情報リテラシー

【イベント】三田図書館・情報学会、第178回月例会「米国における教育改革としての情報リテラシーの展開」(3/23・東京)

2019年3月23日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて第178回月例会「米国における教育改革としての情報リテラシーの展開」を開催します。発表者は帝京大学の上岡真紀子氏です。

開催概要によれば、米国における「教育改革としての情報リテラシー」の歴史的展開について、ここまでの図書館界の考え方を整理しつつ、図書館界のリーダー、現場の図書館員たち、高等教育界の支持者といったアクターそれぞれの取り組みと現状を考察する、とのことです。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
CA1870 - 動向レビュー:ACRL高等教育のための情報リテラシーの「枠組み」 ―白熱する議論に向けて― / 小田光宏 カレントアウェアネス No.327 2016年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1870

東北大学附属図書館、「図書館のみらい基金」(東北大学特定基金)を設置

2019年3月1日、東北大学附属図書館が、「図書館のみらい基金」(東北大学特定基金)の設置を発表しています。

同大学が所蔵する学術資料の一層の活用を図るとともに、貴重な資料を次世代に確実につないでいくことや、所蔵資料を公開するデジタル・アーカイブを構築することを目的に設置されたもので、基金の主な使途として、以下の4点が挙げられています。

1.市民のみなさま・学生・研究者のためのデジタルコレクション構築と公開
2.貴重資料に関する各種イベント開催
3.図書館設備の充実、資料の保存・修復
4.人材育成

同基金に寄付を行うと、各種顕彰・特典を得ることができます。

お知らせ(東北大学附属図書館)
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/news.html
※2019/03/01欄に「 「図書館のみらい基金」を設置しました」とあります。

【イベント】日本情報教育学会第1回研究会「未来を拓く情報教育」(3/9-10・東京)

2019年3月9日・10日に、山形大学東京サテライトにおいて、日本情報教育学会の第1回研究会が開催されます。テーマは「未来を拓く情報教育」とのことです。

同学会は2017年4月に、情報教育と関連分野の進歩普及をはかること等を目的に設立されたものです。初回となる今回の研究会では、1日目に東京大学の橋元良明氏による基調講演「若年層における情報行動の変化」が行われるほか、情報コミュニケーション、ICT活用、情報リテラシーに関する研究発表が行われます。また、2日目にはプログラミング教育に関するワークショップが開催されるとのことです。

日本情報教育学会 第1回研究会
https://sites.google.com/view/jaie

日本情報教育学会 第 1 回研究会のご案内(プログラム付き案内)
https://drive.google.com/file/d/1h4TufknlSQW1B2ZE_pX2VtWxCHNTfYLR/view

米・Ithaka S+R、一次資料を用いた教育の大学図書館等による効果的な支援方法の把握を目的とした調査プロジェクトの開始を発表

2019年1月16日、米・Ithaka S+Rが、一次資料(primary sources)を用いた大学生を対象とする教育を、大学図書館等が効果的に支援するための方法を把握するため、研究プロジェクトを開始すると発表しました。

同プロジェクトは、米国及び英国の大学図書館等のグループと連携し、一次資料を用いた教育に関する教員のニーズや知見を深く掘り下げ、図書館・文書館・特別コレクション等がこの活動を支援するための条件を把握することが目的とされています。

Announcing a New Project on Teaching with Primary Sources(Ithaka S+R,2019/1/16)
https://sr.ithaka.org/blog/announcing-a-new-project-on-teaching-with-primary-sources/

米国国立医学図書館(NLM)、特別展“Politics of Yellow Fever in Alexander Hamilton’s America”を開催:児童・生徒・学生向け教育コンテンツを含むオンライン展示も公開

2019年1月2日、米国国立医学図書館(NLM)が、1月11日から5月22日まで、特別展“Politics of Yellow Fever in Alexander Hamilton’s America”を開催すると発表しました。

1793年に黄熱病がフィラデルフィアで大流行した際に、住民が、科学と政治の不安定な協調のなかで、如何に黄熱病に対応したかを示す内容となっています。

K-12の児童・生徒の学習プランや大学の講義に対応した教育用コンテンツを含むオンライン展示もあわせて公開されます。

NLM Launches a New Banner Exhibition (NLM,2019/1/2)
https://www.nlm.nih.gov/news/NLM_Launches_Politics_of_Yellow_Fever_in_Hamiltons_America.html

欧州歴史教育者協会が教員研修講師向けガイドを公開:EuropeanaのDSI-3プロジェクトの一環

2018年11月14日付けのEuropeanaのニュースで、欧州歴史教育者協会(EUROCLIO) がEuropeanaと連携して作成した教員研修講師向けガイド“How to use online tools to promote historical thinking?”(歴史的思考力を高めるためにどうオンラインツールを活用するか)の公開について紹介されています。

本ガイドは、受講者が歴史教材ポータルサイトHistorianaのeラーニング環境とEuropeanaのコンテンツを用い、歴史的思考力を高めるためのeラーニング教材を作成・利用することを促し、サポートするためのものであり、ワークショップの構成案や利用できる参考資料の紹介等が含まれています。

欧州歴史教育者協会のウェブサイトでは、本ガイドをEuropeana DSI -3プロジェクトの成果として紹介しています。

Google Japan、インターネットの安心・安全利用のためのアイデアを中学生・高校生等が提案する「ウェブレンジャープログラム」のグランプリ賞を発表

2018年10月29日、Google Japanが、インターネットの安心・安全利用のためのアイデアを中学生・高校生・高等専門学校生が提案する「ウェブレンジャープログラム」のグランプリ賞を発表しました。

今年の課題は「「ネットいじめ」、「ネット詐欺」、「ネット上の出会いトラブル」から地球を救うためのクリエイティブな動画(3分未満)を作成する」というもので、485点の作品のなかから、洛陽総合高等学校(京都府)の「サイバースルゥース」チームが作成した「高校生探偵川口の事件録-ネットいじめ編-」がグランプリに選ばれました。

また、カリタス女子高等学校(神奈川県)の「tryりんがる」チームが作成した「ぽまるんとたのしいSNS」 が、アンバサダー賞及びUUUM賞を受賞しました。

Google ウェブレンジャー グランプリ賞 決定!! (Google Japan Blog,2018/10/29)
https://japan.googleblog.com/2018/10/google-webranger-2018.html

韓国、2018年「全国図書館運営評価」における優秀図書館を発表:最優秀賞はソウル特別市・広津情報図書館及び大邱広域市・月背小学校

2018年10月23日、韓国の文化体育観光部と、大統領所属図書館情報政策委員会は、今年の「全国図書館運営評価」において優秀図書館に選ばれた図書館を発表しています。

「全国図書館運営評価」は、図書館サービスの改善を目的に、2008年から、公共・学校・専門・兵営・刑務所の図書館を対象に行われているもので、2018年は、2,399館が参加しました。

大統領表彰2館、国務総理表彰7館、副総理兼教育部長官表彰3館、文化体育観光部長官表彰33館、図書館情報政策試飲会委員長特別賞33館の計48館が選ばれました。受賞館には、優秀図書館を示すプレートと賞金が授与されます。

最優秀賞にあたる大統領表彰には、ソウル特別市の広津情報図書館(読書サークルの結成、人文学講座の拡張、3Dプリンター等を備えたメイカースペースの設置、コミュニティの構築)及び大邱広域市の月背(월배)小学校(教育課程と連携しての図書館利用教育の実施及び児童の自発的読書活動の促進)が選ばれています。

優秀図書館に選ばれた48館は、10月24日、江原道で開催されている、第55回全国図書館大会で表彰されます

プロジェクト・インフォメーションリテラシー、学生のニュースへの関わり方について調査した報告書を公開:教員・図書館員・ジャーナリストへの6つの提言(米国)

2018年10月16日、米国の成人の情報リテラシーに関する調査を進めているプロジェクト・インフォメーションリテラシー(Project Information Literacy:PIL)が、「ポスト真実」時代の若者のニュースの入手方法やニュースへの関わり方についての全国調査の報告書を公表しました。

全国11の大学の約6,000人を対象とした調査で、フォローアップ調査として、インタビュー及びソーシャルメディアのコンピュータ分析も実施されています。

得られた知見として「ニュースが24時間扱われる時代に学生が適応するにあたって、既存のニュースの評価基準では対応できなくなってきている」「若者はニュースが生活や社会にとって価値があると信じており、多くはソーシャルメディアを世界に声を届ける重要なチャンネルと考えているものの、新しいデジタル環境や政治的現実のもとでニュースを入手するのが困難となってきている」などをあげ、教員・図書館員・ジャーナリストに対して6つの提言を行っています。

CA1933 - 主権者教育と高校図書館 / 成田康子

 2015年6月17日、公職選挙法が71年ぶりに改正され、選挙年齢が18歳以上に引き下げられた。そして、第24回参議院議員通常選挙の公示日(2016年6月22日)以降の選挙から適用された。従来と異なり、高校在学中に有権者となる生徒がいる現状から、国(総務省、文部科学省(文科省)、を中心に)は主権者教育のあり方を検討した。文科省では、主権者教育の目的として「単に政治の仕組みについて必要な知識を習得させるにとどまらず、主権者として社会の中で自立し、他者と連携・協働しながら、社会を生き抜く力や地域の課題解決を社会の構成員の一人として主体的に担うことができる力を身に付けさせる」ものとし(1)、教育活動への具体的な取組を促している。それに伴い、2008年9月に子どもの読書サポーターズ会議の報告書において提言された高校の図書館の機能(E850参照)(2)を活用する期待も高まってきている。

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