アーカイブ - 2012年

12月 27日

E1382 - 灰色文献の最前線―研究データの収集・管理・提供<報告>

E1382 - 灰色文献の最前線―研究データの収集・管理・提供<報告>

2012年11月29日と30日に,イタリアのローマにおいて「第14回灰色文献国際会議(Fourteenth International Conference on Grey Literature:GL14)」が開催された。灰色文献に関する国際的なネットワークGreyNetの主催によるものである。筆者も含めて17か国から約50名が参加した。...

IFLAの"New Librarians Global Connection"ウェビナー、2013年の第1回目のキーワードは“unlibrary”?

国際図書館連盟(IFLA)の図書館情報専門職の継続発達・職場での学習分科会(Continuing Professional Development and Workplace Learning: CPDWL)と、新人図書館員研究会(New Professionals Special Interest Group:NPSIG)が、米国図書館協会との協力により提供しているウェビナーシリーズについて、2013年の第1回の内容がアナウンスされています。

シンガポール国立図書館長でありまたシンガポール図書館協会の会長でもあるGene Tan氏が、図書館員の技能、知識共有、専門能力開発、さらに“unlibrary”というキーワードについて講演するようです。

“New Librarians Global Connection: best practices, models and recommendations“
http://npsig.wordpress.com/webinars/

#newlibgc webinar 15 Jan 2013 New Librarians Global Connection: best practices, models and recommendations

E1381 - 効率的なAPCの管理のために“仲介者”の果たしうる役割は?

E1381 - 効率的なAPCの管理のために“仲介者”の果たしうる役割は?

英国のオープンアクセス実行グループ(OAIG)が,2012年10月付けで,“The Potential Role for Intermediaries in Managing the Payment of Open Access Article Processing Charges (APCs)”と題したレポートを公表した。OAIGのメンバーであるWellcome TrustおよびJISCの委任を受け,研究情報ネットワーク(RIN)が作成したものである。...

E1380 - デジタル時代の歴史研究者の研究活動を支援するために

E1380 - デジタル時代の歴史研究者の研究活動を支援するために

米国の非営利団体ITHAKAの調査研究部門ITHAKA S+Rが,2012年12月7日に,“Supporting the Changing Research Practices of Historians”というレポートを公開した。これは,デジタル技術の活用が歴史研究者の研究活動とニーズをどのように変化させているのかを調査したものである。...

E1379 - 広島大学図書館におけるEspresso Book Machineの導入

E1379 - 広島大学図書館におけるEspresso Book Machineの導入

“Espresso Book Machine”―この心地良い響きのフレーズを,本誌も収録されているカレントアウェアネス・ポータルで検索すると,現在11件の記事がヒットする。少数ながら毎年のようにエポックな記事が紹介されている。ニューヨーク公共図書館(2007),ミシガン大学図書館(2008),ハーバード大学書籍販売部と英国ブラックウェル社(2009),三省堂書店(2010),フランス国立図書館(2011),そして広島大学図書館(2012)と,このことばは関係機関に静かに広がっている。...

E1378 - 様々な創作活動を育む場所―メイカースペースを公共図書館に

E1378 - 様々な創作活動を育む場所―メイカースペースを公共図書館に

「メイカースペース」を図書館に設置する動きが,米国で広がっている。メイカースペースとは,3Dプリンターなど普通にはなかなか利用できないハイテク機材も兼ね備え,立体モデルやデジタルコンテンツ,その他様々な創作活動を支援しようとする公共スペースのことである。この言葉は,日本でも導入例のあるファブラボ(FabLab)やハッカースペース(Hackerspace)なども含むものとして使われている。このメイカースペースを,一部の図書館が積極的に取り込もうとしているのである。...

E1377 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2012/12/27現在)

E1377 - 東日本大震災後の図書館等をめぐる状況(2012/12/27現在)

東日本大震災後の図書館等をめぐる状況について,本誌での既報に続き,2012年10月下旬から12月下旬にかけての主な情報をまとめた(E1155E1161E1166E1172E1177E1205E1222E1248E1263E1274E1302E1328E1351参照)。...

『カレントアウェアネス』314号掲載

北米研究図書館協会(ARL)の報告書シリーズ“SPEC Kit”第333号は美術品や工芸品をテーマに

北米研究図書館協会(ARL)が、2012年12月付けで、報告書シリーズ“SPEC Kit”の333号として“Art & Artifact Management”を刊行しました。この報告書では、ARL加盟館で所蔵されている美術品や工芸品の規模、範囲、管理方法などを調査した結果をまとめたものです。本文は有料ですが、目次・要約部分は無料公開されています。

Art & Artifact Management, SPEC Kit 333, Published by ARL(ARL 2012/12/26付けプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/spec333-26dec12.shtml

SPEC Kit 333: Art & Artifact Management (December 2012)
http://publications.arl.org/Art-and-Artifact-Management-SPEC-Kit-333/

参考:
北米研究図書館協会(ARL)の報告書シリーズ“SPEC Kit”第332号は学術コミュニケーションサービス運営をテーマに
http://current.ndl.go.jp/node/22519

小特集 マンガ図書館の現在(CA1779-CA1782)

 2012年8月、福岡県に北九州市漫画ミュージアムが誕生しました。2014年度には明治大学で「東京国際マンガ図書館(仮称)」の開館が予定されています。幅広い年代に親しまれているマンガという資料に、図書館はどう関わっていくのか。今号では、開館したばかりの北九州市漫画ミュージアムを含め、国内のマンガ図書館等4館の取り組みを小特集で紹介します。...

CA1779 - 動き出した北九州市漫画ミュージアム / 古川清香

福岡県北九州市のJR小倉駅新幹線口から徒歩2分のところに、サブカルチャー大型施設「あるあるCity」がある。その5階・6階部分に、今年の8月3日、北九州市漫画ミュージアムが開館した。延べ床面積約2,300平方メートル、5階には期間限定のイベントや展示会を行う「企画展示エリア」、6階には「常設展示エリア」と「閲覧エリア」がある。...

CA1780 - 京都国際マンガミュージアムの現在 / 吉村和真

 京都国際マンガミュージアム(以下、MM)は、京都精華大学と京都市の共同事業として2006年11月に開館した。館内では、漫画家や出版社との協力による展示や講演、独自企画の研究会やワークショップ、さらには教育機関や企業、省庁や自治体との共催事業も展開している。今年度の第41回日本漫画家協会賞で特別賞を受賞するなど、産・官・民・学による幅広い社会連携の成功例として注目されるようになった。...

CA1781 - 米沢嘉博記念図書館の現在 / 山田俊幸

 2009年10月31日に開館し、今年で3周年を迎えた米沢嘉博記念図書館(1)は、明治大学の運営するマンガとサブカルチャーの専門図書館である。明治大学駿河台キャンパス内のビルを使用し、国内有数のマンガコレクションを所蔵している。...

CA1782 - 広島市まんが図書館の現状と課題について / 吉田 宏

1983年、広島市まんが図書館の前身である広島市立比治山公園青空図書館が開館した。当初は利用も多かったが、山の上という立地条件の悪さに加え、蔵書規模が一般図書3~4万冊程度のミニ図書館(1)であったこと、同一区内に閲覧室の広さがほぼ倍(2)の南区図書館ができたこと等が影響し、次第に利用が減少していった。市議会において「まんがを置いてはどうか」という提案が出たことを機に検討を重ねた結果、1997年5月1日、公立では全国初となる、まんがだけを扱う、広島市まんが図書館が開館(蔵書数約3万8千冊)した(3)(図1参照)。...

CA1783 - イタリアの“パブリック・ライブラリー”の現状と課題 / アントネッラ・アンニョリ

 ヴェネツィアのマルチアーナ図書館、チェゼーナのマラテスティアーナ図書館、ボローニャのアルキジンナージオ図書館をはじめ、イタリアには世界的にみても非常に古い図書館が数多く存在する。これらの図書館は、500年という想像を超える歴史を持つ。それらは今でも、我々が現在認識しているような欧州文明の土台となった書物を確実に保存している。...

CA1784 - 動向レビュー:図書館におけるナレッジベース活用の拡がりとKBARTの役割 / 渡邉英理子, 香川朋子

 電子ジャーナル、電子書籍、データベースといった電子リソースの導入が進むなか、その管理と適切なアクセス提供のために、電子リソースのA-Zリスト、リンクリゾルバ、統合検索システム、ディスカバリインターフェース(CA1727CA1772参照)、MARC提供サービス、電子情報資源管理システム(ERMS)(1)などが多くの学術機関で利用されている。現在国内外で主流となっているのは、EBSCO、Ex Libris、Serials Solutionsなど、海外ベンダーのサービスである。これらのサービスは、ナレッジベース(Knowledge Base)と呼ばれるデータベースを中核に持つ点に特徴がある。...

CA1785 - 動向レビュー:Europeanaの動向:「欧州アイデンティティ」および「創造性」の観点から / 古山俊介

 図書館、ミュージアム、アーカイブズといった公的文化機関のもつ資料を電子化し、それを電子的に公開する試みは現在、それら異種の機関が協働して電子化資料を一括提供しようとする大規模な「文化遺産ポータル」へと駒を進めている。なかでも欧州連合(European Union、以下EU)は、国家の境界をこえた大規模ポータルの構築においていち早くスタートを切り、現時点でかなりの成功をおさめている。本稿は、EUにおける代表的な文化遺産ポータル“Europeana”について、その動向を概観する。...

CA1786 - 動向レビュー:中国の納本制度の現状と新たな動き / 岡村志嘉子

 国内出版物を納本によって国立図書館が網羅的に収集する仕組みは、中国においても制度化されている。中国唯一の国立図書館として「国の総書庫」(1)の機能を担う中国国家図書館は、長年にわたり納本制度の下で蔵書構築を行ってきた。しかし、納本率の低さなど懸案も少なくない。最近では、オンライン出版物の納本をめぐって、法整備を含めた議論も活発になっている。...

大阪大学総合学術博物館、国立公文書館所蔵資料展「国立公文書館が大阪大学にやってきた」を開催

大阪大学総合学術博物館で、2013年2月22日から3月9日にかけて、国立公文書館所蔵資料展「国立公文書館が大阪大学にやってきた」が開催されます。国立公文書館所蔵資料の展示会は、先日まで京都府立総合資料館で行われていましたが、大学では初の開催となります。

国立公文書館所蔵資料展「国立公文書館が大阪大学にやってきた」開催のお知らせ(大阪大学)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/academics/ed_support/archives_room/event

平成25年度国立公文書館所蔵資料展「公文書の世界」(仮)開催会場の公募等について(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/121025_01.html

【終了しました】国立公文書館所蔵資料展「公文書の世界 in 京都」(於:京都府立総合資料館)開催報告(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/exhibition/haruaki_24_aki.html

参考:
国立公文書館所蔵資料展示会「公文書の世界」の開催会場公募企画 12月に京都府立総合資料館での開催が決定
http://current.ndl.go.jp/node/21370

国立公文書館、平成24年度特別展「公文書の世界」開催会場を公募

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