多文化・多言語サービス

米国図書館協会(ALA)・北米研究図書館協会(ARL)、連邦政府による性別の定義変更の検討開始を受け声明を発表

2018年11月1日に米国図書館協会(ALA)が、11月6日には北米研究図書館協会(ARL)が、米・保健福祉省及び司法省により、性別の定義を狭める変更の検討が開始されたことを受け、声明を発表しました。

ALAは、同措置は、ALAの基本的な価値・原則と相違していると指摘してその措置に反対を表明し、LGBTQの市民権の保護を支持するとしています。

ARLは、同措置は、社会に誤った危険なメッセージ送ることになるとし、ARLは、職場・蔵書・サービスにおける多様性・包摂性を支持し、教育とアドヴォカシーを通じて、抑圧を減らし、包摂的で平等な社会を推進していくと述べています。

琉球大学附属図書館、留学生と日本人学生が一緒に映画を観て感想・疑問を共有し考えを深める異文化協働ワークショップ 「the Friday Movie Night and Talk」を開催

2018年10月12日、琉球大学附属図書館が、同館のグローバル・コモンズ津梁で、異文化協働ワークショップ 「the Friday Movie Night and Talk」を開催します。

留学生と日本人学生で一緒に映画を観て、その感想や疑問などをシェアし考えを深めるカジュアルなタイプのワークショップです。

【10/12金】異文化協働ワークショップ 「the Friday Movie Night and Talk」を開催します(琉球大学附属図書館)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=20751

参考:
E1959 - 近畿大学アカデミックシアター:“知の実験劇場”の取組み
カレントアウェアネス-E No.334 2017.10.05
http://current.ndl.go.jp/e1959

米・都市図書館協議会(ULC)、革新的なプログラムを実施した公共図書館を称える“Top Innovators 2018”を発表

米・都市図書館協議会(ULC)が、革新的なプログラムを実施した公共図書館を称える“Top Innovators 2018”を発表しています。

2018年9月6日に開催されたULCの2018年年次総会で発表されたもので、北米の70を超す図書館から寄せられた220余りの応募の中から審査員により選ばれたものです。

特別賞(Honorable Mention)とあわせて、分野別に以下の20館が選出されています。

・Top Innovators
【教育(乳児から10代)】サンフランシスコ公共図書館(カリフォルニア州):FOG Readers: Helping Struggling Readers Succeed

【教育(成人)】ブルックリン公共図書館(ニューヨーク州):Teacher Lab: Library Literacy and Classroom Teachers

【人種的・社会的公正】ピマ郡公共図書館(アリゾナ州):Library Restorative Practices for Youth

【市民やコミュニティへの関与】ロサンゼルス公共図書館(カリフォルニア州):New Americans Initiative

篠山市立中央図書館(兵庫県)、ベトナム語・ポルトガル語・英語・中国語版の図書館利用案内を作成:外国語資料も新たに購入

兵庫県の篠山市立中央図書館が、篠山国際理解センターと連携し、ベトナム語・ポルトガル語・英語・中国語版の図書館利用案内を作成しました。

また、同館では、言葉図鑑・会話辞典・洋書絵本など約2,800冊の外国語資料を所蔵していますが、今回、フィリピン語の新聞やポルトガル語の雑誌の購入も開始しました。

報道によると、同市内には現在約670人の外国人が暮らしているとのことです(2018年6月末時点)。

「外国語版図書館利用案内ができました!」『広報丹波篠山』2018年9月号[PDF:2ページ]
https://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/group/public-relations/assets/2018/08/vol233_p26_p29.pdf

くまもと森都心プラザ図書館、2日間限定読み放題企画『マンガ図書室 ~お仕事マンガ大特集!~』を開催:多文化交流ワークショップ「みんなで描こう!擬音マンガ」や外国人対抗マンガビブリオバトルも実施

2018年9月23日と24日、熊本県のくまもと森都心プラザ図書館が、2日間限定読み放題企画『マンガ図書室 ~お仕事マンガ大特集!~』を開催します。

熊本マンガミュージアムプロジェクト及び合志マンガミュージアムの協力により実施されるものです。

24日には、擬音語研究家でもある井島ワッシュバーン・パトリック氏が日米マンガの擬音の違いについても解説する多文化交流ワークショップ「みんなで描こう!擬音マンガ」や、マンガが好きな外国人による「外国人対抗マンガビブリオバトル」も実施されます。

9/23・24 「2日間限定読み放題企画『マンガ図書室 ~お仕事マンガ大特集!~』」(くまもと森都心プラザ,2018/8/30)
https://stsplaza.jp/library/news/2018/08/92324_2.html

小金井市立図書館貫井北分室(東京都)、「はじめてのLGBT ~多様性を社会づくりにむけて私たちができること~」を開催:LGBTをテーマとしたビブリオバトル等を実施

2018年9月29日、東京都の小金井市立図書館貫井北分室が「はじめてのLGBT ~多様性を社会づくりにむけて私たちができること~」を開催します。

小金井市公民館貫井北分館との連携事業で、LGBTをテーマとしたビブリオバトルやLGBTを知るための基礎講座が実施されます。

【貫井北分室】「はじめてのLGBT ~多様性を社会づくりにむけて私たちができること~」開催します(小金井市立図書館,2018/8/24)
http://www.library.koganei.tokyo.jp/index.php?key=bbh15zx6a-361#_361

9月29日(土)「はじめてのLGBT ~多様性を社会づくりにむけて私たちができること~」開催します。(小金井市立貫井北センター)
http://www.ntk-koganei.org/news_events/disp.php?ne_id=571

島根大学附属図書館、「学ぼう!留学生と日本語で話すコツ!」教職員向け講習会を実施

2018年8月22日に「学ぼう!留学生と日本語で話すコツ!」教職員向け講習会を実施した島根大学附属図書館が、当日の様子等を同館のブログで紹介しています。

留学生をはじめとした外国人と日本語でコミュニケーションをとる方法について学ぶ講習会で、同大学の教職員のほか、島根県立大学、松江工業高等専門学校、松江市立中央図書館からも含め、合計26人が参加したとのことです。

同館ではすでに学生向けに同様の講習会を行って好評であったことから、今回、教職員向けに内容を少し変更して実施したとのことです。

「学ぼう!留学生と日本語で話すコツ!」教職員向け講習会を実施しました(島根大学附属図書館のブログ,2018/8/22)
http://shimadai-lib.hatenablog.jp/entry/2018/08/22/165325

米国図書館協会(ALA)、成人の英語学習者向けサービスを行なう図書館を支援する事業「アメリカンドリームリテラシーイニシアチブ」の成果をまとめた報告書を公開

2018年7月31日、米国図書館協会(ALA)が、「アメリカンドリームリテラシーイニシアチブ(American Dream Literacy Initiative )」の10年間の成果をまとめた報告書“American Dream Literacy Initiative”を公開しました。

同イニシアチブは、ALAがダラー・ジェネラル・リテラシー財団(Dollar General Literacy Foundation)と連携し、成人の英語学習者や基礎教育や労働力開発が必要な成人のためのサービスを拡大する公共図書館に助成を行う取組です。

開始以来、188館に対して約150万ドルの助成が実施され、同イニシアチブによる英語学習者は2万5,000人に達しています。

報告書では、調査結果として、英語学習者が公共図書館を利用する第一の理由は雇用のためであること、助成を得た館ではコミュニティーとの連携が改善したことやプログラムを長期間維持することが可能になったことを指摘するとともに、図書館の利用者数や英語学習ソフトウェアの利用増、チューターのトレーニングやイベントの実施、機器やソフトウェアの購入といった成功例を紹介しています。

米国学校図書館員協会(AASL)、検閲やLGBTQ+資料に関する問題に対処する学校図書館員を支援するためのガイドを公開

2018年7月19日、米国図書館協会(ALA)の米国学校図書館員協会(AASL)が、検閲や利用者のプライバシー、特にLGBTQ+の資料への異議申し立ての問題に取り組む学校図書館員を支援するためのリソースガイド“Defending Intellectual Freedom LGBTQ+ Materials in School Libraries”を公開しました。

AASLが策定した基準を枠組みとして利用し、学校図書館員が、自分自身や、コレクション中のLGBTQ+資料を守るための方法をまとめたものとなっています。

また、学校図書館員自身が自身の偏見を探り、コレクションの開発やコレクションを守るための実践を見つけるために参照する際に役立つようになってます。

大阪市立図書館、市民の英語学習・国際理解やICTを活用した読書習慣の育成・浸透を目的に、電子図書貸出サービスを試行実施

大阪市立図書館が、楽天株式会社と電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」に関する連携協定を締結し、2018年7月2日から2020年5月31日までの約2年間、電子図書貸出サービスを試行実施すると発表しています。

市民の英語学習や国際理解に資することや、ICTを活用した読書習慣の育成や浸透を図ることを目的に、英語の絵本や児童書を導入し、電子書籍の特徴を活かして、英語に親しむ機会を提供することとしており、サービス開始にあたり、7月22日には、入門講座が大阪市立中央図書館で開催されます。

開始時には、英語の絵本や児童書約400点(うち、読み上げ機能付きコンテンツ約150点)が搭載予定で、今後順次追加し、約2,000点を提供予定としています。

電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」の試行実施について(大阪市立図書館,2018/6/25)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo6upa8yj-510#_510

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