アーカイブ - 2019年 5月

5月 23日

読書推進運動協議会、「2018年度全国読書グループ調査」の一次集計結果を公開

2019年5月15日、読書推進運動協議会は全国の公共図書館(および類縁機関)を対象とした「2018年度全国読書グループ調査」の一次集計結果をウェブサイト上で公開しました。

一次集計結果はExcelファイル形式で提供されており、全国及び各都道府県別の読書グループ数について、総合的な数値と活動内容別の数値が示されています。

読書活動推進協議会
http://www.dokusyo.or.jp/
※新着情報に「★「2018年度 全国読書グループ調査」の一次集計表を掲載しました。(5/15)」とあります。

2018年度全国読書グループ調査一次集計表 [Excel:26KB]
http://www.dokusyo.or.jp/research/GR2018syukeiall5.15.xlsx

韓国国立中央図書館(NLK)、プログラミングに関する入門講座を実施

韓国国立中央図書館(NLK)が、プログラミングに関する入門講座を、韓国情報化振興院と連携して実施すると発表しました。

第4次産業革命の時代に要求される教育として実施されるものです。対象は35人で、受講料は無料です。

開催期間は5日間で、2019年6月3日、6月5日、6月7日の3日間でプログラミング学習ソフトScratchを用いた入門講座を、6月12日、6月14日の2日間でセンサー技術を用いたフィジカル・コンピューティングに関する講座を受講します。

欧州研究図書館協会(LIBER)、研究データ管理支援のケーススタディー2件を公表

2019年5月15日、欧州研究図書館協会(LIBER)の研究データ管理(RDM)に関するワーキンググループが、RDM支援に関するケーススタディ2件を公表しました。

デザイン・工学・技術科学の分野に焦点を当てたオランダ・デルフト工科大学の事例と言語学の研究開発支援サービスに焦点を当てたUiTノルウェー北極大学の事例です。

事例研究では、研究者が期待する支援サービスの特徴、RDM支援への需要と課題、ポリシーの現状、2機関におけるデータ管理と支援サービスの実施内容を検討しています。

Two new LIBER Case Studies on Research Data Management Support released(LIBER,2019/5/15)
https://libereurope.eu/blog/2019/05/15/two-new-liber-case-studies-on-research-data-management-support-released/

米国図書館協会(ALA)、9月の図書館カード登録促進キャンペーン月間中に利用可能な画像を公開:2019年は「トイ・ストーリー4」

2019年5月17日、米国図書館協会(ALA)は、毎年9月に実施している図書館カード登録促進キャンペーン月間(Library Card Sign-up Month)中に用いることができる画像を公開しました。

同月間の名誉会長(honorary chair)を務める、6月から米国で公開される映画「トイ・ストーリ4」の登場人物、ウッディ、バズ・ライトイヤー、ボー・ピープ等の画像で、Toolkitのページ(要登録)から、プレスリリースのひな形、ラジオの公共広告(PSA)で使える文書、ソーシャルメディアへの投稿のひな形等なども利用可能です。

また、「トイ・ストーリー4」を用いたポスター、ステッカー、しおりなどがALAのオンラインショップから購入できます。

ユネスコ(UNESCO)、意思決定者等にデジタル保存の重要性を説明する際に利用可能なガイドを公開

2019年5月21日、ユネスコ(UNESCO)は、英・電子情報保存連合(DPC)と共同で、デジタル保存の重要性に関する理解を向上させるためのオンラインのガイドとして5月1日に“Executive Guide on Digital Preservation”を公開したと発表しています。

実務者が、管理職、政府職員、政策・意思決定者にデジタル資産の保存の重要性を説明する際の支援を目的に作成されたもので、ユネスコの記憶遺産事業(MoW) 及び電子情報保存プロジェクト“PERSIST”と、その政策ワーキンググループの支援を受けて作成されました。

同ガイドは、実務者が、その特定の状況に応じて、デジタル保存に関する説明内容を調整・カスタマイズできるようになっており、例えば、デジタル保存の主要な動機付けの要因や関連するリスクや条件等について記述されています。

同ガイドは、現在は英語版のみですが、ユネスコでは、他の言語版の公開も検討しています。

5月 22日

【イベント】「超高齢社会と読書 -図書館の底力-“生涯、社会に関わりながら生きていくために”」(6/10・東京)

2019年6月10日、日比谷図書文化館(東京都千代田区)において、公益社団法人日本図書館協会(JLA)が主催するシンポジウム「超高齢社会と読書 -図書館の底力-“生涯、社会に関わりながら生きていくために”」が開催されます。

生涯にわたり社会と関わりを持ちながら健康に生きていくために、読書の果たす働きや図書館の役割に注目が集まりつつある中で、情報工学研究者、出版関係者、図書館現場からの報告と討論を通じ、読書と図書館の持つ新しい可能性について未来志向で語り合う集いです。

参加費1,000円(資料代)と事前の申込みが必要です。
パネラーは次のとおりです。

坂田一郎氏(東京大学工学系研究科教授、同イノベーション政策研究センター長)
上田渉氏(日本オーディオブック協議会常任理事)
豊山希巳江氏(山武市成東図書館、日本図書館協会認定司書第1119号)
植松貞夫氏(兼コーディネーター、筑波大学名誉教授)

【イベント】「国際アーカイブズ週間」記念講演会(6/6・東京)

2019年6月6日、ベルサール九段(東京都千代田区)において、「国際アーカイブズ週間」記念講演会が開催されます。

定員は40名(先着順)であり、電子メールによる事前申込みが必要です。
プログラムの内容は次のとおりです。

講演1:三谷太一郎氏(東京大学名誉教授、日本学士院会員)
「立法資料的観点から見た枢密院会議議事録-国立公文書館での経験から-」

講演2:波多野澄雄氏(国立公文書館アジア歴史資料センター長)
「デジタルアーカイヴの進化と歴史研究の行方」

講演3:川島真氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)
「東アジアの公文書館をとりまく状況-保存・公開・デジタル化の日中台比較」

「国際アーカイブズ週間」記念講演会のご案内(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20190517.html

シンポジウム「図書館情報学教育の現状とこれから」の配布資料が公開される

2019年5月18日、日本図書館情報学会は、2019年3月9日に明治大学和泉図書館ホールで開催された同学会主催のシンポジウム「図書館情報学教育の現状とこれから」について、当日配布資料の公開を発表しました。

当日の主なプログラムは次のとおりでした。

海野敏氏(東洋大学)
「東洋大学社会学部における図書館情報学教育」

松本直樹氏(慶應義塾大学)
「慶應義塾大学における図書館情報学教育」

Magnus Pfeffer氏(Hochschule für Medien (HdM) in Stuttgart)(英語発表,逐次通訳)
「将来の情報専門職にとってのスキル:シュトゥットガルトメディア大学の新カリキュラム」
(”Skills for future information experts – the new curriculum at Stuttgart Media University”)

米国議会図書館(LC)、“Chronicling America”で公開されている歴史的な新聞が1,500万ページを突破したと発表

2019年5月21日、米国議会図書館(LC)が、同国の歴史的な新聞のデジタルアーカイブ“Chronicling America”で公開されている新聞のページ数が1,500万ページを突破したと発表しています。

現在、“Chronicling America”では、46の州、プエルトリコ、コロンビア特別区からの2,800紙のデータが公開されています。

1,500万ページ達成を記念して、ハッシュタグ“#15Millionpages”“#ChronAmParty”をつけて、搭載されているページの中から、面白いものや歴史的な重要なものを紹介しているほか、デジタル化された新聞で利用可能な多様なコンテンツを示す、インタラクティブな視覚化データセット“Chronicling America Data Visualizations”も公開されています。

DOAB財団 (DOAB Foundation)の創設が発表される

2019年5月21日、人文・社会科学系の単行書のオープンアクセス(OA)を推進するオランダのOAPENと、人文・社会科学系の電子情報資源のプラットフォームを運営するフランスのOpenEditionにより、DOAB財団の創設が発表されています。

DOAB(Directory of Open Access Books)は、OAPENによって2012年に公開されたOAの単行書のダイレクトリです。

同財団は、3月5日に、オランダの法律の下、OAPENとOpenEditionが共有する財団(foundation)として設立され、運営組織としては、フランス国立科学研究センター(CNRS)と仏・エクス=マルセイユ大学が法的に代表しています。

今後数か月の間において、OAPENとOpenEditionは、人文・社会科学のオープンな学術コミュニケーションのための欧州の研究基盤OPERASの他の協力機関とも連携し、DOABのプラットフォームを更新します。DOABは、最終的には、OPERASの中核的サービスとなる予定です。

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館の約2年間の貸出しデータを用いて行なった20代に人気のある図書の分析結果を発表

2019年5月20日、韓国国立中央図書館(NLK)が、韓国の成人の日に合わせ、全国845の公共図書館の約2年間(2017年1月から2019年4月)の貸出しデータ約1,250万件を用いて行なった20代に人気のある図書の分析結果を発表しました。

文学分野では、東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が最も多く貸し出され、韓江『菜食主義者』、葉山アマリ『29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。』と続きます。

非文学分野では、岸見一郎『嫌われる勇気』が最も多く貸し出され、ユン・ホンギュン『自尊感授業』、チェ・サジャン『知的対話のための広く浅い知識』と続きます。

上位200位中では、東野圭吾氏の図書が28冊で最も多く、ギョーム・ミュッソ氏の図書が12冊、村上春樹氏の図書が10冊、ベルナール・ウェルベル氏の図書が7冊、J・K・ローリング氏の図書が5冊、と続きます。

また、2018年上半期からは『82年生まれ、キム・ジヨン』等女性問題を扱った図書の貸出しが増加したこと、非文学分野では「心理学」「自己啓発」「創造的思考」「女性問題」「財テク」「人文学」に関する順で貸出しが多いことなども指摘されています。

英国図書館(BL)ビジネス・知財センター(Business&IP Centre)、ロンドンの公共図書館において起業家を支援する“Start-ups in London Libraries”プロジェクトの開始を発表

2019年5月2日、英国図書館(BL)のビジネス・知財センター(Business&IP Centre)が“Start-ups in London Libraries”プロジェクトの開始を発表しました。ロンドンの様々な立場の起業家がビジネスアイデアを実現するために必要なスキル・情報・信頼・コネクションを支援する3年間のプロジェクトです。

経済的効果をもたらした、BLによる国内13のビジネス・知財センターとの全国ネットワークをモデルに構築されたもので、欧州地域開発基金(ERDF)の助成を受け、10のロンドン自治区と連携して、60を超す公共図書館において5月から無料で開始されます。

専門的な研修を受講した図書館員と今回新たに指名された“SME Champions”が、ビジネスの専門家と協働で、無料のワークショップとイベントによる包括的プログラム、営業秘密情報に関するセッション、条件・目的に即した対面式のアドバイス等を提供します。参加館では、ビジネス情報資源に無料でアクセス(walk-in access)することも可能です。

同プロジェクトが成功すれば、英国の起業家精神を民主化するというBLのミッションの一環として、33のすべてのロンドン自治区や全国規模に展開されるだろうとしています。

文部科学省、「小学校プログラミング教育に関する研修教材」「小学校プログラミング教育に関する資料」をウェブサイトに掲載

2019年5月21日、文部科学省が、「小学校プログラミング教育に関する研修教材」「小学校プログラミング教育に関する資料」を、同省ウェブサイトに掲載しました。

「小学校プログラミング教育に関する研修教材」は、新小学校学習指導要領におけるプログラミング教育の円滑な実施に向けて作成されたものです。小学校段階のプログラミング教育実施に向けた教員研修等での活用が意図されており、映像教材とテキスト教材から構成されています。

「小学校プログラミング教育に関する資料」は、同省が、全国の市町村教育委員会のプログラミング教育担当者等を対象に実施した「小学校プログラミング教育担当者等セミナー」において配付された資料の一部です。

新着情報(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※令和元年05月21日欄に「小学校プログラミング教育に関する研修教材」「小学校プログラミング教育に関する資料」とあります。

総務省、「地方公共団体におけるデータ利活用ガイドブック Ver.2.0」を公開

2019年5月21日、総務省が、「地方公共団体におけるデータ利活用ガイドブック Ver.2.0」を公開しました。

同省が2018年6月に公表した「地方公共団体におけるデータ利活用ガイドブックVer.1.0」に対して、2018年度に実施した「自治体データ庁内活用相談会」の結果(地方公共団体における具体的なデータ利活用の課題及びその対応策)を整理するとともに、地方公共団体職員がデータ利活用手法を習得するための研修(データアカデミー型研修)の実施方法について追加したものです。

「地方公共団体におけるデータ利活用ガイドブック Ver.2.0」の公表(総務省,2019/5/21)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000212.html

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、「IRDBデータ提供機関のためのDOI管理・メタデータ入力ガイドライン : JPCOARスキーマ編」を公開

2019年5月21日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)は、「IRDBデータ提供機関のためのDOI管理・メタデータ入力ガイドライン : JPCOARスキーマ編」を公開しました。

これはJPCOARメタデータ普及タスクフォースが国立情報学研究所(NII)の協力のもと作成したガイドラインで、NIIが取りまとめるジャパンリンクセンター準会員のうち、IRDBにJPCOARスキーマでメタデータを提供している機関を対象に、機関リポジトリのコンテンツに対するDOIの登録・管理や、メタデータの入力に関する基準を示しています。

従来のjunii2利用機関向けのガイドラインからの大きな改訂として、「研究データのDOI登録方法の追加」、「Crossref DOIの登録の条件の変更」、「リポジトリとは別サイトでの本文ファイル公開に関する注意追加」の3点を挙げています。

JPCOARスキーマ編のDOI管理・メタデータ入力ガイドラインを公開しました。(JPCOAR,2019/5/21)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=49#_href_355

5月 21日

歴史資料ネットワーク、文化遺産の継承に多大な貢献をした個人・団体を顕彰する「第13回読売あをによし賞」の特別賞を受賞

2019年5月15日、文化遺産の継承に多大な貢献をした個人・団体を顕彰する「第13回読売あをによし賞」(読売新聞社主催)の受賞者が発表され、災害で被災した古文書等の保全活動のほか、全国の同様の組織によるネットワーク構築にも取り組む「歴史資料ネットワーク」が特別賞を受賞しました。

同賞は、顕彰活動を通じた、文化遺産保護、継承に対する国民世論の高まりを目的に2006年に創設された賞で、専門家による委員会で本賞、奨励賞、特別賞が決定されます。

第13回読売あをによし賞(読売新聞社,2019/5/15)
https://info.yomiuri.co.jp/contest/clspgl/detail/4534.html

100年超分の論文引用データを機械的に抽出・整形 BMJとScholarcyの取り組み

論文閲読補助サービスScholarcyが、BMJ社の依頼を受け同社の発行する雑誌に掲載された100年超分の論文の引用データを機械的に抽出・整形したプロジェクトの概要を紹介しています。

BMJ社はI4OCに提供・公開する引用データを作成するために、Scholarcyにデータの抽出・整形を依頼したとのことです。I4OCで引用データを公開するにはCrossRefのXML形式で引用データを持つ必要がありますが、BMJ社が刊行する雑誌の過去分については、PDFデータしか存在しないものが多数ありました。そこでBMJ創刊当時の1840年代から1998年までの約20万件の論文について、Scholarcyに対しPDFからの引用データの自動抽出と、XML形式への整形が依頼されたとのことです。

国立情報学研究所(NII)、2020年以降の目録所在情報システム(CAT2020)テスト用サーバ運用開始へ:マニュアル案も公開予定

国立情報学研究所(NII)は、2019年5月28日に、2020年以降の目録所在情報システム(CAT2020)テスト用サーバの運用を開始し、併せてCAT2020における変更点に対応したマニュアル類の案を公開すると発表しています。

テスト用サーバは、CAT2020での新機能を搭載しており、実際に使用することにより目録・ILL業務が問題なく継続できるかを確認するためのものです。運用期間は2020年2月28日までの予定です。

公開されるマニュアル案は、『目録情報の基準 第5版』(案)及び『目録システムコーディングマニュアル(改訂版)』(案)です。

テスト用サーバ、マニュアル案のいずれについても、フィードバックを受け付けています。

CAT2020テスト用サーバ運用開始及びマニュアル案公開について(NII, 2019/5/20)
https://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2019/05/cat2020_1.html

地域の食をめぐる問題に取り組むカナダ・ハリファックス公共図書館(記事紹介)

2019年4月30日付の報道で、カナダ放送協会(CBC)が、地域の食をめぐる問題に取り組むノバスコシア州のハリファックス公共図書館を取り上げています。

五分の一の住民が栄養価の高く手頃な価格の食べ物を入手できず、お腹をすかせた住民も多いなど、同地域において食の安全が大きな課題であることから、同館では、軽食の提供や食育・料理のワークショップを実施しているとのことです。

多くの職員が、手頃な価格での食事の作成方法や食に関するメッセージを伝える方法を身につけており、地元の食材や料理、栄養に関する情報を提供しています。

放課後の子どもに健康的な軽食を提供する事業では、提供することで子どもが明るくなって集中的に学ぶことができるようになるため、宿題に取り組むようになったという効果や、2019年の春に、中央図書館と同館のサックビル公共図書館で食に関するワークショップを実施するためのキッチンが設置される予定であることが紹介されています。

同取組は、住民とつながっており、人々に大きな社会的価値と帰属意識をもたらす点で重要であるとのフードコーディネーターのコメントが紹介されています。

5月 20日

5/20(月)の「カレントアウェアネス・ポータル」メンテナンス作業は終了しました。

2019年5月20日(月)の19時から実施していた、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業は終了いたしました。

通常通り接続していただくことが可能になりましたので、お知らせします。

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