016年に発足した同フォーラムは、今回から各館(長野県立歴史館、長野県信濃美術館、信州大学附属図書館、県立長野図書館)がリレー形式で、より実践的に、ワークショップを企画していくこととなり、信州大学附属図書館が主催する第3回は、初日の3月8日に、信州大学中央図書館で佛法紹隆寺所蔵の和古書の目録づくりに挑戦するワークショップを行い、2日目の3月9日には、オプションとして佛法紹隆寺を訪れ、お蔵やお堂の中のさまざまな文化資産を見学する内容となっています。

参加対象は、博物館・美術館・図書館・文書館関係者、自治体関係者、学生、教職員、地域住民の方、その他このテーマに興味がある人で、参加には事前の申し込みが必要です。定員はワークショップ40人、オプション20人です。

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