JPCOAR(オープンアクセスリポジトリ推進協会)

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJデータベース)の運用を筑波大学等から引継

2020年3月23日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、2010年度から2012年度に国立情報学研究所(NII)のCSI委託事業として実施され筑波大学等を中心に運営されていた「学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJデータベース)」の運用を引き継いだことを発表しました。

SCPJデータベースは、日本国内の学協会の機関リポジトリに対する論文掲載許諾状況を提供するデータベースです。NIIのCSI委託事業として実施された学協会のオープンアクセスに関する方針(OA方針)の調査結果に基づきデータベースが作成・公開されています。JPCOARは2020年3月にOAインフラ整備の一環として運用を引き継いだ、としています。

JPCOARに運用が引き継がれたSCPJデータベースでは、暫定的な措置として、Googleスプレッドシートによるデータ公開が行われています。今後データ更新体制やJAIRO Cloudとの連携などが検討される予定です。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、「新JAIRO Cloudへの移行評価実験報告」を公開

2020年3月23日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、2019年10月から12月にかけて実施した「新JAIRO Cloudへの移行評価実験」についての報告を公開したことを発表しました。

「新JAIRO Cloudへの移行評価実験」は、2020年10月にリリースが予定されている新しいJAIRO Cloudについて、移行に支障がないように事前評価を行ったものです。国立情報学研究所(NII)の評価実験環境でJAIRO Cloud利用機関のうち17機関が実験を行い、JPCOARコンテンツ流通促進作業部会JAIRO Cloudチームが中心にとりまとめを行いました。公開された実験報告では、新JAIRO Cloudの各機能に対する実験参加機関の評価等が示されています。

また、実験参加機関から投稿された課題の内訳・機関向けの報告書の様式・移行評価実験におけるJAIRO CloudチームからNIIへの要望一覧を示した参考資料も公開されています。

【イベント】第3回京都大学研究データマネジメントワークショップ(2/27・京都)

2020年2月27日、京都大学理学研究科セミナーハウスにおいて、「第3回京都大学研究データマネジメントワークショップ」が開催されます。

京都大学研究データマネジメントワークショップは、学内の各部局に所属する研究者や研究支援組織としてのリサーチ・アドミニストレーター(URA)等で構成される、同大学の研究データ管理体制検討に関する部門横断型組織「京都大学アカデミックデータ・イノベーションユニット(葛ユニット)」が主催するワークショップです。研究データマネジメントに係る状況の報告や話題提供を通して、多様な研究分野を包括可能な研究データマネジメントの方針・手法について、その状況や課題等を議論するという内容で、2018年10月に第1回が開催され今回は第3回にあたります。

第3回のワークショップでは、各大学でのデータポリシー検討状況に関する報告、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)や京都大学図書館機構が実施するオープンサイエンス・研究データ管理に関する取り組みの報告などが行われます。参加費は無料ですが、所定のフォームから事前の申し込みが必要です。当日の主な内容は次のとおりです。

E2227 - SPARC Japanセミナー2019特別編<報告>

2019年11月12日,横浜市のパシフィコ横浜で開催された第21回図書館総合展における国立情報学研究所(NII)主催のフォーラム「SPARC Japanセミナー2019特別編 オープンアクセスの今とこれから:ステークホルダーの戦略とともに考える」に参加した。日本の学術情報流通に関わるステークホルダー(NII,オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR),大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE),科学技術振興機構(JST))が一堂に会してオープンアクセス(OA)の在り方,今後の見通しなどについてそれぞれの立場から見解を述べ合うセミナーであった。本稿では各ステークホルダーの取組にスポットを当てながら,セミナーの要点を報告したい。

【イベント】国立大学図書館協会中国四国地区協会・JPCOARワークショップ「『OA + x = OS 』~とにかくオープンアクセス・オープンサイエンス~」(2/13・岡山)

2020年2月13日、岡山大学附属図書館中央図書館3階セミナー室において、国立大学図書館協会中国四国地区協会の主催・オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)の共催により、ワークショップ「『OA + x = OS 』~とにかくオープンアクセス・オープンサイエンス~」が開催されます。

オープンサイエンスの動きが活発化し、大学図書館にもその対応が求められていることを背景に、オープンサイエンスの最新動向の把握と機関リポジトリによるグリーンオープンアクセス(OA)の取り組み事例の共有を通して、学術情報のオープン化に大学図書館がどのように貢献できるのかを考える、という趣旨の下で開催されます。参加費は無料ですが、定員は80人で事前の申し込みが必要です。当日の主なプログラムは次のとおりです。

・開会挨拶・趣旨説明
 李禎之氏(岡山大学附属図書館副館長)

〇第1部 とにかくオープンサイエンス
・基調講演「オープンサイエンスの潮流と図書館機能の重要性」 
 林和弘氏(科学技術・学術政策研究所)

・講演「図書館員のためのオープンサイエンス」
 杉田茂樹氏(上越教育大学)

・質疑応答

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、「IRDBデータ提供機関のためのDOI管理・メタデータ入力ガイドライン : junii2編」を改訂

2019年12月18日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、「IRDBデータ提供機関のためのDOI管理・メタデータ入力ガイドライン : junii2編」を改訂したことを発表しました。

同ガイドラインはJPCOARコンテンツ流通促進作業部会が国立情報学研究所(NII)の協力のもと作成したものです。メタデータフォーマットとして、JPCOARスキーマではなくjunii2を利用中の機関でも研究データに対してJaLC DOIを登録したいというニーズがあったため、2019年5月に公開されたJPCOARスキーマ編に準拠して改訂を行った、としています。

JPCOARは改訂の主なポイントとして以下の3点を挙げています。

・研究データのDOI登録方法の追加
・Crossref DOIの登録の条件の変更
・リポジトリとは別サイトでの本文ファイル公開に関する注意追加

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、JPCOARスキーマVer.1.0.2を公開:資源タイプの語彙追加・会議記述の項目追加等

2019年11月27日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、メタデータ規格JPCOARスキーマを改訂しVer.1.0.2を公開したことを発表しました。

Ver.1.0.2への改訂は、JPCOARのコンテンツ流通促進作業部会が、国際的なメタデータ標準の改訂や作業部会へ寄せられた意見を検討することで実施されました。Ver.1.0.2の主な改訂事項として、資源タイプに記述可能な語彙を追加したこと、会議記述に関わる項目に主催機関・開催期間・開催会場を追加したことなどを挙げています。その他いくつかの項目について、注意点の文面修正・推奨例の修正といった微細な修正が行われています。

JPCOARスキーマVer.1.0.2の関連ドキュメントはGitHub上で公開されています。JPCOARは国内外における学術情報流通の動向の変化や技術の進展に対応するため、今後も年に1回程度、必要に応じてJPCOARスキーマの改訂を行う予定である、としています。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、2019年5月に仏・リヨンで開催されたCOAR Annual Meeting 2019の参加報告書を公開

2019年8月20日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、2019年5月21日から23日に仏・リヨンで開催された、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)によるCOAR Annual Meeting 2019へコンテンツ流通促進作業部会のメンバーが参加し、JPCOARスキーマに関する報告と各国関係者との情報交換を行ったことを発表しました。

参加した作業部会メンバーによる参加報告書がJPCOARのウェブサイト上で公開されています。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/
※トップページの「お知らせ」に、2019年8月20日付けのお知らせとして「COAR Meeting 2019に参加しました」とあります。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、JAIRO Cloudメタデータ自動入力機能検証プロジェクトの報告書を公開

2019年7月17日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、2018年度に行ったJAIRO Cloudメタデータ自動入力機能検証プロジェクトの報告書の公開を発表しました。

同プロジェクトは、外部データベースから論文メタデータを自動的に機関リポジトリに取り込む仕組みについて、コンテンツ登録の負担軽減など、リポジトリ業務ワークフローの一部としての有効性を検証する目的で行われたものです。JPCOARの研究者情報連携タスクフォース、及びClarivate Analytics社のデータベースWeb of Science(WoS)を契約し機関リポジトリにJAIRO Cloudを使用する国内9大学が同プロジェクトを構成しています。2018年9月から、国立情報学研究所(NII)とClarivate Analytics社の協力の下、WoSのメタデータを機関リポジトリに自動登録の形で取り込み、各機関は登録されたメタデータを基に研究者へ学術論文の登録を促す、という形で実証実験が実施されました。

公開された報告書では、実証実験の仕組み、参加機関による実証実験の評価、システム・ワークフローに関する各参加機関の評価のまとめ等が示されています。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、『知識解縛:オープンアクセスに関する著作選,2002-2011』を公開:オープンアクセスに関する重要文献の日本語訳

2019年6月21日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、『知識解縛:オープンアクセスに関する著作選,2002-2011』の公開を発表しました。

オープンアクセス運動を支える理論家として知られるPeter Suber氏の著作“Knowledge unbound : selected writings on open access, 2002-2011”(MIT Press, 2016)の日本語訳です。

原著はオープンアクセス版がクリエイティブ・コモンズ表示4.0 国際ライセンス(CC-BY)で公開されており、今回の日本語訳も原著にならいCC-BYで公開するとあります。

オープンアクセスリポジトリ推進協会
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/
※トップページの「お知らせ」に、2019年6月21日付けのお知らせとして「ピーター・スーバー著『知識解縛』の公開」とあります。

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