多文化・多言語サービス

CA1325 - 難民に対する図書館サービス / 阿部泰

ユーゴスラビア連邦セルビア共和国コソボ自治州におけるいわゆるコソボ紛争とそれに起因するNATO軍のユーゴ空爆は,コソボに住む多数のアルバニア系住民の難民化をもたらした。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば,空爆開始後にアルバニア本国・マケドニア・ユーゴ連邦モンテネグロ…

CA1285 - 多文化社会の図書館サービス−二国の事例− / 安部さち子

多文化社会と一口に言っても,その民族的構成や各マイノリティの背景,彼らへの対応等は,国や時代によりかなり異なるものである。ドイツの公共図書館で1970年代から始まった多文化サービスでは,その対象者は主に「ガストアルバイター(外国人労働者)」であった。1950〜70年代初めの経済…

CA1179 - クイーンズ図書館と世界を結ぶWorldLinQ / 鎌倉治子

ニューヨーク市のクイーンズ公共図書館(Queens Borough Public Library)は,クイーンズ区の196万の人々をサービス対象とする図書館で,本館と62の分館を持ち,900万点の蔵書および1,500万冊の年間貸出冊数を誇る米国屈指の大図書館である。同館では現在3ヶ年計画でWorldLinQというプロジェクトを進めて…

E416 - LCのWorld Digital Library構想にGoogleが協力

11月22日,Google社は,米国議会図書館(LC)のWorld Digital Libraryプロジェクトに300万ドル(約3億6千万円)を提供すると発表した。World Digital Libraryは,6月のユネスコ米国国内委員会でビリントン館長が打ち出した構想で,アメリカン・メモリー(CA1163参照)のように,貴重書や手稿などひとつしかな…

CA1009 - アメリカの図書館における多文化サービスの実態調査から / 保坂さゆり

1980年代,ラテンアメリカ,アジア,ヨーロッパ各国からの移民の波によって,米国では英語をセカンドランゲージとする多文化人口の規模は急速に拡大し,全体の3分の1を上回るまでになっている。このことが,結果として図書館サービスや利用者の需要の見直しを促した。そこで,1989年には多…

CA925 - 逆境を乗り切る図書館もある:ライブラリー・オブ・ザ・イヤー / 小林昌樹

1993年のライブラリー・オブ・ザ・イヤーは,テキサス州オースティン公共図書館が受賞し,5000ドルの賞金を受け取った。この賞はLibrary Journal誌とゲール・リサーチ社が主催するもので,今回が2回目である。1回目は昨年,カリフォルニア州レッドウッド市公共図書館が受賞した。受賞の要件は 1)…

CA870 - ヒスパニック系アメリカ人のための多文化サービス / 柳下み咲

多様な民族が混在するアメリカにおいて,図書館の多文化サービスは重要な課題である。アメリカでは,1960年代後半よりエスニック・マイノリティを対象とする図書館サービスが,連邦政府の援助を得て,活発に展開されてきた。スペイン語を母語とするヒスパニック系のアメリカ人は,アメリ…

CA781 - 第二回図書館及び情報サービスに関するホワイトハウス会議―特色と背景― / 堂前幸子

米国大統領が召集して開催する「図書館及び情報サービスに関するホワイトハウス会議(略称WHCLIS)」は,全米にわたる多数の市民の声を結集する場であり,しかも10年に1度しか持たれない場であり機会である。1991年の第二回会議は実際には第一回から12年を経て開かれたのであるが,この間,8…

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