文献提供サービス

米国コピーライト・クリアランス・センター、"Get It Now"がOCLCの"WorldShare Interlibrary Loan"と連携することを発表

2015年3月23日、米国コピーライト・クリアランス・センター(CCC)は、CCCが提供する"Get It Now"サービスがOCLCのILLシステム“WorldShare Interlibrary Loan”と連携することを発表しました。"Get It Now"の図書館員を介するサービス“librarian-mediated version”を基にし、OCLCのILLシステムの料金管理システムによって記事購入の支払いをサポートするとのことです。

Copyright Clearance Center’s Get It Now Integrates with OCLC’s WorldShare Interlibrary Loan Service(CCC, 2015/3/23)
http://www.copyright.com/content/cc3/en/toolbar/aboutUs/newsRoom/pressReleases/press_2015/press-release-15-3-23.html

CCC and OCLC Team Up for Get It Now Integration(Information Today, 2015/3/24)

テキサスA&M大学図書館の無料DDS/ILLサービスが10年を機に利用者満足度を調査した結果

最新号のEvidence Based Library and Information Practice(Vol. 8, No.3)に論文のサマリー記事“Follow-Up Study on Free Document Delivery and Interlibrary Loan Service Demonstrates Customer Satisfaction and Generates Improvements”が掲載されています。

紹介元の論文は、Yang, Z. Y. (L.), Hahn, D., & Thornton, E. (2012). Meeting our customers’ expectations: A follow-up customer satisfaction survey after 10 years of free document delivery and interlibrary loan services at Texas A&M University Libraries. Journal of Interlibrary Loan, Document Delivery & Electronic Reserve, 2012, 22(2), p. 95-110. doi:10.1080/1072303X.2012.708390 です。

カナダ国立図書館・文書館が12月でILLサービスを終了へ

カナダ国立図書館・文書館(LAC)がILLサービスを2012年12月で終了する件について案内を出しています。案内によると、以下のスケジュールで段階的に終了していくということです。

・11月13日:海外図書館からの貸借依頼の終了
・1月16日:貸借資料の貸出期限延長の終了
・12月11日:貸借依頼、所在検索サービス、複写依頼の終了

CBC News紙の報道によると、サービスの終了はカナダ政府の予算カットの影響です。ILL依頼の減少を理由に、同館はデジタル化による資料提供のほうが理にかなっていると考えていると報じています。また、サービス終了に対する国内図書館からの懸念の声も紹介しています。

Introduction - Interlibrary Loans (ILL) at Library and Archives Canada(冒頭に“End of ILL Services”と案内されています)
http://www.collectionscanada.gc.ca/ill/index-e.html

Library and archives interlibrary loans soon eliminated(CBC News 2012/11/7付け記事

「IAAL大学図書館業務実務能力認定試験」にILLをテーマとした新科目「情報サービス-文献提供」が追加

NPO法人・大学図書館支援機構(IAAL)が実施している「IAAL大学図書館業務実務能力認定試験」に、ILLサービスをテーマとした新科目「情報サービス-文献提供」が追加されます。同試験は2009年5月に「総合目録(図書-初級)」と「総合目録(雑誌ー初級)」の2科目で開始され、2010年11月に「総合目録(図書-中級)」が加わっていました。このたび、2012年11月4日に東京と大阪で「総合目録-図書初級」第6回および「情報サービス-文献提供」第1回が行われます。受験申込は9月15日から10月20日まで受け付けられています。

受験案内(PDF:2ページ)
http://www.iaal.jp/news/pdf/121104_juken.pdf

受験申込書(PDF:1ページ)
http://www.iaal.jp/news/pdf/121104_form.pdf

IAAL大学図書館業務実務能力認定試験
http://www.iaal.jp/IAAL_HPver5/index.html

大学図書館支援機構
http://www.iaal.jp/

参考:
大学図書館支援機構、「大学図書館業務実務能力認定試験「総合目録-図書初級」」の実施を発表
http://current.ndl.go.jp/node/12589

OCLCが新しいILLシステム“WorldShare Interlibrary Loan”への移行スケジュールを発表

2012年8月27日、OCLCが、現行のILLシステム“WorldCat Resource Sharing”から新システム“WorldShare Interlibrary Loan”への移行スケジュールを発表しました。

OCLCでは6か月間にわたるWorldShare Interlibrary Loanのベータテストを行ってきましたが、テストが終了し、今後、2013年末に向けて段階的にシステム移行を実施していきます。2012年7月に一部の参加館を対象とした移行を開始し、2013年2月にはその対象を米国内の一般の参加館にまで広げます。2013年7月~9月ごろには米国外の参加館による移行を始め、2013年12月31日には現行のWorldCat Resource Sharingは終了するというスケジュールとなっています。

OCLC and member libraries complete beta testing(OCLC 2012/8/27付けニュース)
http://www.oclc.org/news/releases/2012/201255.htm

WorldShare Interlibrary Loan(OCLC)
http://www.oclc.org/migrate-worldshare-ill/

米国コピーライト・クリアランス・センターの文献入手サービス“Get It Now”の導入機関が100以上に

米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(Copyright Clearance Center:CCC)が、2011年に開始した“Get It Now”サービスを導入する学術機関が100を突破したと発表しました。Get It Nowは、図書館のILLサービスを補間するもので、図書館が購読していないジャーナルのフルテキストを数分以内に入手できるというサービスです。同サービスは、リンクリゾルバに設定したリンクから利用者が直接、あるいは、米国等で広く使用されているILLiad(ILLシステム)から図書館員が、というような利用をするようです。

Over 100 academic institutions adopt Copyright Clearance Center's Get it Now(Library Technology Guides 2012/5/22付けプレスリリース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16834

Get It Now(Copyright Clearance Center)
http://www.copyright.com/content/cc3/en/toolbar/productsAndSolutions/getitnow.html

国立情報学研究所(NII)、NACSIS-ILLの操作マニュアル第7版を公開

国立情報学研究所(NII)がNACSIS-ILLシステムの操作マニュアルを改訂し、2012年3月29日に第7版を公開しました。なお、各参加館には4月中旬に送付する予定とのことです。

ILLシステム操作マニュアル 第7版
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/manuals/ill7/index.html

ILLシステム操作マニュアル(第7版)を発行しました (NACSIS-ILL 2012/3/29付けの記事)
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2012/03/ill7_1.html

参考:
NACSIS-ILLの操作マニュアル改訂
http://current.ndl.go.jp/node/5730

名古屋大学附属図書館、2012年度に学外・学内ILLサービスの無料化を試行開始

名古屋大学附属図書館が、2012年度に、文献複写・図書の取り寄せ(ILL)サービスにかかる費用の無料化を試行的に開始するそうです。試行期間は2012年4月2日から2013年3月29日までとされており、同大学に所属する学生・教職員を対象として、学外からの文献複写・図書の取り寄せ及び、学内資料の文献複写の取り寄せにかかる費用を図書館が負担するという内容のようです。ただし、取り寄せた図書の返送代金については利用者負担とされており、その他、国立国会図書館(NDL)や海外の図書館等の機関は無料化の対象外となっているようです。

〔新サービス・試行〕 文献等資料の入手を附属図書館がサポートします。(名古屋大学附属図書館 2012/3/26付けお知らせ)
http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/centrallib/2011/120326

中国の大学図書館ネットワークCALISが、OCLCのILLサービスへ加入

中国の大学図書館コンソーシアム“CALIS”(China Academic Library and Information System)が、2012年3月1日から、OCLCの図書館間相互貸借(ILL)サービスに加入したと発表されました。先日WorldCatへの投入が発表された50万点のCALISの書誌レコードが、同日から、OCLCのILLシステム“WorldCat Resource Sharing”で利用できるようになったということのようです。CALISで
は、図書の貸出は行わず、図書の一部や雑誌論文等のコピーを提供するとされており、依頼を受け付けてから通常2~3営業日程度で処理されるそうです。参加を記念して、CALISに対する、及び、CALISからの依頼は最初の500件まで無料となるようです。

CALIS joins OCLC Resource Sharing(OCLC 2012/3/12付けニュース)
http://www.oclc.org/asiapacific/en/news/announcements/2012/announcement14.htm

参考:
中国の大学図書館コンソーシアムCALISが50万件の書誌レコードをOCLCのWorldCatへ投入
http://current.ndl.go.jp/node/20185

株式会社ジー・サーチが米Infotrieve社のドキュメントデリバリーサービス“Mobile Library”の国内提供を開始

2012年3月12日、富士通グループの株式会社ジー・サーチが、米Infotrieve社のドキュメントデリバリーサービス“Mobile Library”の国内代理店となり、国内販売を開始したことを発表しました。同サービスではElsevier社、Springer社、Wiley- Blackwell社をはじめとする140以上の学術出版社等と契約して5000万件を超える学術文献を収録しており、STM分野の70%の文献については著作権処理済みのPDFファイルを最短5分で提供可能とされています。料金支払いは請求書方式とのことです。

5,000万件以上の学術文献を保有する 電子ドキュメントデリバリーサービス「Mobile Library(TM)」販売開始~STM(科学・技術・医学)分野 約70%の学術文献を最短5分で即納~(ジー・サーチ 2012/3/12付けプレスリリース)
http://www.g-search.jp/release/2012/20120312.html

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