Digital Scholarshipを運営するベイリー(Charles W. Bailey)氏が同サイト上で公開している、学術情報のデジタル出版に関する文献リスト“Scholarly Electronic Publishing Bibliography”が15周年を迎えたそうです。2011年10月30日付けの新版(バージョン80)が公開されています。
2011年10月27日、スペイン国立図書館(BNE)が2012-2014年の戦略計画を発表しました。戦略計画では、「質」(Calidad)「厳格さ」(Austeridad)「一貫性」(Coherencia)「永続性」(Vocación de permanencia)の4つを計画を規定する価値と定め、現状分析を踏まえた上で、サービスの質向上、コスト削減、業務合理化、BNEの本質的な機能の強化を今後の方針として掲げているようです。
2011年10月27日に、Googleが、IPSOS、モバイルマーケティング協会と共同で、世界30か国、30,000人のスマートフォンユーザを対象に実施した、スマートフォンに関する大規模な行動・意識調査の結果を公表しました。調査は、スマートフォンの普及率、利用状況・シーン、使用用途、オンラインコマース(情報収集と購入活動)、広告への反応の5つに分けられており、“Our Mobile Planet”のウェブサイトで、調査項目や対象国を自由に設定して、インタラクティブに調査結果を閲覧できるようです。
Elsevier and Ex Libris Collaborate to Present bX Recommendations in Scopus and Science Direct (Ex Libris 2011/10/26付けプレスリリース) http://www.exlibrisgroup.com/?catid={916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88}&itemid={94954577-220F-48EA-A11D-8675FD6659F2}
2011年10月27日に、学術情報のオープンアクセスを求めて活動を行っている、大学生・大学院生による国際的なアドヴォカシー団体“Right to Research Coalition”が、“Optimize Your Publishing, Maximize Your Impact”と題した学生向けのガイドを公開したようです。このガイドは、オープンアクセスで提供する研究論文の読者の獲得とインパクトを高める方法について解説したもののようです。ガイドには、オープンアクセス雑誌やリポジトリ、著者の権利等の説明に加えて、おかれた状況に応じて論文投稿のあり方を検討するための決定木(decision tree)も収録されているようです。