2019年10月16日、ドイツ図書館協会(DBV)は、ドイツの図書館の現況等に関するレポートの最新版“Bericht zur Lage der Bibliotheken 2019/20”の公表を発表しました。
DBVは年に1回、ドイツの図書館の現況等に関するレポートを公表しており、“Bericht zur Lage der Bibliotheken 2019/20”は第10版に当たります。今回公表されたレポートは、辺境地域等へのネットワーク基盤の整備、図書館員の教育・研修への投資の増加、図書館の貸出によるロイヤリティ制度の電子書籍への適用、改正EU著作権指令の実施、著作権法上の障壁範囲の制限、オープンアクセス(OA)のさらなる推進などに焦点を当てた内容となっています。
2019年10月2日、オーストラリア図書館協会(ALILA)は、9月20日から30日まで行なわれたSDGsのために行動するキャンペーン“Global Week to #Act4SDGs”にあわせ、9月23日に、“Sustainable Development Goals Summit”を開催したと発表しています。
英国微生物学会はJiscのコンソーシアムを通してOA出版への転換契約を締結した最初の学会系出版者となります。契約の効力発生は2020年からで、“Microbiology”や“Journal of Medical Microbiology”など、OA誌、購読誌、ハイブリッド誌を含む英国微生物学会の刊行誌6タイトル全てが契約対象となります。