古典籍

国文学研究資料館、嵐牛俳諧資料館(静岡県)と「日本語の歴史的典籍に関する国際共同研究ネットワーク構築」を推進する覚書を締結

2020年6月17日、国文学研究資料館は、嵐牛俳諧資料館(静岡県掛川市)と「日本語の歴史的典籍に関する国際共同研究ネットワーク構築」を推進する覚書を2月13日に締結したことを発表しています。

嵐牛俳諧資料館が所蔵する俳諧関係の古典籍45点をデジタル化し、国文学研究資料館の「新日本古典籍総合データベース」で、クリエイティブ・コモンズ表示-継承4.0 国際(CC BY-SA 4.0)のもと公開されています。

今後も継続してデジタル化を行なって順次公開する予定です。

お知らせ(国文学研究資料館)
https://www.nijl.ac.jp/news/
※2020.06.17欄に「嵐牛俳諧資料館(静岡県掛川市)と「日本語の歴史的典籍に関する国際共同研究ネットワーク構築」を推進する覚書を2020年2月13日に締結いたしました。嵐牛俳諧資料館が所蔵する俳諧を中心とした江戸時代以前の資料のデジタル画像化とWEB上での一般公開を進めていきます」とあります。

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、「Unicode変体仮名一覧」を公開

2020年6月11日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は「Unicode変体仮名一覧」を公開したことを発表しました。

同一覧は、Unicodeに登録されている変体仮名285文字を現代ひらがなごとにまとめたもので、ひらがなごとに字母を確認できます。ひらがなに張られているリンクを押下すると、「日本古典籍くずし字データセット」に収録されている実際の字形を確認できます。また、変体仮名にマウスポインタ等を合わせると、Unicodeのコードポイントを確認することができます。

ニュース
http://codh.rois.ac.jp/news/
※2020年6月11日付で「Unicode変体仮名一覧」を公開したというお知らせが掲載されています。

Unicode変体仮名一覧
http://codh.rois.ac.jp/char-shape/hentaigana/

イスラエル国立図書館(NLI)、同館所蔵の2,500点を超すイスラム写本等を高精細画像でデジタル化公開すると発表

2020年6月8日、イスラエル国立図書館(NLI)が、Arcadia基金からの助成金を受け、同館所蔵の2,500点を超すイスラム写本等をデジタル化して公開すると発表しました。完成は3年後を予定しています。

同プロジェクトでは、資料の高精細画像でのデジタル化、アラビア語と英語による解説の改良、英語・ヘブライ語・アラビア語でのプラットフォームの設計開発が行われます。また、作業の前段階として、同館の資料保存の専門家が全資料を調査し、物理的な状態に問題があると確認された資料については、保存・保全措置がとられます。

National Library of Islael
https://web.nli.org.il/sites/NLI/English/Pages/default.aspx
※「Over 2,500 Rare Islamic Books and Manuscripts Going Online NLI|08.06.20」とあります。

公益財団法人冷泉家時雨亭文庫、台風被害を受けた江戸時代の資料を収めるプレハブ倉庫に代わる土蔵建設のためのクラウドファンディングを実施中

2020年6月9日、公益財団法人冷泉家時雨亭文庫が、台風被害を受けた江戸時代の資料を収めるプレハブ倉庫に代わる土蔵建設のためのクラウドファンディング「800年にわたる和歌の家・冷泉家に文化財を保存する土蔵を造りたい」を実施しています。

藤原定家の子孫である冷泉家伝来の典籍および古文書類の保存及び活用を図る事等を目的に設立された公益財団法人冷泉家時雨亭文庫では、計8棟の蔵のうち3棟が崩れたためにプレハブ倉庫を3棟設け保管してきたところ、2018年の台風で屋根が飛び、江戸時代の膨大な資料が一時雨ざらしの状態となりました。

現在は他の蔵に収納したり、他に分散して預けたりしている状況で、今回、資料保存のため、京都御所や同志社大学といった周辺環境との調和や保存環境の観点からしっくい塗りの土壁の蔵を建設することとなり、クラウドファンディングで調達される資金は、約2億円の建設費のうち、蔵の中に設ける棚の整備のために用いられます。

このクラウドファンディングは、株式会社京都新聞社と株式会社電通で構成されるTHE KYOTO実行委員会によるプロジェクトで、目標金額は350万円ですが、6月10日時点で目標金額を達成しています。別途、蔵の建設費への寄附も募集されています。

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、IIIF準拠の画像ビューワIIIF Curation Viewerのバージョン1.9を公開:「アノテーションビューモード」への新機能追加等

2020年5月29日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は、IIIF準拠の画像ビューワであるIIIF Curation Viewerのバージョン1.9を公開したことを発表しました。

CODHは、バージョン1.9の主な改良点として、資料画像上に文字やアイコン画像などのマーカーを表示可能な「アノテーションビューモード」の文字マーカーに対して、フォントサイズの自動調整・背景色の自動調整などを行う新機能の追加を挙げています。また、同モードに、文字マーカー背景色の資料画像に基づく自動調整・文字マーカー文字色の変更機能を有する「上書き表示モード」が追加され、画像に文字を重ねて表示する場合の可読性が大きく向上したことを紹介しています。

IIIF Curation Viewerを更新しました。(CODH,2020/5/29)
http://codh.rois.ac.jp/news/#20200529

大阪大学附属図書館所蔵「石濵文庫」の画像データが追加公開:国文学研究資料館「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」事業

2020年5月11日、大阪大学附属図書館が、同館本館の所蔵する「石濵文庫」の資料のうち57点の画像データが追加公開されたと発表しています。

国文学研究資料館「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」事業に基づくもので、同データは、クリエイティブ・コモンズ 表示-非営利-継承 4.0 国際 ライセンス(CC BY-NC-SA)の条件のもと利用可能です。

石濵文庫の一部資料の画像データが公開されました(追加)(大阪大学附属図書館, 2020/5/11)
https://www.library.osaka-u.ac.jp/news/20200511_common/

大阪大学附属図書館 石濱文庫 画像一覧(新日本古典籍総合データベース)
https://kotenseki.nijl.ac.jp/page/list-osak-ishihama.html

SAT大蔵経テキストデータベース研究会、聖徳太子御製とされる仏教典籍『勝鬘經義疏』のUnicodeとTEIに準拠したデジタル版を作成・公開

2020年4月2日、SAT大蔵経テキストデータベース研究会は、聖徳太子御製とされる仏教典籍『勝鬘經義疏』について、Unicode、及び人文科学テキストの符号化・交換のための規格TEIに準拠したデジタル版を作成し、公開したことを発表しました。

同研究会は日本の仏典をデジタル媒体として構造化する取り組みの一環として、今回の『勝鬘經義疏』TEI/XML版の公開を実施しました。公開されたTEI/XML準拠データを用いることで、一部の漢字の微細な形の違いの表示と一括検索・『勝鬘經義疏』に引用される『勝鬘經』当該箇所の参照・文書中に登場する固有表現の抽出と外部リソースとのリンク・返り点の表示と非表示やそれを用いたテキスト分析などが技術的には可能になります。また、同研究会が提供する「SAT大正新脩大藏經テキストデータベース2018版」を介することで、デジタル画像相互運用のための国際規格IIIFに対応することも可能です。

慶応義塾大学附属研究所斯道文庫、斯道文庫所蔵典籍解題目録データベースの本格運用を開始

2020年3月31日、慶応義塾大学附属研究所斯道文庫が、斯道文庫所蔵典籍解題目録データベースの本格運用開始を発表しました。

安井文庫、浜野文庫(書簡類を除く)、坦堂文庫(集部・国書を除く)、大曽根文庫(洋装本を除く)、丹澤文庫、永島文庫、明治佛教史編纂所蔵書(雑誌を除く)、林泰輔自筆稿本類、服部大方自筆稿本類、横山・松本文庫、藤田・和田文庫(洋装本を除く)のデータ12,596件が搭載されています。

今後も一般蔵書をはじめ、いくつかの文庫のデータを追加していく予定としています。

斯道文庫所蔵典籍解題目録データベースの本格運用を開始しました。(斯道文庫, 2020/3/31)
http://www.sido.keio.ac.jp/info/index.php#111

斯道文庫所蔵典籍解題目録データベース
http://db.sido.keio.ac.jp/sido-tenseki/

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、多文字くずし字OCR結果を編集するツール“KuroNet Text Editor”を公開

2020年3月25日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が、多文字くずし字OCR結果を編集するツール“KuroNet Text Editor”の公開を発表しています。

公開にあわせ、AIくずし字OCRサービスである「KuroNetくずし字認識サービス」の改良も行って、自動テキスト化・手動テキスト化の機能を加えたとしています。これにより、KuroNetくずし字OCRによる文字単位の認識結果を連結して文字列(テキスト)として出力し、コピーペーストして使えるようになったと説明されています。

また、複数のプラグインの機能を拡張したIIIF Curation Viewerのバージョン1.8も公開されています。

KuroNet Text Editorを公開しました(CODH, 2020/3/25)
http://codh.rois.ac.jp/news/#20200325

国文学研究資料館、資料画像のリスト「国語の授業に使える古典籍」「日本史の授業に使える古文書・史料」を公開

2020年2月14日、国文学研究資料館は、授業や自習で自由に利用できる資料画像のリスト「国語の授業に使える古典籍」「日本史の授業に使える古文書・史料」を公開しました。

資料の情報とともに、資料画像を収録するデジタルアーカイブへのリンクが示されています。なお、画像を利用する際は「国文学研究資料館所蔵」のクレジットを記載してほしいとあります。

国語の授業に使える古典籍(国文学研究資料館, 2020/2/14付け)
https://www.nijl.ac.jp/koten/image/kokugo.html

日本史の授業に使える古文書・史料(国文学研究資料館, 2020/2/14付け)
https://www.nijl.ac.jp/koten/image/nihonshi.html

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