アーカイブ - 2019年 5月

5月 29日

【イベント】『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』スペシャルトーク「図書館のプロが見た『ニューヨーク公共図書館』 そして日本の図書館の未来」(6/6・東京)

2019年6月6日、岩波シネサロン(東京都千代田区)において、『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』スペシャルトーク「図書館のプロが見た『ニューヨーク公共図書館』 そして日本の図書館の未来」が開催されます。

図書館流通センター・代表取締役会長の谷一文子氏が、映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』の感想とともに、日本の図書館の様々な活動やポテンシャルについて語る内容となっています。

入場無料、定員55名(先着順・事前予約者優先)です。また、入場には映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』の半券または前売り券の提示が必要とあります。

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』スペシャルトーク(岩波ホール, 2019/5/25)
https://www.iwanami-hall.com/topics/event/2703

松戸市立図書館(千葉県)、「今後の松戸市立図書館のあり方~本館・分館の現状分析~」本編及び資料編を公開

2019年5月23日、松戸市立図書館(千葉県)は、「今後の松戸市立図書館のあり方~本館・分館の現状分析~」本編及び資料編の公開を発表しました。

松戸市が今後の図書館機能や施設整備を検討するにあたって、図書館の機能やサービス等のソフト面だけでなく、施設や設備等のハード面でも判断が求められることを想定し、判断・検討における材料として作成されたものとあります。

本編は「第1編 現状認識」「第2編 課題抽出・論点提示」「第3編 今後のあり方」「第4編 インタビューのまとめ」に分かれています。第1編では、全国及び周辺自治体における公共図書館の動向や、松戸市の計画における図書館のあり方等が、第2編では、松戸市立図書館の課題等が、第3編では、松戸市立図書館の今後のあり方や図書館に求められる機能等が、第4編では、有識者や学生グループに対するインタビューの内容が取り上げられています。

資料編では、松戸市立図書館の配置状況と人口分布、各分館における年代別の実利用者数のほか、本館・各分館の現状分析が行われています。

「朝の読書」で小学生、中学生、高校生がよく読んでいる本は?:2018年度人気本調査結果

2019年5月15日、朝の読書推進協議会が2007年から毎年実施している、「朝の読書」における人気本調査の結果が公開されました。

同協議会が全国の小学校・中学校・高等学校に向けて定期的に実施している「朝の読書実態調査」に寄せられた「学校図書館貸し出しベスト5」の回答をまとめたものであり、調査対象期間は2018年4月から2019年3月末まででした。

2018年度の傾向として、小学校における「かいけつゾロリ」シリーズや中学校・高校における有川浩氏の作品など、定番シリーズ・作家の人気は継続していること、読書や勉学の入り口として漫画が人気であることのほか、「朝読」の時間内で一つの作品を読み終えられる「5分」で読めるシリーズが人気であることが挙げられています。

「2018年度『朝の読書』で読まれた本」を発表(TOHAN, 2019/5/15)
https://www.tohan.jp/news/20190515_1404.html

スウェーデンイノベーション・システム庁(VINNOVA)がcOAlition Sに参加:参加機関は19に

2019年5月22日、2020年までの完全・即時オープンアクセス(OA)実現を目指すイニシアチブ“cOAlition S”は、スウェーデンイノベーション・システム庁(VINNOVA)が新たに参加機関に加わったことを発表しました。

VINNOVAはイノベーションプロジェクトや研究への助成を行っているスウェーデンの政府機関です。今回の参加により、cOAlition Sの参加機関数は19となりました。

Vinnova, Sweden’s Innovation Agency, Joins cOAlition S(cOAlition S , 2019/5/22)
https://www.coalition-s.org/vinnova-joins-coalition-s/

米国国立医学図書館(NLM)、2019年の米国医学図書館協会(MLA)年次大会での発表資料を公表

2019年5月21日、米国国立医学図書館(NLM)は、2019年5月7日にシカゴで開催された米国医学図書館協会(MLA)年次大会で実施したプレゼンテーション“National Library of Medicine Update”のスライドの公表を発表しました。

年次大会のプレゼンテーションでは、4人のスピーカーにより2018年に策定された戦略計画2017-2027“A Platform for Biomedical Discovery and Data-Powered Health”の進展やNLMの組織的・空間的な変化の動き、PubMed再設計の進捗状況、医学図書館全米ネットワーク(National Network of Libraries of Medicine:NNLM)の活動等が報告されています。

PubMed再設計に関しては、現在“PubMed Labs”で試験公開中のPubMed更新版が2019年9月に“New Production PubMed”として基本サービスになり、2020年1月に現行のPubMedを廃止して“New Production PubMed”へ移行する、というロードマップが示されています。

三重県立図書館、県内の公立・大学図書館等と連携し「熊野古道世界遺産登録15周年」キャンペーンを開催

2019年5月28日、三重県立図書館が、県内の公立・大学図書館等39館と連携し「熊野古道世界遺産登録15周年」キャンペーンを開催すると発表しています。

熊野古道の世界遺産登録15周年を記念して実施されるもので、参加館では、熊野古道や東紀州に関する蔵書やパンフレット等の観光情報が展示されます。

県立図書館での開催は6月1日から7月30日までです。

「熊野古道世界遺産登録15周年」キャンペーンを開催します(図書館)(三重県,2019/5/28)
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0013500087.htm

キャンペーン参加図書館一覧(令和元年度5月22日現在)[PDF:257KB]
http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000835018.pdf

オタゴ大学、図書館に3D・バーチャル技術を用いた館内フロア案内用キオスク端末を設置

2019年5月24付の“Otago Daily Times”紙で、ニュージーランドのオタゴ大学(University of Otago)が中央図書館 の1階に、3D・バーチャル技術を用いた館内フロア案内用キオスク端末2台 を設置したことが報じられています。

これはニュージーランド・ダニーデンのPunch Marketing社がGoogle Street View等から作成した1000枚以上の館内パノラマ写真をシームレスにつなぎ合わせて、キオスク端末の55インチのタッチスクリーンに映し出すことで実現しています。オタゴ大学の学生は、スクリーン上のQRコードにより、図書館内のグループ学習エリアを携帯電話から予約する際にもこのキオスク端末を利用することができます。

La Referencia、OAリポジトリ・コンソーシアム・ジャーナルが地域の現状に基づいた公共政策の手法による体系的観点を持つための一般原則・行動を提言した文書を公開

2019年5月20日、研究成果のオープンアクセス化を推進するラテンアメリカの国際組織La Referenciaが、ドキュメント“Scholarly Communication and Open Access. Actions for a Public Policy in Latin America”を公表しました。

La Referenciaが、5月にブラジルで開催されたグローバルリサーチカウンシル(GRC)の年次会合に出席したLa Referencia参加機関のために作成したものです。同地域が直面するオープンアクセス(OA)の課題に関して、短期的・中期的な観点から強化・更新が必要な、共通ビジョンの議論やその策定を促すことが目的で、その課題を概観し、公的資金が投入された学術成果のOA化や、その実現のための中心的役割を科学技術機関が果たすよう必要な行動をとることを促しています。

OAリポジトリ・コンソーシアム・ジャーナルが地域の現状に基づいた公共政策の手法による体系的観点を持つための一般原則・行動を提言しており、論文処理費用(APC)やリポジトリの役割に関し、同意できる点とできない点を明らかにし、地域の状況を考慮したうえで、“Plan S”のような取り組みを議論する必要性で締めくくられています。

【イベント】第36回医学情報サービス研究大会(8/11-12・福岡)

2019年8月11日から12日にかけて、福岡市の九州大学医学部百年講堂において、第36回医学情報サービス研究大会が開催されます。

CRISPR(クリスパー)の配列発見により、第1回日本医療研究開発大賞(文部科学大臣賞)を受賞した九州大学の石野良純教授の記念講演の他、口頭発表やポスターセッション、プロダクトレビュー等が行われます。

参加費は一般4,000円(早割:3,000円 ※2019年7月5日振込分まで)で、学生は無料です。

第36回医学情報サービス研究大会
http://mis.umin.jp/36/index.html

参考:
【イベント】第35回医学情報サービス研究大会(8/4-5・東京)
Posted 2018年6月13日
http://current.ndl.go.jp/node/36161

FIFA女子ワールドカップ2019と“UK Web Archive”:収集するウェブコンテンツを募集(記事紹介)

2019年6月7日から7月7日にかけてフランスで行われる「FIFA女子ワールドカップ2019」にちなみ、英国図書館(BL)等が運営しているウェブアーカイブ“UK Web Archive”のブログ(2019年5月28日付)が、FIFA女子ワールドカップと“UK Web Archive”に関する記事を投稿しています。

伝統的に女子スポーツがメディアで取り上げられることは少なかったが、近年は変化が見られ、“UK Web Archive”で収集されたデータを分析した結果では、FIFA女子ワールドカップ関連情報が1999年には11件であったのが、2007年・2011年と英国代表が参加した後の2011年の収集データでは4,930件へと増加していること等が指摘されています。

一方で、“UK Web Archive”のコレクションでは性別による区別は行われていないが、マスコミを含む社会の男女平等の欠如により男女のバランスが崩れていることも指摘し、言語を問わず、英国で発信されたFIFA女子ワールドカップ2019関連のウェブページを発見した場合、公募フォームから知らせるよう依頼しています。

沖縄県立図書館、「解説付き沖縄芝居 in 県立図書館」を開催

2019年6月1日、沖縄県立図書館が、「解説付き沖縄芝居 in 県立図書館」を開催します。

空手舞踊、古典舞踊、舞踊歌劇、日傘踊りの実演の後、俳優協会の方が沖縄芝居に関する疑問質問に答える「ゆんたく沖縄芝居講座」が行われます。

参加費は無料で、事前の申し込みも不要です。 

6.1(土) 解説付き沖縄芝居 in 県立図書館(沖縄県立図書館)
https://www.library.pref.okinawa.jp/gyoji/61-in.html

参考:
日野町立図書館(滋賀県)で、展示「日野の演劇黎明期展~60年前、日野の若者は、演劇に打ち込んでいた~」が開催中:あわせて関連資料を募集
Posted 2016年7月5日
http://current.ndl.go.jp/node/32005

5月 28日

euroCRISとOpenAIREが覚書を締結

2019年5月27日、euroCRISがOpenAIREと覚書を締結したと発表しています。

最適な研究情報エコシステムを共同で実現するための協力的かつ戦略的な連携を樹立することを目的に締結されたもので、OpenAIREへのアグリゲーションへの認証されたデータプロバイダとして最新研究情報システム(CRIS)を追加するための進行中の作業を支援する組織的な枠組みを提供します。

euroCRIS and OpenAIRE sign Memorandum of Understanding(euroCRIS,2019/5/27)
https://www.eurocris.org/news/eurocris-and-openaire-sign-memorandum-understanding

PLOS、刊行する全雑誌で査読内容の公開オプションを提供開始

2019年5月22日、PLOSは刊行する全ての雑誌において、査読内容を公開するオプションの提供を開始すると発表しました。同日以降に投稿されたすべての論文がオプションの対象となります。

PLOSの雑誌には従来から、査読者が署名できる(査読者名を公表できる)オプションがありましたが、今回追加されたオプションでは、著者が自身の論文の公開時に、論文本体とあわせて査読内容(査読中のコメント等のやり取り)も公開できるようになります。査読者が署名していた場合には査読者名も表示した状態で、署名をしていなかった場合には査読者は匿名のままで公開されます。査読内容には論文本体とは別のDOIが付与され、独自に引用等も行えるとのことです。

【イベント】「語り合おう!読書バリアフリーのこれから ~障害のある子どもと本をつなぐ~」(7/14・東京)

2019年7月14日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、国立青少年教育振興機構主催、公益財団法人文字・活字文化推進機構主管のイベント「語り合おう!読書バリアフリーのこれから ~障害のある子どもと本をつなぐ~」が開催されます。同イベントは2019年度7月、10月、12月の3回にかけて開催される「広げよう!子どもの読書応援隊」フォーラムの一部として行われるものです。

今回のイベントでは岐阜市立鶉小学校主幹教諭で、自身も読字障害を持つ神山忠氏による講演「読むことに困難を抱える子どもたちのために」に加え、神山氏も含めたパネリストらによるディスカッション「すべての子どもたちの“読みたい!”を支援する―障害当事者の視点から―」が行われます。また、会場にはバリアフリー図書の展示コーナーも設けられるとのことです。

語り合おう!読書バリアフリーのこれから ~障害のある子どもと本をつなぐ~(文字・活字文化振興機構、2019/5/27付け)
http://www.mojikatsuji.or.jp/news/2019/05/27/3256/

オランダにおける研究データ管理の現状をまとめたレポートが公開される

2019年5月20日、オランダの研究データ管理全国共同拠点(Landelijk Coördinatiepunt Research Data Management; LCRDM)が、オランダの研究機関における研究データ管理の現状をまとめたレポート”Data Stewardship on the map: A study of tasks and roles in Dutch research institutes”を公表しました。英語版・オランダ語版がそれぞれ公開されています。

LCRDMはオランダ国内の研究データ管理(RDM)の専門家らで構成されるネットワークです。今回公表されたレポートは、2018年10月から2019年3月にかけ、LCRDMが実施した文献調査や質問紙調査、インタビュー調査等の結果に基づくものです。

【イベント】日本図書館研究会特別研究例会「障害者の情報保障をめぐる動向と図書館が果たすべき役割,期待について(仮)」(6/2・大阪)

2019年6月2日、大阪市中央区の相愛大学本町校舎において、日本図書館研究会特別研究例会が開催されます。発表者は静岡県立大学国際関係学部教授、東京大学先端科学技術研究センター特任教授で、内閣府障害者政策委員会委員長でもある石川准氏で、発表タイトルは「障害者の情報保障をめぐる動向と図書館が果たすべき役割,期待について(仮)」です。

日本図書館研究会のWebサイトに掲載された発表要旨によれば、「障害者差別解消法の施行から4年経過し、昨年はマラケシュ条約や、それに対応する著作権法の一部改正法も成立した。障害者の情報保障のための環境整備については、今後さらに進展することが予想される。本講演では昨今の障害者の情報保障をめぐる動向と図書館が果たすべき役割、期待などについてお話しする」とのことです。

日本図書館研究会特別研究例会
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2019/sp-invit.html

島原市(長崎県)、松平文庫「いのりの日」特別展「あの日の記憶1792.4.1」を開催:「雲仙・普賢岳噴火災害」の犠牲者を慰霊する「いのりの日」にあわせ

長崎県の島原市が、2019年5月21日から6月21日まで、島原図書館2階の肥前島原松平文庫閲覧室前展示コーナーにおいて、松平文庫「いのりの日」特別展「あの日の記憶1792.4.1」を開催しています。

「雲仙・普賢岳噴火災害」の犠牲者を慰霊する「いのりの日」である6月3日に合わせ実施しているもので、同文庫が所蔵する、1792年に発生した「島原大変」(噴火・眉山の崩壊・大津波の発生)関連の資料が展示されています。

松平文庫「いのりの日」特別展 「あの日の記憶1792.4.1」の開催について(島原市,2019/5/27)
https://www.city.shimabara.lg.jp/page5918.html

島原大変(島原市)
https://www.city.shimabara.lg.jp/rekishi/page2795.html

横浜市、横浜市中央図書館の設備の安定稼働や省エネルギー化を図るためESCO事業提案者の公募を開始

2019年5月28日、横浜市が、横浜市中央図書館のESCO事業提案者の公募を開始しました。

公共建築物の設備改修において、民間のノウハウを活用しながら、省エネルギー化と維持管理費の低減を図ることを目的とした事業で、2006年に続いて2回目の実施です。

2006年から2018年にかけて実施した1回目の事業では、空調の見直し(高効率チラーの採用)や蛍光灯電子安定器(CPU回路内蔵)への更新などにより省エネルギー化を図りました。

しかし、その後、その他の設備機器の劣化による不具合や、照明のLED化などが大きな課題となっていることから、改めて事業の導入を行うものです。

省エネ率16%以上、改修必須設備(点灯時間8時間を超える照明設備)の更新等が公募の条件となっています。

5月 27日

“2019 IFLA/Systematic Public Library of the Year”の受賞候補4館が発表される

2019年5月27日、国際図書館連盟(IFLA)の公共図書館分科会は、“2019 IFLA/Systematic Public Library of the Year”の受賞候補4館が発表されました。

世界中から応募があった16館の中から選ばれたものです。

選ばれたのは以下の4館です。

・グリーンライブラリ&プラザ(オーストラリア)
・LocHal図書館(オランダ)
・ヘルシンキ中央図書館(Oodi) (フィンランド)
・クライストチャーチ中央図書館(Turanga)(ニュージーランド)

受賞館は、IFLAの年次大会開催期間中の8月27日に発表されます。

And the nominees for the 2019 IFLA/Systematic Public Library of the Year Award are...(IFLA,2019/5/27)
https://www.ifla.org/node/92195

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