多文化・多言語サービス

大阪市立住之江図書館、図書展示「G20参加国・地域に関する資料」展を開催中:参加国の大使館等から提供を受けた各国を紹介するパンフレット類も展示

大阪市立住之江図書館が、2019年6月1日から6月30日まで、図書展示「G20参加国・地域に関する資料」展を開催中です。

6月28日・6月29日に同区内の大阪国際見本市会場(インテックス大阪)で行われるG20サミットにちなみ、G20参加国について書かれた本、写真集などのほか、各国別の絵本を集めて、展示しています。

参加国のうち、いくつかの大使館・領事館・観光局から提供を受けた、それぞれの国を紹介したパンフレット類もあわせて展示されています。

【住之江】図書展示「G20参加国・地域に関する資料」展 6月30日まで(大阪市立図書館,2019/6/1)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jouu8bdup-510#_510

埼玉県立熊谷図書館、「ビジネスライブラリカフェ2019地域で働く外国人の声を聴く」を開催

2019年7月7日、埼玉県立熊谷図書館が、クマガヤプレイスホールにおいて、「ビジネスライブラリカフェ2019地域で働く外国人の声を聴く」を開催します。

日本で働く外国人の方がどのような課題を抱えているのかを共有し、参加者それぞれの課題と対応策についても情報交換をしながら、解決につながるヒントをさぐる講座です。

会場内で関連資料の展示も行われます。

参加費は無料ですが、定員は先着20名までで、事前申込制です。

県立熊谷図書館「ビジネスライブラリカフェ2019地域で働く外国人の声を聴く」を開催します(埼玉県、2019/5/30)
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2019/0530-11.html

E2135 - 私達の人生を変える図書館:第3次図書館発展総合計画(韓国)

韓国の大統領所属図書館情報政策委員会は,所管官庁を跨いだ館種横断的な図書館政策の審議・調整・策定等を担う大統領直属組織であり,図書館法第14条で,法に準じた効力を持つ図書館発展総合計画を5年ごとに策定することになっている。その委員会が,2019年1月,第3次図書館発展総合計画(以後「第3次計画」)を発表した。第1次計画(2009年から2013年;E797参照),第2次計画(2014年から2018年)に続く2023年までの計画で,第2次計画の成果と課題,近年の情報・技術・社会環境や図書館へのニーズの変化をふまえ策定された。人間疎外・地方消滅・経済の二極化といった社会の変化に市民が適応できるよう,課題に能動的に対応できる図書館制度を構築することが目的である。本稿では,ビジョン「私達の人生を変える図書館」を掲げ,3つのコアバリュー「人への包容性」「空間の革新性」「情報の民主性」のもと,4つの戦略目標に13の中心的課題((1)から(13)を付与),36の推進課題を配置した第3次計画について戦略目標ごとに見ていきたい。

「眠れる森の美女」の比喩の妥当性をめぐって科学計量学者と情報科学技術協会(ASIS&T)が論戦

長期間引用されていなかったにもかかわらず、ある時期から急に被引用数が増加する論文は、計量書誌学分野においてしばしば”sleeping beauty”(「眠れる森の美女」)論文と呼ばれてきましたが、この比喩の妥当性についてオランダ・ライデン大学の科学計量学者Ton van Raan氏と、米国の情報科学技術協会(ASIS&T)の雑誌編集部との間で論戦が起こっていることが、英The Guardian紙等で報じられています。

議論の契機はvan Raan氏がASIS&Tの雑誌JASISTに投稿した、医学分野における「眠れる森の美女」論文に関する研究論文が、「眠れる森の美女」という比喩が受け入れられない、という理由で却下されたことにある、とのことです。同誌の編集者はvan Raan氏に対し、この比喩の使用は特に説明を助けるものではなく、また「眠れる森の美女」という比喩が国や文化によって通じない可能性も問題であると述べました。さらに、「眠れる森の美女」という比喩の存在が、論文の引用に女性の純潔性を結びつけるニュアンスをもたらしたことが、他の研究者にも影響し、例えば出版後即座に引用されるもののその後、急激に被引用数が落ちる論文に”smart girl”というラベルを付けた例などが出てきていることも問題である、とされています。

太田市立新田図書館(群馬県)、東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンであることに因み、マラウイ共和国に関する展示を実施中

群馬県の太田市立新田図書館が、マラウイ共和国に関する展示を、2019年5月12日まで実施しています。

太田市が、マラウイ共和国の2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウンであることから実施しているもので、同国関連のパネルや書籍等が展示されています。

また、群馬県立図書館所蔵のマラウイ関連書籍も5月31日まで展示されています。

オリンピック×新田図書館×県立図書館~新田図書館は東京2020を応援します~(太田市)[PDF:2ページ]
https://www.city.ota.gunma.jp/005gyosei/0170-014kyoiku-tosyokan/01news/files/orinnpic.pdf

アイビー・プラス図書館連合(Ivy Plus Libraries Confederation)、日本のLGBTQに関するウェブサイトを収集した“Queer Japan Web Archive”を公開(米国)

日本のLGBTQに関するウェブサイトを収集した“Queer Japan Web Archive”の公開が発表されています。

同アーカイブは、アイビー・プラス図書館連合(Ivy Plus Libraries Confederation)のもと、ブラウン大学、デューク大学、ハーバード大学、プリンストン大学、イェール大学の日本研究司書の共同事業として、柳原良江氏(東京電機大学)・志田哲之氏(早稲田大学)による学術的支援を受けて運営されています。

日本の非営利団体によりLGBTQコミュニティの研究・権利擁護・支援・サービス提供を目的として作成されたウェブサイトの収集・保存が目的です。

収集対象には、非営利団体が行っているLGBTQコミュニティの支援サービスにより提供されている、生活の質向上、不動産、雇用、教育援助、ヘルプライン、ワークショップ、メンタルヘルス、HIV / AIDSのような性感染症、法律関係の情報が含まれます。

同事業では、収集対象となるウェブサイトの推薦を受け付けています。

LGBTQ+を扱った絵本のコレクション構築のためのツールキットが公開

カナダ・ウェスタン大学のリポジトリで、LGBTQ+を扱った絵本のコレクションを図書館が構築するためのツールキットが公開されています。同大学図書館情報学の修士課程の学生らが作成したものです。

LGBTQ+を扱った絵本の評価のための手引、推奨される絵本、検閲に立ち向かうための手引、及び推奨される情報源が掲載されています。

Building and Maintaining LGBTQ+ Picture Book Collections(Western Libraries)
https://ir.lib.uwo.ca/fimspub/261/

文化庁、「文化財の多言語化ハンドブック」「文化財を活用したユニークべニューハンドブック」を公開

2019年3月27日、文化庁が、全国の自治体担当者や文化財所有者を対象に作成した「文化財の多言語化ハンドブック」「文化財を活用したユニークべニューハンドブック」をウェブサイトで公開しました。

「文化財の多言語化ハンドブック」は、文化財の多言語化の普及啓発を目的としたもので、文化財の多言語化を進めている自治体がどのような点に留意しながら多言語化を行っているのか具体事例を紹介しています。

「文化財を活用したユニークべニューハンドブック」は文化財を活用したユニークべニュー(会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる歴史的建造物や文化施設)について、、メリットや注意点等を全国各地の事例とともに紹介したもので、活用する際に必要となる各種手続きもまとめられています。

冊子版は全国の自治体及び文化財所有者などに配布されます。

CA1946 - 韓国の公共図書館の多文化サービス-プログラム事例を中心として- / 廣田美和

 ここ数年、日本の在留外国人数(中長期在留者及び特別永住者)は増加しており、2017年末には約256万2,000人(全人口比約2%)と過去最高を記録した。国籍・地域別に見るとベトナム、ネパール、インドネシアが大きく増加し、構成比も変化している(1)。しかし、日本の公共図書館における多文化サービスの現況は、日本図書館協会が行った「多文化サービス実態調査2015」によると、「全体としては足踏み状態が続いている状況」である(E1900参照)(2)

【イベント】むすびめの会4月例会「IFLA先住民部会の活動とアイヌ・先住民」(4/6・東京)

2019年4月6日、東京都中央区の日本図書館協会(JLA)において、むすびめの会(図書館と在住外国人をむすぶ会)の4月例会「IFLA先住民部会の活動とアイヌ・先住民」が開催されます。

「図書館と先住民」について考え語り合うことを目的に、2019年8月に開催される国際図書館連盟(IFLA)アテネ大会で日本から報告する石原真衣氏(北海道大学文学研究院研究員)・亀丸由起子氏(北海道博物館学芸員)及び先住民部会への日本からの常任委員である兎内勇津流氏(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)からの報告が行われます。

内容は以下の通りです。

・兎内勇津流氏(IFLA先住民部会常任委員・北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)   
「IFLA先住民部会の活動について」
・石原真衣氏(北海道大学文学研究院研究員)
「サイレント・アイヌから見た図書館と多文化共生」
・亀丸由起子氏(北海道博物館学芸員)
「図書館・博物館協力と先住民」

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