ドイツ経済学中央図書館(ZBW)の運営するオープンサイエンス・情報インフラ等に関する話題を扱ったブログ“ZBW MediaTalk”は、2019年10月1日付で、ブログ記事“Open Access in Finland: How an Open Repository becomes a Full Service Open Publishing Platform”を投稿しました。
同記事は、フィンランドの応用科学大学(University of Applied Sciences)コンソーシアム“AMKIT-Konsortio”が共同運営するリポジトリサービス“Theseus”等のネットワークによる、オープンな研究成果物公開プラットフォームの展開を紹介したものです。フィンランドの応用科学大学図書館員で、Theseusのヘルプデスクを担当するTiina Tolonen氏とMinna Marjamaa氏が同記事を共同執筆しています。
2019年10月22日、ProQuest社は、文学研究・教育・学習の包括的な支援ソリューションとして“ProQuest One Literature”の提供を開始したことを発表しました。
同社のプレスリリースによると、ProQuest One Literatureは著名な文学部を持つ大学の教員・図書館員とともに開発された製品で、様々なメディア・フォーマットにより網羅的で大規模な文学コレクションを収録しています。多様性に独自の形で焦点を当て、これまで周縁化されてきた著者の作品を多数収録したコレクションとなっています。
同社はProQuest One Literatureの主な収録コンテンツと特徴について、以下のように発表しています。
クラウドファンディングの対象となっているのは、スコットランドのナショナリズムの根源を扱った英・オックスフォード大学Ben Jackson准教授による2020年刊行予定の書籍“The Case for Scottish Independence: The Political Thought of Scottish Nationalism, c. 1960-2014”です。3か月間のクラウドファンディングキャンペーンによりOA化のための費用を調達することが目指されています。