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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2018年9月24日、クリエイティブ・コモンズ(CC)は、様々なリポジトリでクリエイティブ・コモンズのライセンスで公開されているコンテンツを一括して検索できるCC Searchに、米・メトロポリタン美術館、ミュージアム・ヴィクトリア(オーストラリア)、英・サイエンス・ミュージアム等13のコンテンツプロバイダーからの1,000万画像が追加されたことを発表しています。
また、新しく、人工知能(AI)が生成したタグが付与されているほか、匿名認証によりアカウント無しで、コンテンツの共有や画像リストの作成が可能となっています。
Big changes for CC Search beta: updates released today!(CC,2018/9/24)https://creativecommons.org/2018/09/24/big-changes-for-cc-search-beta-updates-released-today/
2018年10月9日、国文学研究資料館において、公開研究会「古典籍画像に対する文字認識と内容解析への取り組み」が開催されます。
画像処理・アルゴリズムを専門とする公立はこだて未来大学准教授の寺沢憲吾氏を講師として、古典籍画像に対する文字認識と内容解析に関し、現在進めている最新の研究内容や今後の可能性についての講演が行われます。入場無料で事前の申込みは不要です。
日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画(国文学研究資料館)https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/ ※2018年9月26日の「お知らせ」に公開研究会の情報が掲載されています。
公開研究会「古典籍画像に対する文字認識と内容解析への取り組み」[PDF:1ページ]https://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20181009_leaflet.pdf
2018年10月1日、Internet Archive(IA)は、Wikipediaの22言語版に含まれるリンク切れを、Wayback Machineやその他ウェブアーカイブに含まれるアーカイブ版に置き換えた数が、900万を超えたと発表しました。
この10日間の調査では、WikipediaからWayback Machineへのクリック数はGoogleブックスの3倍で、英語版では1日あたり平均2万5千クリックあったとしています。
今後、ウェブアーカイブへの置き換えのスピードを迅速化、ウィキメディア財団のサービスEventStreamsを用いての外部参照情報のアーカイブプロセスの改善、リンクチェック・修正の作業をより多くのウェブページ・電子書籍・学術論文に拡大する方法の検討、研究者・編集者がアーカイブされた情報を利用するための支援方法の調査、等を行っていくとしています。
2018年10月1日、米国議会図書館(LC)、2019年から2023年までの戦略計画“Enriching the Library Experience”を発表しました。
LCの方向性を、利用者中心・デジタル対応・データ駆動型へと転換することを目指すもので、新しいビジョン・ステートメント“all Americans are connected to the Library of Congress”は、利用者と利用者の経験を豊かにしたいというLCの願いに焦点を当てたものです。
戦略計画では以下の4つの目標が掲げられています。
1.アクセスの拡大:利用者がいつどこでどのように望んでもLCの貴重なコレクション・専門家・サービスを利用できるようにする 2.サービスの強化:全ての利用者とLCとの一生の繋がりを育む貴重な経験を創造する 3.リソースの最適化:LCの経営の現代化・強化・合理化 4.インパクト評価:データを用いてLCの世界的評価を測定し、説得力のある説明を共有する
また、同時に発表された新しいデジタル戦略“Digital Strategic Plan”は、今後5年間のデジタル変革のためのLCの目標を説明することで、戦略計画の目標を補完するものとなっています。
2018年11月2日、日比谷図書文化館において、株式会社未来の図書館 研究所の第3回シンポジウム「図書館とサステナビリティ」が開催されます。
コミュニティ経営と図書館経営の二点から、図書館の持続可能性について考えるシンポジウムとなっています。
講演者・パネリスト: 岡崎正信氏(株式会社オガール 代表取締役) 内野安彦氏(立教大学 兼任講師) コーディネーター: 永田治樹氏(未来の図書館 研究所 所長)
定員は200名で、参加費は無料です。事前の申込が必要です。
2018年10月3日、京都大学図書館機構が、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決定した本庶佑特別教授(高等研究院副院長)のノーベル賞受賞関連論文を集めたリンク集を公開しました。
本庶佑 高等研究院副院長・特別教授のノーベル賞受賞関連論文リンク集を公開しました(2018年10月3日公開)(京都大学図書館機構,2018/10/3)http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1379630
参考: 京都大学、益川敏英名誉教授のノーベル賞受賞論文を機関リポジトリで公開 Posted 2008年10月10日http://current.ndl.go.jp/node/9021
2018年10月1日、東京大学法学部研究室図書室が、同室法制史資料室が所蔵する貴重資料をデジタル化した「東京大学法学部法制史資料室所蔵コレクション」の公開を発表しています。
公開されたのは5点の資料で、これまでFlash形式で公開されてきた「甲州法度之次第」も含め、学術資産アーカイブ化推進室の協力によりIIIFに準拠して公開されています。そのうち、「甲州法度之次第」「御前落居記録」「御前落居奉書」の3点はテキストデータも併せて公開されました。
同コレクションで公開される画像データ等は事前申請不要で利用可能です(クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの「CC BY」相当の条件)。
デジタルアーカイブを公開しました(東京大学法学部研究室図書室,2018/10/1)https://www.lib.j.u-tokyo.ac.jp/20181001/?p=4800
2018年10月1日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションについて一部機能の追加・変更を発表しました。追加・変更内容は次のとおりです。
・コンテンツ閲覧画面がレスポンシブウェブデザインに対応 ・コンテンツ閲覧画面に表示する画像の画質を調整する機能を追加 ・印刷調整画面の操作性を全面的に見直すとともに、一部の機能を改善 ・全コマダウンロード機能で目次データを含むPDFファイルを出力するように変更
国立国会図書館デジタルコレクションhttp://dl.ndl.go.jp/ ※2018-10-01の「お知らせ」で一部機能の追加・変更を紹介しています。
参考: 国立国会図書館デジタルコレクション、IIIFに対応 Posted 2018年5月15日http://current.ndl.go.jp/node/35999
2018年9月26日、国立国会図書館(NDL)は、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2018年3号(通号46号)を掲載しました。
NDLの書誌データ作成・提供業務の歴史を振り返る記事「書誌データからみた70年史(1)―年表」や、国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)の機能・サービス拡充のお知らせ等を掲載しています。
書誌データの作成および提供 更新情報(国立国会図書館)http://www.ndl.go.jp/jp/data/news.html
NDL書誌情報ニュースレター2018年3号(通号46号)http://ndl.go.jp/jp/data/bib_newsletter/2018_3/index.html
埼玉県の杉戸町立図書館が、2018年10月27日から28日にかけて、「温泉&宿泊図書館」を開催します。
図書館で読書した後、杉戸天然温泉「雅楽の湯」にワンコイン(500円)で温泉を楽しみ、再び図書館で読書を楽しむイベントとなっています。
応募できるのは、20歳以上(町内外不問)の15人で、そのうち1人はイベントの感想を自身のブログに2週間以内にアップすることが参加条件となっているブロガー枠です。
また、同館では、イベント参加者がより快適に過ごせるための物資(飲食・睡眠・その他読書に役立つもの)を提供する協賛者も募集しています。
【10/27(土)~】温泉&宿泊図書館を開催します!(杉戸町立図書館)http://www.town.sugito.lg.jp/cms/page11800.html
文部科学省が、2018年10月1日付けで、各都道府県教育委員会教育長、各指定都市教育委員会教育長等宛に「生活困窮者自立支援制度に関する学校や教育委員会等と福祉関係機関との連携について(通知)」を発出しています。
生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律(平成30年法律第44号)による改正後の法が10月1日から順次施行されることを受けて出されたものです。
留意事項として、
1.生活困窮者自立支援制度所管部局と教育委員会や都道府県私立学校主管課等の連携 2.自立相談支援事業等の利用勧奨 3.学習支援に関する事業の連携 4.自立相談支援機関の相談支援員等と学校等との連携
があげられています。
生活困窮者自立支援制度に関する学校や教育委員会等と福祉関係機関との連携について(通知)(文部科学省,2018/10/1)http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1409833.htm
2018年10月2日、北海道立図書館が、平成30年北海道胆振東部地震による道内図書館(室)の閉館状況を公表しました。
厚真町公民館図書室は10月1日に開館し、安平町追分公民館図書室・安平町早来公民館図書室も10月中旬再開予定となっていますが、むかわ町立穂別図書館・むかわ町四季の館まなびランド図書室は再開時期未定となっています。
北海道立図書館 新着情報http://www.library.pref.hokkaido.jp/ ※2018年10月02日欄に「厚真町公民館図書室が再開しました!(北海道胆振東部地震による道内図書館(室)の閉館について)【10月2日更新】」とあります。
10月1日現在、道内では2町・4施設が閉館しています。新しい情報が入りましたら、随時更新していきます。(北海道立図書館)http://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/vmlvna0000009kpf.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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