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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
山形県立図書館が、2019年2月26日から3月31日まで、「3.11を忘れない・・・。」展を開催しています。
震災の記憶が日々薄れていく中、この展示をきっかけに震災について改めて考えることができるよう毎年この時期に行っている展示です。
この1年間に同館が受け入れた震災や福島第一原子力発電所に関連する資料を展示しています。
@YamagataPrefLib(Facebook,2019/3/8)https://www.facebook.com/YamagataPrefLib/posts/2321051441459191
参考: 山形県立図書館、展示「3.11を忘れない」を開催中 Posted 2017年3月24日http://current.ndl.go.jp/node/33712
2019年2月21日、米・スタンフォード大学図書館は、医療・健康に関するデバイスやアプリ、医薬品等から収集されるデジタルな情報の倫理的利用に関する声明“Statement of Guiding Principles for Ethics in Digital Health”を発表しました。
声明では、医療・健康に関するデジタルなデバイス等や情報の活用に関する10の指針を挙げています。この指針は、医療・健康に関するサービスやデバイスを扱う企業(digital health companies)が、自社の製品や収集した情報を倫理的に利用するために定められています。
今回の声明は、同学で実施されたセミナーで、健康・医療に関するデジタル情報を取り扱う組織が健康に関する個人情報を管理する際の懸念について、産業界、研究者、非営利団体が議論した内容に由来するものです。
2019年3月7日、米国の小規模な公共図書館がコミュニティのニーズに応じた図書館空間を実現するためのオンライン研修プロジェクト第2弾の参加館15館を発表しました。
博物館・図書館機構(IMLS)の助成を受けて、地方及び小図書館協会(ARSL)と共同で実施している事業で、38州120館の応募のなかから、900人から1万5,500人規模のコミュニティにサービスを提供している15州15館が選ばれました。
第1弾と同じく、参加館の職員は、社会に関わり積極的に学習することを推奨する図書館空間を再考・再構築するために地域住民と共同することを、OCLCが運営するオンライン学習コミュニティWebJunctionを用いて15か月間学ぶことになります。
受講後、参加者は、5,000ドルの助成金を用いて、図書館に学習空間を構築します。第1弾の参加者は、第2弾の参加者を助言や相談を通じて支援します。
青森県の青森市民図書館が、2019年3月9日、言葉のちから・声のあかりプロジェクトチームによる「被災地を思う朗読会」を開催します。
対象は中学生以上で、募集人数は25人です。参加費は無料です。
また、ヤングアダルトライブラリー・ポピュラーライブラリー・児童ライブラリーの各コーナーでは、2月1日から3月12日まで、「東日本大震災から8年」をテーマに、東日本大震災の教訓を活かし、風化させないための、震災・防災に関する本の展示・貸出が行われています。
被災地を思う朗読会(青森市,2019/2/12)https://www.city.aomori.aomori.jp/event/20190309-01.html
館内展示(青森市民図書館)https://www.library.city.aomori.aomori.jp/acl/tenji/tenji.html
2019年3月1日、ハンガリーのコンソーシアムEISZ(Electronic Information Service National Programme)が、Wiley社とのオープンアクセス(OA)出版及び購読契約に関する契約の締結を発表しました。
契約は3年間で、13のEISZ加盟機関の研究者は、Wiley社の電子ジャーナルの閲覧と、Wiley社の電子ジャーナルでのOA出版が可能となる内容です。
Wiley社では該当する研究者を自動的に識別し、無料でOA出版する条件を通知するプラットフォームなどの新しい技術への投資を続けるとしています。またEISZの加盟機関では、アカウントを簡単に管理し、速やかに承認し、詳細なレポートを作成するオープンアクセスアカウントダッシュボードを利用できます。
2019年2月26日、英国王立化学会(RSC)は、スペイン国立研究協議会(CSIC)の“Library Network”との“Read & Publish”契約締結を発表しています。
2020年12月までの2年間のパイロット契約で、スペインの研究機関・学術機関におけるこの種の契約としては初めてと説明されています。
2016年にOA2020の関心表明(expression of interest)に署名したCSICでは、このような契約を、今後、現在購読契約を締結している出版社とも実現したいと考えているとのことです。
@RoySocChem(Twitter,2019/2/26)https://twitter.com/RoySocChem/status/1100425044621168640
福岡県の筑後市立図書館が、2019年3月20日、しあわせUP講座「図書館でストレッチ」を開催します。
同館が所蔵する健康寿命を伸ばすために役立つ本やDVDを活用し、同市役所高齢者支援課の理学療法士からの解説の後、参加者でストレッチをする企画です。
参加費無料で、事前の申込みも不要です。
しあわせUP講座「図書館でストレッチ」開催 (筑後市立図書館)http://library.city.chikugo.lg.jp/events.html#strech201903
参考: 新潟市立黒埼図書館、「シニアライフコーナー」を設置 Posted 2019年3月6日http://current.ndl.go.jp/node/37724
岩手県の釜石市立図書館が、2019年3月6日から3月17日まで、企画展「未来へ発進~震災から8年 変わりゆく釜石~」を開催します。
復興が進む釜石市内、祈りのパーク、いのちをつなぐ未来館、復興スタジアムなどを紹介するパネルのほか、あわせて震災関連図書も展示されます。
《企画展》「未来へ発進~震災から8年 変わりゆく釜石~」(釜石市立図書館)http://www.city.kamaishi.iwate.jp/tanoshimu/shisetsu/toshokan/detail/1218695_3389.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
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