国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と学術情報XML推進協議会が主催する会議”JATS-Con Asia 国際会議”が、2015年10月19日にJST東京本部で開催されます。
学術論文の世界でXMLスキーマのデファクトスタンダードとなっているJATSに関する会議”JATS-Con”が、米国国立医学図書館(NLM)において2010年から毎年開催されています。この度、アジアにおけるJATS普及推進を目指し、”JATS-Con Asia 国際会議”が日本で開催されます。この会議では、JATSを用いた学術情報のXML化についての議論や、今後増加が予想される日本語・韓国語・中国語論文へのJATSの対応に関する意見交換が行われます。
参加費は無料で、同時通訳が提供されるとのことです。プログラムは次のとおりです。
・基調講演
武田英明氏(国立情報学研究所、ORCID理事)
Bruce Rosenblum氏(Inera Inc., NISO JATS Standing Committee)
今年で5回目の開催となる「LOD(Linked Open Data) チャレンジ」について、「Linked Open Data チャレンジ Japan 2015」の応募が2015年10日1日から開始されます。また、キックオフイベントとして、「参加型オープンデータで日本を元気にするシンポジウム」が2015年9月26日に慶應義塾大学三田キャンパスで開催されました。
2015年9月14日付のNew York Times紙に、米国サクラメント公共図書館の“Library of Things”の取り組みをはじめ、米国の図書館で貸し出される「モノ」について“These Public Libraries Are for Snowshoes and Ukuleles”と題した記事が掲載され、各図書館の担当者のコメントなどが掲載されています。