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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2018年9月20日、国立国会図書館(NDL)は、歴史的音源専用ホームページ「れきおん」で、1クリックで著名人の演説・講演を検索できる「著名人の演説・講演」のページを公開しました。
著名な政治家・軍人・実業家・学者等、52人の著名人の名前から、「れきおん」に収録されている演説や講演音源を検索することができます。
2018年9月20日 1クリック検索「著名人の演説・講演」を公開しました(国立国会図書館, 2018/9/20)http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/180920_01.html
著名人の演説・講演(れきおん)http://rekion.dl.ndl.go.jp/ja/rekion_guide1.html
2018年10月3日、米国教育省は、オープン・テキストブックに関するプロジェクトとして、米・カリフォルニア大学デービス校に490万ドルの助成を行うことを発表しました。同プロジェクトでは、化学等の進学する学生が多い分野についても、職業技術教育分野と同様に、オープン・テキストブックの作成を開始する予定です。
今回の計画は、同校が中心となって進めている米国の12大学によるオープン・テキストブックのサービスであるLibreTextsを拡大させる形で事業を進める予定です。LibreTextsは、化学から人文学まで12の学問分野で、6万8,500ページ以上の教科書を公開しており、2億5,000万回以上のページビューがあり学生が閲覧した時間はのべ650年分にあたると述べています。これまでの取り組みで3,000万ドル分の学生の教科書代を節約したと見積もっており、今回の支援を受けて今後3年間で5,000万ドル以上の教科書代の節約につなげることが目標であるとしています。
山口県立山口図書館が、2018年9月29日から11月29日まで、資料展示「明治・大正の図書館」を開催中です。
明治期の山口県内の図書館、県立図書館の設立、私立児玉文庫・桜圃寺内文庫等に関する図書が展示されています。
資料展示「明治・大正の図書館」(山口県立山口図書館)http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/siryoutenji/201809
関連: 児玉文庫と児玉源太郎(周南市立図書館)https://shunan-library.jp/bunka/kodama.html
桜圃寺内文庫(山口県立大学図書館)https://www.ypu.jp/li/ol/
2018年10月2日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、1918年から1962年にかけて作成された子ども向けSPレコードのレコードレベル画像をFlickrで公開したと発表しています。
英語やフランス語による童謡や著明な曲のレコードレーベルに加え、人形メーカーの販売促進のために作成されたレコードレーベル画像なども含まれています。
Images of Recordings for Children: 78rpm discs, 1918-1962 now on Flickr(LAC,2018/10/2)https://thediscoverblog.com/2018/10/02/images-of-recordings-for-children-78rpm-discs-1918-1962-now-on-flickr/
2018年10月3日、国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の44巻3号(2018年10月)が公開されました。
プライバシーに関する特集号です。
Out Now: October 2018 issue of IFLA Journal(IFLA,2018/10/3)https://www.ifla.org/node/81954
IFLA Journal. 2018, 44(3). [PDF:88ページ]https://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-44-3_2018.pdf
『カレントアウェアネス-E』355号を発行しました。
■E2060■ TPP11整備法の成立と図書館:保護期間延長問題を中心に ■E2061■ 第27回京都図書館大会<報告> ■E2062■ オンライン資料の納本制度の現在(5)シンガポール ■E2063■ Open Preservation Foundationの概要と活動 ■E2064■ 公共図書館の障害者サービス:国立国会図書館の調査研究
米・ロードアイランド大学が、2018年9月25日に、大学図書館内にAIラボを開設しました。
ラボは、学生・教員に対して、ロボット工学、ウェアラブル技術、スマートシティ等の研究をする機会を与えるもので、自然言語処理・スマートホーム・モノのインターネット(IoT)・ビッグデータに関する研究を、初心者から上級レベルまでの個別指導により実施することができます。また、人工知能(AI)に関する社会的・倫理的・経済的な課題についても取り組まれます。
主に学生や教員向けの施設ですが、ロードアイランド州の住民にも開放されます。
図書館やラボの職員は、学生・教員向けの個別指導・ワークショップの準備を行なっています。
2018年10月1日、米・ウィスコンシン州のアップルトン公共図書館が、地元のミュージシャンの楽曲を配信するサービスFlipSideの開始を発表しました。
Rabble社が開発したオープンソースの配信プラットフォーム“MUSICat Chorus”を初めて採用して実施するものです。“MUSICat Chorus”は、既に同社のMUSICatサービスを導入してローカルミュージックを配信している公共図書館と共同で開発したもので、人口15万人以下の図書館での実施に適合するものとして作成されました。
同館では、同市及び周辺地域に過去や現在にゆかりがあり、オリジナルの音楽作品のあるミュージャンに対して、10月31日まで楽曲の提供を呼びかけています。
提供された楽曲は11月にキュレーターにより選定され、12月からウェブサイトで公開されます。
A Library of Local Music(Appleton Public Library,2018/10/1)http://www.apl.org/content/library-local-music
2018年11月4日、岩手県の奥州市立胆沢図書館が、秋のスペシャルトークイベント「『客の来ない本屋』の娘が書店再生に挑戦~猫の手を借りて「客の来ない本屋」と「ヒマな図書館」の再生はじめました~」を開催します。
同館が館内に設置している「猫本」(猫が出てくる本)だけを集めた常設コーナー「猫ノ図書館」に関するイベントで、「猫ノ図書館」の開設を支援した「神保町にゃんこ堂」を講師に迎え、傾きかけた書店を再生した手法・考え方等の話を聞くことで、経営の創意工夫や地域活性化の手法を学ぶことに加え、図書館の利用拡大を目的に実施されるものです。
会場は胆沢文化創造センターで、対象は、市内の自営業者、起業を考えている人、地域を盛り上げたい人等です。参加費は無料ですが、定員は50人です。
緊急予告!秋のスペシャルトークイベント 猫ノ図書館“秋のスペシャルイベント”決定!(奥州市,2018/9/28)https://www.city.oshu.iwate.jp/site/tosyo/15797.html
2018年10月1日、札幌市図書館は、整備を進めている札幌市図書・情報館の開館日を10月7日午前11時に決定したと発表しています。
同館は、札幌文化芸術劇場・札幌文化芸術交流センターとの複合施設です。
調査相談・情報提供に力を入れた「課題解決型図書館」であり、館内の図書の貸出は実施しません。また、WORK(仕事に役立つ)、LIFE(くらしを助ける)、ART(芸術に触れる)に特化した専門図書館で、文学・児童書・絵本のコーナーは設置されていません。
札幌市図書・情報館(2018年10月7日オープン)(札幌市の図書館,2018/10/1)https://www.city.sapporo.jp/toshokan/infolibrary/index.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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