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【イベント】むすびめの会4月例会「IFLA先住民部会の活動とアイヌ・先住民」(4/6・東京)

2019年4月6日、東京都中央区の日本図書館協会(JLA)において、むすびめの会(図書館と在住外国人をむすぶ会)の4月例会「IFLA先住民部会の活動とアイヌ・先住民」が開催されます。

「図書館と先住民」について考え語り合うことを目的に、2019年8月に開催される国際図書館連盟(IFLA)アテネ大会で日本から報告する石原真衣氏(北海道大学文学研究院研究員)・亀丸由起子氏(北海道博物館学芸員)及び先住民部会への日本からの常任委員である兎内勇津流氏(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)からの報告が行われます。

内容は以下の通りです。

・兎内勇津流氏(IFLA先住民部会常任委員・北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)   
「IFLA先住民部会の活動について」
・石原真衣氏(北海道大学文学研究院研究員)
「サイレント・アイヌから見た図書館と多文化共生」
・亀丸由起子氏(北海道博物館学芸員)
「図書館・博物館協力と先住民」

E2114 - 新沖縄県立図書館のオープン

沖縄県立図書館は今年で110年目となる。沖縄学の父とも呼ばれる伊波普猷(いはふゆう)を初代館長として,1910年8月に開館した。当初は当時の沖縄県庁内に館を構えていたが,戦争によってすべての資料は一度失われてしまった。戦後に県内の各地を転々としつつも,1964年3月に那覇市寄宮に開館し,1983年11月に同地に新館開館した。しかし,その後30年以上の月日がたち,施設は老朽化し,資料保存のための空間の不足等が問題となっていた。また,近年の高度情報化や社会の変化により,利用者が図書館に求める機能も多様化・専門化し,当館の果たすべき役割や機能を見直す時期となっていた。そのような課題に対応するため,2014年3月に「新県立図書館基本計画」を策定し,2018年12月15日,現在の那覇市泉崎に移転し,新オープンした。

札幌市中央図書館、新しく「認知症コーナー」「LLブックコーナー」「LGBTコーナー」を設置

2019年3月6日、札幌市中央図書館が、1階図書室内に、新しく「認知症コーナー」「LLブックコーナー」「LGBTコーナー」を設置したと発表しています。

中央図書館1階図書室内に新しいコーナーができました(札幌市の図書館,2019/3/6)
https://www.city.sapporo.jp/toshokan/gyoji/chuo/20190306nintisyonado.html

参考:
E2019 - 認知症にやさしい図書館ガイドライン
カレントアウェアネス-E No.346 2018.05.17
http://current.ndl.go.jp/e2019

オーストラリア国立図書館、シドニーのレズビアンコミュニティに関する雑誌“Lesbians on the Loose”をオンラインで公開

オーストラリア国立図書館の2月20日付けのブログにおいて、シドニーのレズビアンコミュニティに関する雑誌“Lesbians on the Loose”のオンライン公開が紹介されています。

同館が運営する情報探索システムであるTrove上で公開されており、2019年2月22日時点では創刊号を含む1990年刊行の12号分が閲覧できます。

ブログの筆者は1990年1月の創刊時から“Lesbians on the Loose”の編集・出版に携わっていたFrances Rand氏であり、同誌をTroveで公開することは、このオーストラリアの歴史に関する重要な記録群に新たにLGBTQIの構成要素が加わったことを意味するとしています。

米国図書館協会(ALA)、公正・多様性・包摂性に関して講演可能な専門家を検索できるデータベース“EDI Speakers Bureau”を公開

2019年2月8日、米国図書館協会(ALA)は、ALAの多様性、リテラシーとアウトリーチサービス事務局(Diversity, Literacy, and Outreach Services:ODLOS)が、データベース“EDI Speakers Bureau”を公開したと発表しています。

公正・多様性・包摂性(equity, diversity, and inclusion:EDI)に関するトピックについて講演可能な図書館専門家の有識者を検索できるウェブサイトで、有識者の住所・経歴・専門分野等を調べることができます。

ALAが創設した公平性・多様性・包摂性に関するタスクフォースが2016年に発表した最終報告書の58の推奨事項のうち、「公正・多様性・包摂性に関する講演者を把握するための情報センターの設置」を受けて作成されたものです。

オランダ王立図書館(KB)、同国の中国人コミュニティーをテーマとしたウェブアーカイブを館内で公開

2019年2月5日、オランダ王立図書館(KB)が、旧暦の正月にあわせて、同国の中国人コミュニティーに関するウェブアーカイブ“Chinese Netherlands' web collection”を同館閲覧室内の端末で公開したと発表しています。閲覧には有効期限内の図書館カードが必要です。研究者は同コレクションの「データセット」や「リンク分析」を利用することもできます。

同国では中国人が100年以上にわたって活動してきたにもかかわらず、彼らや彼らのオンライン上での文化について詳しくないことから取り組まれたもので、公開されたコレクションは、KBのウェブアーカイブチームに中国人インターンが加わって構築され、446のウェブサイトが含まれます。

コレクションは「ショップ」「レストランと食」「ブログ」「文化・芸術・歴史」「教育」「語学学校」「中国人の専門家」「地域グループ」「情報プラットフォーム」「中・蘭交流グループ」「祭礼・儀式」「移民グループ」「ニュース・メディア」「政治・社会問題」「留学生」「中国医学」「(中国)駐在員事務所」の17のカテゴリーに分類していると紹介されています。

GoogleとWikimedia財団、様々な地域言語によるウェブコンテンツ拡大のための連携を発表

2019年1月22日、GoogleとWikimedia財団が、様々な地域言語(local languages)によるウェブ上の情報が不足しているとの課題認識のもと、そのような言語によるコンテンツを増やすことを目的に連携すると発表しました。

Wikipediaの編集者が、GoogleのTranslate API(翻訳)・Custom Search API(引用情報のメンテナンス)・Cloud Vision API(デジタル化)を無料で利用可能とすることや、インドの12言語によるWikipedia記事を拡充するパイロットプロジェクトのインドネシア・メキシコ・ナイジェリア・中東・北アフリカ地域の10言語への拡大(“GLOW:Growing Local Language Content on Wikipedia”プログラム)が発表されています。

また、Wikimedia財団によるプロジェクトを支援するため、Googleがウィキメディア基金(Wikimedia Endowment)に200万ドル、ウィキメディア財団に110万ドルの寄付を行なうことも発表されています。

佐世保市立図書館(長崎県)、米軍基地内の学校の生徒と室内ゲームで交流する「第1回 英語 de 友活」を開催

2019年2月11日、長崎県の佐世保市立図書館が、米軍佐世保基地内にあるE.J.キングハイスクールの生徒と室内ゲーム(オセロ・ジェンガ)を通して英語で交流するイベント「第1回 英語 de 友活」を開催します。

対象は中学生・高校生で、定員は30人です(応募多数の場合は抽選)。

@sasebo.city.library(Facebook,2019/1/17)
https://www.facebook.com/sasebo.city.library/photos/a.2105705523031757/2309460629322911/

チラシ [PDF:1ページ]
https://www.library.city.sasebo.nagasaki.jp/c1/bib/pdf10756.pdf

国際図書館連盟(IFLA)、「IFLA/UNESCO多文化図書館宣言」の概念を図書館に適用するためのツールキットを改訂

2019年1月8日、国際図書館連盟(IFLA)は、「IFLA/UNESCO多文化図書館宣言」の概念を図書館に適用するためのツールキットの改訂版を2018年12月にウェブサイトで公開したと発表しています。

改訂作業はIFLAの多文化社会図書館サービス分科会(Library Services to Multicultural Populations Section:MCULTP)によって行われました。

中国語訳版も併せて公開されています。

IFLA/UNESCO Multicultural Library Manifesto Toolkit Now Updated(IFLA,2019/1/8)
https://www.ifla.org/node/91801

IFLA/UNESCO Multicultural Library Manifesto Toolkit(IFLA)
https://www.ifla.org/node/8977

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